SNSで発信する昭和ファッションが反響を呼んでいる阪田マリンさんは、大阪を拠点にモデルやラジオパーソナリティとして活躍する22歳。平成生まれの彼女が同年代の若者に向けて提唱する“ネオ昭和”とは一体!?【阪田マリン】今の流行りも取り入れた、昭和なスタイルを作り出す。幼い頃は嵐のファンで、「大野くんのうちわを作ってライブを観に行ったこともありました」と話す阪田マリンさんが昭和カルチャーに惹かれるようになったのは、中学2年生のとき。おばあちゃんの家にあったレコードに触れたことがきっかけだ。「父のレコードがたくさん置いてあって、気になったチェッカーズの『Song for U.S.A.』を聴いたんです。びっくりしたのが、針を落とすと音が鳴ること。レコードをお店で買って、ターンテーブルに置いて、針を落としてやっと音楽が始まる。今はスマホで簡単に音楽が聴けるからこそ、聴くまでに時間がかかるレコードが当時の私には“新しく”感じたんです」チェッカーズを皮切りに『夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン』といった昔の歌番組に夢中になり、中森明菜など当時のアイドルにもどんどんハマっていった阪田さん。ただ、“昭和好き”を高校入学と同時に公言したものの、周囲の反応はイマイチだったみたい…。「共感してくれる人がほとんどいなかったので、同年代の昭和好きって、どれくらいいるのかな?と、Twitter(現X)とInstagramをはじめて。昭和そのままのファッションで“#昭和好き”“#平成生まれの昭和好き”とハッシュタグを付けて投稿したら、フォロワーさんがドンッて増えて。同年代の子もいましたけど、昭和ドンピシャ世代の人が“懐かしいです!”と盛り上がってくれました」いま阪田さんが広げようとしているのは、昭和に今のトレンドを組み合わせた“ネオ昭和”というコンセプトのファッション。「昭和の良さをもっと同年代とか、若い世代に伝えたくて。すべてを昭和にするとあまりしっくりこなくて、そこに流行りのアイテムを取り入れる“ネオ昭和”のスタイルだと反応も良いし、私もそれが好きなんです。ワンピースやシャツは当時のものだけど、小物や靴は今のブランド。完璧な昭和を目指すとどこかで無理が出ちゃって、好きが貫けないので」モデルやラジオパーソナリティなど、その活動の幅を広げている阪田さん。最近はネオ昭和歌謡プロジェクトとして「ザ・ブラックキャンディーズ」というグループを結成し、歌手活動をスタートさせた。様々なカルチャーから昭和を極める阪田さんの最終目標とは?「昔ながらの喫茶店を継いでみたいですね。そこにちょっと自分の好きな要素や、新しいものを取り入れたネオ昭和な喫茶店を。おばあちゃんになったときの夢です(笑)」ネオ昭和ファッション’70~’90sのファッションに、現在のアイテムを組み合わせる。64年もの年月に及ぶ昭和だが、阪田さんをはじめ、現在の若者がイメージするのは、’80年代(昭和55~64年)の好景気とともに流行した、カラフルでゴージャスなバブリーファッション。ネオ昭和ファッションでは、当時モノのタイトなワンピースドレスに身を包むボディコンスタイルや、肩パッド入りのスーツなどを颯爽と着こなしつつ、カバンや靴といった小物にトレンドのアイテムをさりげなく加えるのがポイント。SNSで反響のあったお気に入り写真を紹介します!竹内まりや『プラスティック・ラブ』のジャケットをイメージした写真。写真の粒子感やブレもこだわり。“昭和にタイムスリップできるなら”というテーマで纏ったボディコンワンピ。鮮烈な赤が印象的。昭和のアイドルに猛烈に憧れていたという、18歳の頃の写真。髪型はもちろん聖子ちゃんカット。大阪・新世界にあるポルノ映画館「国際地下劇場」前で撮影されたショット。今も残る昭和の光景に溶け込んだ。さかた・まりん昭和カルチャーが大好きで“ネオ昭和”と自ら命名し、ファッションやカルチャーを発信する人気インフルエンサー。SNSでの総フォロワー数は約23万人。(1枚目写真)撮影の日のファッションは、’80年代ではなく’70年代テイスト。ベルボトムのジーンズに、イギリスのロック歌手「デヴィッド・ボウイ」が大きく描かれたタイトなTシャツがポイント。※『anan』2023年10月4日号より。写真・大久保啓二取材、文・森 樹(by anan編集部)
2023年10月02日ピアニストの阪田知樹が「第32回 出光音楽賞」を受賞した。「出光音楽賞」は将来有望な若手の育成という観点から、意欲・素質・将来性などに重きを置き、新進の音楽家を顕彰するもの。1990年に制定され、第32回は阪田、亀井聖矢、森野美咲が選ばれた。阪田知樹は、2016年にフランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位に輝き、6つの特別賞を受賞。東京芸術大学を経て、現在ハノーファー音楽演劇大学大学院ソリスト課程に在籍している。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでは最年少19歳で入賞するなど、多くのコンクールで称賛を浴びる気鋭のピアニストだ。また、作曲・編曲活動も行っており、横浜アーツフェスティバル実行委員会の委嘱を受けて編曲を行い、横浜音祭り2019オープニングコンサートを初演。昨年5月には「阪田知樹ピアノ編曲集ヴォカリーズ」が出版された。今年9月にはラフマニノフ生誕150周年を記念した協奏曲全曲演奏会を行うなど、精力的に演奏活動を続けている。なお、「第32回 出光音楽賞」の授賞式と受賞者による「出光音楽賞受賞者ガラコンサート」が開催される予定だ(日時・会場未定)。■チケット情報
