フィクション・スタジオは、経験豊富なプロのライター50人を擁する東京都渋谷区のシナリオ制作会社です。主にゲーム脚本をメインにストーリーや映像による創造力豊かなコンテンツを制作しています。また漫画原作、ライトノベルの執筆の他、ノンフィクションの脚本執筆を行っています。
■前回のあらすじ 同僚に誘われて、ランチに出かけた恵美は、つい夫が協力的ではないことを愚痴ってしまった。その夜、家で突然キレ出した拓実に床に座れと怒鳴られて…。 >>1話目を見る ここまで夫に怒鳴られたのは初めてでした。あまりのショックに、私はただ謝ることしかできず怯えていました。 こんなことになるなら、同僚にあんなこと言わなければ良かった…。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年06月18日■前回のあらすじ 高い化粧品は無駄だと夫・拓実に責められ、買ったことを謝罪させられた恵美。それをきっかけに拓実は恵美の給料を管理しようとしてくるのだが…。 >>1話目を見る 同僚とランチした日の夜、息子を寝かしつけた後リビングに戻ると、夫は突然大きな声で怒鳴りはじめました。 突然のことで何が起きたのか理解できませんでしたが、「ランチで何を話した」と聞かれ、今日のランチ会話が夫の耳に嫌な形で伝わってしまったんだということだけはわかりました…。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年06月17日■前回のあらすじ 夫・拓実から産休中なのに勉強していないと見下される恵美。「本を選んであげたから読めば?」と追い詰められていく恵美は自分の要領が悪いせいだと追い詰められていく。 >>1話目を見る 復職してからは、仕事と育児の両立は大変ではあるけれど、保育園にも預かってもらえて精神的にも余裕を持てるようになっていました。しかし、自分の肌のお手入れができたのが久しぶりだったので、ちょっと奮発して化粧品を買ったのですが、それを夫に無駄遣いだと咎められ、お金の管理を任せろと言われました。 ただ、これは序章に過ぎなかったのです…。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年06月16日■前回のあらすじ 「家事育児は成長できないから興味ない」「俺がやることじゃない」とイライラしながら言う夫・拓実。産休中に勉強したり資格取らないの?と迫ってくるが…。 >>1話目を見る 育休中に自分のスキルアップができないのも、私が要領が悪くてバカだから…、能力がないから…とこのときはそう思ってしまったのです。 初めての子育てで、周囲に相談する人もいなかった…。すべてを自分のせいにするしか方法がなかったのです。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年06月15日■前回のあらすじ 「このままつまらないおばさんになるつもり?」と暴言を吐かれた恵美。必死に育児をする中で、追い詰められていく恵美は自分で自分を追い込むループに入っていく…。 >>1話目を見る 数時間でいい…、ちょっと子どもを見ていて欲しいだけなのに…。 ただでさえ、ワンオペ育児で限界なのに、育休中なのに資格を取らないのかと言う夫…。綱渡り状態で日々過ごしていた私にとって、もうこれ以上ほかのことで頑張るなんて考えられませんでした。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年06月14日■前回のあらすじ 憧れの同僚と結婚した恵美は、生まれたばかりの息子のお世話に追われていた。しかし、独身時代と生活を全く変えない夫・拓実に助けを求めるが、まったく協力してもらえず…。 >>1話目を見る 育休中の私が、育児と家事をメインでしなきゃいけないとは思っています。でも、それにして大変な私の状況に少しでいいから耳を傾けて欲しい、もっと子どもに興味を持って欲しい…、そう思っていたのですが…。 子どものことしか話題のない、つまらないおばさんになるつもりなのかと言われ、ショックだったけれど、息子のためにも私が負けちゃいけないんだと自分を奮い立たせていました。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年06月13日子どもが生まれてからも、夫の暮らしぶりは変わることなく、私は毎日ひとりで息子のお世話をしていました。 自分の睡眠も食事もまともにとれず…泣き止まない子どもをみていると、私だけが辛い思いをしている不公平さに心が冷えていくのでした…。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年06月12日■前回のあらすじ 新しい家電を買ってもらえないだけじゃなく、掃除機が壊れたら買い替えもさせてもらえないかもと危機感を募らせる菜穂。話し合ってみると、夫の本音が「主婦が楽をするのが嫌」ということがわかり、ますます絶望するのだったが…。 >>1話目を見る 夫がどれだけお義母さんに幻想を抱いていたのか、今回の一件でよく分かりました。 