タレントの大堀恵が25日と26日に自身のアメブロを更新。第2子を妊娠し高齢出産での不安を吐露した。25日のブログで、大堀は「この度、第二子を授かり安定期を迎えました」と第2子の妊娠を報告し、出産予定は年末頃であることを説明。10年ぶりの妊娠・出産となる今回について「また1から学び直しになりますが、長女を産んだ時を思い出しながら穏やかに過ごしたいと思います」と心境を語った。続けて、長女に妊娠報告した時について「最初は戸惑いを見せておりましたが、今ではすっかりお姉ちゃんになれる事を楽しみにしています」と長女の反応を説明し「家族で新しい命を心待ちにしたいと思います」とつづった。また、26日には「出産の頃には、41歳ですので体力が心配ではありますが…」と述べ、高齢出産への不安を吐露。前回の出産が帝王切開だったことに触れ「お腹の子も帝王切開になると思うのですが術後が特に心配かな」と思いを明かした。最後に、長女の近況について、プール講習に参加しているそうで「学校のお友達にも逢えるのが嬉しいようです」と説明。「プール後は、お友達と一緒におにぎりを食べて 図書館でお勉強 児童館で遊んで、帰ってきます」と明かし「皆様も、どうか熱中症にお気をつけくださいね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年07月26日子犬はエネルギーがたっぷりあって、遊ぶのが大好きです。好奇心旺盛な子犬は、寝ている時間以外は常に体を動かしていることも多いでしょう。子犬と遊んで疲れた高齢犬が…?アメリカで、2匹の犬と暮らす人が投稿した動画が話題になっています。この家では、7歳のメス犬と子犬を飼っているのだそう。ある日、子犬と遊んでいた7歳の犬が疲れて、カーペットの上で眠ってしまいました。一方の子犬は眠くなくて、まだまだお姉さん犬と遊びたいようです。そこで子犬がとった行動とは…。こちらをご覧ください。「あれ、どうして寝ちゃったの?」まるでそういいたげな表情で首をかしげながら、お姉さん犬を見ている子犬。しかし、寝ている犬を起こそうとはせず、そばで起きるのをじっと待っているのです。「子犬は7歳の犬がなぜそんなに眠いのか分からず、とても困惑していました」とつづられた動画には、子犬の行動を褒める声が上がりました。・笑った!子犬の忍耐強さが最高だね。・どうして寝ているのかをすごく考えていて、めちゃくちゃかわいい!・友達を寝かせてあげる、優しい子だね。子犬のしぐさから「早く起きないかな?一緒に遊びたいな」という気持ちがじわじわと伝わってきます。それでもお姉さん犬の体を触ったり、吠えたりすることなく、静かに起きるのを待っているのが賢いですね。お利口にしていた子犬は、昼寝で元気を取り戻したお姉さん犬にたっぷりと遊んでもらったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年07月16日見知らぬ土地に引っ越す際、近隣にどのような人が住んでいるのか気になるのは自然なことでしょう。アメリカのテキサス州に住む、ケリー・マクダフ(kellyann2339)さんは新しい家に移り住むことになりました。彼女は新居で撮影した、11秒間の短い動画をTikTokに投稿。その内容に大きな反響が上がりました。引越し当日、新居の向かいの家に住む男性がケリーさんの家にやってきたのだそう。52年間もそこに住んでいるという、98歳のその男性は、彼女にこういったのです。「あなたたちがここを私たちと同じくらい気に入ってくれたら嬉しいよ」そして男性は、ケリーさんたちを歓迎する気持ちを込めてケーキをプレゼントしたのです。@kellyann2339I love it here♬ Little Things - Adrian Berenguer動画には帰っていく男性の後ろ姿と、感極まって涙ぐむケリーさんの表情が映っています。「私はここが大好きです」とつづられたこの動画には、230万件の『いいね』が寄せられました。・あなたはまさに隣人の宝くじに当たったね。・ぜひ彼を夕食に招待してあげてほしい!・100年近い知識をもつ人と知り合えるなんて、とても素敵なことだよ。・これって昔は隣人同士がお互いにしていた、普通のことなんだよね。翌日、ケリーさんはレモンパイを作って、男性の家に届けました。前日の感謝の気持ちを伝えると、男性は「そんなことしなくていいのに。でもレモンパイは大好きだよ。嬉しいな」と喜んでくれたそうです。引っ越してきた人が近所に挨拶をすることはありますが、隣人が歓迎の贈りものをするのは珍しいのではないでしょうか。現代は近所付き合いなどの人間関係が希薄になっているといわれます。そんな中で近所の人と仲よくなり、心温まる交流ができたら、毎日の生活も楽しくなるでしょう。ケリーさんの経験は、人とのつながりの大切さを思い出させてくれますね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月16日■待望の妊娠。でも「高齢出産」というワードがのしかかる主人公の美紀は39歳。2年前に婚活をし結婚しました。夫婦で子どもがほしいという意見が一致し、妊活を開始。幸運なことに私は妊娠することができ、さっそく近所の産婦人科に受診にいったのです。妊娠にウキウキしていた美紀ですが、医師から言われた「高齢出産」というキーワードで一気に不安になってしまいました。年齢がいくつであろうと、出産に不安を抱えているのは一緒なんだと実感した美紀。出産予定日が近い女性たちとのコミュニケーションで、少し明るい気持ちになれました。高齢出産に母も友人も祝福してくれていない?母は里帰り出産を喜んでくれるのではと思っていたのですが、予想に反して、母の返事はアッサリしたものでした。美紀は、それがあまり喜んでいないようにも感じられたのです。その後、友人に会いに行くと…。中学生と小学生の母となっていた友人に妊娠したことを報告すると、祝福されるどころか驚かれてしまいました。この2つの出来事が、美紀を落ち込ませました。この主人公に対して、読者たちはどのような考えを持ったのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に2022年4月23日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■しんどいこともあるけど高齢出産の何が悪いの? まずは、主人公と同じように高齢出産を経験した読者からのコメントをご紹介します。「確かに大変なこともあるけど、妊娠や出産は素敵なこと」「育児は自分が乗り越えればいいだけで、他人にとやかく言われる筋合いはない」との意見が。周りが思っているよりも、高齢出産で困ることはないという人が多数でした。・私は一人目の出産は42歳のときでした。周りに悲観的な人はいなくて、逆に「実は私の姉が45歳で二人目」とか、「実はおばあちゃんが最後の子ども産んだのも42歳だった」とか、40代の出産も結構ある話でした。 幼稚園や小学校のお母さんにも同年代もいたため、年齢で目立つこともありませんでした。 結婚年齢が早い、遅いは地域柄もあるかもしれないので、40代でもあまり悲観的になることはないと思います。年齢がいってからの子育ては、すでに社会生活が長く達観しているので、ゆるく子育てができて、それはそれで楽しめますよ。・まぁ確かに40過ぎて子どもを生むとしんどい。 私は二人目を35歳で妊娠したけど、子育てはしんどい。 結局は余計なお世話ですよね。自分が産んで育てるわけじゃないなら、余計なこと言わないでほしい。・こんな酷い話があるのだろうかとびっくりです。 私は妊娠時42歳、出産は43歳でした。 母は孫を諦めていたので、大変喜び、友人たちもとても喜んでくれました。 なんでこの主人公の周りの人はこんなこというのかなと不思議です。 晩婚や高齢出産に対し、ネガティブなイメージが広がらないように願うばかりです。・私も39歳で初産だった。初めて行った産婦人科で「ここでは産めない。産める病院は自分で探して」と先生に言われ、途方に暮れたのを思い出しました。・38歳で初産だったけど、参観日とか全然浮いてなかったよ。年齢じゃないと思う。若くても身なりを気にしないママはおばさんにしか見えないし。子どもと自分のために綺麗をあきらめなければ、全然大丈夫ですよ。・私も42歳で第3子、45歳になる少し前に第4子を産みました。すでに上の子たちは結婚や就職していて、第二の子育てを楽しく過ごしています。妊娠、出産は人生のうちでなかなか経験できないこと。今、高齢出産はめずらしくなく、とてもステキなことです。人の意見などに振り回されることなく、自分と赤ちゃんのことを大事に考えてください。・35歳で2人目を産みました。20代で1人目を産んだときよりも、妊娠中、産後と大変でした。「あー、若い時に産んだほうがいいって、こういうことなんだ」と思いましたが、それは周りが言うことではなく、産んでから本人が思えばいいことだと思います。産んだら大変なのはみんな同じ。産むのが命懸けなのもみんな同じです。高齢出産を私は尊敬します。・結婚して10年、不妊治療歴9年、39歳のときに娘を授かり出産しました。 高齢出産のためリスクが高いということはわかっていましたが、それ以上にようやく、ようやく授かった事に喜びが上回り、両親や友人も泣いて喜んでくれたことが嬉しかったのを覚えています。 ・39歳、43歳で高齢出産経験者です。なんというか、現実的に高齢出産は大変ですが、それでも普通に仕事もできる年齢なので、子育てが大変といわれるとモヤります。いいかげん「高齢だから、育児が大変」って言うのはやめませんか? 大変なのはどの年代も同じでしょう。高齢出産の問題は「卵子・精子の劣化」です。それによるリスクが問題なのであって、無事に産めるなら高齢でも、育児にも教育にも生活にも問題はありません。 こういう「高齢ゆえに世間から抱かれるイメージ」は実際に高齢出産した立場からすると事実とはズレています。次にご紹介するのは、高齢出産に肯定的な読者たちの意見をご紹介します。今の時代、30代後半や40代の初産はめずらしくないもの。第二子、や第三子出産ママと混じれば、ほぼ一緒という声も。・参観日なんて兄弟が何人もいる末っ子のママもいるから、年齢が高くて浮くとかはないと思うけどな〜。忙しくておばあちゃんが来るお宅もあるし。 むしろ若すぎて落ち着きがないママの方が、うるさくて浮くと思う。・今どき39歳で妊娠なんて普通だし、参観で浮いたりとかまったくない。古すぎる考えで驚きます。・今どき高齢出産にこんな否定的に話す人がいるのかなとは思いますが、実際子育てしてきて体力勝負というのは事実。子どもがアクティブなら、母親の体力も必要だけど、大人しい子どもならそうでもないし。頭から否定する人なんてあんまりいないと思う。・ 年齢を気にせず接してくれる人もいるし、二人目以降のママなら歳が近い人もいるだろうし、教室に入れば色々な人がいるから、小綺麗にして行けば意外と浮かないと思う。 変えられない現実を受け止めつつ、努力できる部分でカバーすれば、そこまで悲観しなくて良いと思う。・主人公がかわいそうすぎます。 周りは時代錯誤では? 私は田舎に住んでいますが、それでも30代後半に出産する人はたくさんいます。 保育園にも30代後半であろうと思われるママはたくさん見かけます。今は働く女性が多く、キャリアを考え仕事をメインに生きていると、あっという間に30代です。 高齢で産むことの何が悪い? 責任持って産めたら、若くても高齢でもいいじゃないか!!と思います。