ディプティック(diptyque)から、メゾン初となるシプレ系の2つの香りが2020年1月2日より発売。オードパルファンとフレグランスキャンドル、ソリッドパフューム、香りのオーバルが限定パッケージで登場する。パリ5区に誕生して以来、60年近くが過ぎようとしているディプティックだが、これまでパリにおけるストーリーは存在していない。今回、「オレーヌ(Olène)」(イタリア)、「フィロシコス(Philosykos)」(ギリシャ)、「ドソン(Do Son)」(ベトナム)、「オイエド(Oyedo)」(日本)に引き続き、繋がり深いパリの街に捧げる2つの香りが登場。文化的に何十年もの間「パリ風」シックの最盛期を作り上げた基盤、かつ歴史において最も有名な香りの構成「シプレ」のアイテムとなっている。「オー ド パルファン オー キャピタル(Eau Capitale)」(75ml 2万500円)「オー ド パルファン オー キャピタル(Eau Capitale)」(75ml 2万500円)は、ベルガモットグリーンの爽やかさが官能的な際立ちを和らげるトップノートが特徴。フルーティな香りでありながら生き生きとしたゼスティノートで、瑞々しい爽やかさ、ジューシーな趣に満ちている。ミドルノートには、こぼれ落ちそうなほど大きく開いた花びらと濃厚な香気を放つ花のブーケの香りが漂い、大地を思わせるアーシーでダークなベチバーや、ムスク、乾燥したタバコの葉、アンバーグリスの間のアンブロフィックスによるラストノートでフィナーレを告げる。調香師、オリヴィエ・ペシュー(Olivier Pescheux)による抽象的で謎に満ちた香りは、光の都・パリのエレガントなオーラからわずかに距離を置いて、その洗練さを表現する。「オー ド パルファン オー キャピタル(Eau Capitale)」(75ml 2万500円)しなやかに流れるようなカリグラフィーで「Eau Capitale」の文字がデザインされているボトルは、モダンなスタイルのさまざまなイメージが盛り込まれている。表面にはエッフェル塔をローズやベルガモット、パチュリの葉が取り囲むように、またラベルの裏には一羽のクジャクをメインに、ドットや交わるラインによって微細なモチーフが一面に表現され、まるで小説のページをめくるかのようにラベルの外側から内側へと続く。「フレグランスキャンドル パリ アン フルール(Paris en Fleur)」(190g 8,900円)限定コレクションとして登場するもう一つの香り、「パリ アン フルール(Paris en Fleur)」は、ブローニュの森にあるバガテル公園やフラワーマーケットのローズ、あるいは恋人たちが愛の告白に贈るローズを思わせる香り。「フレグランスキャンドル パリ アン フルール(Paris en Fleur)」(70g 5,000円、190g 8,900円)は、煙として立ち上るシプレの可憐な華やかさと共に、ローズの花びらとパチュリがカーテンに長く留まるようなニュアンスを楽しめる。「ソリッドパフューム オー キャピタル」(3.6g 7,000円)さらに、「ソリッドパフューム オー キャピタル」(3.6g 7,000円)と、「香りのオーバル パリ アン フルール」(35g 7,500円)が限定パッケージで登場する。
2019年12月16日6月11日から15日まで2020年春夏のメンズ総合展示会として伊フィレンツェで開催される第96回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)の概要が発表された。スペシャルゲストデザイナーにはジバンシィ(GIVANCHY)、エムエスジーエム(MSGM)、アメリカ人アーティストのスターリング・ルビー(Starilng Ruby)の新ブランド、マルコ・ディ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)を招待し、2020年春夏コレクションショーを行う。また、上海ファッションウィークとコラボし、ゲストネーションとして中国の若手ブランド、写真家などを紹介するイベントを実施。さらにピッティ期間中を含め9月29日まで3ヶ月半にわたり、ピッティ宮殿において、ピッティ・ウオモの30年のアーカイブを小説として捉える展覧会をオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)の監修で行われる。オリヴィエ・サイヤール監修「ロマンゾ・ブレーべ・デ ィ・モーダ・マスキーレ(メンズファッションの短編小説)」展Museo della Moda e del Costume di Palazzo Pitti 10.06.2019 | Photo Credits: Vivienne Westwood - SS 1991同イベント2日目の6月12日に行われるジバンシィは、2017年10月に発表されたコレクションから同メゾンのデザイナー兼アートディレクターを務めているクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による初のメンズコレクションのランウェイとなる。同日には2016年にウィメンズのコレクションをピッティ・ウオモで発表したマルコ・ディ・ヴィンチェンツォの初のメンズコレクションが発表される。ヴィチェンツォは現在、フェンディのレザーグッズのクリエイティブヘッドを務め、LVMHとのパートナーシップを結び、グローバルなビジネスに発展している。クレア・ワイト・ ケラーPortrait image by Steven Meiselマルコ・ディ・ヴィンチェンツォ3日目の13日にショーを行うMSGMは今年ブランド創設10周年を迎え、6年前の2013年に同イベントの新人デザイナー育成プログラムでもあるピッティ・イタリックすでショーを発表しており、その後ブランドをグローバルに発展させたローマ出身のデザイナー、マッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Georgetti)の凱旋イベントとも言える企画。マッシモ・ジョルジェッティ同13日にはLAを拠点に活動するコンテンポラリー・アーティストのスターリング・ルビーが自身初のブランドとなる「S.R.STUDIO.LA,CA」を発表する。ラフ シモンズとの交流からカルバン クラインのNYの旗艦店、ショールームなどの内装を手掛けたことでファッション業界でも知られる彼は絵画、ブロンズ、陶器などの立体、インスタレーションなどメディアを横断した作品で、NYの近代美術館、グッゲンハイム、ロンドンのテートギャラリー、パリのポンピドーセンター、ストックホルムの近代美術館などに展示されている。スターリング・ルビー今回ゲストネーションとして招聘された中国は、メイン会場のフォルテッツァ・ダ・バッソ内でコレクションが発表される。上海ファッションウィーク主催によるこのプロジェクトは新人デザイナーのインキュベーターでもありリテーラーのLabelhoodがキュレーションを行い、ロンドンファッションウィークでショーを発表しているプロナウンス(PRONOUNCE)、LVMHスカラシップのグランプリを受賞しているデザイナー、Gong Liのブランド「8ON8」など計11ブランドが参加。ピッティ・ウオモ史上初となる中国ブランドのキャットウォークショーが予定されている。PRONOUNCEPh. Al de Perez「GUEST NATION CHINA」Photo by Leslie ZhangText by Tatsuya Noda
