ハイボリューム有限会社。2007年の活動開始以降、「面白いシナリオ」を追求し続けるシナリオ制作会社です。
知らない子が家の中に寝ている…!? 驚いて起こすと、「おなか空いた…」しか言わない女の子。いったいこの子は誰? どこの家の子どもなの? 関わるうちにその子の母親に会うことになったのだが…!
■前回のあらすじ 家の前で大騒ぎする隣の家の子どもたち。寝かしつけたばかりの娘がギャン泣きして困り果て注意するも、効果はなく…。 >>1話目を見る それからも、隣の子どもたちの声で娘のみなが起きてしまうことがしょっちゅうありましたが、子どもたちにも事情があるのだと思い、我慢する生活が続いていました。 私は今度こそはっきり言おうと、決心するのでした。 隣の子どもの行動について直接母親に相談してみたものの、まったく悪いことだという認識がなく、話は平行線に…。そして事態は改善されるどころか、さらなるトラブルを生み出していったのです…!! 次回に続く(全8話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・綿まう/イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2021年12月18日■前回のあらすじ 理想の生活を手に入れた! はずが…隣の子どもの遊び声がうるさく、休日もゆっくり眠れないという事態に…。 >>1話目を見る 私の嫌な予感が的中。昼寝をする娘の寝かしつけがやっと終わり、一人の時間がもてると思ったら、外で大騒ぎしている橋本さんの子どもの声で娘が起きてしまうということが、何回か続いたのです。 隣家の子どもにもう少し静かに遊んでもらうようにお願いしたかったのですが、軽くあしらわれてしまい奇しくも失敗…。 胸の中のモヤモヤは収まらず、どうしたらいいのか…と悩んでいるやうちに、時間だけが過ぎてしまいました。そして実はこの時がまだましだったと気づかされる、地獄の夏休みが近づいていたのです…。 次回に続く(全8話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・綿まう/イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2021年12月17日■前回のあらすじ 子どもが産まれたことをきっかけに、子育て環境にもいい理想のマイホームを探すことになったあや。ようやく念願の家の購入が決まり、新しい生活に夢を膨らませていたのだが…。 >>1話目を見る 次回に続く(全8話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・綿まう/イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2021年12月16日家の購入が決まったからは、いろいろな手続きをしたり、家具やインテリアを考えたりと、小さい子どもを抱えながら行うのは正直大変でしたが、それすらも幸せと感じる毎日でした。 この時は、夢にまで見たマイホーム生活が、あんなことになるなんて…思ってもみなかったのです。 次回に続く(全8話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・綿まう/イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2021年12月15日■前回のあらすじ 社員になるための試験や仕事に追われ、PTAの業務が疎かになっていく玲香。 >>1話目を見る <玲香Side STORY> ある日、鞠子さんが急に家に押しかけてきて、臨時の役員集会があるから来てほしいと言ってきたのです。 聞けば、私が仕事を人に押し付けて連絡も無視していることがPTA役員の間で広まり、大きな反感を買ってしまっているという話でした。 これ以上、逃げ続けてはいけない…。 せめて自分がどうしてこんな状況を招いてしまったのか説明しなければならないと思い、集会に行くことを決めました。 もはや話さずには済まされないと思い、私は洗いざらい白状しました。 家庭内別居中で、正社員になるために仕事を頑張らざるを得なかったこと。PTAの会計の仕事は、頻繁に銀行に通って記帳したり、物を買うごとにお金をおろしたりと、平日昼間にやらなければならない作業がとても多かったこと。だからアンケートに出来ないと記載したにもかかわらず、役員に抜擢されてしまったこと。 そのうち甘えが出てきて夏美さんや繭子さんを頼りにし、つい任せてしまったとも説明しました。 私は自分ばかりが大変だと思い込んでいました。 他の人たちは私ほど仕事に切羽詰まった状況ではなかったようですが、それでもPTAの活動を負担に感じていたのだということを、このとき初めて話し合えたのです。 そして私は、自分のことばかり考えていたのだということに気づき、深く反省したのでした。 