・高齢出産、高齢出産って差別用語だって思う。何歳だろうが妊娠、出産してもいいじゃん。リスクがあるのはわかるけど、高齢出産って言葉が女性を傷つけてるって思います。最後にご紹介するのは、一部あった主人公に対する否定的なコメントや、高齢出産を不安視する読者たちのコメントになります。そのどれもが、準備や覚悟をしっかり持っていればいいというもの。高齢出産になる場合には、事前にリスクやサポート体制を整えておくことが必要そうです。・主人公は何も考えてなかったんだなぁと言うのが最初の感想。色々な理由で高齢出産になってしまう人は少なくないけど、そのリスクは覚悟しておくべきだったよね。 そして何で里帰りが事後報告なの?お世話になるんだから、親だろうが先にお伺いを立てるのが筋だと思う。親にも事情があるんだし、無条件で受け入れてくれると思ってはいけないんじゃないかな。・この女性はあらゆる考えが浅いのだなと思いました。 まず、妊娠出産を考えるなら高齢であることは考えることだと思います。母子にかかる負担、障害、経済面、将来の介護等、家族計画を何も考えていなかったのだなと思いました。また、実のお母さんに頼る気満々なのも、どうなのかなと思いました。自分が高齢ということは自分の親も高齢ということ。里帰り出産する娘を支えられるか不安もあると思います。 この年齢なら、少しでも情報を調べて、赤ちゃんに対して万全の環境を準備するべきだと思います。・もや〜っとします。40代で出産するのは今では珍しくありませんが、私が子育てしていた20年前は少なかったです。実際、外遊びしていても40代ママさんは疲れてしまい、ほかの方にお世話をさせていました。体力、気力がいる子育てには、周りのサポートが他の人よりも必要だと。親の介護もあると、この歳での出産は覚悟がいるなと感じました。・高齢出産のリスクを知った上で子どもを望むならまだしも、妊娠してから高齢出産のリスクを知るって、主人公甘すぎませんか? 40歳近い年齢で、社会人としてそれなりに生活をしている人であれば、子どもとは無縁な生活をしている人でも、高齢出産のリスクのことなどは何となく耳に入ると思うのですが…。失礼ながら、この主人公のように高齢で出産をする方って、「仕事が〜」「キャリアが〜」などと言い訳をして、どこかズレた感じの方が多いです。 大学を出て仕事を頑張ってそれなりに遊びながらも、20代半ばから30代前半の適齢期に出産している方もたくさんいることはお忘れなく。・保育関係の仕事を主人としているのですが、高齢出産をして育った小学生にわがままな子が多いように見受けられます。私自身も母が40歳の時の子で わがまま気質なところがあります。やっと授かりとても甘やかされて育つことが多いので、後々子ども自身が困ります。今の時代、当たり前になりつつある高齢出産。あまりネガティブに考えることはありませんが、できる準備はしておいた方が安心ですね。覚悟を持って子どもを育てることには、年齢は関係ない! どんなママも大変さは一緒なのかもしれません。▼漫画「高齢出産の不安を乗り越えて」
2024年06月18日現在、65歳以上となっている高齢者の定義。これを5歳引き上げようという提言が話題になっている。これが招くのは年金の大幅な減額と、高齢者の労災の続出だ。頼みの綱の賃上げも、不都合な真実が明らかになって――。「高齢者の健康寿命も延びるなか、“高齢者”の定義を5歳引き上げるべき!」岸田文雄首相(66)も出席した経済財政諮問会議で5月23日、経団連のトップたちから、そんなトンデモ提言が飛び出した。現在、日本では65歳以上を“高齢者”と定義。WHO(世界保健機関)も65歳としているが、これを70歳に引き上げようというのだ。こうした経団連トップたちからの提言に対し、岸田首相は、「誰もが活躍できる社会を実現しなければならない」と発言。経済財政運営の基本指針である「骨太の方針」に、盛り込む考えを示したという。「“高齢者”の定義を引き上げようという背景には、年金受給開始年齢の引き上げや、社会保険料の納付期間を延長したいなどの思惑があるのでしょう」そう推察するのは、鹿児島大学法文学部教授で社会保障に詳しい伊藤周平さん。仮に高齢者の定義が引き上げられ、年金受給開始年齢も70歳になった場合、生涯に受給できる年金は大きく減る。総務省「家計調査(2023年平均結果)」によると、「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」の年金受給額は月21万8441円、「65歳以上の単身無職世帯」の年金受給額は月11万8230円となっている。5年間、受給期間が減るとなると、夫婦世帯では約1300万円、おひとりさま世帯では約700万円もの“もらえるはずだった年金”がもらえないことになるのだ。「そうなると、65歳を過ぎても働かざるをえない高齢者がますます増えるでしょう。健康な方はまだしも、持病を抱えている高齢者は、一層厳しい状況に追い込まれてしまいます」(伊藤さん)これまでも政府は、年金受給開始年齢の先送りと合わせて、高齢者の雇用拡大を進めてきた。実際に、この10年で高齢者の就業率は右肩上がりだ。総務省の「労働力調査」によると、2012年には約58%だった60~64歳の就業率は、2022年には約73%に。65~69歳では約37%から約51%に、70~74歳でも約23%から約34%に上昇している。「健康寿命が延びたこともありますが、2000年に法改正され、それまで60歳だった年金の受給開始年齢が、2013年度から65歳へと段階的に引き上げられたことが関係しているでしょう(女性は2018年度から引き上げ)」(伊藤さん)65歳以上の高齢者の就業者数は19年連続で増加し、2022年には過去最多の912万人にのぼった。健康な高齢者が“生きがい”のために働くならよいのだが、気がかりなデータも……。「高齢者の就業率増加とともに、高齢者の“労災死”も増加しています」そう警鐘を鳴らすのは、高齢者の労働問題に詳しい弁護士の尾林芳匡さんだ。厚生労働省の「労働災害統計」によると、昨年はやや減少しているものの60歳以上の労災死は近年増え続け、2021年に過去最多の368人を記録。全年齢の労災死のうち約4割が60歳以上という結果になっている(表参照)。全年齢で60歳以上の労働者が占める割合は2割程度なのにもかかわらずだ。「今後、年金受給開始年齢が65歳から70歳に引き上げられたら、さらに高齢者の労災死が増えることが懸念されます」(尾林さん)■けがをしても労災申請できない高齢者その場合、高齢者の労災死はどれくらい増えるのか、伊藤さんのアドバイスのもと、本誌が試算を行った。本誌の推計によると、2022年の60歳以上の就労者数は約1460万人。2030年の60歳以上の就労者数は推計約2810万人と、約1.9倍となる。労災に対する適切な対策をとらなければ、2030年における60歳以上の労災死は約700人(2022年は360人)が予想される。過去に前出の尾林さんが相談を受けた高齢者の労災死の事例では、こんな悲惨なものがあった。「年金だけでは心もとないからと、深夜のガソリンスタンドで働いていた73歳の男性が、〈連続勤務で体調が悪いので今日は休みたい〉と、スマホから勤務先にメッセージを送信しようとした矢先に心筋梗塞で亡くなったという事例がありました」その男性は、持病や年齢を考え、「労働時間は週30時間未満」などと勤務契約を結んでいたが、契約は守られていなかったという。「深夜の勤務自体大変なのに、亡くなる寸前には、猛暑のなか連続6日勤務までしていました。しかし、そんな状況下で亡くなっても、現役世代と比べると労働時間が短いため、労災と認められることは容易ではありません。こうしたケースは少なくないんです」つまり、報告されている高齢者の労災での死者数は、氷山の一角という可能性があるというのだ。「そもそも、高齢者の就業要件は厳しく、環境のよい室内で安全にできるような仕事は、なかなか見つからないのです」(尾林さん)熊本大学法学部教授で労働法が専門の紺屋博昭さんも、「高齢者の雇用環境はブラックそのもの」と、こう続ける。「各都道府県には、“シルバー人材センター”が設置されていますが、これは高齢者の雇用安定に関する法律のもとにつくられたにもかかわらず、高齢者の雇用安定にはつながっていません。生活費を稼ぐほどの賃金が得られないばかりか、高齢者はセンターから紹介された仕事を“請け負う”かたちになっていて、就業先と雇用関係を結ばないため、けがをしても労災申請すらできません。“けがと弁当は自分持ち”というブラックな状況です」こうした悲惨な状況を改善するためには、どうしたらよいのか。「事前に高齢者への配慮がある勤務先か確認する、また契約内容と異なる労働環境で働かされた場合、すぐに辞める、または弁護士やユニオンに相談するなど、なんらかのアクションを起こすことをおすすめします」(尾林さん)死なないための“知恵”と“お金”を今から蓄えておこう。
2024年06月06日皆さんは、電車内でトラブルに巻き込まれた経験はありますか? 今回は「迷惑な高齢者」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言迷惑な高齢者に絡まれ…電車で通学をしている、大学生の主人公。ある日体調が悪かったため、唯一空いていた優先席に座りました。すると乗車してきた高齢女性が「席を譲りなさい」と要求してきて…。女性は、主人公が席を譲ってもイヤミを言いました。翌日から、その女性に電車で追い回されるようになってしまいます。そんなある日、女性が「最後まで話を聞きなさい!」と腕を引っ張ったことで、転倒して足をケガしてしまった主人公。そのため翌日から友人に付き添ってもらったのですが、その日も女性は「年寄りに席譲れ」と要求してきて…。友人が抗議するも…出典:モナ・リザの戯言「あの、彼女は足をケガしていて…」と友人が守ってくれるも、女性はお構いなし。主人公たちは慌てて電車から降りましたが、女性は「謝罪もしないで逃げる気?」と電車を降りて追いかけてきたのでした。読者の感想迷惑な女性に嫌がらせのターゲットにされてしまった主人公が、不憫だと思いました。年齢を武器にしてやりたい放題する女性に、イライラしますね…。(30代/女性)女性のあまりのしつこさには、恐怖すら感じてしまうレベルですね…。わざと優先席に座っていたわけではないですし、しっかりと主人公たちの話を聞いてほしいものです。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年05月13日お笑いタレントのだいたひかるが9日に自身のアメブロを更新。高齢育児で難しいと判断したことを明かした。この日、だいたは「無理がきかない高齢育児」というタイトルでブログを更新。「子供はメキメキ体力がつきますが、こちらはメキメキ衰えていく」と冗談まじりにコメントし「中年に優しい、スケジュールをくむようになりました」と変化を明かした。続けて「1日でディズニーは、もう難しいと判断」したといい「そうして良かったと思う…この躍動感と、はしゃぎっぷり」とベッドの上ではしゃぐ息子の姿を公開し、ブログを締めくくった。