2019年04月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Purple #31 The Paris issue』フランスを代表するインディペンデントファッション誌『パープル(Purple)』の最新号となる31号は、パリを特集。パリの時代の再来だ。1992年、私たちがこの雑誌を立ち上げた頃、当時のパリはとにかく保守的で進行が遅く、変化とは正反対の街だった。そのため我々は、新しい発見を求めてロンドン、ベルリン、ニューヨーク、東京まで飛ばなくてはならなかった。しかし、そんな時代は終わったのだ。今回、約30年の『Purple』の歴史上初めて、色々な意味でこのフランス雑誌の美学を形作ってきた街、パリにフィーチャーした号を発行する。――オリヴィエ・ザーム(Olivier Zahm)荒木経惟の撮るプラダ(PRADA)、パオロ・ロヴェルシ(Paolo Roversi)の撮るコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の他、マーティン・パー(Martin Parr)、森山大道、オラ・リンダル(Ola Rindal)、ユルゲン・テラー(Juergen Teller)、アンダース・エドストローム(Anders Edstrom)らの撮りおろしファッションフォトが満載の一冊。【書籍情報】『Purple #31 The Paris issue』出版社:Purple Institute言語:英語ハードカバー/452ページ/330×240mm発刊:2019年価格:5,900円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Purple #31 The Paris issue』 を購入する
2019年03月16日国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2019」。新宿では2019年1月23日(水)から1月29日(火)まで、その後、1月30日(水)以降、2月14日(木)まで丸井今井札幌本店、仙台三越、名古屋栄三越、ジェイアール京都伊勢丹、福岡・岩田屋本店で開催される。過去最多!112ブランドが集結するサロン・デュ・ショコラ2019年のテーマは、“ショコラは自然の贈りもの Tous les gouts sont dans la Nature!”。会場には、過去最多となる112ブランドが集まり、各シェフの拘りが詰まったショコラが勢ぞろいする。本記事では、東京会場に並ぶ注目チョコレートをピックアップして紹介。お気に入りの一品を見つけて、是非その味を確かめてみて。人気ショコラティエのチョコが詰まった、セレクションボックス毎年多くのショコラファンが楽しみにしている、サロン・デュ・ショコラ限定のショコラボックス。箱の中には、アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)や、ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)、モリ ヨシダ(MORI YOSHIDA)など、世界で名を馳せるショコラティエが手掛けたチョコレートが入っている。2019年は“ナチュール”をテーマに、自然の産物を組み合わせた3種類のショコラボックスを用意。はちみつやバニラなど、ショコラの味わいを引き立てる素材とミックスした“ナチュール”、グレープフルーツやパッションフルーツなどフレッシュな果実を取り入れた“フルーツ”、発酵食品とショコラを組み合わせた“HAKKO”が展開される。ギフトにもおすすめ!注目ショコラ人気ショコラティエの新作には、思わず写真に収めたくなるショコラも。「ダヴィド・カピィ(David Capy)」の苺や新作のパッションフルーツをイメージしたショコラをはじめ、「オリヴィエ・ヴィダル(Olivier VIDAL)」のカクテル風味に仕上げたポップなラウンド型ショコラ、「カンタン バイィ(Quentin BAILLY)」の“レンガ”をイメージしたタブレットなど、見た目も味わいも楽しめるショコラが並ぶ。まるで卵の様なタブレットは「ジャン=シャルル・ロシュー(Jean-Charles Rochoux)」から。旬のイチゴを丸ごとホワイトチョコレートでコーティングしたショコラは期間限定の一品だ。また大切な人へのギフトには、可愛らしいパッケージに包まれたショコラがお勧め。キュートな猫のモチーフを主役にした「ブルーノ ル デルフ(Bruno Le Derf)」や、森林の中で小鳥が飛ぶ姿を描いた「クリスティーヌ・フェルベール(Christine FERBER)」、バカンスを楽しむ女性を描いた「オテル・デュ・キャップ エデン=ロック(HOTEL DU CAP-EDEN-ROC)」など、華やかなショコラボックスが会場を彩る。日本初上陸のショコラをゲット「サロン・デュ・ショコラ 2019」東京会場には、サロン・デュ・ショコラ初登場のショコラも登場。2017年のサロン・デュ・ショコラ パリでもクローズアップされた注目株「ショコ・オ・キャレ」。キューブ型のボンボンショコラは、先に周りのシェルを作り、中に柔らかなキャラメルやガナッシュを閉じ込めているため、とろりと柔らかいテクスチャーが特徴だ。胡麻のプラリネと柑橘のジュレの2層など、他では味わえない独創的な素材選びにも注目だ。金箔&レッドのデザインは、東京会場限定なので、気になる人は早めにゲットして。「イカ チョコレート(IKA CHOCOLATE)」は、ジャン=シャルル・ロシュ―が率いていたミッシェル・ショーダンで経験を積み、2011年自身の工房・ブティックをオープンした、イスラエルのショコラティエ手掛けるブランドだ。故郷である中東のエッセンスを取り入れたショコラ作りを得意とし、イスラエル特産の良質なオリーブオイルと死海のシーソルトを合わせた「キャットタング」は、イスラエルの大地と海の恵みが感じられる一品。鮮やかグリーンのオリーブ柄プリントがポイントだ。「ミスター アンド ミセス ルヌー」は、フランスの出身ながらスイスでショコラを学んだ、ユニークな経歴を持つシェフ クリストフ・ルヌーが手掛けるブランド。サブレをチョコレートでコーティングし、ガナッシュを挟んだ「マックサブレ」。ゆず、フランボワーズといったフルーツフレーバーや、バニラ、キャラメルフルールドセルのスイートなフレーバーなど、テクスチャーにもこだわった全6種を一度にゲットすることができる。人気ブランドの会場限定ショコラボックス会場には、毎年多くのショコラファンから注目を集める常連ブランドも集結。「ジャン=ポール・エヴァン」からは、真っ赤なハートのショコラと、新作ボンボンショコラを組み合わせたサロン・デュ・ショコラ限定のショコラボックスを販売。アンリ・ルルーからは、2018年のC.C.C.に出品したボンボン・ショコラを味わえるアソートメントが登場する。