2023年03月29日2023年末に満30歳を迎える阪田知樹。節目の年の始めに開くリサイタルには、J.S.バッハ、ベートーヴェン、ラヴェル、ショパンを並べた。正統的なピアノ音楽の系譜を辿るような、まさに「王道」のプログラムだ。それが逆に、彼のリサイタルとしてはやや意外、と感じるファンもいるかもしれない。「そうかもしれません(笑)。阪田知樹のリサイタルというと、きっと何か1曲は珍しい曲が入っているというイメージをお持ちの方は多いと思います。あるいはリストの作品を弾くか。今回はそのどちらも入っていないですからね。東京オペラシティ コンサートホールでのソロ・リサイタルは今回が初めて。あの澄んだ響きの中で何を弾きたいか、自分の中で思い巡らせた結果、定番中の定番という曲目になりました」とはいえ実は、どの曲にも彼の代名詞でもあるリストが隠れている。「プログラムの核として最初に決めたのがショパンのピアノ・ソナタ第3番です。ショパンはもちろんリストの友人であり、リストはこのソナタを自分でも弾いていたようですが、ベートーヴェンの《熱情》と同じぐらい難しいと評しているんですね。またラヴェルは、リストが切り拓いた道があったからこそ自分たちの時代があると言って、尊敬の念を抱いていました。そしてバッハ。バッハがリスト自身に影響を与えているのはもちろん、今回弾く《シャコンヌ》を編曲したブゾーニは、リストをたいへん尊敬していて、またリストとバッハの大家として知られたピアニストでもありました。このように、リスト自体は弾かないのですが、過去と未来からそこに繋がって、ある種のテーマになっているのは、リストの作品をよく弾く私ならではかなと思います」プログラムの最後に置いたショパンのピアノ・ソナタ第3番は、リストのソナタと並んで最も好きなピアノ作品だという。「デビューCDでも録音した楽曲です。2015年のリリースでしたが、それ以来しばらく離れていたんです。でもまた今、自分の好きな曲にあらためて取り組みたいと、原点に戻るような気持ちで、演奏することに決めました。ショパンのソナタ第3番は、色彩感を豊かに感じる作品です。いろいろな情景を見せてくれる。それが非常に人間味あふれる感じなんですね。彼が大事にしていた、たとえばオペラ・アリアのような歌い口であったり、小品に見られるようなきらめくような響きだったり。いろいろな寄り道をしているようなところがあるのもたいへん魅力的です。それでありながらも、ベートーヴェンの最後のソナタに由来するような構築美を感じますし、モーツァルトのピアノ・ソナタに見られるような第1主題の再現の省略だとか、構造的にも立派なものがあります」コンサートはJ.S.バッハの2曲で幕を開ける。阪田自身の編曲による《アダージョ》とブゾーニ編曲の《シャコンヌ》。「ヨーロッパの教会を思わせるオペラシティ・コンサートホールの空間。祈りの意味も込めて、最初にバッハを置きました。じつはバッハ/ブゾーニの《シャコンヌ》を初めてコンサートで弾いたのもここだったんです(2018年1月サクソフォン上野耕平とのデュオ・コンサート)。それもあって、今回またあらためて。この曲はバッハなのかブゾーニなのかという話がよく出ますけれども、私の中では、ブゾーニがいろいろな要素を加えたことによって出来上がった、二人の共作と捉えています。優れた編曲というのはそういうものだと思うんです。その《シャコンヌ》の前に、私が編曲した《アダージョ》を弾きます。オルガン曲《トッカータ、アダージョとフーガ》BWV 564の一部で、これにもブゾーニの編曲があって、ホロヴィッツやキーシンなども弾いている、比較的有名な編曲です。それも素晴らしいのですが、オルガンの音をわりとそのままピアノに移していることもあって、かなり音が多いんですね。もうちょっと音を減らして美しく仕上げられるのではないかと思って、あらためて編曲しました。編曲したのはコロナ禍が始まって1か月ぐらいの頃。先が見えない状況の中で、希望を見い出したのがバッハの音楽だったんです。もちろんブゾーニの編曲があることは知っていたので、彼へのオマージュも含めつつ《シャコンヌ》につなげます。編曲自体も、ブゾーニのスタイルを踏襲して、ロマン派寄りのスタイルで編曲しています。この編曲を初めて公の場で演奏したのが前回のリサイタル、2021年10月のサントリーホールのアンコールでした。今回はその曲から始めようと。“つながっている”という意味もちょっとあったりします」阪田知樹 (c)Ayustetここぞという節目のリサイタルではほぼ必ずベートーヴェンのピアノ・ソナタを弾くという阪田。今回は第23番《熱情》だ。「《熱情》は、10年間お世話になったパウル・バドゥラ=スコダ先生のもとでじっくり勉強した曲のひとつです。先生とはたくさんのベートーヴェンのソナタを勉強しました。他の作曲家と比べても、やはりとくにベートーヴェンを多く勉強したんです。しばらく演奏していませんでしたが、あらためてそこに立ち返ってみようと選びました。先生は単純に楽譜を追うのではなく、ベートーヴェンのクセというか、彼がこういうふうに書くのはこういう意味なんだよということを教えてくれました。先生自身もすごく学者的な部分のある方だったので、自筆譜や、ベートーヴェンの生前に出版された楽譜のコレクションなどを比較しながら、演奏上の注意だけではなく、ベートーヴェンの音符そのものや表記がどんな過程を経て変わっていったのか、とても細かく教えてくださいました。だからやはりベートーヴェンを弾く時は、先生から学んだことが、もちろんそれをもとに自分が考えたことも含めて反映されている、自分の中で生きていると感じます」ラヴェルの《高雅で感傷的なワルツ》は、いつか弾こうとずっと考えていた曲のひとつで、直近のシーズンから弾き始めた比較的新しいレパートリーだ。「自分の中で大事なレパートリーになっていくんじゃないかなという気がしています。ラヴェルの最高傑作にどの曲を挙げるかは人によって意見が分かれると思いますが、私は《高雅で感傷的なワルツ》一択です。ラヴェルの美的感覚が凝縮されている。彼の作品で如実に聴かれる、スパイスの効いた不協和音、彼しか選ばないような音と音の美しい衝突が、オペラシティのアコースティックならばじつに見事に聴き取れるはずです。私が今、ピアノを演奏するうえで非常に大事にしていることのひとつが、音色のパレットを持っていたいということ。ラヴェルの場合、この曲も本人による素晴らしいオーケストラ・ヴァージョンがありますけれども、それをどうやってピアノで描くかということに、非常に大きな興味を持っています。もちろん、ラヴェルがたとえばオーボエで書いているからといって、そこをオーボエのような音色で弾こうという単純な意味だけではなく。演奏の参考にはなりますけど、彼と同じことをしてもあまり面白くない。オケ版を参考に、自分なりの表現方法を考えることは大切です。今回のリサイタルは、プログラムも会場も、自分の原点に立ち返って、あらためて人生に向き合う、大きな意味を持つ機会になるのではないかなと思っています」阪田知樹 ピアノ・リサイタル2023年1月27日(金) 19時開演東京オペラシティ コンサートホール取材・文:宮本明(音楽ライター)■チケット情報