2024年04月10日皆さんは、電車でトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は「電車で学生を責める老人」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言難癖をつけてくる高齢女性いつも電車で通学している大学生の主人公。ある日、車内で見知らぬ高齢女性に目をつけられ、難癖をつけられるようになりました。そんな主人公が、足を怪我してしまったときのことです。主人公は友人に付き添ってもらい、電車の座席に座っていました。するとやってきた高齢女性が、主人公に「席譲るべきなんじゃないの」と言ってきたのです。友人は主人公をかばい「彼女は足を怪我しているんです!」と言ってくれましたが…。事情を話しても…出典:モナ・リザの戯言何としてでも主人公に難癖をつけたい高齢女性は、友人の話を聞こうとしません。すると友人は、主人公に嫌がらせする高齢女性に激怒しました。次の瞬間、高齢女性は被害者面で周りに助けを求めたのですが…。普段から様子を見ていた同じ電車の利用者に責められ、そのまま駅員に連れていかれるのでした。読者の感想電車の中で同じ学生に何度も難癖をつけ、嫌がらせを繰り返すなんてひどいですよね。怪我をした主人公が高齢女性とこれ以上のトラブルにならないよう、かばってくれた友人が立派でした。(40代/女性)高齢だということを理由にして嫌がらせをするなんて信じられません。人に嫌がらせをするほどげんきなのであれば、座れなくても大丈夫なのではと思ってしまいます。周りの人が見ていてくれたおかげで、主人公が助けてもらえてよかったですね。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年04月02日アメリカのノースカロライナ州で動物保護活動をしているクリッシー(chrissyfnf)さんが、用事で地元の動物保護シェルターに立ち寄った時のことです。彼女はロビーで、飼い主に引きずられるようにして入ってきた犬を見かけました。その犬は見るからに高齢でうまく歩くことができず、混乱した様子で飼い主の脚にしがみついていたそうです。犬の顔には腫瘍があり、皮膚は腐ってひどい悪臭を放っていたのだとか。クリッシーさんは飼い主とシェルターのスタッフから、18歳のその犬が安楽死のために連れて来られたことを聞きます。かわいそうに思った彼女は飼い主に「この犬を病院に連れて行かせてください」と懇願しましたが、飼い主は笑って「ダメだ」といったそう。しかし彼女は諦めず、シェルターのスタッフに合図をして、犬をその場から連れて帰ったのです。ほんの数日間でも楽にさせてあげたい犬はまともに歩けないため、クリッシーさんは自分のヒールを脱いで、犬を抱えて運びました。犬がそこらじゅうに吐いた血液や体液で車内は汚れ、悪臭が広がり、彼女は「この犬をどうしたら助けられるのか分からなかった」といいます。犬を診察した獣医師は、「ほんの数日間かもしれないけど、腫瘍を取り除くことがこの犬を快適にする唯一の方法」といったのだとか。彼女は同意して、犬の腫瘍を除去する手術を行いました。それから1年が経過した2024年1月11日、クリッシーさんはシーモアくんと名付けたその犬の動画を公開。シェルターで助け出されてから1年間、シーモアくんは彼女の家族として幸せに過ごしていたのです!@chrissyfnf I can’t believe today marks 1 year with you. January 11th last year I watched your owner dragging you toward the shelter door. Your old legs couldn’t keep up and you were so confused clinging to who you thought was your person . The rotting skin and tumors smelled so bad you actually were clearing out the lobby area.There was no way I would let your old bones go lay on that floor to die alone. I was only at the shelter to help my friend finish up our other intakes we were taking from that shelter quickly. I was there just at the right moment and our hearts were absolutely meant to be. You could hardly walk and your face was infected from the growths being untreated. I will never forget your face looking up at me while I was kicking off my favorite heels in the parking lot because your big self couldn’t walk any further - I had to carry you. You stared at me like what are you even doing? you look crazy- no way you can carry me .. You had no clue the amount of times I would carry you over the next year. The vets told me maybe even only a few days but removing those masses was only way to make you comfy.. so we did it. I brought you home and promised to show you all the things I wish you had before. My mission to save your heart started … little did I know you would save me instead. Pappy seymour this year has been the biggest gift to me. You have become the face that greets me every time I get home. You wait for me like I am your whole world. We became best friends. I so badly longed to have holidays and celebrate with you. I prayed about it a lot. I can’t believe we have now had them all. My prayers were answered. Today marks 1 full year. We have done it all. You celebrated every one of our family birthdays stealing bites of cake always , you dressed up with the kids for Halloween, we snuggled by the Christmas tree with cookies. Every single moment this year you have made my life so much better. I am yours and you are mine. Best friends forever. Here’s to a year seymour ❤️ I pray for so many more memories. I ask today if everyone could donate $1 in honor of his 1 year to help our rescue. Venmo:‘forgottennowfamily PayPal: Forgottennowfamily@gmail.com #hospice #fosteringsaveslives #myguy #youandme #dontbullymybreed❤ #pittiesoftiktok #forgottennowfamilyrescue ♬ You and Me - Eldar Kedem19歳の誕生日に「おめでとう!」といわれて、嬉しそうに返事をするシーモアくん。クリッシーさんの子供たちと遊んだり、ゆっくりながらも自分の足でしっかりと歩いたりしています。1年間の思い出が詰まったこの動画は、多くの人の涙を誘ったようです。・号泣した。高齢の犬にこんなことをする人がいるなんて理解できない。この犬を引き取ってくれてありがとう。・あなたほど素晴らしい人はいないよ。・この犬の乳白色の瞳と老いた吠え声に涙が出そう。あなたの大切な美しい天使は、亡くなった私の高齢犬を思い出させてくれる。その子を愛してあげてね。同年2月14日に公開された動画では、シーモアくんがバレンタインデーのクッキーをもらう様子が映っていました。クリッシーさんは「シーモアは私にとって最大の贈り物になった」とつづっています。@chrissyfnf Pappy Seymour put back on his valentines robe and has his most favorite cookie snackies. we celebrated him being the best boy and my valentine ❤️ Happy valentines day from us - love chrissy & seymour #hospice #fosteringsaveslives #pittiesoftiktok #foster #rescue #shelterdog #myheart #myvalentine #myguy ♬ original sound - Chrissyこの1年間、クリッシーさんと彼女の家族とともにたくさんの思い出を作ってきたシーモアくん。新たな1年も、楽しい思い出が増え続けていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月20日超高齢社会が進行する日本において表出するさまざまな社会課題に精通する斉藤徹氏が「高齢ドライバー」に関するイシューをSurfvoteで提起。高齢ドライバーによる事故や対策について、詳しく追及した。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「高齢者は何歳まで運転可能とすべきか?」というイシュー(課題)について1月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。高齢者は何歳まで運転可能とすべきか?超高齢社会がすすむ日本において、高齢ドライバーによる事故が社会問題となっています。2019年に東京・池袋で起きた痛ましい事故は、多くの人たちの記憶に残っています。高齢者による運転事故は、認知機能の低下による判断の遅れが原因のひとつと考えられています。対策としては、免許更新時に高齢者講習に加え、認知機能検査や運転技能検査を必須としたり、免許を自主返納してもらったりするというものがありますが、さまざまな問題をはらんでいます。