アンリ・ルルーの故郷ブルターニュの民族衣装をイメージしたレースリボンが、パッケージに華やかな雰囲気を添えてくれる。充実のメニューを用意した、テイクアウト&イートインコーナーショコラのショッピングを楽しんだあとは、ほっと一息つけるテイクアウト&イートインコーナーに立ち寄ってみてはいかがだろう。会場には昨年の約2倍の35ブランドの約60メニューを用意。「フランク・ケストナー(Frank Kestener)」は、サクサク食感のクロワッサンを用意。シロップに浸したクロワッサンには、アーモンドクリームとベネズエラのチョコを挟んで焼き上げた。「ジャン=ポール・エヴァン」のショコラ フラッペ ティラミスは、ティラミスをショコラ感たっぷりのフラッペにアレンジ。「ジャン=ポール・エヴァン」のショコラをそのままドリンクにしたような、濃厚な味わいが特徴だ。斬新な組み合わせが目を引く「ジョンズ・ホットドック・デリ(John’s Hotdog Deli)×フリスホルム(Friis Holm)」のチョコドッグは、デンマーク製のソーセージに、チェリーワインとカカオニブを混ぜ合わせたマスタードをたっぷりとトッピング。チョコをブレンドしたチリソースがピリッと辛い不思議な味わいの1品となっている。その他、「ビストロマルクス」のチョコレートをたっぷりと使用した2種類のパフェや、「モリ ヨシダ」の吉田シェフと、神戸「コンパルティール ヴァロール」の大西シェフがタッグを組んだタルトショコラといったスイーツメニューなど、ユニークなフードメニューも味わうことができる。【詳細】サロン・デュ・ショコラ 2019一般会期:2019年1月23日(水)~1月29日(火)場所:新宿NSビル地階・イベントホール住所:東京都新宿区西新宿2-4-1丸井今井札幌本店会期:2019年1月30日(水)~2月14日(木)名古屋栄三越会期:2019年1月30日(水)~2月14日(木)ジェイアール京都伊勢丹会期;2019年1月30日(水)~2月14日(木)岩田屋本店会期:2019年1月30日(水)~2月14日(木)仙台三越会期:2019年2月1日(金)~2月14日(木)※時間帯別の入場。詳細URL:【問い合わせ先】伊勢丹新宿店TEL:03-3352-1111(大代表)
2018年10月13日伝承されるべき日本の工芸や世界のクラフツマンシップ、日々の生活からアートを見出していく「TOKYO CRAFT MARKET」の第6回が、11月25日と26日の2日間に渡り、東京・青山の国際連合大学中庭広場にて開催される。6回目となる今回は「羊羹」がテーマ。株式会社越乃雪本舗大和屋、株式会社鈴懸、有限会社常盤木羊羹店、株式会社虎屋、米屋株式会社、朝日酒造株式会社(久保田)、GIO株式会社(MaxJuice)が参加し、多様な羊羹や和菓子の魅力に触れるとともに、日本酒、茶、ジュースなどとの組み合わせを楽しむことができる他、イベント限定で羊羹とドリンクのスペシャルセットの販売を行う。さらに、「YOKAN Special Talk & café」と題し、「とらや」による羊羹の歴史について、大和屋 x 久保田による羊羹と日本酒のマリアージュ、「bar 36 by 鈴懸」による羊羹の新しい提案など、新しい羊羹体験を届ける企画も実施される。こちらは各日13時から15時半まで同会場にて開催され、事前申し込み(2,200円)か当日支払い(2,500円)のチケットが必要、定員は100人まで。羊羹以外にも、わかまつ農園、Kalonji、WERDEN WORKS、DRIBBLE、tamaki niime、Lille og Stor、AKIKO ESASHI、雷鳥硝子商会、analogico、mujina木工房、オザキ ショウタロウ、益久染織研究所 中目黒店、Parque、brick & braid、町屋藝術雑貨店、demode fukunaka、The Old House、Modern Craft Councilといったクラフトショップも出店。また、今回はフランス人デザイナーのOlivier VEDRINE氏とOlivier GUILLEMIN氏による建築デザイン「Yatai Deluxe」が登場し、伝統的な日本の屋台にインスピレーションを受けた近未来的な構造物がポップアップで空間を彩る。【イベント情報】TOKYO CRAFT MARKET with YOKAN Collection会期:11月25日~11月26日場所:国際連合大学中庭広場住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70時間:10:00~16:00入場無料
2017年11月19日ランバン(LANVIN)は、新アーティスティック・ディレクターにオリヴィエ・ラピドス(Olivier Lapidus)を迎えて初となるコレクション、2018年春夏ランウェイショーをフランス・パリで発表した。デビューシーズンのアイコンとなるのは「LANVIN」のロゴだ。ブランドネームをグラフィカルにプリントした模様は、ドレスにスカートにそしてバッグからも顔を出す。カラーはジャンヌ・ランバンが好きだったブラックを中心にピンクやレッドなどのカラーをプラスして。ビッグメゾンの歴史に足を踏み入れた暁として、オリヴィエ初コレクションの中で大きな存在感を放っている。そして、もう一つキーワードとなるのはアシンメトリーなシルエット。基本的にショート丈に揃えたスカート・ドレスは、テキスタイルを捻ったりつまんだり、そして複雑なスリットを配してアンバランスに整えた。ショルダーにはアーカイブから着想を得て花の飾りを、そしてウエストには3本重なったベルトを添えた。軽さを追求し起用したシースルー素材は、左右に揺れ動き不均衡なシルエットに拍車をかける。ドレスと並べたのは、アーカイブから着想を得て生み出した丸みのあるコートだ。素材には、上質なキルティングコットンやネオプレンなどを使用している。新作アクセサリーは、90年代香らせるスクエアトゥのシューズをアイコンに。ひざ下までストラップが伸びたグラディエーターサンダルは、特に大きな活躍を見せている。
2017年10月11日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。今週は、雑誌『Purple』の25周年アニバーサリーイシュー。■『Purple Fashion #28 (25th Anniversary Issue)』1992年にエレン・フライス(Elein Fleiss)とオリヴィエ・ザーム(Olivier Zahm)が立ち上げて以来、世界中のアーティストや編集者から注目されてきた『Purple』の25周年を記念した豪華特別イシュー。いつもとは異なるクロス装のハードカバーにあしらう表紙ジャケットも、なんと25種類を用意。『Purple』がこの25年間に最高のファッションデザイナー、フォトグラファー、スタイリストと共に歩んできたことを物語る作りとなっている。