アラサー独身男性の大野と朽木が、女性にとってはふつうのことでも、男性にとってはふしぎな話題について本気で対談します。
男性の本音って、どこで聞けると思いますか? 異性の正直な意見は気になるものの、恋人でも、友達でも、女性がいる場所ではなかなか聞けないもの。そこで今回は、エキサイト編集部に出入りするライター・編集者の男性二人が喫煙所で繰り広げる本音トークを、みなさんにコッソリご紹介しちゃいます。 ただし、あくまでも喫煙所の無責任な雑談なので、ムカっと来るポイントがあってもどうか許してあげてください。それでは、はじめます。 【登場人物紹介】 ■大野:31歳。モテるが彼女はいない。 ■朽木:29歳。モテないが彼女はいる。 ■女心を理解するためにまつエクしてきたよ! 大野:昨日、まつげエクステに行きました。 朽木:どういうことなの?!?!?! 大野:知り合った女性がアイリストで、1000円でやってくれたw 朽木:うん、それはいいんですけど。えーーー、なんの心境の変化ですかソレ…。 大野:男もまつげつけるってどこかで見て、一回やってみるかと。 朽木:論理に飛躍がある気がしますが、一旦置いておきましょう。まつげをエクステンションすると、どんないいことがあるんですか。 大野:とくにない。 朽木:ないのかよ! 大野:まあ、女心の理解のためですよ。 ■やっぱり自然体が一番イイ! 朽木:女心、なにかわかりましたか? 大野:伸びたまつげがメガネのレンズに当たります。以上。 朽木:深い~~! 自然体が一番という示唆~~~! 大野:まあでも、自然体が一番ですね。 朽木:真理ですね。背伸びをすると、壁にぶつかる。 大野:まあ、これまで女性についてあれこれ言ってきましたが。 朽木:ひとつのテーマでしたよね、自然体というのは。 大野:「いい女」ってなんだろうか。 朽木:おっ、本質的! ■いい女は、性格・行動を理解してくれて、無理しなくてよい人? 朽木:ズバリ、大野さんにとってのいい女とは!? 大野:相手の性格・行動などを理解してくれる女性、かな。前も同じこと言ったと思うけど。朽木くんは? 「彼女」って言い出す感じですか? 朽木:トゲがありませんかその言い方(笑)でも、彼女もいい女です。 大野:ほほう。 朽木:僕にとってのいい女は、自分が無理しなくていい相手でしょうか。こっちも無理したくないし、相手に無理されるのも疲れるし。 大野:無理って具体的にどういうこと? 朽木:いや、ミクチャとかTwitterの共同アカとかやりたくないですし、おフェロメイクとか美魔女とかはしてもらいたくない、っていう意味です。それこそ、自然体でいてもらえるのが一番じゃないかな~~~と。 大野:なるほど、よくわかりました。 ■お互いに負荷と感じるかどうか、結局は自分次第! 朽木:対等な関係性というか、どっちかに負荷がかかる関係性って成立しないので。 大野:なんか「あなたのためにこんなにやってるのに!」みたいなことかと思った。 朽木:あーーー、それはちょっと重い、かなあ。自分で自分に負荷をかけるのも、相手に負荷をかけるのも、どっちも続かない気がします。 大野:負荷を楽しめるといいんじゃないの? 朽木:なるほど、負荷を負荷と思わなければいいのかもしれませんね。ストレス掛けられる方が成長するっていいますし。トマトは水をあげないと甘くなるんですよ。 大野:オープンマインド! 負荷カモン! 朽木:意味違いませんか(笑) 大野:オープンマインドって言いたかっただけ。でも結局さ、自分次第ってとこもあるよね。 朽木:おーさすがの大野先生。 大野:すべての原因は自分にあると思うので。 朽木:自責だ。 大野:恋愛も仕事も。 朽木:それはそうですね。 ■相手と同じレベルじゃないと関係は続かない 朽木:大野さんはいつもどうなって別れちゃうんですか? 大野:なんだろう。自然消滅とか他に好きな人ができるとか。 朽木:飽きちゃうのかな。 