高齢ドライバーによる事故を防止するために、効果的な対策とは何なのでしょうか。Surfvoteを通じてひろく意見を募集しました。投票の詳細イシュー(課題):高齢者は何歳まで運転可能とすべきか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2023年11月29日〜2024年1月31日有効票数:62票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)運転免許の返納はあくまで本人の自由意志に基づいて行われるべき 29%年齢によらず能力差はあるのだから、「高齢者」とか「○歳以上」とか、一括りにしてしまうのはやや強引。年寄りになっても、安全運転でドライブを楽しむ権利はある。運転免許の技能試験、認知試験をより厳密に行い返納を促すべき 30.6%高齢になっても自分は大丈夫と思っていても身体が思うように動かなかったり、とっさの判断が鈍っていたり色々な障害が生じてくると思います。75歳あるいは80歳といった年齢で区切って免許返納を行うべき 19.4%老化や認知症等の記憶力の低下は誰にでもなりうる。定年等と同じように何歳と定めることで事前に不慮の事故を防げると考える。運転免許の返納と、代替輸送手段の提供、割引はセットで行われるべき 3.2%高齢者から運転免許を取り上げるのなら、同じくらい便利な代替輸送手段を提供することが前提条件だと思う。サポカー免許への切り替えをより積極的に行うべき 3.2%他の選択肢も取入れながら、返納せず運転する方はサポカーの切り替えをしていくべきだと思います。自分の命も、他人の命も守るために。自動運転技術開発を加速化し、高齢者の移動の利便性を担保すべき 11.3%決して高齢者だけが事故を起こすわけではない。全自動の車が一般的になったら便利で、渋滞も起きずすべての問題がうまくいく。その他 0% わからない 3.2%このイシューを執筆した 斉藤 徹氏超高齢未来観測所。超高齢社会と未来研究をテーマに活動。 元電通シニアプロジェクト代表、電通未来予測支援ラボファウンダー。国際長寿センター客員研究員、早稲田Life Redesign College(LRC)講師、社会福祉士。著書に『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(翔泳社)『ショッピングモールの社会史』(彩流社)『超高齢社会マーケティング』(ダイヤモンド社)など多数。あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月07日出産のダメージは、全治2カ月ほどの交通事故に匹敵するなんて言われていますが、その通りだと思います。4人の未就学児を育てる私が、33歳で患った静脈瘤。年を取ったらなりやすい病とばかり思っていましたが、実はそうではなかったのです。産後、30代で静脈瘤に2人目を授かり、妊娠の経過も問題なく無事に2人目の元気な女の子が誕生しました。その後、入院中のベッドに横になっていると左足のふくらはぎの内側からくるぶしの辺りまでヒリヒリとした感触。朝になり、洗顔するため洗面所に向かおうと歩きだした瞬間、ズキンッズキンッと、足に脈打つ痛みを感じました。朝の回診の時間となり、院長先生に足を診てもらうと、「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)だね。産褥期血栓塞栓症(さんじょくきけっせんそくせんしょう)になると大変だから、退院後は早めに検査して」とのこと。特に妊娠・産後は、下肢静脈瘤や血栓症になるリスクが高くなるとのこと。そして血栓症は命に関わる可能性もあるとのこと……。真っ先に赤ちゃんや上の子、夫の顔を浮かべ涙が出ました。退院後に総合病院で検査することに産院で着圧ソックスを借りて過ごし、紹介状を書いてもらい、無事退院。総合病院で下肢静脈瘤の検査をすることに。後日、総合病院で医者に診てもらうと、「妊娠2人目以降は、下肢静脈瘤になりやすいです。妊娠中は赤ちゃんで血管を圧迫します。お産のときにいきんで血管に圧がかかり、静脈の弁が壊れた状態。足の静脈の弁が壊れたことによって血液が戻りにくくなり、どんどん下に滞留する、これが静脈瘤」と、医師が説明してくれました。お産は本当に命がけだと改めて実感しました。まずは採血をし、下肢エコーの部屋へ。紙パンツをはき、ベッドの上に立たされ、足のエコー画像を見ていきます。血栓はなかったものの、両足に下肢静脈瘤が認められました。太ももにある静脈の血管の弁が閉まらない状態で、手術や治療をしないと悪化する一方とのこと。緊急性はないけれど、生活に支障が出るのであれば早めの手術を勧められました。手術方法は、「ストリッピング治療(弁不全を起こしている静脈を引き抜く方法)」やカテーテル治療、逆流を起こしている静脈内に医療用の瞬間接着剤を注入して固め、血液の逆流を止める「治療法血管内塞栓手術」、注射での硬化治療が挙げられましたが、手術と聞くと気が引けてしまい、夫と相談して生活に支障を来すようであれば手術を検討することにしました。下肢静脈瘤を抱えながらの子育てその後、また妊娠・出産を繰り返し、今では4人の子どもたちと夫との生活となりました。妊娠後期になると下肢静脈瘤がひどくなり、お産は自然分娩でしたが、なるべく変にいきまないように気を付けました。それでも産後は、脚がズキズキと痛み、着圧ソックスが手放せなくなりました。普段の生活でも常に足を下に向けていることが多いため、なるべく着圧ソックスをはいて生活しています。はかずに保育園の送迎や公園に行くと夕方から足がむくみ、夜には我慢できる程度の痛みを感じるようになりましたが、着圧ソックスをはいていれば、今のところ悪化はしていません。まとめ私が若いころ、おばあちゃんが気にしていた足の静脈瘤。夕飯が終わって水仕事を終えた後、ふくらはぎの内側にできていたボコボコとした静脈瘤を手でよくさすっていました。年を取れば誰でも患う可能性があるとは知っていたものの、まさか30代半ばにして付き合うハメに合うとは思いもしませんでした。これからも着圧ストッキングを活用しながら付き合っていかなければなりません。生活に支障が出てきた場合は、再検査をして手術を受けるか判断しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。文/つき著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月05日年齢とともに衰える肉体に戸惑いを覚える今日このごろ。美容整形や高価なエステなどではなく、ナチュラルにお金をかけずにアンチエイジングに取り組めないか模索中です。今回は、有名芸能人も愛好しているというある体操にまつわる体験談をご紹介します。若返りの秘儀といわれる体操とは若返りの秘儀と呼ばれる「チベット体操」 。美容や痩身だけでなく、細胞の活性化により体の内側から若々しく健康になり、白髪や視力、内臓機能の改善、生理痛の緩和などが期待できるといわれています。1日数分でできるので、私はヨガよりもお手軽なエクササイズだと思いました。タレントの美輪明宏さんも習慣にしているとメディアで話題になったこともありました。美輪さんが愛好しているなら、効果がありそうに思えてくるから不思議です。チベット体操というと何やらスピリチュアルな雰囲気がありますが、それもそのはず。チベット体操は本来、ラマ僧が心身を浄化し、瞑想(めいそう)に入る前におこなう儀式が元になっているそうです。修行僧がエネルギーを高めるためにおこなう儀式の効果を、アンチエイジングに応用したものが「チベット体操」だそうです。そのため、チベット体操においては、一つひとつのエクササイズのことを「儀式」 と呼び、第一の儀式から第五の儀式までをワンセットでおこないます。更年期障害の改善も期待して、わらにもすがる思いで試してみることにしました。「若さの泉」本の内容に引き込まれる私がチベット体操に出合ったのは、かれこれ43歳のころ。当時は不妊治療をおこなっており、鍼灸(しんきゅう)マッサージサロンにも通っていました。そのサロンのオーナーが「少しでも母体が若返る効果があれば」と私に貸してくれたのが『5つのチベット体操若さの泉』(河出書房新社) という古い本でした。著者はピーター・ゲルダーというアメリカ人。小説仕立てになっている変わったエクササイズの本で、欧米で大ヒットして日本でも人気になったのだそうです。本の内容をかいつまんで話すと、著者のピーターが、頭のはげ上がった「ブラッドフォード大佐」 という年配の男性と出会うところから始まります。一度は音信不通になるのですが、再会したブラッドフォード大佐は、驚くことにすっかり若返り、黒髪がふさふさに生えていたのです。大佐は音信不通になる前「若さの泉を探しに行く」 と言って旅立っていったのでした。一体旅先で何が起こったのか。エクササイズもさることながら、不思議なストーリーに引き込まれ、早く続きが読みたくなるような本でした。チベット体操の方法は簡単!チベット体操には5つの儀式があるのですが、1つの儀式を3回ずつおこないます。体操の簡単な説明と実際におこなった感想と結果をお伝えしたいと思います。①第一の儀式両腕を肩の高さに真っすぐ横に伸ばし、体全体で右回りに回転します。最初はたった3回でも、気持ちが悪くなります。でも不思議なもので、毎週続けていると20回以上でも平気で回れるようになりました。②第二の儀式あお向けに寝て足を上げる体操です。これは私にとっては簡単で、最初のころは気持ち悪くなる第一の儀式の後に、ほっとしたのを覚えています。③第三の儀式膝をついておしりに両手を当てて、上体は真っすぐのまま首を後ろに反らしたり下を向いたりするストレッチです。理由はわかりませんが、私はこの動作がきつく感じました。片頭痛のようになるので、ゆっくりおこなうようにしました。④第四の儀式ブリッジのように体を反らせ、おしりは落とさず真っすぐにテーブルの形になるのが理想なのですが、私は体が硬く不格好。それでもヒップアップの効果が徐々に出始めました。⑤第五の儀式うつ伏せになった状態から上体を反らし、おしりを上げてシャクトリムシのような動きをします。一番ハードなのですが、なぜか気持ちが良い! やる気がみなぎってくるようです。私が5年間ほどおこなってみた結果は……なんと48歳で妊娠・出産に成功! そして50歳の今でも生理は順調です。肌に目立ったシワはなく、30代に見えるとお世辞を言われることも! 48歳での妊娠・出産はメディアで取材もされました!まとめ不妊治療をおこなっていたとはいえ、48歳での妊娠は海外セレブなら間違いなくニュースになっている奇跡的な出来事です。私も雑誌やテレビの取材を受けたのを今でも覚えています。そのときはチベット体操のことを言わなかったのですが「若さの泉」 の恩恵があったのではないかと、私はひそかに思っています。私のお気に入りのチベット体操ですが、本に書かれていた効果がすべてかなったわけではありませんでした。白髪の改善を大いに期待していたのですが、特に白髪が減ったとは思えません。それでも健康で丈夫でいられるなら、続ける価値はあると思います。ここ最近、チベット体操をさぼっていたので再開したいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こぴあ(50歳)園芸店店主。園芸ライター。県の里親として虐待児童の一時保護など児童の福祉に携わる。主に1歳前後の里子がお泊りに来るので、日々奮闘中!