2022年12月26日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はインフルエンサー、ラジオパーソナリティの阪田マリンさんです。“ネオ昭和”発信の第一人者。SNSの総フォロワーは11万人超え!昭和と現代のトレンドを組み合わせた“ネオ昭和”を発信する阪田さん。「例えばバブルスーツに今どきのメイクや髪型を合わせて、新しい昭和像を作るのを意識。同年代の子たちが昭和の曲やファッションを取り入れるようになってほしいな」。ラジオ関西で“ネオ昭和”を語るコーナーも担当中。「パーソナリティになる夢が叶いました!昔、バイト代でコミュニティラジオの枠を買って自主番組をやっていたほどラジオが好き。収録前に緊張したら中森明菜さんの『少女A』を聴いて気合を入れます!」レトロなグッズはメルカリでゲット。掘り出し物を常にチェック。奥のピンク電話を見つけた時は嬉しかった!レコードがきっかけで昭和にハマりました!祖母の家で初めてレコードを聴いて夢中に。約5年間で200枚集めました。純喫茶のマッチ箱は100箱あります。お店ごとにロゴが違って可愛い!インテリアとして部屋に飾ってます。さかた・まりん2000年生まれ。“ネオ昭和”を発信する現役大学生。ラジオ関西で放送中の『谷吾郎の笑って暮らそう』内「マリンの気になるネオ昭和!」のパーソナリティを務めている。※『anan』2022年11月16日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年11月15日個性の異なるピアニストが“デュオ”で演奏する“VS(ヴァーサス)”シリーズの第5弾が11月10日(木)に東京芸術劇場で開催され、阪田知樹と髙木竜馬が登場する。本シリーズは2021年から始まったリサイタル・シリーズ。今回は、2016年リスト国際ピアノコンクール第1位、2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位入賞など、国際的に活躍する阪田と、2018年グリーグ国際ピアノコンクールで優勝及び聴衆賞を受賞した髙木が出演する。第1部では、阪田が敬愛するリストと、リストと“ピアノ対決”を行ったタールベルクの独奏作品を紹介。阪田はタールベルク作曲《『2つのノクターン』より大夜想曲》、リスト作曲《歌劇『ノルマ』の回想》を演奏。髙木はタールベルクの知られざる名曲《歌劇『エジプトのモーゼ』の主題による幻想曲》とリスト作曲《『愛の夢』より第3番 夜想曲》を取り上げる。第2部では、当時人気を誇ったショパン、ツェルニー、エルツ、ピクシス、タールベルクそして、リスト6人のピアニスト・作曲家により合作され、演奏される機会があまりない《ヘクサメロン(2台ピアノ版)》と、リストの数少ない2台ピアノ作品《2台ピアノの為の悲愴協奏曲》が演奏される。■阪田知樹コメントタールベルクは、今ではあまり認知されていない名前ではありますが、生前はリストと並んで当代随一のピアニストとして世界に名を轟かせており、クララ・シューマンなど多くのピアニストがその作品を演奏したりしていたと言われています。また当時リストのライバルとも評されていたタールベルクは、1837年にパリでリストと歴史的なデュエルコンサートを行いました。コンサート後に主催者だった侯爵夫人が言ったとされる「タールベルクは世界一のピアニスト、リストは唯一のピアニスト」という言葉はあまりにも有名。そのタールベルク作品の生演奏という貴重な機会を聴き逃す手はありません!今回タールベルク作品の演奏をして下さる友人ピアニストの髙木竜馬さんのソロ演奏、そして、共演を今からとても楽しみにしております。タールベルクとリストの時空を越えた共演(タールベルクは、はじめにリストとのジョイントコンサートの話が出た際に「私は『伴奏』と演奏することは好まない」と語った。)を想像しながら後半の2台ピアノ作品をお楽しみ頂けたら嬉しいです。■髙木竜馬コメント東京芸術劇場が誇る「VS」シリーズに出演させていただけて、とても光栄です。共演する阪田知樹さんは、旧知の仲で、ピアニスト、そして芸術家としてとても尊敬している方です。そんな阪田さんとは、皆様をリストとタールベルクによる、めくるめくヴィルティオーゾの世界にお誘いします。前半にリストとタールベルクの作品をそれぞれ演奏して、後半には2人で一緒にリストを演奏します。特にタールベルクの作品と、リストの2台ピアノの作品は、実演に触れることの出来る機会は稀有ですので、私自身もとても楽しみにしています。仲の良い友人である阪田さんと「闘う」という意識はありませんが、共演者として競演し、豪華絢爛なステージに出来るように、そして皆様に華やかな舞台を楽しんでいただけるように、精一杯演奏いたします!東京芸術劇場 リサイタル・シリーズ「VS」Vol.5阪田知樹×髙木竜馬11月10日(木)19:00開演東京芸術劇場コンサートホール■チケット情報
2022年08月05日青木博昭 著『賃貸オーナーのための空室対策の教科書』2022年7月19日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は青木博昭 著『賃貸オーナーのための空室対策の教科書』 を2022年7月19日(火)に刊行いたします。管理物件空室率5%!注目の空室対策初公開神奈川県横浜市緑区にある不動産会社「青木ハウジング」。同社は、管理物件3000件超、毎年右肩上がりで増えているにもかかわらず、空室率は5%を維持しています(同地区の空室率は12%、全国は21%)。しかも、これまで解約は1件のみという高いオーナー満足度を誇ります。本書は、空室期間を限りなくゼロに近づける「ゼロ賃貸」など、業界でも注目を浴びている青木ハウジングの空室対策をおしみなく公開する1冊です。家賃を下げなくても、リノベをしなくても空室は埋まる! その具体的な方法を解説青木ハウジングの空室解消実績青木ハウジングの空室解消実績写真の撮り方で物件の印象が変わる写真の撮り方で物件の印象が変わる競合物件と差がつく設備一覧9割の入居者が敬遠する設備□バランス釜□お風呂場にシャワーがない□温水洗浄便座がない□キッチンのお湯が出ない□独立洗面台がない□エアコンが古い□旧式TVジャック□旧式チャイム□下駄箱がない□共用部が汚い□室外洗濯機置き場物件が若返り、価値が上がる、入居者ニーズの高い設備□TVドアホン□エアコン(新品)□温水洗浄便座□追い焚き給湯器□浴室乾燥機□シャンプードレッサー□食洗機置場□水回りが新品□一坪風呂□宅配BOX□電子ロック(暗証番号、指紋認証)□室内物干し□光ファイバーマンションタイプ□敷地内ゴミ置き場□CATV□インターネット無料□BS/CSアンテナつき□ウォークインクローゼット□LED照明(リモコンつき)さらに、ワンポイント! 