内容面でもイネス&ヴィノード(Inez and Vinoodh)、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)、ホンマタカシ(Takashi HOMMA)、ユルゲン・テラー(Juergen Teller)、サンディ・キム(Sandy Kim)、テリー・リチャードソン(Terry Richardson)、アンダース・エドストローム(Anders EDSTRÖM)、ヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)ら人気写真家を結集し、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、プラダ(PRADA)、グッチ(GUCCI)、バレンシアガ(BALENCIAGA)等々の2017-18年秋冬ファッションを紹介したエディトリアル・ページは圧巻。その豊かな人脈と、雑誌にスピリットを吹き込んでくれたアーティストやモデルへの敬意が感じ取れる。【書籍情報】『Purple Fashion #28 (25th Anniversary Issue) 』出版社:Purple Institute言語:英語ハードカバー/500ページ/330×240mm発刊:2017年価格:4,800円■Shelfオフィシャルサイト『Purple Fashion #28 (25th Anniversary Issue)』購入ページ
2017年09月30日オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)によるバルマン(BALMAIN)は、旧ポトキ伯爵邸のボールルームを会場に2017-18年秋冬メンズコレクションのショーを開催した。クイーンやボン・ジョヴィの楽曲がBGMとして流れ、80~90年代のハードロック・へヴィメタルの雰囲気をコレクションに投影。トラやライオン、鳥やヘビなどの意匠にアイアン・メイデンを思わせるバルマンのロゴを配して、ロック的な表現を見せた。迷彩モチーフを含めたミリタリーのシリーズでスタート。スネークスキンを思わせるモチーフの総刺繍のトップスや、鳥を刺繍したレースアップのパイソンジャケットなどが登場。パイソンモチーフはプリントでも見られ、2017年春夏のウィメンズコレクションと呼応。アランニットも目を引いた要素で、実際のニットプルはもちろんのこと、総刺繍で表現したトップスなども見られ、有機的な曲線がヘビをイメージさせた。千鳥格子のツイードのジャケットやプリンス・オブ・ウェールズチェックのジャケットは、キモノ身頃でルスタンらしさを見せるアイテム。後半は総刺繍のチェックのジャケットや、キルティングレザーにスタッズを打ったジャケット、チェーンを刺繍したデニムブルゾン、ニットリブ部分がビーズ刺繍で表現されているボンバースなど、バルマンならではのアイテムが続く。ウィメンズも含めて全82体で構成されたコレクションは、いつになくエネルギーに満ち溢れていた。
2017年02月09日15回目を迎えるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)」が、2月2日からいよいよ始まる。今回は、世界約17ヶ国から約100ブランドをラインアップ、増え続ける動員数に合わせて会場も1.5倍に拡大し、東京国際フォーラムでの開催となる。かつてない規模で、誰もがショコラを味わう“口福”に包まれる4日間を前に、FASHION HEADLINEが最新情報をお届け!今年のテーマ“LaLaLa CHOCOLAT!”を合言葉に、お祭りを楽しもう♪■売り切れ必須!今年買うべき限定品3選世界中から名だたるショコラティエが集まり、自慢の腕を競うチョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラでは、人気アイテムは売り切れ必須。しかも、今年は15回目記念とあって、バイヤー、シェフともにスペシャルなアイテムを取りそろえて開催に備えてきたという。「サロン・デュ・ショコラを、より楽しんでいただくには事前の予習をおすすめします」と担当バイヤーの秋山勇志氏。まずは、サロン・デュ・ショコラマスター秋山バイヤーに、今年買うべき限定ショコラ3選を訊いた。限定品1:「ショコラな人々(LES GENS DU CHOCOLAT)」(15個入り/8,500円)◇サロン・デュ・ショコラの“顔”が集結「世界のトップショコラティエたちの似顔絵をプリントしたショコラの詰め合わせ。インパクトのあるデザインはもちろんのこと、新作や自信作が詰まった味もスペシャルなショコラボックス。こんな夢の競演が1度に味わえるのはサロン・デュ・ショコラだけです」限定品2:「フルール(Fleur)」(10個入り/6,000円)◇花束を君に。感謝のショコラをあの人に贈ろう 「スミレやローズ、プルメリアなど花系のフレーバ―を得意とする10人のショコラティエが贈る、ショコラの花束。パリのサロン・デュ・ショコラ主催のジャンテ氏が手掛けたイラストも可憐です!」限定品3:「お菓子とデザート」(10個入り/5,000円)◇ショコラの可能性を広げるために、郷土菓子やデザートを1粒のショコラで表現した未来志向ショコラ「地元で愛されている郷土菓子や郷土料理をシェフたちが趣向を凝らしてショコラで表現した意欲作。レモンタルトやガレット、和菓子の桜餅などさまざまなショコラが登場します」>> バイヤーの太鼓判!本当においしい4アイテム を見る■バイヤーの太鼓判!本当においしい4アイテムショコラを知り尽くし、数えきれないほどのショコラを食べ歩いてきた秋山バイヤーだが、今年はバイヤーの威信を掛けてすすめたいブランドがいくつかあるという。「おいしいショコラは、カカオの味がしっかりとしていて、味に流れがある」と詩的な表現で味わいについて語る秋山バイヤーが、心から感動したショコラ4アイテムを紹介する。オリヴィエ・ヴィタル(Olivier Vidal)「エスカルゴ ベール」(7個入り/5,200円)◇日本のショコラファン待望の柑橘味が登場「オリヴィエ・ヴィタル(Olivier Vidal)氏の出身地、ブルゴーニュにちなんだエスカルゴ型のショコラは、日仏ともに大人気!柚子とクンバワ(柑橘系の果物)を使った特別レシピで、緑のショコラが誕生しました」パスカル・ル・ガック(PASCAL LE GAC)「ボンボンショコラ詰め合わせ」(6個入り/2,500円)◇1粒食べたらもう1粒食べたくなる味「“欠かすことのできないショコラティエ”に3年連続選ばれるなど、レジェンドといわれる存在のシェフです。彼のショコラは、1粒食べたらもう1粒食べたくなる味ですね」ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)「ボワットゥ ショコラカンカン SDC」(16個入り/6,475円)◇味覚の開拓者が生み出す芸術的ショコラ「世界最高峰のショコラティエでありながら、今もその味と感性は進化し続けています。“味覚の開拓者”として、嗜好品としてのショコラの地位を確立した立役者といえるでしょう」クリスティーヌ・フェルべール(Christine FERBER)「ショコラ アソート クール ドゥ スリーズ」(9個入り/3,800円)◇女性らしい可憐な世界観に満ちた幸福の味「女性の菓子職人、パティシエールの先駆者的な存在で、彼女の作るショコラには、地元アルザスの素材が生かされています。味やパッケージから“幸せ”が伝わってくる一品です」>> ショコラ新時代到来!「クーベルチュール」を味わうべし を見る■ショコラ新時代到来!