2023年11月22日「とても楽しそうに話していたのに…」ある日、目にした光景にそう思ったのは、ごぼふく(gobohuku)さん。スーパーマーケットのエレベーターに乗ろうとした際、高齢男性が駆け込みで乗ろうとしてきたといいます。先に乗っていた高齢女性の助力もあり、無事に間に合った高齢男性。すると、2人はごぼふくさんの前で会話を始めて…。きっと、誰もがごぼふくさんと同様に、こんなツッコミを入れたことでしょう。「勘違いだったんかい…」と…!知人に似た雰囲気の人がいたのでしょうか。2人はお互いに、相手を顔見知りと勘違いしたまま、和気あいあいとしていたのです!これまでの楽しげな雰囲気から一転し、「やべっ、間違えたわ…」というかのように解散した2人の姿に、じわじわと笑いがこみ上げます…!まさかのオチに、漫画を読んだ人からは「空気の変わりっぷりに動揺したわ!」「『スン…』という顔に吹き出した」といった声が続出。中には、人違いから似たような展開を経験した人もいるようです。何歳になっても、ついやりがちな人違い。もし、間違っていることに気付いたら、その場のノリで新しい友人を作ってしまってもいいかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2023年11月19日主催:高齢者住宅フェスタ実行委員会後援:全国有料老人ホーム協会公益社団法人全国有料老人ホーム協会が後援する「高齢者住宅京都フェスタ2023」が、2023年11月23日(木)に京都産業会館ホール南室(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地京都経済センター2階)で開催されます。本セミナーは、高齢者の住み替えに関する基礎知識や健康長寿を伸ばすための講演の他、高齢者住宅の担当者による個別相談会、シニア関連商品のご紹介やご相談を実施します。ぜひご参加ください。【セミナー概要】■開催日時:2023年11月23日(木)11:30(受付開始)~16:30(終了)■参加費:無料■会場:京都産業会館ホール南室(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地京都経済センター2階)地下鉄「四条駅」・阪急「烏丸駅」より徒歩約2分(26番出口直結)■講演会(座席定員200名)【講演13:00~14:00】知っておきたい!高齢者の住み替え基礎知識~元気なうちに住み替える「高齢者の住まい」とは~講師:エイジング・デザイン研究所 山中 由美氏【講演15:00~15:45】健康長寿を伸ばすには?~超高齢化社会を生き抜くカギ~講師:医療法人学縁会 おおさか往診クリニック 副院長日本老年医学会 評議員 和田 泰三氏※個別相談ブース、企業出展ブースもご用意しております。お気軽にご相談ください。【ご参加方法】フリーダイヤル0120-19-0670(高齢者住宅フェスタ事務局受付時間:平日10時~17時(土日祝除く))やWeb(下記URL)よりお申込みください。【2023年11月23日開催】京都高齢者住宅フェスタ : 【参加申込み・セミナーに関するお問い合わせ】高齢者住宅フェスタ事務局【受付時間:平日10時~17時(土日祝除く)】TEL: 0120-19-0670/ FAX:06-6636-1489FAXの場合の申込必要事項:〒住所、氏名、年齢、職業、電話番号、参加人数協会概要設立:1982年2月所管:内閣府/老人福祉法第30条規定事業:消費者保護、事業の健全な発展、行政連携、のための各種事業を実施。お問い合わせ先〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-14アイ・アンド・イー日本橋ビル7階公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 事業部 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月10日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断を迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病について、病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽい物は食べられず、甘い物なら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やおしりに神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・おしりの痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2023年11月06日2023年10月10日、お笑いコンビ『たんぽぽ』の白鳥久美子さんが、第2子を出産したことを、自身のブログで報告しました。2018年にお笑いタレントのチェリー吉武さんと結婚した白鳥さんは、2021年に第1子となる女の子を出産。2023年6月には、第2子を妊娠していることを明かしています。たんぽぽ白鳥が第2子を出産!白鳥さんは、「10月9日の朝に、第2子男の子を帝王切開で出産しました」と、第2子となる男の子を出産したことをブログで報告。同月10日に帝王切開を行う予定だったところ、前日9日の夜中に破水し、そのまま病院に向かい帝王切開となったことを明かしました。白鳥さんは、出産を終えた心境についてこう語っています。突然の破水に驚きましたが、無事産まれてきてくれてホッとしました。3682グラムのビックベイビーです。たんぽぽ白鳥久美子オフィシャルブログーより引用ブログでは、夫であるチェリー吉武さんと長女、そして生まれてきた赤ちゃんとともに家族4人でのショットも公開。「家族が1人増えて、にぎやかになりそうです!どうぞこれからもよろしくお願いします!」と喜びいっぱいにつづりました。白鳥さんは、2023年10月時点で41歳。妊娠発表時には「無事出産を迎えられるように頑張っていきます!」と心境を明かしていました。出産までの間には、家族や相方である川村エミコさんなど周囲の人の支えがあったのでしょう。無事出産を終えた白鳥さんに、ファンから祝福の声が多数寄せられました。・ご出産おめでとうございます!白鳥さんこれからも応援しています!・おめでとうございます!赤ちゃんかわいい!白鳥さんに似ているのかな?・白鳥さん、ご出産おめでとうございます。ますますにぎやかになりますね~。夫のチェリー吉武さんと開設したYouTubeチャンネルでは、長女のことを『チェリ子』と呼び、家族3人で出演する姿も見せていました。コメントでは「チェリ子ちゃんもお姉ちゃんですね~!」といった声も多数上がっています。家族が増えて、ますますにぎやかになった白鳥さんファミリー。第2子の息子さんも、成長してYouTubeチャンネルで見られる日が楽しみですね。白鳥さん、チェリー吉武さん、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年10月10日不妊治療から10年、39歳で念願の子どもを授かりました。出産後3カ月を過ぎたころより抜け毛が始まり、授乳期が終わっても抜け毛が止まらなくなってしまいました。また、髪が生えるのも遅く、抜けるスピードに追い付かずに生え際が寂しくなっていったのです。産後の抜け毛に加齢を感じた瞬間授乳が始まって3カ月たったころから、産後の抜け毛が始まりました。シャンプーをするたびにごっそりと、すべての指の間に髪が引っ掛かったり、枕にも束のように髪の毛が付くようになったりしました。特に、お風呂の排水口は詰まるので、毎日こまかい掃除が必要となりました。これまでの人生でこれほどの抜け毛の経験をしたのは初めてです。しばらくすると、髪が抜けるスピードに生えてくるスピードが追い付かず、前髪の生え際が薄くなり始めました。「このまま生えてこなかったらどうしよう」と不安になり、美容師さんに相談しました。すると、「高齢出産の場合、抜け毛は戻らない場合もありますよ」とのこと。個人の体質によっては、そのまま薄毛になってしまう人もいるようなのです。そのとき、私はすでに40歳。周りのママ友は20代や30代です。彼女たちも抜け毛はあったようですが、私から見る限りは黒々とたくさんの髪の毛が生えていて、困っているようには見えませんでした。彼女たちと比べると、体力面も含めて圧倒的に回復のスピードが遅いことにショックを受け、がく然としたのです。産後と言うより「加齢」という言葉を初めて意識しました。抜け毛の原因は血液不足妊娠7カ月に入ったころ、助産師で鍼灸師の仕事もされている方と会う機会がありました。そのときに、産後に起こり得る困り事についていろいろと教えていただきました。中でも、高齢出産で抜け毛で悩む人は多くいると聞きました。その方の説明によると、髪の毛が抜ける原因は、基本的には毛細血管の血液不足なのだそうです。出産により大量の血液が失われ、それが回復する前に授乳でさらに毎日大量の血液が失われていきます。毛細血管に十分な血液が運ばれず、そこに産後のホルモンバランスの乱れが重なり、抜け毛に拍車をかける状態となるのだとか。さらに、慣れない育児によるストレスが加わってトリプルパンチとなり、抜けやすく再生しにくい髪の状態を作ってしまうというのです。私は授乳期が始まってから、睡眠不足により抵抗力や心の忍耐力が下がってしまっていたのを実感しました。その上、新生児という繊細な命を扱うために、気が休まる暇もありません。こんな毎日がいつもまで続くのかと落ち込みがちになっていました。 そもそも体力の回復が遅くなりがちな高齢出産において、「抜け毛」は心と体の健康状態を表すバロメーターであると実感しました。頭皮の血行促進とストレス解消で抜け毛対策助産師さんから抜け毛対策のために、頭皮の血行を良くし、早めのストレス解消を心掛け、ホルモンバランスを整える必要があると言われました。頭皮ブラシで血行促進そこで、美容師さんにすすめられた頭皮ブラシを購入(写真参照)。美容院で試したとき、頭がスッキリして久しぶりに気持ちよかったのを覚えています。その後、子どもが寝た後や隙間時間、イライラしたときに、頭皮のブラッシングを開始。頭の血流を良くするイメージでおこなっています。水分補給時にスギナ茶と松葉茶を愛飲また、抜け毛について本で調べたら、スギナ茶が髪や爪を健やかにすることを知りました。松葉茶も血管を強くすると記載があり、ネットで無農薬のスギナ茶と松葉茶を取り寄せ、飲み始めました(写真参照)。スギナ茶はやさしい味で比較的飲みやすいですが、松葉茶は少し癖があります。そのため、ほうじ茶に混ぜたりしながら、毎日の水分補給に飲んでいます。2種類あることで、気分によってお茶のブレンドを変えることができ、気分転換に。何より、お茶を入れる行為そのものが癒やしの時間につながりました。そんな日々を続けて1カ月が過ぎたころ、ストレスが以前よりたまりにくく、張り詰めた感じがなくなっていることに気が付きました。まとめ出産後、いつも気持ちが張り詰めていましたが、抜け毛対策として日々のお茶の時間を確保したり、頭皮マッサージを小まめにおこなったりすることにより、オンとオフの切り替えがうまくできるようになりました。そうなると、短い時間でも睡眠が深くなり、同時に抜け毛の量も減ってきました。1年を過ぎたころには産前と変わらない毛量に戻りました。それ以後、忙しい時事、隙間時間でほっとする時間を作ることを意識しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/sawawa著者/がんばるかあちゃん(44歳)10年に渡る不妊治療の末に、高齢出産で高齢子育て中。周りの若いお母さんたちに負けじと体力づくりやインナーケアを含めたエイジレスケアに頑張っている。