大野:魅力値は下がってるよね。おそらく、自分のレベルと違ってくるからじゃないかなとは思う。 朽木:ふむふむ。成長しますからね、相手が停滞しちゃうとね。引っ張られそうな怖さはあります。 大野:男女って同レベルじゃないと付き合えないとか聞きますが、どっちかが成長すると関係性維持は難しいのかなと。 朽木:うーーーん、あとはその成長の方向性がズレてしまうこともありそうです。 大野:どういうこと? 朽木:せっかくもっと魅力的になろうとしてやってることなのに、メイクとかファッションとか。それが相手の好きな方向とズレていくのは悲しいじゃないですか。だから、男も女もちゃんと相手の本音を聞くべきだと思うんですよ。 大野:でも、その本音はどうやって聞く? 女性はなかなか言わないじゃん。 ■相手の本音は、日常の些細な行動にあらわれる 朽木:行動のはしばしにあらわれるサインを見逃さないようにするしかないのでは。 大野:はしばし、ディティール、細部。なるほどねーーー。 朽木:神は細部に宿るといいますし。 大野:まあ、一緒にいることで、どっちも成長できるような相手が理想ってことだろうね。 朽木:はい、それがいい女かと。 大野:いい女、探そっと。 朽木:さて、そろそろ戻りましょうか。 大野:そうしましょう。 ■2020年までには結婚してるかなぁ? 朽木:念のため聞いておきますが、大野さん、結婚願望はあるんですよね? 大野:いちおう。オリンピック前には。 朽木:遠いな。2020年って何してるでしょうね。 大野:車で空を飛んでいます。 朽木:バック・トゥー・ザ・フューチャーは間に合わなかったですよ。 大野:まじめに言うと、もう一個会社を作ってたいかな。 朽木:ほう。どのような? 大野:モノ作り会社、テクノロジー×モノ。 朽木:さすがです。結婚してますかね。 大野:どうでしょう。 朽木:ドクはたしか若い女と結婚しましたよ。 大野:そうだっけ(笑)覚えてないけど。 朽木:いま見返してもなかなかの名作です。 ■おしまいに… 大野:朽木くんは何してる予定? 朽木:編集者をしながら、作家にもなりたいです。 大野:ポエム? 朽木:ポエムとちがいますよ! まあ、なれるかはわかんないですが。 大野:まあ、未来にたしかなことなんてないんじゃない? 朽木:いいこと言う~~~! でも、ひとつだけ言えることは。 大野:なんでしょう。 朽木:まつエクはしなくていいと思います。 大野:(・´з`・)
2015年09月25日男性の本音って、どこで聞けると思いますか? 異性の正直な意見は気になるものの、恋人でも、友達でも、女性がいる場所ではなかなか聞けないもの。そこで今回は、エキサイト編集部に出入りするライター・編集者の男性二人が喫煙所で繰り広げる本音トークを、みなさんにコッソリご紹介しちゃいます。 ただし、あくまでも喫煙所の無責任な雑談なので、ムカっと来るポイントがあってもどうか許してあげてください。それでは、はじめます。 【登場人物紹介】 ■大野:31歳。モテるが彼女はいない。 ■朽木:29歳。モテないが彼女はいる。 ■美魔女ってじつはよくわかってないかも 大野:朽木くん、この人知ってる? 水谷雅子さん。 朽木:あら、お綺麗な方ですね。モデルさんですか? 大野:なんと水谷さん、46歳。 朽木:へ??? 46歳。そっかそっかー、46歳かー…って46歳!?!?!? 46歳って言ったら武豊と同い年じゃないですか!!! 大野:ひさしぶりに聞いた、その名前(笑) 朽木:いや、水谷さんはとてもお綺麗だと思いますが…これってアレですか、いわゆる「美魔女」というものですか。 大野:たぶん。俺も美魔女よくわかってないけど。 朽木:詰まるところ、綺麗なおねいさんのことでは? 大野:ググってみようか。えーっと……なんでも、才色兼備の35歳以上の女性を指し「魔法をかけているかの様に美しい」ところからきているそうだよ。 ■朽木が珍しく吠える! 朽木:出たよ。 大野:おっ、どうしたどうした。 朽木:なんで「魔法をかけているかのように」とか言い出すんでしょうか。「美しい」でいいじゃないですか。 大野:まあホラ、女性にとってはやっぱり年齢ってシビアな問題だろうし。 朽木:年齢を重ねているけど美しいっていう逆説じゃなくて、年齢を重ねているから美しいっていう順接になるべきだと思うんですよ。 大野:おっ、おう。 朽木:逆説だと時が止まっているような容姿がもてはやされるけど、そんなの一部の奇跡じゃないですか。虚構ですよそんなの。 大野:(絡みづらいな今回) 朽木:なんで女性はそうまでして美を求めるんでしょうか。 大野:サガなんじゃないかな。世間からの見え方もあるだろうし、自分が納得できるかもあるだろうし。 朽木:うーーーん、女心はわかんないっすなあ。 大野:あとは時間とかお金の余裕ができる世代だからっていうのもあると思う。それがなければ美魔女の方向に行かないでしょう。 朽木:グヘヘ、女性誌のマーケティング戦略が大成功したってわけでげすね、アニキ! 大野:そういうの止めなさい。 ■昔は年上好きだったけど… 朽木:大野さん年上好きですよね、そう言えば。 大野:4・5年前は年上の女性と付き合ってたけど、30過ぎてからは… 朽木:もう僕たちがわりと年上ですもんね… 大野:あれ、朽木くんは今の彼女って年下だったよね? 朽木:はい、結構年下ですが、あんまり年齢は関係なくて、年上でも年下でも僕と付き合ってくれるのは面倒見がいいタイプです。 大野:その子の面倒を見てあげたいってこと? 朽木:いや、俺の面倒を見てほしいってことです! 大野:ひゃっはー! 朽木:世話を焼いてくれるというか。掃除とか洗濯とかできないんですよ、マジで。 大野:片付けできないのは心理面をこじらせているからでは。 朽木:ぐぬぬ。 大野:俺、片付け苦手だったけど、そうでもなくなってきた。 朽木:大野さんはもう大人、僕はまだ子ども。 大野:30を超えてようやく。成長スピードが遅い(笑) ■年上好きなうちはまだ大人になりきれてないってコト? 朽木:ああでも、それが理由かもしれないですね、大野さんが年上好きじゃなくなったの。 大野:というと? 朽木:オトコは大人になるのが遅くて、精神が子どものうちは世話を焼かれたい、だから年上好き。でも大人になると世話を焼かれなくてもよくなるから、とりたてて年上好きじゃなくなる。 大野:説得力がある。 朽木:相手の見た目がオバサンになるから年上好きじゃなくなるわけじゃないと思うんですよ。逆に言えば、見た目が若ければいいというわけでもなく。 大野:だから美魔女にちょっと違和感があるのかもね。 ■美魔女のおねいさんに求めているのは、母性! 朽木:僕たちは綺麗なおねいさんに何を求めていたのか。 大野:どうやら、綺麗さだけではないようだ。 朽木:「綺麗なおねいさん」という概念ではないでしょうか。 大野:なんだよそれ(笑) 朽木:なんだろう。やさしさ、あたたかさ…年齢を重ねているからこその美しさというか。 大野:朽木くん見てると『母性』かもって思うよ。 朽木:なるほど、『母性』とな。たしかに自分はまだまだ子どもだなと思います。 大野:マザコンなんだよ、きっと。 朽木:うおおおおおいマザコン言うな! 多かれ少なかれオトコにはそういうのあるでしょ。 大野:(笑)あまり彼女に苦労をかけないように。 朽木:うー、ありがとうございます? 大野:はい、どういたしまして。 ■結局、オトコって… 朽木:年齢を重ねた女性にはあまり無理をせず、いっそまだまだ子どものオトコを狙い撃ちにしてほしいものです。僕は早く大人になりたいです。 大野:それはがんばってください。 朽木:そういえば大野さんの好きなタイプってどんな女性ですか? 大野:面倒見がいい女性。 朽木:なんだよ! いくつになっても甘えん坊じゃねえか!