「クーベルチュール」を味わうべし「サロン・デュ・ショコラ2017」を語る上ではずせないのが、クーベルチュールブランドのラインアップだ。クーベルチュールとは、世界のトップショコラティエたちに「原料」としてショコラを提供しているブランドのことで、パティシエたちにとっては、いわば“企業秘密”的な存在。一般のお客様が手に入れるのは難しく、まさにサロン・デュ・ショコラという“祭典でしか食べられない味”だ。そんな貴重なクーベルチュールブランドを、バイヤーが口説き落とし、ようやくサロン・デュ・ショコラでの販売に漕ぎつけたブランドもあるという。一般の方にはあまり馴染みのないブランドを知っておけば、あなたも立派なショコラマニア!プロフェッショナルたちが見極める「クーベルチュール」の味を、その舌で味わってみよう。フェルクリン(Felchlin)「オーパス ミルク/ホワイト」(各200g/各3,000円)◇スイスの希少なミルクが生み出す珠玉の味「サロン・デュ・ショコラのスタッフに“今まで食べたホワイトチョコレートの中で一番おいしい”といわしめたクーベルチュールは、厳選カカオと希少なスイスのミルクが生み出す珠玉の味わいです」ギタード(Guittard)「ギタード チョコレートバー」(各種、各75g/各700円)◇サンフランシスコで5代続くチョコレートメーカー「ヨーロッパ勢が主流のクーベルチュールブランドの中では珍しい、サンフランシスコ発祥のギタード社。世界中の良質なカカオ豆を使った至福の味わいです。日本初登場の注目株!」>> ショコラのこれから を見る■ショコラのこれから「日本人の味覚の進化、成長とともに“ショコラ”も変化しています」と語る秋山バイヤー。「日本にチョコレートがやってきた当時は、『甘さの強いチョコレート菓子』的なものが多かったのが、時代と共にミルクやビターといった味のバリエーションが増えてきました。日本で高級チョコレートの分野を開拓したゴディバ(GODIVA)や、技術力とクリエーションでシェフの世界観を創造し、ショコラ文化を高めたジャン=ポール・エヴァンの登場を経て、ショコラティエが作る高級ショコラの時代へ。そして今、カカオ豆や産地にこだわったショコラが注目される新たな時代に突入しています」とのこと。サロン・デュ・ショコラは、最新の、さらには未来のショコラに出会える場所だ。まずは会場へ行ってみよう!サロン・デュ・ショコラ会場の楽しみ方は後日(1月20日頃)公開予定です。【イベント情報】サロン・デュ・ショコラ 2017会期:2017年2月2日~5日(1日はMIカード会員限定招待日)時間:10:00~20:00会場:東京国際フォーラム ホールE
2017年01月17日アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI Alexandre Mattusssi)が11月9日、香港のゴーズウェイベイのパターゾンストリートに香港の旗艦店をオープンした。これまで同ブランドの直営店やヨーロッパ、アメリカ、アフリカでのプロジェクトを通じ、多大な功績を残してきた建築家であるSTUDIO KOのKarl FournierとOlivier Martyが手掛けた同店。「パリジャン ヘリテイジ」をコンセプトに、光、空間、質感の存在感を生かしたストーリー性のある店舗に仕上げられた。真鍮の格子と黒のウッドクラッドの壁のコントラストが印象的なエントランスを抜けた先には、真鍮のラックやウッドのディスプレイ棚、深い赤、青と白を用いた大理石の什器などを設置。床にはブラックペイントのオーク柄を使用し、店内はコルク素材とミラーモザイクを使用することで、視覚的錯覚を感じさせる空間に仕上げられた。
2016年11月16日オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)によるバルマン オム(BALMAIN HOMME)は、旧ポトキ伯爵邸、現パリ商工会議所を会場に6月25日、17SSコレクションのショーを開催。会場にはリッキー・マーティン(Ricky Martin)をはじめ、多くのセレブリティーが最前列を埋めた。今シーズンは、70年代のアメリカは西海岸にイメージを求め、時空を超えてインカ帝国やマヤ文明の要素も加えるというハイブリッドなコレクションとなった。レースアップシャツを合わせた、リラックスした雰囲気のシンプルなデニムシリーズでスタート。それも束の間、チェーンを刺繍したデニムブルゾンや、南米柄に刺繍したGジャンなど、バルマン(BALMAIN)らしいゴージャスなアイテムが矢継ぎ早に登場。バックスキンのバイカージャケットには、同色系のバックスキンの細身のパンツを、同じくバックスキンのコートにはゆったりしたキモノ身頃のオールインワンをコーディネート。全面ラインストーンのブルゾンにはサルエル風パンツを、バックスキンのキモノスリーブコートには、ピッタリしたジャージーのライダースパンツを合わせてコントラストを出す。色はオレンジ、パープル、ターコイズ、イエロー、レッド、ブルーと、70年代の色濃いモードを思わせると同時に、南米の鮮やかなカラーパレットも想起させ、絶妙なリンクを見せる。マルチカラーのレザーコードを編みこんだジャケットや、コード刺繍を施したミリタリー風のジャケット、マラカイトとターコイズを刺繍した全面刺繍のポンチョ風チュニックトップスなど、クチュールメゾンらしいアイテムは健在で、改めてその技巧の高さを強く印象付けた。
2016年07月11日メアリー・ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)が、かねてから交際していたオリヴェ・サルコジ(Olivier Sarkozy)と挙式を行った。双子の姉妹、アシュリー(Ashley)とTVシリーズ『フルハウス』などで人気子役として活躍した後、デザイナーに転身したメアリー・ケイトは2012年からフランス人の銀行家、サルコジと交際。名字からわかるように、元フランス大統領のニコラ・サルコジの異母弟で46歳。29歳のメアリー・ケイトとは17歳の年の差カップルだが、ニューヨークで同居生活を送り、昨年3月に婚約を発表していた。式はマンハッタンのミッドタウンの邸宅で25日(現地時間)、招待客50名ほどで行われた。出席者は携帯電話や電子機器を預けるよう要望され、邸宅の庭でカクテルを楽しんだ後にディナーの席についたという。プライバシーを大切にする夫妻の意向で、招待客についてやメアリー・ケイトのウエディングドレスの詳細もなかなか伝わってこないが、3年間の交際を実らせた2人の末永い幸せを祈りたい。
2015年12月07日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。本日は洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Marfa Journal #4』『Purple Fashion magazine』等で活躍するロンドン在住のロシア人フォトグラファー、アレクサンドラ・ゴーディエンコ(Alexandra Gordienko)が、13年に立ち上げたアートマガジン『MARFA JOURNAL』から待望の第4号が発行した。本号では、ファッションからアート、カルチャー全般のインフルエンサーたちを鋭い視点でピックアップし、他の雑誌ではあり得ない一風変わった独自のスタイルで紹介。これまでに発行された第1号、第2号、第3号では『Purple Fashion magazine』の設立者、オリヴィエ・ザーム(Olivier Zahm)や、テリー・リチャードソン(Terry Richardson )などのインタビューを始め、アレクサンドラが今会いたいと思う人たちをピックアップしている。【書籍情報】『Marfa Journal #4』出版社:Marfa Journal言語:英語ハードカバー/300ページ/280×210mm発刊:2015年価格:4,600円
