宮城県出身。美術系大学を卒業後、デザイン会社に勤務する。大学時代に目覚めたファッション・美容への興味は尽きず、現在も常にアンテナを張り乗り遅れないように頑張っている。
美容院でカラーをしたりパーマをかけたり、イメージを変えるのはとても楽しいもの。キレイな状態を長持ちさせる 「1週間の自宅ケア」 ご紹介しましょう。 ■当日のシャンプーは「持ち」にはあまり関係ない? 美容室から帰るとき、「カラーの持ちが悪くなるので今日はシャンプーを控えてください」と言われた経験がある人も多いのでは。 実は、ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正は薬剤で化学反応を起こして、髪の中に染料を入れたり形を作ったりしています。この化学反応は髪の中で 1週間 程度続きますが、そのときにもともと弱酸性の髪は アルカリ性 に傾いてしまっているそう。 アルカリ性に傾いた髪は通常と比べて 非常に弱く 、お湯やシャンプーで洗っただけで髪の中に入れた薬剤が抜けたり、タンパク質など髪にとって大切な栄養が流れてしまいます。そのため「なるべく当日はシャンプーを控えて」と言われるようですね。 ただし、本当に落ちないようにしたいと思うのであれば、当日どころか1週間程度はシャンプーをしない方がいいとか…。そうなると汚れがたまり、結局髪には良くないように感じます。 なお、現在はヘアカラー等で使う薬剤の質が高くなっていたり、施術後になるべく薬剤が残留しないように施術することが多いため、当日や翌日のシャンプーについての判断は美容師によって違ってくるようです。 ■1週間の自宅ケアがポイント 前述した通り、ヘアカラーなどで使った薬剤は1週間程度、髪の中で反応し続けています。なので、その期間の自宅ケアがカラーの持ちやその後の髪の毛のコンディションまで変えてしまうのです。 まず、気をつけたいのは 「水」 。施術後の髪は非常にデリケートなので、熱いお湯で洗うのは厳禁。人肌ぐらいの温度で優しく頭皮を洗うようにしてください。水に濡れている髪は非常に痛みやすいので、サッと洗ってしっかりと乾かすことが大事だそう。 また、いつも使っているシャンプーは洗浄力が高すぎる可能性があるので、ヘアカラー後用の製品を使うのもおすすめ。アルカリ性に傾いている髪を弱酸性に戻す作用があったり、髪への負担が少ない成分が使われています。洗い流さないトリートメントなどで髪を労ることも忘れずに。 筆者は髪質のせいなのか、担当の美容師も笑ってしまうぐらい髪色が抜けやすいタイプです。ただ、そういった髪だとわかってくれているため、カラーが抜けるのを想定して施術してくれているそう。人それぞれ髪の状態も違いますので、美容師に一度相談してみてもいいかもしれません。
2016年04月05日メイクは女性の毎日に欠かせないもの。新作や話題のコスメを買って試すのも楽しみのひとつですよね。しかし、ふと気づくと1年以上使っていないリップや、いつ買ったのかさえわからないアイシャドウなどでポーチがパンパンに…。そんな"おブス"なポーチを今すぐ卒業できる、メイク道具の整理術をご紹介します。 まずは、ポーチの中身をすべて出す ぎゅっと詰まった化粧ポーチの中身をひとつずつ確認しても、なかなか必要なもの・必要じゃないものはわからないはず。まずは、中身をすべて出して並べてみましょう。全体を眺めていると「持ち歩かなくてもいいアイテム」や「もう使わないアイテム」などがよく見えるので、自分にとって必要なアイテムの優先度合いがわかってきます。 また、ポーチの 大きさ を見直すのも大事。必要以上に大きいポーチを使っていると、何となく必要のないアイテムをストックしていたり、使わないアイテムを入れっぱなしにしたりする確率が上がります。なお、ポーチは 仕事用 、 プライベート 、 旅行用 などにわけて作っておくと何かと便利ですよ。 「使用期間」をチェックして断捨離すべし! 使っていない化粧品は、未開封であれば3年、開封後は半年を目安に思い切って処分を。「もったいない」、「まだ使えるかも」という言葉が頭に浮かぶかと思いますが、それを使って肌荒れなどを起こした場合に費やす時間・費用を考えると安いものです。 購入日や開封日がわからないコスメは、見た目で判断してみて。分離していたり、酸っぱいにおいがしたり、変色していたりと、何か変化があった物は迷わずゴミ箱へ。 雑菌まみれのポーチ&メイク道具は美肌の大敵 ポーチやメイク道具の整理とともにやりたいのが 「お手入れ」 。皮脂や汗がつきやすいファンデーションパフなどは雑菌の温床となっており、お手入れせずに使い続けるとニキビや肌荒れなどのトラブルを招いてしまいます。 ファンデーションのスポンジやパフは、ぬるま湯で十分濡らし、 中性洗剤 をつけて軽くもみ洗いしましょう。しっかりすすいだら、水気を拭き取って 風通しの良い日陰 に干します。汚れやすいため、1週間に一度は洗った方がいいそうです。 メイクブラシは 2週間に1度 は洗いたいところ。中性洗剤などで洗ったあとに、リンスなどの 柔軟剤 につけておくと手触りが良くなります。生乾きのまま使用するとかえって雑菌が増えるので しっかり乾燥を 。 コスメポーチは、濡らしたティッシュやコットンを使って、内側と外側の汚れを拭い取ります。洗える素材のポーチを選んでこまめに洗濯するものあり。除菌効果のあるスプレーなどを利用すれば、目元・口元に使うアイテムを入れていても安心です。 コスメポーチの整理も、女性にとっての 身だしなみ のひとつ。お肌のためにも、中身はキレイに保っていたいですね。