物件を“よく見せる”設備 (リフォーム)□最新防犯システム□ペアガラス□24時間換気システム□ビデオオンデマンド(有料コンテンツ有)□玄関鏡□電機自動車充電用コンセント□オール電化□カラー和室□カラーリフォーム部屋□たったひとつの企画部屋□カラーデザインウォール□自動販売機□太陽光発電書籍情報表紙タイトル:賃貸オーナーのための空室対策の教科書著者:青木博昭ページ数:240ページ価格:1,650円(10%税込)発行日:2022年7月19日ISBN:978-4-86667-391-2 amazon: 楽天: 目次第1章 空室がなくなる賃貸経営の最新戦略第2章[空室対策の法則1]入居を早く決めてもらう第3章[空室対策の法則2]長く住んでもらう第4章[空室対策の法則3]信頼できる管理会社を選ぶ第5章 賃貸経営でいちばん大切なこと著者プロフィール青木博昭(あおき・ひろあき)著者:青木博昭青木ハウジング株式会社代表取締役宅地建物取引士公認不動産コンサルティングマスター神奈川県横浜市出身。不動産管理会社等勤務を経て、2010年、地元である神奈川県横浜市緑区中山で青木ハウジングを創業。管理物件3000件超、毎年右肩上がりで増えているにもかかわらず、空室率は5%を維持。しかも、これまで解約は1件のみという高いオーナー満足度を誇る。本書は、空室期間を限りなくゼロに近づける「ゼロ賃貸」など、業界でも注目を浴びている青木ハウジングの空室対策をおしみなく公開した待望の1冊。【報道関係各位】『賃貸オーナーのための空室対策の教科書』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月15日5月のエリザベート王妃国際音楽コンクールでは第4位入賞という好成績に輝いたピアニスト阪田知樹。今秋、デビュー10周年の節目のリサイタルに挑む[10月14日(木)サントリーホール]。「今の自分が取り組みたいと思っているテーマを形にしたリサイタルになると思います」このシーズン、阪田がプログラムのテーマに掲げるのは「ファンタジー=幻想曲」にまつわる作品だ。当公演の演奏曲目は次のとおり。ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番《月光》シューマン:幻想曲リスト:ピアノ・ソナタリスト:《リゴレット》パラフレーズ「《月光》のもともとのタイトルは《幻想曲風ソナタ》。スローな第1楽章で始まり、第3楽章でようやくソナタ形式が出てくる、特殊な形のソナタです。調性の並びも非常に有機的で、全体が一筆書きのように書かれているのも、非常に幻想曲的です。シューマンの幻想曲は逆に、もともとソナタとして計画されていた作品。構築が非常に独創的な幻想曲ですが、全体をよく見通して構成されているという意味で、ソナタの要素を十分に内包しています。リストのソナタは、スコアを見て楽曲をしっかり知っている人間から見れば、どんなコンセプトのソナタなのか一目瞭然なのですが、普通に聴けば、まさにファンタジー的な要素が強い楽曲だと思います。ヘタに弾いてしまえば支離滅裂にもなりかねない。向き合うたびに新しい発見のある作品です。作曲技法、リストの意図やインスピレーションの背景など、毎回違うことに気づきます。《リゴレット》パラフレーズは、ロマン派のヴィルトゥオーゾたちが好んで作った、オペラのテーマを借りて書いた『ファンタジー』のひとつとして取り上げました」音楽用語としての「ファンタジー」はかなり多様な意味で用いられていて、説明も難しいが、その諸相をたっぷり味わうことができるプログラムだ。デビューは2011年4月。名ピアニストのニコライ・ペトロフに招待されて出演したモスクワ・クレムリン音楽祭でのオール・リスト・リサイタルだった。そこから10年。自分が奏でたいと思う音楽、自分が信じる音楽が、ようやくはっきり見えてきた気がすると語る。「今回は、音楽家として、そこからさらに歩む方向をお見せする場になると思っています。サントリーホールという特別な会場での初めてのリサイタル。ぜひ一人でも多くの方に、その思いの丈を聴き取っていただきたいです」(宮本明)
2021年08月26日2021年5月末に開催された難関「エリザベート王妃国際ピアノ・コンクール2021」において、第4位入賞を果たした阪田知樹のリサイタルが急遽開催される事となった(7月17日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。「エリザベート王妃国際音楽コンクール」は、「チャイコフスキー国際コンクール」、「ショパン国際ピアノ・コンクール」と共に「世界三大コンクール」と呼ばれる世界屈指の名門コンクールだ。前身の「ウジェーヌ・イザイ・コンクール」時代を含めれば、ピアノ部門の優勝者には、エミール・ギレリス(1938)、レオン・フライシャー (1952)、ウラディーミル・アシュケナージ(1956)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、フランク・ブラレイ(1991)、アンナ・ヴィニツカヤ (2007)、デニス・コジューヒン(2010)、ボリス・ギルトブルク(2013)など、錚々たる顔ぶれかが並ぶ。2021年のピアノ部門は、当初予定されていたの2020年が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって1年延期され、バンデミック後に開催される最初のメジャー・コンクールとして大きな注目を集めていたものだ。この難関での栄えある第4位入賞は、まさに日本のピアノ界の歴史に刻まれる快挙と言えそうだ。さて、そのコンクールの興奮も冷めやらぬ中で開催される特別演奏会の熱気や如何に。プログラムには、ベートーヴェンのピアノソナタ第15番『田園』&リスト編曲によるベートーヴェンの歌曲『アデライーデ』が用意され、後半はリストの大作「ピアノ・ソナタ ロ短調」が披露されるという聴き応え十分な内容だ。俊英の今を聴く絶好のチャンス到来!●公演概要7月17日(土)ミューザ川崎シンフォニーホール阪田知樹ピアノ・リサイタル特別公演●阪田知樹(ピアノ)2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール4位。2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位、6つの特別賞。コンクール史上、アジア人男性ピアニスト初優勝の快挙。「天使が弾いているかのようだ!」-Leslie Howard-と審査員満場一致、圧倒的優勝を飾る。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。