2015年09月18日男性の本音って、どこで聞けると思いますか? 異性の正直な意見は気になるものの、恋人でも、友達でも、女性がいる場所ではなかなか聞けないもの。そこで今回は、エキサイト編集部に出入りするライター・編集者の男性二人が喫煙所で繰り広げる本音トークを、みなさんにコッソリご紹介しちゃいます。 アラサー男性が女性のメイクにファッション、ライフスタイルなどあれこれについて正直に語りますので、ぜひ参考にしてみましょう。ただし、あくまでも喫煙所の無責任な雑談なので、ムカっと来るポイントがあってもどうか許してあげてください。それでは、はじめます。 【登場人物紹介】 ■大野:31歳。モテるが彼女はいない。 ■朽木:29歳。モテないが彼女はいる。 ■幸せのおすそわけ? カップル共同アカウントの衝撃 朽木:うわあああああ!!! カップル共同アカウントですって、カップル共同アカウント。なんと、カップル共同アカウントですよ!これがカップル共ど… 大野:うるさい(笑) 朽木:すいません。 大野:うん、それで? 朽木:Twitterしてたらカップル共同アカウントなるものを見つけました。 大野:まあ、変なヤツはいるよね、どこにでも。いまここ、おれの目の前にも。 朽木:頑張って生きてるんですけどね、って違うんですよ。ホラ「カップル共同」で検索するとこんなに…。 大野:うわっ。すごい。なにこれ? 朽木:高校生くらいのカップルがTwitterでアカウントを作って、共同で運営してるみたいですね。交際宣言からスタートして、デートで行った場所の写真や、キスプリをアップしたり… 大野:なんで? 朽木:幸せのおすそ分けがしたいんじゃないですか。で、別れると破局宣言をしてアカウントを閉鎖するそうです。 大野:最近の若者、未知だね。 朽木:大野さん、あんまり彼女とベタベタしなそうだもんなあ。 ■お、おれだってベタベタするよっ!! 大野:そんなことないよ、おれ、『Pairy』とか『Couples』使うよ。 朽木:マジすか?! カップル専用アプリ?!?!?! 大野:『Couples』とか『Between』とかひと通り使った。ふたりだけの空間とか好きなんだよね。記念日も大事。 朽木:ぜんぜんイメージと違う。仕事第一っぽい。 大野:いやー、仕事は大事だよ。優先度高い。ただ恋愛をここしばらくしてないっていう感じ。 朽木:イイハナシダナー。でも意外、クールな男性は恋愛もクールなのかと。 大野:そもそもおれ別にクールじゃないよ。中二病をこじらせてるだけです。朽木くんはどうなの? 朽木:いや、さすがにカップル専用アプリとかは使わないですけど。 大野:デートの予定とかは? 朽木:Googleカレンダーで共有してたりしますね。 大野:仕事かよwww 朽木:デートで行きたい場所をGoogleスプレッドシートで管理してたりします。 大野:連絡もGmail? 朽木:Chatworkとか… 大野:マジだった(笑) ■ツールを集約できるのって、やっぱり便利? 朽木:いや、LINE使いますよ! 使いますけど! いろんなツールがあって分散されちゃうんですよ。 大野:それを一手に集約できるのがカップル専用アプリな訳ですよ。 朽木:あー、そう考えると便利かも。じゃあTwitterとかのカップル共同アカウントはどうですか? やります? 大野:いや、あくまでおれは「ふたりだけの◯◯」が好きなだけだから。共有したいとは思わない。というより、なんで共有したいんだろう。 朽木:Twitterがクローズだと思っているんじゃないでしょうか。よくあるじゃないですか、若者が炎上した時「見んなよ」って言い出すみたいな。「いやいや、そもそもこのツイートは全世界に公開されているからね」みたいな。 大野:自分と他人の境界線がしっかり引かれてないんじゃないかな。 朽木:僕は自分の境界線がどんどん大きくなっていってますけど。 大野:それは太ってるからね。でも、ここまで入り込む、っていうラインを決めないと恋愛ってうまくいかないのではないかと思うけど。 