結局、お義母さんは口うるさいお義父さんに文句を言わせないために完璧に家事と育児をこなしていたのです。 義春は、仕事がきついこともあってか、専業主婦の私が羨ましく思えたのかもしれません。でも、自分の役割を一生懸命まっとうしているのはお互いさま。私も今は十分に眠る時間を取れなかったり、家事をうまく回せるスキルはないけれど、少しずつうまくこなせるようになって、働きに出たいと思っています。 義春にはこの日をきっかけに、これからは心を入れ替えて、おかしな理想像を押しつけないでほしいと伝えました。息子の将来のためにも――。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年06月09日■前回のあらすじ 働きに出ようとする菜穂に対して、「女は働くと浮気する」という謎理論で否定する義春。菜穂は家事も育児も手一杯な今の自分を理解してほしいが、義春は「できないんじゃなくやらないだけ」と理想の母親の押し付けをやめなくて…。 >>1話目を見る 【妻 side story】 私に家事育児の完璧を求める義春。「母親なんだから」「うちの母親はできていた」と持論を押し付ける背景には、どうやら「主婦が家事で楽をするのが許せない」という本音があったようです。 自分が頑張って苦労して働いているんだから、妻だって、主婦だって苦労すべきだということ? 優しさも思いやりのカケラもない考えに、私はもう話す気力がなくなってしまいました。 次回に続く(全7話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年06月08日■前回のあらすじ 自分の母親は完璧だったと豪語し妻にもそれを強要する義春。義母は義父が怖かったのでは?と菜穂が推測するも、悪口なんて聞いたことがないと全面否定する。そして求人誌を見つけるとさらに妻を叱責し始め…。 >>1話目を見る 【妻side story】 夫にどんなに説明しても、子育てが大変なことも、助けて欲しいことも受け入れてもらえない。それどころか、家事も育児も完璧にこなしていないと叱咤される…。もう限界でした。 結局夫の言う通りに、理想の妻でいないと納得してくれないのです。あなたと結婚したのは、私なのに…。 子育てと家事を上手にやれる人もいる。でも私は違う。このまま人生を終えたくないのです…。 次回に続く(全7話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年06月07日■前回のあらすじ 育児中とはいえ、休日に化粧もせずパジャマのままの妻を怠け者と決めつける義春。自分の母親ならそんなことしなかった、と便利家電も否定してきて…。 >>1話目を見る 【夫 side story】 俺の母親は家事も育児も完璧で、妻として母としてまさに理想の人でした。 なのに菜穂と来たら…うちの母とは天と地の差で呆れてしまいます。 それなのに、なぜ求人誌が!? ちゃんと母親もできていないのに、働くなんて、ありえない…! 次回に続く(全7話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年06月06日■前回のあらすじ 家事に育児に余裕のない妻に不満を漏らす義春。しかも、夕食の味噌汁にインスタントの出汁を使っていることに気付き、妻に「母親としての自覚が足りない」とぶつけるのだが…。 >>1話目を見る 【夫 side story】 妻は楽をするための主張だけはしっかりしてくるのに、そもそも育児と家事を完璧にこなしていないのです。 子どもを寝かしつけたら戻ってくるかと思ったら、そのまま寝落ちして戻って来ないし…。 菜穂はよく「翔は音に敏感だから、お昼寝中も家事がはかどらない」って言うけれど、それにしたって残りの時間は自由なんだから、もっと育児も家事も頑張れるはず。会社で上司や部下の板挟みにあいながら働いている俺とは、レベルが違うと思うんです。 次回に続く(全7話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年06月05日■前回のあらすじ 仕事で疲れて帰ってきたのに家はひどいありさま…それなのに「子どもがいたら仕方ない」と言い訳ばかりの妻に憤る義春。妻からは家事に対する要求が高いと言われるが、そんな自覚はなく…。 >>1話目を見る 【夫 side story】 こっちは疲れて帰ってきてるのに、インスタントの出汁…!? ありえない…手抜きとしか思えません。 専業主婦なのだから、夫の夕食くらいちゃんと作るべきなのに…。 妻は母親としての自覚が足りな過ぎます…! 次回に続く(全7話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年06月04日【夫 side story】 仕事で疲れて帰宅したのに、物は散らかり飯の準備もまだ…。それなのに妻は笑って誤魔化して言い訳ばかり。 もっと要領よくやればいいのに、なぜそんなこともできないのか…。 俺は父親として毎日家族のために頑張って働いてるんだから、妻だって母親としての仕事をしてくれないものでしょうか? 