2015年12月05日© AccorHotels1999年にホーチミンで初めて開業した外資系ホテルといえば「ソフィテルプラザサイゴン」。約25年に渡って、ホーチミンのラグジュアリーホテルを牽引し続けているシンボルのひとつ。サイゴン大聖堂やサイゴン中央郵便局といった主要観光スポットや、ショッピングエリアからも程近い好立地にも関わらず、ホテルに一歩足を踏み入れれば外の喧噪とは別世界。一面大理石の優雅なロビーが出迎えてくれる。フレンチ×ベトナミーズのモダンシックな客室観光やアクティビティといった活動的な旅の一面とは裏腹に、ホテルの客室は肩の力を抜いてゆっくり休む場所。落ち着いた色調の部屋でくつろげば、自然とスイッチがオフに。モダンフレンチにベトナムのエッセンスを加えたデザインが魅力の客室は、計286部屋。177部屋のスーペリアルームの他に、3つのタイプのラグジュアリールーム、更に2つのタイプのスイートルームが用意されている。© AccorHotels スーペリアルーム身も心も癒すスタジオプログラムにトライウェルビーイングにも力を入れているソフィテルプラザサイゴン。リノベーションが完了したばかりのジムには、スタジオも完備。そのプログラムは多岐にわたり、特にヨガメニューが充実。忙しい毎日で凝り固まったカラダとココロをほぐしてリフレッシュした自分で、旅を続けよう。© AccorHotels 充実のヨガプログラム優雅な朝食で1日をスタート© AccorHotels 朝食を提供する「CAFÉ RIVOLI」「CAFÉ RIVOLI(カフェ リヴォリ)」で頂く朝食は、フランスのホテルブランドならではのクオリティー。一日のはじまりにしっかりカラダをサポートしてくれる。洋食に加えベトナム料理を始めとしたアジアンフードも並ぶ充実ぶり。朝食に温かいフォーを…そんなベトナムならではの朝のひとときも楽しめる。続いて、ホテルステイを更に楽しむためにソフィテルサイゴンプラザで叶えたい3つのことをご紹介。ソフィテルサイゴンプラザで叶えたいこと1.フレンチレストラン「L’Olivier」でランチ© AccorHotels 南仏をイメージした明るく気持ちのいい店内ソフィテルサイゴンプラザで、宿泊客以外にも人気なのが2階のメインダイニング「L’Olivier Restaurant(オリヴィエ レストラン)」。本格的なプロバンス料理の評価は高く、アワードに輝いたことも。また、毎回様々なミシュランシェフを期間限定でゲストに迎えコラボレーションメニューを披露するプロモーションも定評だ。フランス統治時代の名残りから、フレンチの名店が多いホーチミンでは、滞在中に一度は本格的なフレンチを味わいたいところ。ステイ中のホテルで叶えられたらそれは、いつもとは違う贅沢な思い出に。右下:© AccorHotels 左上下、右上:© TRIPPING! カジュアルなランチコース「SET EMOTION」は1時間程で食べられるコースのため、ビジネスランチとしても人気。写真の3品に加え、3種のパンと自家製ペースト、食後のコーヒー(もしくは紅茶)が付いてVND620,000(約3,500円) ※メニューは3ヶ月に1回変更になります。ソフィテルホテルで叶えたいこと2.プールサイドでくつろぎの時間を過ごす© AccorHotels 18階のルーフトッププールホテルを満喫するなら一度は足を運びたいのが、ルーフトップにあるプール。ホーチミンの街を一望できるロケーションに位置するプールは、コンパクトながらも、上品でアーバンな雰囲気。火照ったカラダをクールダウンしてくれるドリンクをプールバーでオーダーしたら、リラックスタイムのはじまり…© AccorHotels プールバーは、朝6時から夜の10時までオープン。ソフィテルホテルで叶えたいこと3.日替わりのビュッフェを楽しもう© AccorHotels チーズ&ワイン ビュッフェロビーフロアにあるラウンジ「Boudoir Lounge」では、木曜日から日曜日にかけて、日替わりでユニークなビュッフェイベントが開かれる。木曜日は、チーズとワインのマリアージュを楽しむ「チーズ&ワイン ビュッフェ」。金曜日と土曜日は、絶品のシーフード料理が並ぶ「シーフード ビュッフェ」。そして日曜日は「シャンパンサンデー ビュフェ」。昼下がりのご褒美タイムを楽しんでみて。© AccorHotels ラウンジ「Boudoir Lounge」ユニークな花々に注目!ソフィテルで感性を刺激するソフィテルサイゴンプラザでは、至るところで「ジャスミン」の華やかな香りが鼻翼をくすぐる。その香りがジャスミンの“生花”と聞いて納得。フレッシュでナチュラルな香りは、生花ならでは。それもそのはず、ソフィテルサイゴンプラザのフローリストのリーダーは、25年前のホテル開業時から勤める女性。この空間を花で演出する術を知り尽くしているのだろう。そんな彼女から生まれるフラワーアレンジメントは、斬新かつ繊細。アートのような作品は、感性を刺激してくれる。© AccorHotels徒歩圏内に、観光スポットが多数!最後に、気になるホテル周辺情報をお届け。ホテルから徒歩圏内には、「サイゴン大聖堂」「中央郵便局」「市民劇場」などの主要観光スポットがあり、散歩がてら訪れることができる。ホーチミンの目抜き通り「ドンコイ通り」へもタクシーで5分程。Diamond plazaやパークソン、ビンコムセンターといったショッピングビルにもアクセスがしやすいため、観光や買い物にも便利。© TRIPPING! 左上:中央郵便局 左下:市民劇場右:サイゴン大聖堂老舗ホテル「ソフィテルサイゴンプラザ」にステイすれば、ホーチミンの旅をワンランク上のものにしてくれるに違いない。優雅なホテルステイを満喫してみては!※日本円表記は2015年7月8日現在の為替レートに準じますこちらも合わせてCheck!あなたはどっち派?ベトナム・ホーチミンで叶える5つ星ホテルステイ