2016年03月29日本格的な紫外線シーズンを迎えるにあたり、UVケアをはじめている人も多いのでは。肌のUVケアは完璧でも、意外と忘れがちなのは「髪」。実は、髪や頭皮が受ける紫外線量は、肌の3倍以上ともいわれているのです。あとで後悔しないためにも絶対にしておきたい、「髪のUVケア」についてご紹介します。 髪に対する紫外線の怖い影響 髪は「ケラチン」というタンパク質を主成分に、アミノ酸が結合しあってできています。このアミノ酸の結合(シスチン結合)はパーマなどでなければ切断できないほど強いものですが、紫外線はそれを簡単に切断して髪の強度を弱めてしまうのです。また、キューティクルにもダメージを与えてしまうので、ハリやコシ、ツヤが低下したり枝毛・切れ毛を引き起こします。 さらに、紫外線は髪の内部にあるメラニン色素(髪を黒くしている色素)も分解するので、髪が焼けたような色に変わってしまうことも。ヘアカラーなどをしている場合は、傷んだ部分から染料が流れでていくため、カラーの持ちが悪くなったり発色が悪くなってしまうそう。 髪だけの影響を考えても深刻ですが、頭皮が受けるダメージも相当なもの。紫外線によって毛髪をつくる細胞が破壊され抜け毛や薄毛を引き起こしたり、毛根にある髪を黒くする細胞を損傷し白髪の原因になるといわれています。頭皮は自分で確認するのが難しくダメージを受けていることに気づきにくいため、より注意が必要でしょう。 美髪を保ちながら、紫外線シーズンを乗り切るには? 紫外線から髪を守るためには、もちろん日焼け止めを塗ることが一番。最近では、スプレータイプの髪用日焼け止めがいろいろと出ているので、自分の好みにあったものを使ってみてはいかがでしょうか。 また、UVカット効果のある洗い流さないタイプのトリートメントやスタイリング剤で髪をコーティングすることも大事。さらに帽子や日傘を使えばバッチリですが、髪を結ぶだけでも紫外線が当たる範囲を狭くできるので予防効果があるそうです。 なお、肌用の日焼け止めを髪に使っても問題はないそうですが、髪が白くなってしまうことがあるので専用のものを使うことをおすすめします。 日焼けをした後は、キューティクルを保護してくれるダメージケア用のシャンプーやトリートメントでケアすることを忘れずに。摩擦ダメージが大きくなるので、タオルドライやブラッシングの際は注意するようにしてください。 髪は肌と違い修復する能力が低く、一度ダメージを受けると回復は難しいため、正しいケアが重要になってきます。色が抜けパサパサになった髪に涙しないためにも、UVケアはしっかりしたいですね。
2016年03月28日普段、意識せずにしている「鼻をかむ」という行為。15歳以下の子どもを持つ母親1,000人を対象に調査を行った結果、約5割の母親が「正しい鼻のかみ方」ができてないことがわかりました。また、約6割の子どもも「正しい鼻のかみ方」ができておらず、その数は年々増加しているとか。 「間違った鼻のかみ方」が招く健康リスクと、親子で知っておきたい正しい鼻のかみ方を紹介します。 鼻をかむ時の3つの危険 その1 思いっきりかむ スッキリしたいため、力いっぱい鼻をかんで耳がキーンとしたことはありませんか? このような鼻のかみ方をすると、かんだ衝撃で中耳に圧力がかかり耳を痛めたり、鼻血を出したりすることがあります。また、頭痛が起きることもあるので注意したほうがいいでしょう。 その2 両方の鼻を一気にかむ 鼻水は体内に侵入しようとする細菌やウイルスを排出する目的で出ます。しかし、左右の鼻を同時にかむと細菌やウイルスが含まれた鼻水が鼻の奥に入り込んでしまい、中耳炎や副鼻腔炎の原因になる場合があるそうです。特に小さな子どもは正しい鼻のかみ方ができず、左右同時にかんでしまいがちなので、注意してあげたほうがいいようです。 その3 中途半端にかむ ひとつ目で「思いっきりかむ」ことをNGとしてあげましたが、「中途半端にかむ」ことも間違った鼻のかみ方。鼻を上手くかめない小さな子どもの場合、残った鼻水のなかで細菌が増殖して気管支炎や肺炎につながることもあるそうです。なお、細菌のついた鼻水が鼻の奥から耳にまで達して、中耳炎をおこす危険があるため「鼻すすり」も厳禁です。 「正しい鼻のかみ方」をマスターしよう 鼻にやさしいかみ方としてまず大事なのは、片方の鼻をきちんと押さえて「片方ずつかむ」ということ。また、鼻水を押し出すためにしっかりと口から息を吸い「ゆっくり、少しずつかむ」ことも大切です。決して最後まで強くかみすぎないように注意してくださいね。 上手に鼻をかめたかチェックしたい場合は、鼻の穴と水平になるように手鏡を当てます。鼻から「フンッ」と息を吹き出したとき、鼻息で曇った範囲が広いほど上手にかめているそうです。 鼻が詰まってしまうと、息が苦しいだけでなく頭もボーッとして嫌なものですよね。強くかんでスッキリしたい気持ちもわかりますが、間違った鼻のかみ方で病気になってしまったら恥ずかしいもの。自分のかみ方が正しいか、一度確かめてみてはいかがでしょうか。
2016年03月27日