「清澄なタッチ、優美な語り口の完全無欠な演奏」-Cincinnati Enquirer-と注目を集める。チェコの巨匠イヴァン・モラヴェッツ氏より高く評価されイヴァン・モラヴェッツ賞、ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンジャー国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。アレクサンドル・ラザレフ、ヴラディーミル・ヴァ―レック、レナード・スラットキン、アンドレア・バッティストーニ、ヤーノシュ・コヴァーチュ諸氏の下、シュターツカペレ・ハレ、チェコ国立交響楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、フォートワース交響楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団他と共演。東京クヮルテットメンバーとの共演など室内楽奏者としても活躍。国内はもとより、世界各地20カ国で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。クレムリン音楽祭では、オール・リスト・プログラムによるリサイタルを名ピアニスト、ニコライ・ペトロフ氏が「世界一のリスト」と絶賛。クライバーン・ショパン・フェスティバルでのオール・ショパン・プログラムによるリサイタルは、「ヴィルトゥオージティ、天性の叙情性、ピアノに対峙する真摯な姿が聴衆を感動の渦に巻き込んだ!」―Fort Worth Star-Telegram―と高評を得た。2018年には、ドイツの名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにてリサイタルデビューを果たす。幼少期より作編曲にも傾注、近年は委嘱を受け、初演の機会に恵まれている。2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品によるアルバムをリリース。内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。東京藝大附属高、東京藝大を経て、ハノーファー音楽演劇大学にて学士、修士首席修了、現在同大学院ソリスト課程に在籍。世界的ピアニストを輩出し続ける「コモ湖国際ピアノアカデミー」の最年少生徒として認められて以来、イタリアでも研鑽を積む。ウィーンの三羽烏パウル・バドゥラ=スコダ氏に10年に亘り師事。音楽理論・作曲を高橋千佳子、永冨正之、松本日之春の各氏に師事。2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
2021年07月13日5月、難関として知られるエリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)でみごと4位入賞を果たしたピアニスト阪田知樹(27)。7月17日(土)には急きょ、入賞記念リサイタルの開催が決まった(ミューザ川崎)。入賞者コンサートまで5週間にもおよぶ長丁場を終えて帰国した直後、14日間の隔離待機中の彼とリモートで話すことができた。「自分の音楽をぶつけて臨んでみたいと思いました」19歳でのヴァン・クライバーン・コンクール最年少入賞や、2016年のフランツ・リスト国際コンクール優勝(ブダペスト)など、国際コンクールの実績も豊富な阪田。今回最もこだわったのは、勝ち負けや順位より「音楽」そのものだったというのだ。「今まで出場したコンクールは、やっぱり勝ちやすい選曲を意識していたところがあります。でも今回はあえてそれを考えず、『自分が音楽家として勉強してきたのはこれだ』という音楽を提示して向かった大会でした」たとえば決勝ラウンドで弾いたブラームスのピアノ協奏曲第2番。「リハーサル時間が限られているので、通すだけで50分かかる曲はリスクがありますし、審査員の好みがすごく出る作品だと思うのですが、そんなことより、自分が一番素直に自分らしく演奏できる曲を選びました。自分はヨーロッパの伝統の中で勉強してきた人間なので」決勝のインターネット生配信。ときおり見せる幸せそうな笑顔がとても印象的だった。「それが一番かなと思います。10年間お世話になったパウル・バドゥラ=スコダ先生が亡くなる3か月前に、ウィーンのご自宅で最後にレッスンしていただいたのがあの曲でした。2日間のレッスンのあと、先生はウォッカを、僕はお水を飲みながら(笑)、先生の師のエトヴィン・フィッシャーがフルトヴェングラーと弾いたCDを一緒に聴いて、その演奏解釈について話し合ったのは忘れられない思い出になりました」そんなさまざまな音楽体験の、現時点での集大成になったという手応えもあるのだろう。コンクールを、「これまでの音楽人生の分岐点だった」と振り返る。7月のリサイタルは、コンクールでも弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第15番《田園》と、リストのピアノ・ソナタ ロ短調を軸にしたプログラム。「《田園》は大好きなソナタで、コンクールでも演奏会でも何度も演奏しているものの、日本の演奏会で全楽章を弾くのはたぶん今度が初めてです。けっして華やかではないのですが、本当に純粋に美しい。ベートーヴェンの、人間的な心の優しさが前面に出ている作品です。リストのソナタは弾くたびに新しい発見があります。コンクールではセミ・ファイナルで弾きましたが、前日の練習ですら、また新しい発見がある。ピアノ音楽全体の中でも最高傑作と言って過言ではないと思います」「分岐点」を経て、新たな歩みを刻み始めるピアニスト。その確かな足取りが、このリサイタルでも聴き取れるはずだ。(宮本明)