2015年07月10日様々な国籍の写真家によって組織されるフォトグラファー集団「AM Projects」による出版プロジェクトの第2弾として、『ABSTRACTS』が発行された。これを記念して6月27日に東京・原宿のヴァカント(VACANT)で、「AM Projects」のメンバーである写真家・横田大輔のトークイベントを開催する。『ABSTRACTS』は、写真や写真的なプロセスで作られた様々な抽象的(=Abstract)なイメージをまとめた一冊。アントニー・ケアンズ(Antony Cairns)、ティアン・ドアン・ナ・チャンパサック(Tiane Doan na Champassak)、オリヴィエ・ピンファット(Olivier Pin-Fat)、エスター・ヴォンプロン(Ester Vonplon)、横田大輔という5人のアーティストの作品が収録されている。カメラは使わず、現像の際に必要になる化学薬品と印画紙で制作された作品や、身体や自然、街の風景などの全体像から、カメラの接写で断片的な細部を切り取った作品など、各アーティストが写真という手法の可能性を模索した結果が様々な形で表現されている。同イベントでは、「AM Projects」に所属する唯一の日本人フォトグラファー・横田大輔をゲストに招き、写真評論家のタカザワケンジによる司会のもとアーティストトークが行われる。「AM Projects」の誕生秘話からその活動、ロンドンで開催された展覧会「ABSTRACTS」と同名の作品集についてなど、様々な視点からトークを展開していく。会場では、これまでに制作された「Abstract」シリーズの素材となる実物のフィルムを約30点展示。トーク後には横田大輔による「Abstract」公開制作デモンストレーションを実施する。また、同イベントのために特別制作された冊子『CELL』(4種類、各50部限定)の販売も行われる。【イベント情報】『ABSTRACTS』発行記念アーティストトーク&デモンストレーション会場:ヴァカント住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13会期:6月27日時間:19:30~21:30料金:1.000円【書籍情報】『ABSTRACTS』参加作家:アントニー・ケアンズ、ティアン・ドアン・ナ・チャンパサック、オリヴィエ・ピンファット、エスター・ヴォンプロン、横田大輔出版社:ADAD BOOKSダストカバー付きソフトカバー/100ページ/210×270mm発行:2015年価格:8,800円
2015年06月15日H&M(エイチアンドエム)とパリのメゾン「BALMAIN(バルマン)」のコラボレーションによるコレクションが、5月17日に行われたビルボード・ミュージックアワードのレッドカーペットで初披露された。今秋のH&Mにおけるデザイナーコラボレーションのパートナーとして選ばれた「BALMAIN」は、1945年に創立したフランスのラグジュアリーブランド。若きクリエイティブディレクターのオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)のもと、アパレルを始め、シューズやスカーフなど幅広いアイテムを展開している。17日に行われたビルボード・ミュージックアワードのレッドカーペットでは、オリヴィエ・ルスタンの友人であるモデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)やジョーダン・ダン(Jourdan Dunn)らによってコレクションのアイテムが初披露された。アイテムの取り扱いは、11月5日より世界各地の約250店舗、及び公式オンラインショップで開始。なお現在では、ハッシュタグ「#HMBALMAINATION」をつけてSNSなどにコメントを投稿することで、情報を共有出来るようになっている。今回のコラボレーションについて、オリヴィエ・ルスタンは「H&Mとのコラボレーションにより、多くの人々を『BALMAIN』の世界にご招待し、夢のようなアイテムを手にして頂き、グローバルに『#HMBalmaination』を創造することができます。このハッシュタグは一体となるムーヴメントを表現しています。僕にとってこのコラボレーションはとても自然なことに感じました」と語っている。
2015年05月19日パリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)」が、1月21日から25日まで、新宿NSビルで開催される。本場パリで開催される臨場感を再現したという同祭典で見逃せない2015年話題のショコラを紹介する。世界17ヶ国、約100ブランドのショコラを楽しむことができるこのイベントの2015年のテーマは、「ショコラ、パトリモワンヌユニヴェルセル(Chocolat, Patrimoine Universel)」(次世代にも伝えたいショコラという名の「世界遺産」)。この名の下、注目されるショコラは、複数のショコラティエのショコラが一つのボックスに入る、贅沢なセレクションボックスや、MOF(フランス国家最高職人)を取得しているオリヴェ・ヴィダル(Olivier Vidal)のショコラだ。同祭典テーマ名と同じショコラ名である、「ショコラ、パトリモワンヌユニヴェルセル(Chocolat, Patrimoine Universel)」(9,250円)は、18人のシェフが過去、現在、未来と時空を超えて継承されるショコラへのオマージュ(敬意)を彼らなりの解釈で、ショコラに昇華したセレクションボックス。パッケージは、カラフルな18個の穴が“ショコラティエの顔”“中身のボンボンショコラ”“SALON DU CHOCOLAT 2015”の文字が交互に現れる。ボックスの右のレバーを引けば、各ショコラティエのショコラが現れ、更に下のレバーを引くと、彼らの顔までもが出現するという仕組みだ。同じく、セレクションボックスとしては、「オリジン・カカオ(Origine CACAO)」(5,000円)も見逃せない。ショコラの原点であるカカオへのオマージュをテーマに、ワインにおけるテロワール(土地の性質)と同様、カカオのテロワールを楽しめる。パッケージのイラストは、サロン・デュ・ショコラ主催者のフランソワ・ジャンテによるもの。ショコラの原材料であるカカオの実やカカオ豆のイラストから、ショコラに囲まれた子供の笑顔のイラストへと変わる仕掛けが施されている。日本人シェフ達によるセレクションボックスも登場。「ワールドチョコレートマスターズボックス」(3,000円)は、パリのサロン・デュ・ショコラで2年に1度決勝大会が行われるショコラティエの世界選手権「ワールドチョコレートマスターズ」に、日本代表として参加した日本人シェフたちのショコラが入っている。垣本晃宏(2013年同選手権4位)や植崎義明(2011年同選手権2位)など、合計6人のシェフ達が彼らの才能を余すことなく発揮したボックスに仕上がっている。オリヴィエ・ヴィダルは、18歳の時からショコラティエの修行を始め、2007年MOFを取得、2012年からブルゴーニュ地方オクセールに店を構え、今回サロン・デュ・ショコラに初登場する。エスカルゴの街・ブルゴーニュらしく、その名の通り、エスカルゴ(4,500円)のショコラは、その中に滑らかなムースのようなプラリネが入っている。ヘーゼルナッツをキャラメリゼしてノワールでコーティングしたノワゼット ノワール(2,000円)は、丸型のショコラで、同氏の世界観を気軽に堪能できる逸品。同氏は「若い後輩たちにショコラティエという仕事の基本や、仕事への情熱を伝えたい。基本とは、先ず質の良い原料を選ぶこと。これは未来においても変わらないと思う」と話す。サロン・デュ・ショコラの会場となるNSビルでは、ショコラの販売だけでなく、ショコラティエやパティシエ達がショコラの歴史や日本とフランスの洋菓子などについて語るトークショーやレクチャーなども予定されている。