この話し合いからは、PTA役員同士でそれぞれにどんな業務を背負っているかを見える化することで、協力し合える状態を保てるように努力しています。 PTAの改革は、積極的にやりたい人とそうでない人もいて、まだどうなっていくかわかりません。でも問題点が表面化したことで、これから大きく動いていきそうな気配は感じています。私自身、残りの時間を使って、新しいPTA組織作りに尽力していくつもりです。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月08日■前回のあらすじ 顔合わせのために呼び出された玲香。しかし、会合の途中で会社でトラブルが発生…どちらを選ぶのが正解? >>1話目を見る <玲香Side STORY> 「仕事が忙しい」と言えば、きっと許してくれる…そんな甘えがあったのかもしれません。 家事に育児に仕事、加えて社員になるための試験勉強。忙しい期間にPTAが重なったこともあり、返事を返せていないことすら忘れるようになり、時間だけが過ぎていきました。 その後、試験に合格できたことで少し気持ちに余裕が出たものの、「今さら返事をしてもどうせまた何か言われる」と思うと、メッセージも送れず…。「また副会長から連絡がきたら対応すればいい」「仕事ではないのだから、出来る人がやればいい」と考えるようになっていってしまいました。 しかし、そんな甘い考えでは許されないということを、思い知らされることになるのです。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月07日■前回のあらすじ 玲香がPTA役員の活動に参加できないのも、悪評が立っているのには理由があり…。 >>1話目を見る <玲香Side STORY> 野球クラブの一件以来、私は郁磨と同学年のママ友に避けられるように。夫も実家も頼れない上にママ友がいないのは、想像以上の孤独でした。 そのため、今回こそPTA役員と仕事を「どうにか両立させなければ」と思っていたのですが…。 正直、彼女の反応には腹が立ちました。 私は子どもを留守番させないとPTAの顔合わせにも参加できないし、社員になるため、生活費を稼ぐため、是が非でも仕事にしがみつかなければならないのに…。 とはいえ、ここで印象を悪くしても仕方がないので、必死で説得を試みました。 PTA内では、私のように忙しく働いている人はいないように思えました。 こちらは余裕のない中で、どうにか都合をつけて参加しているのに…。 私と違って彼女たちには時間的にも気持ち的にも余裕があるのだろうと思うと、何ともやり切れない気持ちになりました。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月06日■前回のあらすじ しばらくの時が過ぎ…、今日は小学生サッカーの地区大会。駿介は別のチームの所属になっていた。 >>1話目を見る 久しぶりに再開した美加さんと私。話は自然と、ファミレスに呼び出されたときのことになり…。 あのときの美加さんは、私が仕事を断ってしまう前に伝えなきゃと急いでいて、靖子さんやさおりさんにも相談する時間がなかったそうです。 美加さんは、「今は子どものためにサッカーチームのママのまとめ役として忙しくしているけれど、ゆくゆく子育てが落ち着いたらフルタイムで働きたいんだ」と明かしてくれました。 子どもにスポーツを習わせることで親の仕事が増えてしまう…。 習い事のサポート業務は、明確なルールがある場合もあれば、親たちの“粋な計らい”がエスカレートしていった場合もあり…。時にそれが、家庭の大きな負担にもなってしまうこともあります。 決して悪いことばかりではありませんが、家庭によって環境や考え方も捉え方も違うもの。今回の決断がすべての家庭に当てはまる良い方法とは思いませんが、私たちなりに納得できる答えを出せたのかなと思っています。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月05日■前回のあらすじ 玲香がPTAの仕事をしていないと知り、他の役員たちも彼女を責め立てるけれど…本当にそれでいいの? >>1話目を見る <玲香Side STORY> 私は玲香。小5の息子と小1の娘がいます。 表面上は普通の家庭に見えている我が家ですが、実は大きな問題があります。 それは…私と夫が家庭内別居状態で離婚寸前だということ。 もう元には戻れないような状況の中、夫に頼らず生活できるようにと、派遣での仕事を頑張った結果、ついに先日「社員にならないか」と上司から声をかけてもらえたのです。 しかし正社員になるためには試験に合格する必要があります。実家も遠く、夫の協力も得られない私にとって、子育てしながら試験勉強をするのは容易ではありません。 それでも頑張るしかないと覚悟を決めていた矢先…。 