次回に続く(全7話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年06月03日■前回のあらすじ 男尊女卑が激しい家庭で育った千佳は、ずっと苦しんできた。それもあって、モラハラに苦しむ義姉を助けるが、宏樹から疑われてしまう。なんとか義姉をかくまっていることは知られぬまま乗り切ったが、兄と義姉の離婚交渉は暗礁に乗り上げてしまい…。 >>1話目を見る 【千佳sideSTORY】 兄によって不幸となってしまった私の親友。彼女を救えなかった罪悪感から有佳里さんと関わることになったのですが、結果的に家族との絶縁を決意でき、私自身が救われたような気がしています。 いまでも私と有佳里さんは、お互いの家を行き来しながら暮らしています。兄とも家族とも連絡を絶ったので、現在の兄の状況はわかりませんが、新しい被害者が出ていないことを願ってやみません。 私と有佳里さんは苦しんだけれど、それでも自分の手で生き抜く力をつかみ取ることができた経験は、きっとこれからの人生を明るくしてくれると信じています。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年05月06日■前回のあらすじ 離婚に向けて準備を進めつつも、まだ実行すべきか悩む有佳里。しかし宏樹の行動はエスカレートし、以前よりも激しく土下座を強要されることに…。そんな夫の様子に有佳里もついに離婚の決意が固まる…。 >>1話目を見る 【有佳里sideSTORY】 無事、千佳さんの家まで逃げられました。私はスマホの電源を切り、親に簡単な連絡だけして、居場所を伝えませんでした。千佳さんには、宏樹から追及の電話が来ましたが、もともと交流のない兄妹関係だったこと、私と千佳さんも面識が薄かったためか、一緒にいるとは思わなかったようです。 そして離婚交渉が始まったのですが、話し合いは難航しました…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年05月05日■前回のあらすじ 宏樹との離婚を考えるも、仕事も家もないことに愕然とする有佳里。しかし千佳は、兄である宏樹が家の中のものを壊し始めたことに危機感を覚え、今すぐ自分の家に逃げるように促す。しかし有佳里にはまだ判断ができなくて…。 >>1話目を見る 【有佳里sideSTORY】 夫からのモラハラ発言や家具にあたる姿。さらに千佳さんから聞いた過去の暴力などがあっても、まだどこかで夫と別れることに躊躇する自分がいました。好きになった人が、モラハラ夫だとどこかでまだ信じたくなかったのかもしれません。 でもささいなことで怒鳴り始め、さらには強制的に土下座させる夫を見て、私はようやく夫のことを心の底から憎むことができました。そしてこの感情を持つことでようやく前に進むことができると思ったのです。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年05月04日■前回のあらすじ 兄のモラハラの犠牲となり、友だちを救えなかったことに苦しむ千佳。次の犠牲者となるかもしれない有佳里を救いたいと言われても、どうしていいのかわからずにいる有佳里。そんな有佳里にまずは証拠を集めようと話す千佳だったが…。 >>1話目を見る 【有佳里sideSTORY】 夫が家の中にあるものを壊すようになったことで、千佳さんの緊迫度が一気にあがったように感じました。両親の家には兄夫婦が住んでいること、何より宏樹さんに知られています。シェルターもありますが、身体的DVがない現時点では保護条件には該当しないと判断される可能性が高いかもしれないと千佳さんに言われました。 そんななか、千佳さんは自分の家に逃げるように提案してくれました。でも、義妹とはいえ、私と千佳さんはまだ知り合ったばかり。この状況で、本当にそこまでする必要があるのか…私はこの時点でもまだ決断ができませんでした。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年05月03日■前回のあらすじ 離婚を切り出すと、「誰が俺の面倒を見るんだ!」とわめく夫。一銭も払わないと主張するが、亜希が会社への人脈を匂わせると途端に勢いをなくしていった。無事に子どもの権利を守り養育費の支払いも公正証書として残すことができた亜希。ついに再出発するのだが…。 >>1話目を見る 子育ても家事も母親がやるものだと思っていた元夫は、「ママが一番」と言って私とも子どもとも向き合うことをしませんでした。 今思えば、彼にとって私は自分が楽をするための道具だったのかもしれません。 子どもという存在によって強くなれた私にとって、非協力的な元夫との溝は深くなるばかり。あのまま結婚生活を続けていても、きっといつかは離婚という道を選んでいたように思います。 離婚後、電話越しで弱気なことを言う元夫に、自分のしてきたことの愚かさに、少しは気づいたのかとも思いました。 あんな人でも佳吾のたったひとりの父親。佳吾のためにも、いつか息子とまっすぐに向き合ってくれる日がくることを、祈ります。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ Re:何とか (監修: インクルーズ )