2021年06月22日2021年5月30日、ブリュッセルにて「エリザベート王妃国際音楽コンクール 」ピアノ部門の結果が発表され、務川慧悟(むかわけいご)が第3位、阪田知樹 (さかたともき)が 第4位入賞を果たした。「エリザベート王妃国際音楽コンクール」は、ベルギーの元王妃エリザベートの名前を冠して1951年に創設され、「ショパン国際ピアノコンクール」「チャイコフスキー国際コンクール」と共に“世界3大コンクール”の一つに数えられる名門だ(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽の4部門を対象に毎年1部門ずつ開催)。過去には、エミール・ギレリス(1938年優勝)やウラディーミル・アシュケナージ(1956年優勝)、ワレリー・アファナシエフ(1972年優勝)などの優れたピアニストたちを排出している。今回のピアノ部門は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって1年延期され、決勝進出者を例年の12人から6人に絞り込み、無観客等の対応がとられて実施された(5月3日~29日)。栄えある入賞を果たした2人は、アントワープにおいて6月7日(月)の入賞者コンサートに出演する予定だ。●2021年度「エリザベート王妃国際音楽コンクール 」ピアノ部門の結果第1位:Jonathan Fournel,27,France第2位:Sergei Redkin,29,Russie第3位:Keigo Mukawa,28,Japon第4位:Tomoki Sakata,27,Japon第5位:italy Starikov,26,Russie第6位:Dmitry Sin,26,Russie●務川慧悟コメントとても嬉しい結果です。応援いただきました皆様に感謝しております。一度はコンクールを受けることに迷いもありましたが、この1ヶ月、とても学ぶことが多く、今後のピアニストとしてある意味転機なりました。今はもっと学びたい、経験を重ねたいと思っています。●務川慧悟(ピアノ)東京藝術大学1年在学中の2012年、第81回日本音楽コンクール第1位受賞を機に本格的な演奏活動を始める。これまでに2019年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて第2位入賞するなど世界的なコンクールで入賞を果たしている。2014年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。パリ国立高等音楽院、第2課程ピアノ科、室内楽科を修了し、第3課程ピアノ科、同音楽院フォルテピアノ科に在籍。現在はフランスを拠点に日本各地はもちろん、ヨーロッパを中心に演奏活度を続けており、演奏以外にも、テレビやラジオへの出演、コラムを連載するなど多方面で活動している。これまでに共演した主なオーケストラは、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、フランスにてロレーヌ国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団他フランク・ブラレイ、上田晴子、ジャン・シュレム、パトリック・コーエン、横山幸雄、青柳晋の各氏に師事。●阪田知樹のコメントこれまで世界的に優れたピアニストを輩出してきた「エリザベート王妃国際コンクール」に、デビューから10年を経て挑んだことはこの先のピアニスト人生での大きな糧となります。これからも芸術家として、より一層研鑽を積んでまいります。このたびはたくさんの方々に応援していただき、ありがとうございました●阪田知樹(ピアノ)2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位、6つの特別賞。東京藝大を経て、ハノーファー音楽演劇大学大学院ソリスト課程に在籍。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンジャー国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。国内はもとより、世界各地20カ国で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品によるアルバムをリリース。内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
2021年06月01日KADOKAWAは、埼玉県所沢市に開業する「ところざわサクラタウン」施設内に“店主ブッキング型”のラーメン店「ラーメンWalkerキッチン」を2020年11月6日(金)よりオープンする。有名店が入れ替わりで出店する新形式ラーメン店「ラーメンWalkerキッチン」「ラーメンWalkerキッチン」は、日本を代表する有名店が随時入れ替わりで出店し、常に新しい味を提供する新形式のラーメン店。日本各地の有名店主が参画し、ラーメンの新たな魅力を発信していく。オープン時には、「九段 斑鳩」(東京・九段南)、「五福星」(宮城・仙台)、「我武者羅(東京・幡ヶ谷)」、「金色不如帰(東京・新宿)」、「Japanese Soba Noodles 蔦(東京・代々木上原)」、「すごい煮干ラーメン凪(東京・新宿)」、「ソラノイロ(東京・麴町)」、「真鯛らーめん 麺魚(錦糸町)」、「中華そば ムタヒロ(東京・国分寺)」、「MENSHO(東京・護国寺)」、「麺や 七彩(東京・八丁堀)」、「饗 くろ㐂(東京・神田)」の店主が、様々な企画運営をサポートする“スーパーバイザー”に就任した。その後まずは、「麺や 七彩」の店主・阪田博昭が登場し、2021年1月からは「真鯛らーめん 麺魚」の店主・橋本友則、2月からは「我武者羅」の店主・蓮沼司が出店する。本店の味だけではなく、新しい味や試みに続々と挑戦していく予定だ。オープン時は“日替わり”で名店の味が楽しめる!グランドオープンから11月15日までの1週間は、贅沢スペシャルラーメンを提供。“スーパーバイザー”たちが、限定ラーメンを日替わりで提供する。スペシャルラーメンの提供スケジュール11月6日(金):阪田店主(麺や 七彩)喜多方らーめん醤油(打ち立て麺) 1,200円)11月7日(土):早坂店主(五福星)と蓮沼店主(我武者羅)のスペシャルコラボ幻の金華豚を使用した絶品チャーシューメン 1,400円11月8日(日):黒木大将(饗 くろ㐂)と宮崎店主(ソラノイロ)のスペシャルコラボ黒木と宮崎の超中華蕎麦 1,300円11月9日(月):橋本店主(真鯛らーめん 麺魚)濃厚真鯛ラーメン 1,000円特選真鯛白子鯛油そば 1,500円<50杯限定>11月10(火):山本店主(金色不如帰)鴨と蛤の醤油そば 特製 1,250円鴨と蛤の醤油そば 特製 950円11月11日(水):庄野店主(MENSHO)A5和牛醤油らぁめん 2,000円<200杯限定>11月12日(木):生田大将(すごい煮干ラーメン凪)と牟田店主(中華そば ムタヒロ)のスペシャルコラボ1G街創業すごい!煮干ラーメン 1,000円11月13日(金):生田大将(すごい煮干ラーメン凪)と牟田店主(中華そば ムタヒロ)のスペシャルコラボ2創業のワハハ煮干そば 1,000円11月14日(土):阪田店主(麺や 七彩)と蓮沼店主(我武者羅)のスペシャルコラボスペシャルコラボ麺 1,300円)オッチャホイ! 〜シンガポール食堂オマージュ〜 1,300円)11月15日(日):坂井店主(九段 斑鳩)と阪田店主(麺や 七彩)のW出店海老ビスク つけ麺、〆の雲丹スープ 替え玉つき 1,300円 <100杯限定>佐藤養悦本舗 謹製の乾麺「稲庭中華そば」使用ラーメン 未定【詳細】ラーメンWalkerキッチンオープン日:2020年11月6日(金)住所:埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31-3 ところざわサクラタウン2階 205アクセス:JR武蔵野線東所沢駅から徒歩10分