2023年10月01日「お腹の張りが強いので……」(※画像はイメージです)宮崎宣子さんは2021年12月に10歳年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚し、今年7月に、不妊治療を経て妊娠したことを自身のInstagramで公表。44歳で初めての出産を控えています。今月半ば、35週の妊婦健診で逆子だったことから帝王切開で出産することが決まったと報告していた宮崎さん。この時点では「予定日としては後1ヶ月弱はある」はずでしたが、27日の健診で、「お腹の張りが強いので予定していた日にちより前に陣痛がくる可能があり、その場合は緊急帝王切開になるので、赤ちゃんの安全を考えても(帝王切開で出産する日を)2週間ほど早めたい」と言われたといいます。実は宮崎さんは数日前 に「お腹の張りが朝から全然引かなくて、寝ても横になってもずっと張りっぱなし…」と異常を感じたことがありました。「だんだん冷や汗が出てきて、針で刺したらパン!と弾けそうなくらいにお腹の張りがマックスになり、熱まで出てきて、これはマズい…」と急遽病院へ行くも、そのときは「妊娠後期の急に赤ちゃんが大きくなっていく過程の張りの可能性が高い」といわれたそうです。今回の健診では、先生に「赤ちゃんもう十分大きいから大丈夫」とお墨付きをもらい、「急ピッチで出産準備に」取りかかることに。「すぐ!というわけではないですが、思っていたよりかなり早まりました…」と、戸惑いもあるようです。前駆陣痛はどんな痛み?妊娠後期、出産予定日が近づいてくると「前駆陣痛」が起きることがあります。分娩に向けた身体の準備として不規則に起きる子宮収縮のことで、痛みの強さや続く時間、間隔はまちまちです。前駆陣痛の痛みをどう感じるかには個人差がありますが、多くは軽い月経痛のようなおなかの張りで、しばらく安静にしていると治まります。前駆陣痛から陣痛へ移行したかどうかをハッキリ判断できる方法はありません。結果的に産まれた場合に、それを陣痛であったと判断します。陣痛開始の目安としては、1時間に6回以上の規則的な収縮が起きるようになることです。前駆陣痛なのか陣痛なのかを見分ける一つの参考として、張りや痛みを感じた時間をメモしておくと良いでしょう。もし強い痛みが切れ目なく続いたり、赤ちゃんの胎動が感じられなかったりする場合は何らかの問題が起きている可能性があるので、かかりつけの産院へすぐに連絡するようにしましょう。参照:【医師監修】前駆陣痛はいつから起こる? 本陣痛までの期間や陣痛との違い
2023年09月28日40歳で次男を出産した私。46歳となる現在、度々ホットフラッシュを感じています。しかし次男が通う幼稚園のママは皆30代で、私より若い世代のママばかり。若いママに囲まれ、ホットフラッシュなどの更年期症状について相談できる相手がいないことに悩む私の体験を紹介します。汗対策でおしゃれとかけ離れた姿に更年期によるホットフラッシュが始まって今年で2年目になります。ホットフラッシュは更年期の代表的な症状の一つで、エストロゲンという女性ホルモンの減少により自律神経が乱れ、血管が拡張して体温調節機能が働かなくなり、のぼせ・ほてり・発汗などを生じやすくなるものです。私はこのホットフラッシュについて婦人科で相談し、加味逍遙散(かみしょうようさん)という漢方を処方してもらっています。1年飲んだ冬には少し症状が落ち着いたかなと思いましたが、暑い季節になるとやはり汗がたくさん出るようになりました。2023年新型コロナの行動制限が緩和されたせいか幼稚園の行事も増え、保護者の方と顔を会わせる機会が多くなりました。私はホットフラッシュのせいで、行事のたびに上半身が汗だくです。もちろん汗対策もしており、首に冷感スカーフを巻いて冷やしています。しかし、冷感スカーフは時間がたつと涼しい効果は半減するので、フェイスタオルをさらに首に掛け、いつでもサッと顔や首の汗を拭けるようにしています。ハンカチでも良いのですが、行事や懇談会の間は仕事を割り振られていたり資料とペンを持ったりしていて両手がふさがっていることが多いため、フェイスタオルがちょうど良いのです。しかし、首にタオルをかけている姿はおしゃれとはかけ離れており、やや恥ずかしい気持ちになることもあります。若いママには汗だくの理由を気軽に話せずある暑い日、幼稚園の行事で私はいつものように冷感スカーフとフェイスタオルを首に巻いていたら「汗対策をダブルでしていてバッチリだね」と30代のママ友に言われました。更年期の私はホットフラッシュで皆より汗が出るからだとは言えず、「バッチリでしょ」と返すことしかできませんでした。その人は比較的よく話すママ友でしたが、私の気が引けて打ち明けることができませんでした。私自身、自分にホットフラッシュが出るまで更年期症状について無知であったため、打ち明けても理解してもらえないのではないかと思ったからです。打ち明けられたら私の気がラクになるのですが、なかなか気軽に話せないことが悩みです。さらに本当はもっと汗対策をしたいのですが、恥ずかしさがあってできません。外でおこなう幼稚園行事では目の周りから汗も出るので、暑さを軽減させえるためにサングラスを掛けたいこと、ファン付きのベストも取り入れてみたいこと。もしママ友に打ち明けられたら、ファン付きベストも堂々と着られるようになるかもしれません。同年代でもホットフラッシュを知らない!?幼稚園のママ友が自分より全員若いと思っていたある日、なんと私と同じ年齢のママ友を見つけました。そこで早速更年期について話してみることに。「ホットフラッシュで汗がたくさん出て大変なんだよね」と私が言うと、「ホットフラッシュって何?」と返されました。なんとホットフラッシュを知らない同年齢の女性がいるとは……。話を聞いてみると、彼女の場合、更年期による疲れやすさなどはあるけれど、ホットフラッシュの症状はないとのことでした。更年期についてアレコレ情報交換のように話せるかと思っていましたが……ホットフラッシュについて語りたいという私の思いは、残念ながらかないませんでした。でも、その他の更年期症状については話しやすいことや、何より同年齢のママ友がいることで安心感が生まれました。1人に打ち明けることができたので満足したのか、汗対策で重装備だからといってそんなに気にしなくても良いかなと思うようになりました。更年期症状が人それぞれであることから、私が経験していない症状でその対策をしている人がいるかもしれないという気持ちが生まれたからです。まとめ私の悩みはホットフラッシュのことを気軽に話せるママ友がいないということでしたが、同年代のママ友に打ち明けたところ、更年期症状が人それぞれ違うことを知りました。私はホットフラッシュの大変さを共感し、ねぎらい、励まし合うことを目的にしていたのですが、人それぞれ違うことから、同じ症状で共感することにそれほどこだわらなくても良いと思うようになりました。 「更年期で大変だね」と、お互いに言うだけで気がラクになれたからです。汗対策も他の人より重装備ですが、気にせず続けていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/れいこ (43歳)電化製品好きな夫、保育園児の子ども2人、猫と暮らしている。コーヒーと美容家電が好き。
2023年09月24日「痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」宮崎宣子さんは2021年12月に10歳年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚。今年7月に、不妊治療を経て妊娠したことを自身のInstagramで公表、出産予定時期には44歳になるといいます。現在は妊娠9ヶ月だといい、8月31日にInstagramへ夫とのツーショットをアップし、出産を控えて迷っていることを綴りました。妊婦健診に行ったところ、「2週間前には逆子から戻ってたのに、また、逆子ちゃんへ」と、お腹の中の赤ちゃんが逆子になっていることがあらためてわかったという宮崎さん。まだぐるぐる動く時期とのことで、35週まで逆子なら対応を教わることになったようです。逆子であるために、「顔もガードされてて一切見えず、4Dで見ても肌色の塊があるだけ」で、エコーで赤ちゃんの顔を見ることは叶わなかったそうです。また、宮崎さんは出産を控えて「親になる実感もなく、どちらかと言うとまだ自分本意で、先生にどうにかして痛くない方法を何度も確認」しているとも。今のところ、計画無痛分娩もしくは帝王切開という選択肢があるようで、「私は高齢なので最初から帝王切開も選べるということでした」と綴っています。誰しも出産を迎えるにあたっては不安が大きいものですよね。初産であればなおさらでしょう。宮崎さんも「よくあるのが高齢だと陣痛促進剤が効きにくい人が多く、無痛だったけど結果帝王切開」になる、いわゆる“出産フルコース”に触れつつ、「フルコースになるくらいなら、最初から帝王切開にした方が…と、痛みに弱い私はぐるぐる考えてしまいます」と、さまざまな考えを巡らせつつ、「まだまだ怖さが優っております」と心境を明かしていました。「逆子」ってどういう状態?「逆子」(さかご、正式には「骨盤位」という)とは、赤ちゃんがママのおなかの中で頭を上にし、お尻や足を下に向けた状態のことです。逆子の状態で出産を迎えると、お産が始まる前の破水や、赤ちゃんより先にへその緒が子宮からはみ出してしまう「臍帯(さいたい)脱出」、「微弱陣痛」でお産が長引く、といった事態が起こりやすくなります。そうすると赤ちゃんが弱ってしまうことも懸念されるため、逆子の場合は帝王切開でのお産になる可能性が高いです。ただし、妊娠30週ぐらいまでは、ママのおなかの中には赤ちゃんが動く余裕があるため、一時期逆子の状態であっても、自然に頭を下にした「頭位」に落ち着くことがよくあります。逆子のまま変わらない場合は、帝王切開での出産準備をはじめることになります。施設にもよりますが、34~35週に帝王切開の予定を組む場合が多いようです。帝王切開には、あらかじめ日程を決めて行う「予定帝王切開」と、妊娠中や分娩中に非常事態が起こった際に行う「緊急帝王切開」があり、逆子により帝王切開を行う場合は、予定帝王切開をすることになります。参照:【医師監修】逆子での帝王切開はいつ決まる? 自然分娩の可能性は?
2023年09月01日皆さんは、電車でトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は「電車で執拗に責めてくる女性」を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言怒り出した女性ある日の通学中、体調が悪く優先席で眠っていた主人公。すると突然、見知らぬ高齢の女性に起こされました。女性は「高齢者が立ってるのに優先席でお昼寝なんて信じられない」と激怒。主人公は慌てて女性に席を譲ります。しかしその後、女性は電車で主人公を見かけるたびに文句をつけるようになったのです。女性が主人公を執拗に追いかけまわす理由とは…。主人公でストレス解消出典:モナ・リザの戯言女性は主人公に文句を言うことでストレスを発散していたのです。そんなある日、降りようとする主人公を、文句を言いながら追いかける女性。恐怖する主人公を、女性は大声で責め立てます。すると同じ電車を利用している乗客たちが、主人公をかばってくれたのです。そして女性が何度も主人公に言いがかりをつけていたと証言してくれました。その後、暴れる女性は駅員に連れていかれ、主人公と同じ電車を利用することはなくなったのでした。味方をしてくれた乗客たち体調が悪くて優先席に座る主人公を執拗に責め、ストレス発散をしていた女性。いつも責められる主人公を不憫に思い、助けてくれた乗客たちのエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。