朽木:またなんかいいこと言ってー! ずるいなーーー!!! ■親しき仲にも礼儀あり…って言ってみたけど 大野:親しき仲にも礼儀ありと言いますから。 朽木:じゃあ、めっちゃかわいい大学生の彼女とかできたらどうするんですか? その彼女が「絶対カップル共同アカウントやりたい」って言ったら。 大野:それはやるかもしれない(笑) 朽木:やるのかよ! 大野:いや、それはやらない(笑) 言ってみただけ(笑) 朽木:まったく。大野さんはどうして彼女作らないんですか? 大野:いや、作らないわけじゃないよ。好きになれる人がいたら付き合いたいけど、現時点では人生における優先順位がそんなに高くないかもしれない。 朽木:会社立ち上げたばっかりですもんね。 大野:いつもお世話になっております。 朽木:こちらこそ今後ともよろしくお願いします。大野さんにはそういう、人生の優先順位みたいなことをしっかりわかってくれる女性がよさそうですね。 大野:うん、カップル共同アカウントはイヤだけどカップル専用アプリはいい、みたいな境界線を(笑) 朽木:ややこしいな(笑) ■最後に… 彼女あり・朽木の優先順位とは? 大野:そういえば、朽木くんの人生の優先順位ってなんなの? 朽木:えーーーっ、なんだろ。 大野:いや、メディアやりたいとか、本出したいとか、あるのかなって。 朽木:う~~~ん。あ、ありました。 大野:なになに? 朽木:秋服。 大野:直近だな!(笑) 朽木:ホラ、去年の服がもう入んなくて。 大野:そっか。 朽木:はい。 大野:太ってるもんね。 朽木:はい。
2015年09月11日男性の本音って、どこで聞けると思いますか? 異性の正直な意見は気になるものの、恋人でも、友達でも、女性がいる場所ではなかなか聞けないもの。そこで今回は、エキサイト編集部に出入りするライター・編集者の男性二人が喫煙所で繰り広げる本音トークを、みなさんにコッソリご紹介しちゃいます。 アラサー男性が女性のメイクにファッション、ライフスタイルなどあれこれについて正直に語りますので、ぜひ参考にしてみましょう。ただし、あくまでも喫煙所の無責任な雑談なので、ムカっと来るポイントがあってもどうか許してあげてください。それでは、はじめます。 【登場人物紹介】 ■大野:31歳。モテるが彼女はいない。 ■朽木:29歳。モテないが彼女はいる。 ■月間再生数5億回超え! いま話題のミクチャってなんだ? 大野:ミクチャを見てるんだよね。寝る前に。 朽木:ミクチャってあれですか、中高生に爆発的な人気を誇るというウワサの『MixChannel(ミックスチャンネル)』ですか? 大野:そうだね、スマートホンで簡単に10秒動画を撮影・編集してシェアできるというあのミックスチャネルだね。 朽木:説明的だな(笑)どれくらい利用されてるんでしょうか、若者に。 大野:なんでも月間再生数が5億回を超えているそうで。 朽木:すげーーー!!! それ、見てるのはリサーチのためですか? 新興メディアをこう、編集者として。 大野:ちがいます、完全プライベートです。 朽木:プライ…ベー…ト…? 大野:主に「LOVE」のカテゴリをだな。 朽木:まず、「LOVE」っていうカテゴリがあるんですね。 大野:一大流行ジャンルだよ。ただカップルがいちゃいちゃしてる画像が5万回再生とか。 朽木:すごい! 何かわかりましたか、「LOVE」について。 ■ミクチャでLOVEを学んだ結果…よけいわからなくなった 大野:あのね、「なにこれ!?」って思った。 朽木:わかんなくなっちゃってるじゃないですか! 大野:だって最初にチラッと見たら高校生カップルが歌いながらキスしてたんですもの。 朽木:ホントなんですね、ミクチャにキス動画が溢れ返ってるって。 大野:うん、ライトなものからディープなものまで。 朽木:なんですか、その「このあとめちゃくちゃセ●クスした」感。僕、中高生くらいで好きな女の子が他の男とくんずほつれつしてたら頭抱えて床の上をウワアアアアアってのたうちまわりますけど。 大野:そうだね、キツイと思う。 