2015年01月19日三越伊勢丹ホールディングスは11月7日、毎年人気の催しであるパリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)2015」の概要を発表した。今回は開催会場を従来の伊勢丹新宿店から新宿NSビル地下1階イベントホールへ移し、2015年1月21日から1月25日まで(各日10時から20時まで)実施する。本場パリのサロン・デュ・ショコラの臨場感を再現するという。13回目となる今回のテーマは、「ショコラ, パトリモワンヌ ユニヴェルセル(Chocolat,Patrimoine Universel) ―未来へのオマージュ―」。古代マヤ文明を起源に神様からの贈り物として誕生したというショコラを「Patrimoine Universel≒世界共有遺産」として未来につなげたいという想いが込められている。会場には世界17ヶ国から約100ブランドが集結し、ショコラティエやパティシエ達がショコラの未来に想いを馳せた創造性あふれるショコラが並ぶ。一流のシェフ達の共演で毎年高い人気を集める限定ボックスが今回も登場。アンリ・ルルー、サダハル・アオキ、ジャン=ポール・エヴァンなど、名だたるシェフの生み出したショコラが18粒込められた「Patrimoine Universel」(9,167円)は完売が予想される。今回は新たにチョコレートの世界選手権「ワールドチョコレートマスター」で活躍した日本人シェフのセレクションボックスが新登場する。また初上陸ブランドとして、「ショコラ カズナーヴ(Chocolat Cazenave)」「オリヴィエ・ヴィダル(Olivier Vidal)」が登場。新宿NSビルでの会期後は、ジェイアール京都伊勢丹(1月28日から2月14日)、JR大阪三越伊勢丹(同)、名古屋栄三越(1月28日から2月3日)、岩田屋本店(1月29日から2月14日)、丸井今井札幌本店(1月31日から2月14日)、仙台三越(2月3日から2月15日)で実施される。
2014年11月07日2014 FIFAワールドカップブラジル大会開幕まであと1日。機能的かつオシャレに進化したスパイクが発表されている今回。ブランドごとに着用プレーヤーを織り交ぜつつ紹介する。「プーマ(PUMA)」は、ワールドカップブラジル大会に向けたスパイク「プーマ トリックス」をローンチした。右はピンク、左はブルーの特徴的なカラーリングで、着用する選手の信念とサポーターの祈りを表現。プーマの今夏フットボールキャンペーン「ザ ネーチャー オブ ビリービング(The Nature of Believing)」の中核となるプロダクトで、スポーツが持つ力「ビリーフ メークス ザ ディファレンス(Belief Makes The Difference)」を象徴。パワーと正確性を追求した「エヴォ パワー」(1万6,500円)は、素足の動きに合わせて伸縮。日本代表の長谷部誠、川島永嗣、イタリアのマリオ・バロテッリ(Mario Balotelli)、ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)とジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)、スペインのセスク・ファブレガス(Francesc Fabregas)、コートジボワールのヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)が着用。スピード追求型の「エヴォ スピード」(1万5,800円)は軽量、柔軟性、フィット感を重視。日本の酒井宏樹、西川周作、アルゼンチンのセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)、フランスのオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)、フランスのガエル・クリシー(Gael Clichy)、イタリアのマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)が着用する。
2014年06月11日ギャラリーミュベール(GALLERY MUVEIL)に、ランジェリーブランド「ヤスミン エスラミ(Yasmine Eslami)」のポップアップショップがオープンする。期間は2月8日(金)から3月8日(金)まで。デザイナーであるヤスミン自身がアイテムをセレクトし、ディスプレイも監修。ギャラリー ミュベールで普段取扱いのないサイズのランジェリーや、パリでしか買えない商品が多数登場する。初日の2月8日には営業時間を21:00まで延長し、ヤスミン本人も参加するスペシャルイベントも予定している。ヤスミンはパリのスタジオベルソーで学んだ後、ロンドンのヴィヴィアン・ウエストウッドで10年間キャリアを積んだ。その後パリに戻り、『パープルマガジン』や『GQ』などでスタイリストとして活躍。ランジェリーブランドをスタートした。コットンやチュール、レースなどに繊細な刺繍を施したデザインが特徴。また、様々なアーティストやフォトグラファーとのコラボレーションでも注目されており、コレクションのイメージフォトはパープルマガジンの編集長オリヴィエ・ザーム(Olivier Zahm)が撮影している。【ショップ情報】GALLERY MUVEIL住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山B1F営業時間:11:30から20:00
2013年01月31日フィリピン最大のショッピングモールにオープンフィリピンの大手新聞 The PhilippineStar では、今年の大きな出来事として、フランスの化粧品メーカー L’Occitane のマニラ進出を挙げた。(アジア・太平洋地区社長 Andre Hoffman)2012年は L’Occitane にとって画期的な年であった。満足度の高いスキンケアとして30年以上の間、多くの女性に愛用されている L’Occitane は、世界中のアウトレットショップで製品を展開している。今年10月には、マニラのニューポート・シティにアジア初のフラッグシップストアをオープンした。ニューポート・シティ内の「Resort World Manila 」にオープンした新店舗は、アジア・太平洋地区社長 Andre Hoffman と副社長 Anton Huang がスペシャリストとしてショップを担当、オープニングのテープカットはフランス大使館婦人がつとめ、開店当初から話題を呼んだ。L’Occitane の製品は同施設ホテルのアメニティグッズとしても取り扱われている。オリジナルなオーガニック化粧品、アジアでの事業拡大を目指すL’Occitane は1976年フランスで、創設者のOlivier Baussan がガレージでエッセンシャルオイルを造ったことから始まり、以来このオイルをもとにした化粧品を開発している。2008年から環境問題に力を入れたことによって急成長を果たし、世界中に2,000店舗(内413店舗はアジア)を構えている。2010年には香港株式市場にも参入しており、今年2012年は特にアジア進出に力を入れた。マニラでの出店の他、中国で約30店舗出店、今後はすでに全体の25%の売上げを占める日本でもさらなる事業拡大を目指している。元の記事を読む
2012年12月14日