2023年08月07日私の過去の体験は、ひどい尿漏れを繰り返し、誰にも相談できず悩んでいたときのことです。友人との会話の中でも「恥ずかしい」という思いから話題になることは少なく、自然と避けていました。でも、CMなどで尿漏れケア商品が大々的に宣伝されていることを思うと、悩んでいる女性は想像以上に多いはず。何とか解決策を見出そうと試みて尿漏れが軽減した方法を紹介します。★関連記事:トイレが近くなり、尿漏れも…膀胱炎の再発かと思って検査した結果、まさかの疑いが!【体験談】高齢出産した私。産後に現れた症状は…アラフォー出産の私。駆け回る息子を追いかけて体はボロボロに。頻尿、そして尿漏れ症状が始まりました。「加齢もあるし、子育て中だから今だけだろう。何とかなる」と思い込んでいました。普段の生活でも、スーパーでのレジ待ちが耐えられず、列を外れてトイレに行くこともしばしば。尿漏れパッドに頼るも、それだけでは防ぐことができず、帰宅後に濡れた下着やズボンを交換することが多くなりました。過去に薬の副作用で長年悩まされたことがあったので、何とか病院や薬に頼らない方法はないか……と模索していました。意識してトイレ間隔を少しずつ伸ばすようにそんなときにテレビで、「ヨガでヒップアップ・生理痛緩和や尿漏れ防止」という見出しで、橋のポーズをしているのを見かけました。橋のポーズとは、あお向けに寝た状態からおしりを持ち上げて、両腕と両足で支えておこなうポーズです。これは布団の中でもできるので簡単でラクでした。しかし、運動習慣がなかった私は、そんなラクなポーズを毎日おこなうことですらひとりでは継続できませんでした。そこで、週1回のヨガ初心者クラスに通いました。最初は軽いヨガも苦痛で、効果も目に見えず……。ヨガは仲間との会話も楽しく、リフレッシュになっていましたが、先生がレッスン中に「尿を途中で止められたり、少し我慢できると良いですよ」と、会話を交えながら橋のポーズを取り入れてくれたので、悩んでいた私の心に響きました。橋のポーズをおこなうことで臓器を下側から支える「骨盤底筋」という筋肉を鍛えるそうです。「絶対、途中で尿を止めるなんて無理」と思いながらも、「トイレ中に尿を途中で止める」をできないながらも試し、また普段から「尿意があっても少し我慢する」という膀胱トレーニングを日常的に意識してみました。徐々に排尿コントロールができるように!自分のペースで骨盤底筋を意識し続けて2~3カ月後、スーパーでのレジ待ちができるようになりました。そして1年後には、尿漏れパッドが不要になりました。現在は、トイレに行こうかなと思ってから1時間は我慢でき、トイレ回数も1日10回以上から5~6回程度に。同時に尿漏れ回数が減りました。排尿コントロールができるということは、こんなに便利だったと初めて知りました。まとめ私は高齢の両親の介護経験から、老化は尿漏れ、さらには便漏れにもつながると痛感しています。今の私にも老化はすぐそこに待っていて、いつでも襲い掛かってくると実感しています。「週1回の初心者ヨガ」「日常的に意識する」これだけで、骨盤底筋トレーニングになったのだと思いました。過度の我慢は禁物ですが、今後も無理なくコントロールし続けたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/まるさかな(50代)50代の主婦。夫と息子の3人暮らし。猫、音楽、B級グルメ好き。夫の転勤、パート勤務、不妊治療を経て出産・育児でひと息ついたと思ったら、両親の介護に突入。
2023年07月27日株式会社日本能率協会総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:譲原 正昭)は、高齢者60歳~90歳を対象とした大規模郵送調査「高齢者オムニバス調査」を企画いたしました。高齢者2,500名を対象とした郵送調査で、調査に参加する企業様の募集を開始いたします。高齢者オムニバス調査高齢者に簡単なアンケートを取りたいけれど、・インターネット調査では、70代後半や80代の後期高齢者のデータ取得が難しい…・郵送調査だとコストがかかりすぎて、自社ではコストの負担が難しい…と、お悩みではありませんか。高齢者への調査依頼を数多くいただく当社には度々、簡単なものでいいのでコストをかけすぎずにアンケートを取りたいとご要望をいただいております。今回、ご要望にお応えする形で、「オムニバス調査企画」として、調査に参加したい企業様の募集を開始いたしました。A4用紙1ページ~2ページのアンケート票紙面を、ご応募いただきました企業様にご提供いたします。ご相談・ご関心がおありでしたら、ぜひ担当までお気軽にお問い合わせください。(担当:山口 miki_yamaguchi@jmar.co.jp )HP: ■調査企画概要調査対象 :日本全国に居住する60~90歳の男女調査方法 :日本能率協会総合研究所が保有する「高齢者6090リサーチモニター」を活用した郵送調査回収サンプル:2,500サンプル※性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収調査実施時期:2023年9月下旬予定スケジュール:アンケート票締切2023年8月30日(水)※アンケート票をお送りいただきました後、当社側にて体裁を整えさせていただきます。※設問設計からご相談いただく場合、8月上旬にお打ち合わせを設定させていただきます。アウトプット:ローデータ・クロス集計表(Excelファイル)※11月ご納品予定※同タイミングで実施いたします当社の自主企画調査「高齢者“お金”調査2023年」の回答者属性情報もあわせてご提供いたします。◇お申込みをご検討いただける場合は、早めにご一報いただけると幸いです。※参加できる企業様数には限りがございます。■会社概要株式会社日本能率協会総合研究所所在地 : 東京都港区芝公園3-1-22代表 : 代表取締役社長 譲原 正昭設立 : 1984年(昭和59年)4月事業内容 : 官公庁の政策立案・計画立案のための調査研究事業民間企業のマーケティング、コンサルティングを行う調査研究事業、会員制のビジネス情報提供サービス事業URL : 本件の担当: 経営・マーケティング研究部 山口・荒木 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月29日骨折も手術などで入院した経験もない私。休息を取れば少し無理をしてもすぐに復活していました。そんな私も更年期に入ると、加齢とともに甲状腺の病気に。さらに母の死去と過重ストレスが加わり、突如、体の腫れが現れました。まさかの発病から大変な状態に陥ることを回避できたきっかけは、信頼を置く人への悩みの吐露でした。★関連記事:なかなか治らない風邪症状。貧血や肝機能障害があることがわかり、やっと判明した病名は…【体験談】更年期とともに現れた甲状腺の病気私は40代に入ってから子宝に恵まれ、どうにか無事に出産をしました。高齢での育児は体力的にきつい面はありましたが、この子のためにも頑張るぞ!と意気込んで、仕事に育児に励んでいました。ところがある朝、鏡に映った自分の姿を見ると、首の右側がぷっくりと腫れているではありませんか。甲状腺の専門医に診てもらうと、右側の甲状腺に腫瘍ができているとのこと。人生で初めて入院をし、全身麻酔で手術をし、甲状腺(右葉)を切除することになりました。幸い良性の腺腫で術後の経過も良く、1年間隔くらいの経過観察で済んでいました。母の死去とストレスで在宅ワークへ切り替え50代に入り、闘病していた母が亡くなり、父も体調を崩してしまいました。私は外勤の仕事をしながら両親の入院しているそれぞれの病院に通い世話をしたり、実家の整理整頓や両親に代わり諸手続きなどをしたり、そして子育てをしていました。疲労困ぱいしていた私の姿を見かねた家族から仕事を辞めることを勧められ、私は外勤を辞めて在宅ワークへとシフトすることに。最初に体に変調を感じたのは、腕・足・そして胴体のむくみを自覚したときでした。朝起きて鏡を見た際、パンパンに腫れた顔が映っていました。むくみは治まることはなく、1週間後に外勤を退職するころには、ろれつが回りにくいほどになっていたのです。大病を防げた要因とは外勤を退職後、長年お世話になっている皮膚科を受診して、体のむくみやろれつが回らなくなってしまったことについて医師に相談しました。すると、皮膚科の医師は「できるだけ早く内科を受診して診てもらって!」と、真剣な表情で紹介状を書いてくれました。私はすぐに紹介してもらった内科を受診。その結果、私は「橋本病(慢性甲状腺炎)」を発症しており、このままずっと放置しておくと狭心症などにつながる可能性もあるということがわかりました。内科医から「治るから。かかりつけの皮膚科の先生が気付いてくれてよかったね」と声をかけられました。内科医の説明によると、「もともと2つの甲状腺でどうにか機能していたところ、40代で腫瘍が見つかった際に受けた手術で良い部分まで摘出してしまった。そのせいで甲状腺機能低下症になっている」とのことでした。まとめ私は、加齢に伴う悩みを聞き見ていてくれる周りの人たちがいたことが、発病から大変な事態に陥ることを防いでくれたと思っています。支えてくれる家族や関係者の方々、そして「ただいま!」と帰ってくる娘の笑顔を大切にしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/おみき著者/ちびむす(52歳)マスコミで働いていた両親に似て、仕事に真っ黒になるきらいがある。衛生管理者の資格所持者。仕事と健康の両立を図ろうと奮闘する一児の母。
2023年06月18日2023年6月5日、お笑いコンビ『たんぽぽ』の白鳥久美子さんが、第2子を妊娠中であることを、所属事務所を通じて発表しました。白鳥さんは安定期に入っており、出産は同年10月頃を予定しているといいます。2018年にお笑いタレントのチェリー吉武さんと結婚した白鳥さんは、2021年に第1子となる女の子を出産。今後の仕事の予定に関しては、子育てと体調と相談しながら、できる限り続けていくとしています。また、白鳥さんは夫のチェリー吉武さんと開設したYouTubeチャンネル『たんぽぽ白鳥&チェリー吉武私たち、これで家族やってます!!』に、『チェリ子』と呼ぶ第1子も交えて、家族3人で出演し、現在の最新の状況と心境を語りました。つわりが今回は結構大変で、よく寝込んでたりしたんですけれども、チェリ子とチェリーさんにいろいろ頑張っていただきながら安定期を迎えることができました。チェリ子の時も高齢出産だったんですけれども、更に高齢出産ということで…。無理をせずに周りの方々、何より相方の川村さんに支えられながら、お仕事もさせていただいております。無事出産を迎えられるように頑張っていきます!たんぽぽ白鳥&チェリー吉武私たち、これで家族やってます!!ーより引用2023年6月時点で、白鳥さんは41歳。『たんぽぽ』でコンビを組む、川村エミコさんをはじめ、周囲の支えを受けながら、これからの出産に備えているといいます。白鳥さん、チェリー吉武さん、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年06月05日あなたは街中で困っている人を見かけた時、すぐに話しかけることができますか。見知らぬ人に対して声をかけづらく、ためらってしまう人もいることでしょう。Twitterに投稿された、スーパーマーケットで高齢女性を助けた際のやり取りが、「素敵すぎる!」と話題を呼んでいます。困っている高齢女性に声をかけると…ある日、投稿者さんはスーパーマーケットの売り場で、パックに入ったブドウを眺めていました。投稿者さんの隣では、高齢の女性が商品を選んでいます。女性はブドウのパックを取ろうとするも、傘や買い物かごを持っていたため、うまく手に取ることができません。そこで投稿者さんは、女性を気づかい「取りましょうか?」と声をかけました。すると女性は、投稿者さんに対して、こう答えたのです。「ありがとう!これ、おいしいんですよ。あなたと話せたし、おいしさ倍増ね!」投稿者さんは、女性の言葉を聞き「とっさにそういうことがいえる人って素敵だなぁ。あんな風に歳をとりたい」と思ったそうです。投稿者さんと高齢女性のやり取りについて、Twitterには「こういうことを、さらっといえるようになりたい」「心が温まりました」など、絶賛する声が多く寄せられています。