2023年05月02日■前回のあらすじ 夫からのモラハラに自覚がなかった有佳里だが、度重なる暴言に違和感を持ち始める。そんなとき義妹の千佳に会い、「もし子どもが同じことをされていたら?」という問いにハッとする。そして千佳が幼少時代に兄から受けたという傷を見せられ…。 >>1話目を見る 【有佳里sideSTORY】 義妹の千佳さんと話すことで、夫がモラハラなのかもしれないと気づいた私…。ママ友にも相談できないほどの夫の暴言や行動。そんな毎日が普通だと思い込んでいたことに、恐怖を覚えました。 証拠を集めようと話す千佳さんからの提案…そんなことができるのか、私は不安を感じていました。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年05月02日■前回のあらすじ 夫と離婚することを決意してから、仕事を始め子どもを保育園に入れ、離婚準備を進めてきた亜希。そして数年後、貯金が目標額に達し、引っ越し先も決まった。ついに夫に離婚届を突きつけると…。 >>1話目を見る 離婚届を突きつけると、開口一番に「俺の面倒は!?」と言った夫に心底呆れました。 私は本当に、夫の家政婦だったのだなと痛感したのです。佳吾を授かったことは感謝しますが、なぜこの人と結婚したのか…自分でも不思議です。 事前に準備していた公正証書には、しっかりと佳吾が成人するまでの養育費のことを明記しました。夫はイライラした様子で捺印していました。 当面の貯金も、家もある。公正証書も無事に受理されて、これで佳吾と再出発できる! そう思っていたのですが…。 次回に続く(全10話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ Re:何とか (監修: インクルーズ )
2023年05月01日■前回のあらすじ 宏樹の妹である千佳から宏樹のモラハラの犠牲になっているのではないかと警告された有佳里。宏樹はモラハラしていないと思いつつも徐々に宏樹の言動に不信感を抱くように…。そんなある日、会社でトラブルに陥った宏樹が怒った挙句、有佳里に土下座を強要してきて…。 >>1話目を見る 【有佳里sideSTORY】 もし娘の梨沙が、ほかの誰かに宏樹と同じことを言われたら…そんな想像をしたとたん、宏樹への怒りと恐怖でいっぱいに…! 娘にそんなことを言う男性は、絶対に許せないと思ったのです。 それでも一縷の希望でまだ家族でい続ける方法を考えていた私に、千佳さんが見せたのは腕に残る無数の傷跡でした…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年05月01日■前回のあらすじ 過労で倒れた亜希は、退院し家に帰るが、雑然とした部屋で泣いている子どもの姿が…。面倒を任せた夫に文句を言うと、「子育ては女がするもの」と言い張る。育児をしない理由を問うと「なつかれたら嫌。楽できなくなる」と話し…。 >>1話目を見る 私が倒れてからも、夫の態度が変わることはありませんでした。このときから、私はもう夫に期待することを諦めました。 離婚までの目標金額を設定し、数年かけて計画を進めていったのです。 「子どもになつかれたら嫌」なんて言ってる人と一緒に暮らしていても、私も佳吾も疲弊していくだけ。子どもに父親の記憶が残る前に、何としても離婚しなければ…! 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ Re:何とか (監修: インクルーズ )
2023年04月30日■前回のあらすじ 兄の妻・有佳里と話すことになった千佳。しかし、有佳里は兄が課す制限を受け入れている様子。兄の前妻との間に起きた事実も、有佳里には信じてもらえない。別れ際、モラハラに関する本だけ渡すことができた千佳だったが…。 >>1話目を見る 【有佳里sideSTORY】 堂々としていつも自信あふれた発言、私を引っ張ってくれる行動力、悩み事を解決してくれる判断力…私が持ってなくて、宏樹にはあるもの。これが宏樹に惹かれた理由でした。でも結婚して見えてきたのは、自分の非を認めず私の気持ちは全然寄り添ってくれない彼の姿でした。 それでも私を守ろうとしてくれていると信じていたかった…それなのに理不尽な理由で私に土下座を強要する彼の行動に初めて私は宏樹からモラハラを受けているのではないかと思ったのです。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年04月30日■前回のあらすじ 早めに退院して家に帰ると、家は悲惨なありさま。しかも、夫は息子の世話もせずに寝ている始末。起きてきた夫は、退院した亜希の心配すらせず…。 >>1話目を見る 夫の口から出てきたのは、信じられない男尊女卑の発言の数々。 子どもになつかれたら嫌? 子育ては母親がするもの…? 女には生まれつき母性がある…? 数々の失言に唖然としてしまいました。 今まで佳吾の世話を全くしなかったのは、その男尊女卑の思考回路と、自分が子どもになつかれることなく楽をしていたいからだったのです。 もうこの人とはやっていけないと思いました。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ Re:何とか (監修: インクルーズ )