朽木:殺せえええええ、いっそ殺せえええええ!!! 大野:落ち着け(笑) ■時代は変わったのか…ハァ(ため息) 朽木:われわれが中高生だった時代って、ネットに個人情報を晒しちゃダメってすんごく怒られませんでしたっけ。 大野:そういえばそうだね。時代は変わった。 朽木:なんか、もう若くないって思います。よく25歳って言うじゃないですか、衰えを実感するの。 大野:オッサンみたいなこと言うな。 朽木:えっ、大野さん実感しませんか、衰え。 大野:おれはまだまだ元気だけど、体に異変が出始めています。肩・腰周りなど。 朽木:僕は徹夜ができなくなりましたね。徹夜しちゃうと反動がすごい。 朽木:で、ミクチャですよ。 ■とりあえず…青山テルマを熱唱してみたくなった 大野:そうか、ミクチャだった(笑)まあ、おれはついて行けないけど、本人たちが幸せならいいと思うんですよ。 朽木:お! 大人! 大野:いや、おれ個人はついていけないよ。でも、若者文化がそういう方向に進んでいるなら続ければいいと思うんです。 朽木:うーむ。 大野:腑に落ちない? 朽木:若者は何を共有したいんでしょうか。キス動画をネットにアップすることで。 大野:自分の存在? 朽木:いるよ~~~! ここにいるよ~~~!!! 大野:はいはい。でもさ、ネット初期の頃ってテキストで自分を表現してたじゃない。それがネットが発達して、写真とか、いろんな手段で手軽に表現できるようになった。それ自体はいいことだと思うんです。 朽木:そうかあ、もう生まれた頃からスマホがあって、ネットに対する感覚も全然ちがうんでしょうね。 大野:そう考えると、わからなくて当然なのかなと。 朽木:勉強になります。 ■最後に…文化は一周する。そして行きつく先は? 大野:どうなるかね。進んでいったら。 朽木:一周回るんじゃないですか、そういうのって。 大野:一周? 朽木:例えば、ポメラっていう商品がウェブライター界隈で静かなブームなんですけど、要するに電子メモ帳なんです。 大野:へえ、おもしろい。ネットは? 朽木:できないです。キーボードと小さい画面だけがあって、ふだんは折り畳んでて、必要なときにサッと出す! 大野:スマホでいいじゃん。ポメラの良さはわかったけどさ。 朽木:なんでも多機能・高性能な現代へのアンチテーゼです。 大野:まあ、いろいろゴチャゴチャしてるとシンプルなものに憧れるよね。 朽木:はい、だから今キス動画をネットに上げるじゃないですか。 大野:うんうん。 朽木:そのうちたぶん、セ●クスもしだすと思うんですよ。 大野:しないよ(笑)そういうサービスじゃない。 朽木:それが一周回って。 大野:回って。 朽木:文通とか。 大野:健全(笑) 朽木:で、さらにもう一周して。 大野:今度は? 朽木:春画に。
2015年09月04日男性の本音って、どこで聞けると思いますか? 異性の正直な意見は気になるものの、恋人でも、友だちでも、女性がいる場所ではなかなか聞けないもの。そこで今回は、ウーマンエキサイト編集部に出入りするライター・編集者のアラサー男性ふたりが喫煙所で繰り広げる本音トークを、みなさんにコッソリご紹介しちゃいます! アラサー男性が女性のメイクにファッション、ライフスタイルなどあれこれについて正直に語りますので、ぜひ参考にしてみましょう。ただし、あくまでも喫煙所の無責任な雑談なので、ムカっと来るポイントがあってもどうか許してあげてください。それでは、はじめます。 【登場人物紹介】 ■大野:31歳。モテるが彼女はいない。 ■朽木:29歳。モテないが彼女はいる。 ■おフェロメイクって…ん? 下ネタ?? 朽木:「おフェロメイク」って知ってますか? 大野:やめてよそういうの。 朽木:なんでですか? 大野:おれ下ネタ嫌いじゃないけど今のはちょっと受け付けない。心のなかで「友だちから削除」のボタンを押した。 朽木:Facebookでガチであるやつじゃないですか。下ネタと違いますよ。おフェロです、おフェロ。 大野:えっ。あー、おフェロ。やっとわかった、思ってたのと違った(笑) 朽木:やっぱり。