また、「取りましょうか?」と声をかけた投稿者さんにも称賛の声が集まっていました。投稿者さんや高齢女性のように、どんな相手にも優しさを持って対応できる大人になりたいですね!※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2023年04月10日2023年3月現在、多くの人が利用しているフードデリバリーサービス。外食するのが面倒な時や、仕事で手が離せない時などに活用されています。ぺこたぺちか(@PPechka)さんはフードデリバリーサービスを利用した際の出来事を、Twitterに投稿しました。配達経験のない高齢男性が担当に…ある日のこと、投稿者さんはアプリを使い、ハンバーガーの配達を注文します。一般的なデリバリーサービスのアプリでは、どんな人が配達をするのかが事前に分かる仕組みです。今回、投稿者さんにハンバーガーを運ぶことになったのは、配達経験が一度もない高齢の男性でした。未経験者の配達員だと、無事に届くのかどうしても不安を抱いてしまいますよね。しかし、その高齢の配達員はスピーディーにお店から商品を回収し、投稿者さんがいる場所の近くまでやって来ました。※写真はイメージ順調に配達が終わりそうに思えた時、トラブルが発生します。なんと、配達員が迷子に!投稿者さんはアプリで配達員の現在地を確認しながら道案内を試みるも、配達員は目的地からどんどん離れていってしまいました。結局、40分ほどやり取りをしましたが、商品はキャンセルすることになったそうです。配達を担当していた高齢の配達員は、電話で「初めてでうまくできず、ごめんなさい」と投稿者さんに謝りました。配達員の謝罪を聞いた投稿者さんは「挑戦すれば最初はうまくいかないものです。挑戦しようとしただけでも、すごく偉いです!」といったような励ましをしたそうです。動けないからuber頼んだら配達回数0回のお爺ちゃんが担当になって結局迷子になっちゃって向こうからの申し出でキャンセルしたんだけど、電話口で「初めてで上手くできずごめんなさい」と凄く謝ってたから、挑戦すれば最初は上手くいかないものだし凄く偉いよ!みたいな事を沢山言った…本当偉いよ…— ぺこたぺちか (@PPechka) March 22, 2023 注文品が届かなかったにも関わらず、怒ることなく配達員を励ました投稿者さんの姿に、胸を打たれる人が続出していました。・胸がきゅーってなった。・助け合いや思いやりであふれた世の中であってほしいなぁ。・優しい世界だなぁ。おじいちゃん、頑張れ!・イライラしない投稿者さんもすごく偉いよ。投稿者さんのような人が増えたら、社会はもっと優しくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月29日7年前、私が42歳のときに出合った太極拳。初めは慣れない動きを覚えるだけでも難しく、週に1回、90分の教室で習った動きも次の週にはすっかり忘れてしまう始末。いつまでも動きを覚えられない罪悪感から、当初は教室もさぼりがちでした。そんな私が妊娠、出産を経た今でも続けられた理由と、これからも一生涯続けていきたいと決めた出来事についてお話ししたいと思います。★関連記事:「続けてよかった!」無理なく手軽に!お金もかからずできるラジオ体操で体調が改善!太極拳に興味を持ったきっかけ42歳のころ、とある町で鍼灸師として仕事をしていました。人口2,000人ほどの小さな町の古民家を借りて鍼やお灸の施術をする中、患者さんとの会話の中で時折耳にする「太極拳」という言葉。中国で生まれた拳法である一方、健康体操の側面のほうが有名で、日本でも早朝の公園などでゆっくりと動いている様子が見られる太極拳。名前と雰囲気は知っていても、そう身近な存在ではありませんでした。ところが患者さんの中で何人か町の太極拳教室に通っている人が現れ、そのうちに太極拳教室の先生の妹さんが治療に来るようになったのです。妹さんの話では、先生は3年ほど前から太極拳を教えていらっしゃるとのこと。町を出て生活していた先生が太極拳を学び、ある理由から故郷の町に戻ったのをきっかけに教室を始めたそうです。治療の合間に妹さんから先生や太極拳の話を聞くことで、私は少しずつ太極拳に興味が湧いてきました。70歳近くでも肌ツヤ良しで若々しい太極拳の先生太極拳について興味は湧いたものの、まだ教室に通うことまでは考えていなかったある日のことです。先生の妹さんから、先生と同居している高齢のお母さんの訪問治療を依頼されました。先生は太極拳の教室をしながら、同居しているお母さんの介護をしていたのです。数日後、町の中でも高台にある先生のご自宅に伺いました。太極拳の練習場付きのご自宅で先生と初めての対面。先生は70歳に近いご年齢にもかかわらず、姿勢良し、スタイル良し、肌ツヤ良しの若々しさ。介護の疲れなど微塵も感じさせませんでした。先生のように年齢を重ねられたらどれほどすてきだろうと初対面の私ですら思うくらいの輝きに、私は思わず「太極拳の体験に行きたいんですが」と言葉を発していました。町での練習は週に2回。好きなときに参加できるとのことでした。先生にお会いした日がちょうど練習日だったため、私は仕事終わりに練習を覗きに行くことにしました。規則性のない動きに悪戦苦闘町のホールを借りておこなわれていた練習には、下は小学生から上は80代まで老若男女20人ほどが参加していました。先生の丁寧な指導と活気あふれる教室の雰囲気に心を決めた私は、その日のうちに入会申し込みをすることに。会費は月額3,000円とリーズナブルで、ユニフォームもカンフーパンツとカンフーシューズのみ購入するだけでよいという点も、入会を決めた理由の一つでした。それから毎週1回、太極拳教室に通う日常が始まりました。ただ、やってみると本当に難しく、先生の動きをまねて動くことはできても、いざ「じゃあやってみて」と言われてもまったくできません。これまで縁のなかった、中国武術の規則性のない動きに私は悪戦苦闘しました。あまりにも覚えられないので、最初の半年くらいは教室の方向に足が進まずさぼりがちになるほどでした。けれど私の心情を察した先生が、お母さんの治療の後に個人レッスンの時間を設けてくださったおかげで、少しずつ太極拳の動きに体がついていくようになりました。出産を経て一生涯続けることを決心太極拳を初めて3年ほどがたち、検定にも挑戦して楽しさも感じてきた矢先、46歳で妊娠がわかりました。出産に対する不安も、出産直前まで太極拳を続けることで打ち消されたように思います。その経験から、太極拳は体を健康にするだけでなく、心の安定も図る要素があるように思えました。その後、私は無事に出産し、産後1カ月ほどでまた太極拳を再開しました。私の人生の中で一番のチャレンジだった高齢出産を心身ともにラクにしてくれた太極拳は私の宝です。まとめ太極拳を始めてからまだ7年しか経っていませんが、毎日太極拳を続けることで、今、体がどのような状態にあるか、心がどのような状態にあるかをなんとなく感じられるようになりました。太極拳のゆっくりとした動きは、自分自身の心と体に向き合うための大切な時間を生み出してくれるようです。太極拳と出合えたおかげで、高齢での出産はなんとか乗り切れましたが、これから経験するであろう50歳からの体の変化に抗うためにも、私は一生涯太極拳を続けていきたいと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/陽(48歳)20代で出産した娘が成人式を迎えた矢先、46歳で妊娠。現在、2歳女児の子育てに奮闘中の鍼灸師。太極拳と書道が趣味で、着物を愛するレトロ母。20年前と今の子育ての違いに驚きと新鮮さを感じる毎日。
2023年03月26日みなさんは緊急時、冷静に状況を判断し、正しい対応を行うことができますか。想定していない出来事が急に起これば、誰しも不安と焦りを感じるでしょう。みくるべ(mikurube_manga)さんは、ある時、踏切で遮断棒に引っかかっている高齢の男性を見つけ、焦ったことがありました。その時に感じたことを、漫画に描いています。『とっさの判断』すぐさま男性を救出した、みくるべさん。無事に救出できたのでホッとしたものの、後から「自分の対応は正しかったのか」と不安に思ってしまいます。いわゆる『緊急事態』が自分の目の前で発生する場面は、そこまで多くないもの。慣れない行動に不安を感じるのは当然でしょう。みくるべさんは男性にお礼をいわれ「無事でよかった」と思うと同時に、この出来事をきっかけに「冷静に対応できる大人になりたい」とも感じたそうです。人や車が踏切内に取り残されるなど、少しでも異常があれば『迷わず非常ボタンを押すこと』が推奨されています。ただ、みくるべさんが経験したケースのように、すぐに脱出できる状況であれば、真っ先に助けることが大事なのかもしれません。それこそ『とっさの判断』が必要になりそうですね。投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。・後から「ああしておけばよかった」と考えてしまいますよね。とっさの判断、お見事だと思います!・最近は手助けも叱責を受けることがありますが…この行動は、ナイスですよ!・おじいさんが無事で本当によかったです。本当に、どこで何が起こるかは分からないですよね。『緊急事態』は、いつどこで起きるかが分からないもの。たとえ実践する機会がなかったとしても「こういう時にはどうすればいいのか」という知識をつけておくことが大切だと、改めて感じさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月09日昨年10月に一定以上の所得がある後期高齢者の医療費窓口負担が1割から2割に引き上げられたばかりだが、今度は年収が153万円を超える後期高齢者の医療保険料が上がることになる。2月10日に閣議決定された健康保険法などの改正案によると、今年4月から50万円に引き上げられる「出産育児一時金」の財源を、現役世代だけでなく、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度からも捻出するという。「医療費の負担をめぐり、現役世代に負担が偏っている点が問題視されてきました。今回の改正を政府は『全世代型社会保障法案』と呼んでいます。後期高齢者にも保険料を負担してもらいますよ、という意味ですが、高齢者の年金収入が減ることにつながるので問題です」そう警鐘を鳴らすのは、淑徳大学の結城康博教授(社会福祉学)。新制度に移行後は、最終的に後期高齢者の約4割(700万人)が対象になる。厚生労働省の資料によると、出産一時金を47万円(5万円引き上げ)と仮定して試算すると、一時金全体の7%を後期高齢者が支援する仕組みになる。具体的に収める保険料の上限は、年収200万円の人は3千900円増の年9万700円、年収400万円は1万4千200円増の年23万1千500円となる(令和6年度)。「食料品や物の値段だけでなく、光熱費も上がり続けるなか、年金収入が減ることは後期高齢者の子どもの世代にあたる40、50代が負担を強いられることにつながります」(結城教授・以下同)年金収入だけでは生活が成り立たないという高齢者は多い。生活が苦しく、病気にかかったときの医療費や介護の費用を子どもが負担せざるをえない状況になると、子ども世代の貯蓄が減って、生活がひっ迫しかねない。このほかにも、国民年金の保険料を支払う期間を40年から45年に延長、介護保険料の自己負担2割の対象を拡大するといった社会保険の負担増が検討されている。「高齢者の『収入』をターゲットに保険料負担や自己負担の割合を引き上げても、財源への効果は限定的です。むしろ、子ども世代にしわ寄せがいくだけなのでマイナスです」人生100年時代、老後が延びたことで生活費が足りなくなる“長生きリスク”の人が続出することにもなりかねない。またしても国民に十分な説明がないまま、生活に関わる大事な法案が強行突破されようとしている。
2023年03月01日