2020年11月09日インスタントのヴィーガンラーメン株式会社マイラーメンより、動物性エキス・化学調味料・アルコールは一切不使用のヴィーガンインスタント食品「MY RAMEN(マイラーメン)」が新発売されました。人気ラーメン店によるプロデュース「マイラーメン」の開発には「ラーメンオブ・ザ・イヤー」および「ミシュラン・ビブグルマン」に選出されたことで話題のラーメン店、「麺や七彩」の阪田博昭氏をチーフプロデューサーに起用。マクロビオティックの特長を活かしつつも素材の魅力を存分に引き出し、麺にもスープにも一切妥協しないヴィーガンラーメンが誕生しました。選べる2種の麺とこだわりのスープ「マイラーメン」の麺は2種類。天然由来のモンゴルかん水と国産小麦を使い、特殊な低温乾燥法で作り上げた「オリジナル」と、国産のサツマイモとジャガイモのデンプンから作った「グラスヌードル」です。またスープは昔ながらの醤油味。化学調味料や動物性エキスは一切使わず、有機穀物のみでできています。コク深い醤油味のスープにピリッと効かせたコショウが食欲をそそります。さらにパッケージには、紙製バリア素材「SHIELDPLUS」を採用。世界から注目される人気イラストレーター「YUSUKE HANAI」による描き下ろしデザインにも注目です。(画像はプレスリリースより)【参考】※「マイラーメン」公式サイト
2020年10月25日「音が自然に届く素晴らしい響きが大好きです」【チケット情報はこちら】横浜みなとみらいホールについてそう語るピアノの阪田知樹。少年時代からの地元でもある横浜で、2年連続となるリサイタルを開く(2020年3月1日・大ホール)。前回の全リスト・リサイタルに続き、《ピアノ・ソナタ》と《ラ・カンパネッラ》のリスト作品を今回もプログラムに入れた。「私の中で特別な作曲家ですし、《ピアノ・ソナタ》は人生をかけて勉強し続けるべき、自分の中でも常に進化している曲。10月にベートーヴェンの最後の3つのソナタに取り組んだのですが、リストのソナタは、ベートーヴェンの32曲のソナタの延長線上に存在する曲だと考えていて、特に最後の第32番のソナタとの類似点にはいろいろと気づいていました。それにあらためて直接触れたことで、目指すものがよりクリアになってきた気がしています」リサイタルは一般的な2部ではなく3部構成。第1部にモーツァルトのソナタ第5番とシューマンの《交響的練習曲》、第2部がリストのソナタ、第3部に《ラ・カンパネッラ》を含む、さまざまな編曲作品。「SP時代の巨匠たちのリサイタルを研究してみると、3部に分けていることが多いんです。第1部がクラシカルな作品。第2部がちょっと挑戦的な作品。第3部はアンコール的な意味合いも込めて、楽しく聴ける作品が続くという形です。今回はまさにその形。巨匠たちへのオマージュです」さらに新たな試みも。「彼らは、作品を弾く前に、つなぎの即興を入れることが多かったんですね。バックハウスやディヌ・リパッティがそうです。演奏者自身も聴き手も気持ちの準備ができる。それをやれたらなと思っています」作曲家でもある阪田ならではの発想かもしれない。「演奏会を、大きな枠で全体としてお届けしたいと思っています。植物のポプリのように。それをどういうふうに作ってプレゼントするのかが、私たちの表現です」リサイタルの翌週にはヴァイオリニストの諏訪内晶子がプロデュースする「国際音楽祭NIPPON 2020」の一環で「ベートーヴェン室内楽マラソンコンサート」(3月8日・東京オペラシティ)に出演。諏訪内とヴァイオリン・ソナタ第10番などを弾く。「諏訪内さんは、彼女ならではのパッションをもつ音楽家。その諏訪内さんがベートーヴェンとどう向き合われるのか、最も間近で聴くことにもなるのでうれしいですし、諏訪内さんのCDを子供の頃から聴いていたので、なんだか不思議な気持ちです」9時間を超える長丁場のコンサート。「作品1のピアノ三重奏曲も演奏します。後期のソナタ第10番と合わせて、ベートーヴェンの音楽の発展、変化を1日で体験できるのは楽しみです」2020年6月からはリスト編曲によるベートーヴェン交響曲全曲ツィクルス(全9回・Hakuju Hall)もスタート。彼のベートーヴェンとの向き合い方にもいっそう注目していきたい。取材・文:宮本明
2019年12月26日「リストは自分にとって特別な作曲家。音楽人生の重要な軸です」多彩なレパートリーで旺盛にコンサート活動を繰り広げるピアニスト阪田知樹が、「リストへの誘い」と題した、オール・リスト・リサイタルを開く(2019年2月11日(月)・横浜みなとみらいホール)。【チケット情報はこちら】2016年、作曲家の祖国であるハンガリーのブダペストで開催されている「フランツ・リスト国際ピアノ・コンクール」を、アジア人男性として初制覇した阪田のライフワークだ。「リストというと、どうしても一部の有名曲や、超絶技巧というイメージにスポットが当たってしまいがちです。でも、彼は約75年の長い生涯の間に、大きく作風を変えていった作曲家。そのさまざまな面をお聴きかせできるプログラム。リストの魅力を知っていただくためのきっかけになるコンサートです」プログラムは3部構成。《ラ・カンパネッラ》《ハンガリー狂詩曲第2番》《ピアノ・ソナタ ロ短調》といった人気曲を組み込みながら、リストの多面性を聴かせてくれる。2種類の《ラ・カンパネッラ》が聴けるのは面白い趣向。実はリストは同じ《ラ・カンパネッラ》の素材を使って4種類の曲を作曲しており、今回は、1番よく弾かれる『パガニーニによる大練習曲』第3曲と、27歳の初期作品『パガニーニによる超絶技巧練習曲』第3曲のふたつの版を聴き比べることができる。後者は、弾きこなせるピアニストが数えるほどしかいないという超難曲だ。「若き日のリストがいかにとてつもない難曲を書いたか。技巧をクリアした先に見える風景があります。それを無理なくこなせる人が技巧を追求してこそ初めて、本質が聴こえてくる。