2023年04月29日■前回のあらすじ ボロボロになって宏樹と離婚した前妻の晴海と同じ瞳をしていた今の妻・有佳里。宏樹の妹である千佳が話がしたいと呼び出した有佳里は門限があると怯えている。そこで千佳は「兄にモラハラされているんじゃないか?」と尋ねるのだったが…。 >>1話目を見る 【千佳sideSTORY】 有佳里さんは、前妻である晴海についてまったくのでたらめな内容を聞かされているようで、晴海のことをあまりよくは受け取っていませんでした。 でも有佳里さんの発言は「させてもらっている」という言い方が多く、兄から与えられることをありがたく受け取っているかのような言い回しばかり。それだけ有佳里さんは兄からの影響を大きく受けているのでしょう。そんな彼女が兄の真実を見極めることができるのか…? 私はただ待つしかできませんでした。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年04月29日■前回のあらすじ 育児の疲労により倒れてしまった亜希。病院で目覚めると、夫は自分の心配ばかり。すぐに退院できないことが分かると、夫は拒絶していたベビーシッターも亜希のお金で雇えと言う。夫に息子を任せることもできず、言う通りにする亜希だったのだが…。 >>1話目を見る 夫は私の入院中、ほとんど連絡をくれませんでした。シッターさんからのこまめな連絡で佳吾の無事は確認できていたものの、退院日の連絡をしても既読にすらならず。不安に駆られながら家へと向かいました。 すると家は悲惨な状況で…。シッターさんが金曜までは来てくれていたはずなのに、なぜ…? 夫は何度起こしても起きず、私が佳吾をお風呂に入れて、家中の掃除をしてからのっそりと起きてきました。 いつもは黙って言うことを聞いていた私ですが、このときばかりはもう我慢ならなくて…。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ Re:何とか (監修: インクルーズ )
2023年04月28日■前回のあらすじ 兄・宏樹と確執があった千佳は、親友である晴海が兄と結婚することを止めようとする。しかしすでに妊娠していることを知った千佳はそれを断念。しかし法事で久しぶりに会った晴海は激変をしていて…。 >>1話目を見る 【千佳sideSTORY】 私の親友の晴海は、法事で会ったときが肉体的も精神的にもギリギリだったようで途中で帰ってしまいました。晴海と連絡が取れなくなっていた私は、晴海の実家に電話すると、お母さんが出て涙ながらに訴えられました。私はあんなに大事だった友人を助けることができなかったのです。 そして晴海と同じように感情の色をなくし、兄に追随する言葉しか言わなかった有佳里さん。私は彼女と話をする機会を設けることができたのですが、彼女の口からは「夫に感謝している」という言葉ばかり。でも私は確信していました。兄が有佳里さんにモラハラをしていることを―。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年04月28日■前回のあらすじ 睡眠不足と疲労で限界を感じた亜希は、夫にベビーシッターを頼みたいと伝えると、「育児放棄だ」と拒否されしまう。「ママだから大丈夫でしょ」という呪いのような言葉で押し切られた亜希は、ついに倒れてしまい…。 >>1話目を見る 倒れた私に向かって、開口一番に「佳吾の世話は? 俺の世話は?」と言う夫に、唖然としました。 佳吾のことは困るけれど、あなたは大人なのに…。 そしてあんなに「育児放棄だ」と言っていたベビーシッターも、私の入院中頼むことに。私の体調管理不足が原因ということで、費用は私が独身時代の貯金から出すことになりました。 怒りもありましたが、それよりも私がいない間に佳吾に何かあったら…という気持ちのほうが強く、了承しました。 シッターさんもいるから大丈夫だと思っていたのに…。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ Re:何とか (監修: インクルーズ )
2023年04月27日■前回のあらすじ 千佳はほぼ交流がなかった兄・宏樹の家を久しぶりに訪れる。そこで目にしたのは、相変わらず暴言の激しい兄の態度だった。従順な妻である有佳里を見た千佳は、兄の目を盗んで連絡先を交換するのだが…。 >>1話目を見る 【千佳sideSTORY】 私の親友だった晴海。彼女を兄に近づけないようにしていたのに、知らないうちに兄と交際していたのです。私は兄と晴海には結婚してほしくない理由がありました。でもおなかに赤ちゃんがいると幸せそうに笑う晴海には本当のことを何一つ告げることができないまま結婚へ。そして私は晴海と連絡が取れなくなってしまいました。 それから数年後、久しぶりに会った晴海はげっそりとやせ細り、あんなに明るかった表情はどこかおどおどしていました。彼女をこんな風に変えたのは…!? 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年04月27日