そうだと思った。わかってくれてよかった(笑) 大野:なんなの、そのおフェロメイクって。 朽木:おフェロメイクは20代女性向けの雑誌『ar(アール)』で提唱されて、大流行しているメイクの手法ですね。いつものメイクにひと手間加えて、「雌(メス)ガール」になるための… 大野:ちょっと待って。ちょっとまたわかんなくなった。雌ガールって何? ■次々にもう! 「雌ガール」って一体何なのさ! 朽木:あ、失礼しました。「雌ガール」は「ご機嫌でヘルシーなエロい女子」だそうで、雌としての色気を出していきましょうというコンセプトで… 大野:うん、なんかもういいや。脳が混乱してきた。そもそも雌とガールって要素が被ってない? 朽木:まあ要素は被ってますけど、そんなの気にするの編集者だけですよ。消費者には関係ありません。ブームに踊らされるだけの消費者には。 大野:急に毒を吐くなよ。 朽木:「おしゃれだけどフェロモンがある」を略して「おフェロ」だそうです。 大野:それ、全然わかんない。 朽木:誰からもモテたいわけじゃなくて、ターゲットは一人の男性。好きな人にどれだけ長くモテるかというところを大切にして… 大野:フェロモンって不特定多数に届くものでしょ? 朽木:僕を詰めてもしょうがないですよ。ホラ、こういうメイク(スマホの画面を見せながら)。 大野:うーん、正直、ちょっとやりすぎだと思った。 朽木:なんかメイクもブーム自体も作られたもの、っていう印象がありますよね。 大野:男とは「かわいい」の感覚が違うってことかな。女性のあいだでは人気なんだろうけど、もっとふつうにしてていいのに。 ■おフェロメイクするときはTPOを考えるべし! 朽木:ちょっと思ったんですけど。 大野:おお、何? 朽木:フェロモンを嗅ぎつけて男がアガるのって、こっちもヤル気のときじゃないですか。 大野:それはそうだね。 朽木:でも、いくら男でも、そんなに常時発情しているわけじゃないですよね。 大野:TPOがあるよね。 朽木:おフェロはそのTPOをわきまえてないのではないでしょうか。 大野:なるほど! ■フェロモンのダダ漏れは困る! 朽木:冷やっこ食べてるときにAVは観ないじゃないですか。 大野:なんで冷やっこ(笑) 朽木:好きなんです、冷やっこ。 大野:でもそうだね、仕事で詰まってるときとか、AVを観てる場合じゃない。 朽木:それなのにおフェロ女子はフェロモンをだダダ漏れさせるんですよ! 困っちゃうじゃないですか! 大野:落ち着け(笑)多分、俺たちが今ヤル気じゃないからこういう感想なんだろうね。 朽木:仕事の合間にタバコ吸ってるだけですからね。 ■おフェロメイクの女性=自分がなくて流されちゃう人? 大野:おフェロメイクするのって夜だけかな? ならいいと思うんだけど。 朽木:そういうわけではないんじゃないでしょうか。動物園のクジャクがいつも派手なのと一緒で。 大野:じゃあ、むしろいつエロくなってるの? 朽木:たしかに! 逆にいつエロくなっているのかわかりにくい! 男子にとっては大問題だ!!! 大野:まあ、上手く化粧してる女性は恋愛上手だと思うよ。化粧って演出だから。 朽木:いいこと言いますね。なるほど、自己アピールが下手だとコミュニケーションが下手。 大野:おフェロに流されちゃうのは自分がないのかもね。 朽木:ふむふむ。心からおフェロメイクとかモデルさんに憧れてやってるのはいいけど、モテたくてやってるんなら、逆効果かもしれない。 大野:自分を持ってる女性にはやっぱり惹かれますよ。 ■最後にひとこと…(みなさん思ってましたよね?) 朽木:なんかこれいい話になりましたね。そろそろ戻りますか。 大野:あ、じゃあ最後に思ったこと言っていい? 朽木:どうぞ。 大野:フェロモンってさ、要するにヤリたいってことじゃん。 朽木:(笑)やめろーーー!全国10万人の『ar』読者に謝れーーー!!! 大野:いや悪いとは思ってるんだけどさ。でも… 朽木:でもなんですか。 大野:だったらやっぱり「おフェ○メイク」でもよかったんじゃない?
2015年08月28日