そういう演奏をお届けするのが私の理想です」有名な《ハンガリー狂詩曲第2番》の、任意に挿入が指定されているカデンツァ(即興的な自由な独奏部分)を自身のオリジナルで弾くのは、作曲家でもある阪田ならでは。「200年の時を超えて、リストと音楽で対話できるのが楽しみ」と語る。会場のみなとみらいホールのある横浜は、阪田の生まれ育った街でもある。「リストは音数も多いので、空間の大きさでかなり印象が違います。みなとみらいホールは響きが良いので、すごく楽しみです」阪田の音楽の懐の深さを示してくれそうなのが、先輩ピアニスト中野翔太と、ジャズ・ピアニストの松永貴志との共演で贈る「ピアノ・トリオ・スペクタクル」(3月8日(金)・東京オペラシティ)。「中野さんと松永さんは何度も共演しているから、僕は新参者(笑)。ビル・エヴァンスやアート・テイタム、キース・ジャレット。ジャズはよく聴くので、どんなことになるのか、自分でも楽しみにしています」プログラム後半は、なんと3人が3台のピアノでガーシュウィンの《ラプソディ・イン・ブルー》を、即興的なセッションで弾き切る「お楽しみヴァージョン」。2月のリストとはまったく違う世界だが、阪田の魅力を間違いなく味わえるはず。聴き逃せない貴重な機会!取材・文:宮本明
2018年12月07日サクソフォンの上野耕平、ピアノの阪田知樹という注目の若手が、平日午後のアフタヌーンコンサートで初共演を果たす。上野耕平(sax)/阪田知樹(P) チケット情報「大学時代、友人に誰かすごいピアニストはいないか聞いたとき、阪田君の名前があがったことがありました。以来、面識はないながら気になっていたんです。共演できることになって、ワクワクですよ!」と上野。阪田のほうは、「すばらしい活躍をされていますから、もちろんお名前は知っていました。あと、大学で一度だけ、僕の友人と一緒にいる上野さんとすれ違ったことがあるんです(笑)」と話す。ふたりは東京藝大出身だが、学年が違うので接点もなかった。そんな中、今回の共演は、主催者からの提案で実現したものだ。しかしそうとは思えないくらい、両者はすでに意気投合している。冒頭はそれぞれソロでバッハを演奏するが、これも細かい相談なしに自然と決まったそう。『フルートのためのパルティータ』を演奏する上野は、「神秘的で、天から降るようなソプラノ・サクソフォンの音が、この曲に驚くほど合う。当時まだ存在しなかったサクソフォンによるバッハを聴いてほしい」と考え、選曲した。阪田が弾くのは、ブゾーニ編曲の『シャコンヌ』。原曲の魅力を保ちながら、ピアノならではの表現の幅を生かしているということで、同じタイプの作品といえるだろう。阪田がこれを、「バッハの中のロマンティックな感情が現れた名曲」というと、すかさず上野が「そう、バッハはロマンティックだと僕も思う!」と同意。ふたりで別の角度から見たバッハを届けたいという。その他、ドビュッシーやシュルホフなど楽しみな曲は多いが、注目したいのは、阪田が書き下ろすサクソフォンとピアノのための作品(世界初演)。阪田は作曲にあたり、「技巧が生かされるモダンなテクニック、サクソフォンから切り離すことのできないジャズの要素も取り入れています。また、実際彼の演奏を聴き、サクソフォンでこんな風に歌える方がいるのかと思ったので、そこを存分に聴かせられる曲にしたい」と話す。そう言われた上野は「歌うところが好きだと言ってもらえると、うれしい」と喜ぶ。「サクソフォンの歩んだ歴史を取り入れながら生まれた、新しいクラシック作品は大好きです。それにしても、何も伝えなくても楽器の良さをわかってくれていて驚きます……」。両者とも高い演奏技術を持つうえ、クリエイティビティにあふれていて、これがお互いを刺激しているようだ。「本番を迎えたとき、例えばこちらが攻めたら上野君がどんな反応をするか、とにかく楽しみです」(阪田)「濃い内容になると思うので、聴き終わったらぐったりされるかもしれません(笑)。普通のコンサートではありませんから、絶対聴きにきてほしいです」(上野)公演は東京オペラシティコンサートホールにて2018年1月11日(木) 13:30より開演。チケット発売中。取材:高坂はる香
2017年12月01日興行収入21億円を記録した大人気シリーズの劇場版第2弾、『ライアーゲーム -再生-』に“参加”した池田鉄洋、前田健、そして松山博昭監督が、最新作ではシリーズ初期の恐怖感を取り戻す狙いがあったことを明かすとともに、“リボーン”した世界観の魅力を語った。その他の写真同作は松田翔太演じる元詐欺師の天才心理学者・秋山深一を主人公に、復活を遂げたライアーゲーム事務局の招待を受けた20名のプレイヤーが、総額20億円を賭けて究極の“イス取りゲーム”に挑戦する物語。全シリーズを手がけた松山監督は「大金を失う恐怖感、人をダマす罪悪感を出したかった」と今作のコンセプトを明かした上で、「初期のライアーゲームのように、突然ダマし合いのゲームに放り込まれた平凡な人々が、金を奪い合う過程で特殊な精神状態に陥っていく姿を描きたかった」と原点回帰を目指したことを説明。3つの国、そして“ガヤ連合”というチームによる一触即発のマネーゲームは緊張感満点だ。その“ガヤ連合”の代表格としてゲームを盛り上げた“ヤンジャン”こと嶋タカヒロ役の池田は、「欲望むきだしの世界なので、多額の借金を背負うキャラクターもいます(笑)。人によっては、死ぬよりも過酷な状況なわけですよね」と欲望渦巻く最新作の魅力を力説。また、心理戦に着目した体育教師・村田テツヤ役の前田は、「ポーカーフェイスの秋山の表情に注目です(笑)」と松田の演技を例に挙げ、「松田君はすべてを分かった上で顔に出さない複雑な演技を見事にこなしていて、ピンチになっても本心が読めない! リアクション担当の“ガヤ連合”とは大違い(笑)」と自虐的なオチで極限のバトルに太鼓判を押した。「人は追いつめられると本性が出ますが、そこにはとぎすまされた恐怖や狂気、それが色気に感じる瞬間もあるとは思います。今回、人のむきだしの性みたいな感情が改めて出せたと思います」と松山監督も絶対の自信を持って送り出す今作。ちなみに、「何度も観ないと分からないような裏設定も(笑)」あるという。“リボーン”を遂げた世界観に期待を!『ライアーゲーム -再生-』プレミアム・エディション発売中DVD: 8190円(税込)Blu-ray:9135円(税込)『ライアーゲーム -再生-』スタンダード・エディション発売中DVD:3990円(税込)Blu-ray:4935円(税込)取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月10日