「お手伝いが嫌で出社と偽った」というデマが広まり、徐々に陰口をたたかれるようになりました。初めは「違う」と否定したり、挽回しようとしたりもしたのですが、人の口に戸は立てられず…。 結局、クラブにいることが苦痛になり、息子には送り迎えが楽でお手伝いの必要がない別のチームに移籍してもらいました。 新しいチームはかなり高額でしたが、喜んで野球をしている息子にやめてほしいとは言えません。私は余計に、お金を稼ごうと仕事に集中するようになったのです。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月05日■前回のあらすじ 他のママたちが加奈の仕事のチャンスを後押ししようとする中、美加だけは加奈に思いがけない提案をする。 >>1話目を見る あのファミレスでの出来事から半年ほどが過ぎました。 あの後私は息子と話し合い、悩んだり調べたりした結果…美加さんが教えてくれたチームに移りました。 このチームは美加さんが言っていた通り親の負担が少なく、私はあの時のチャンスを諦めることなく仕事のオファーを正式に受け、毎週企画会議に参加しては、仕事に本腰を入れています。 そこで久しぶりに再会した美加さんと私。私は仕事が忙しく、美加さんと会うのは駿介が今のチームに移籍して以来はじめてのことでした。 半年前のファミレスでの出来事についての話題になり…。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月04日■前回のあらすじ 良子に相談した結果、情報通のママから玲香の悪い噂を聞かされた上、夏美も衝撃の事実を告白しはじめ…。 >>1話目を見る <鞠子SIDE STORY> PTAの仕事をまっとうしない玲香さんの話はすぐに役員たちの間に広まり、玲香さんの件を話し合うためだけに、彼女を除くPTAの役員が緊急招集されるまでに発展してしまいました。 PTA総会というのは、保護者がそろって参加する集会の事です。 そんな場所で玲香さん個人の問題を議題にして責め立てれば、彼女は今後、小学校に居場所がなくなってしまう…そんな真似をするのは、さすがにやりすぎだと思ったのです。 その場にいた誰もが、そんなことをしても仕方ないと口をそろえて言いました。 玲香さんは変わらないだろう、と。 それでも話をしてみなければわからないと説得し、私は玲香さんを必ず出席させると約束して、もう一度PTA役員だけで集会を開くことを提案したのです。 手紙を渡し、集会の趣旨を大まかに伝えると、玲香さんは必ず行くと約束してくれました。その時の申し訳なさそうな表情から、やはりこの人には何か事情があるのだと思いました。 彼女が連絡を無視したり、仕事を押し付けたりする理由は何なのか…。 数日後に開かれた臨時集会で、私はようやくその理由を知ることになるのです。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月04日■前回のあらすじ 悩んだ末、仕事のチャンスを諦めることにした加奈。そこに美加から緊急の呼び出しが! 行ってみると他のママたちも揃っていて…。 >>1話目を見る 駿介の本音を知り、私が仕事を続けられるよう会則に特例を設けようとしてくれるママ友たち…しかし私は申し訳ない気持ちになり、その計らいを断ることにしました。そんなとき、美加さんから想像だにしない提案が…! いままでずっと仲良くしてきた美加さんからの突然の勧めに、私は突き放されたように感じてしまいショックを受けました。この時は素直に受け止められなかったのですが、これには美加さんのある想いがあったのです…。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月03日■前回のあらすじ PTAの仕事を分担するため、保護者会で話し合おうと思っていたのに、玲香は約束の場所に現れず…。 >>1話目を見る <鞠子SIDE STORY> 会計の玲香さんに話し合いをドタキャンされた週の土曜日。 私は副会長の良子さんと待ち合わせ、ランチを一緒に食べることになっていました。 逸美さんは玲香さんの息子さんと同じ学年のお子さんがいて、さらに以前同じ野球クラブだったことがあるそうです。 玲香さんは人のメッセージに返事をしなかったり、話し合いの予定をドタキャンしたり…。 本音を言うと私も腹が立つ瞬間は、何度もありました。 それでも、土曜日だと言うのに会社に呼ばれて飛び出していった彼女の姿を思い出すと、責任感のない人とも思えなかったのです。 けれど、玲香さんに関する話は、PTA役員の間でもエスカレートしていきました。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月03日■前回のあらすじ 自分の仕事と息子のサッカークラブ、どちらを優先するか悩む加奈ですが、息子の駿介が1人でサッカー練習をしている姿を見てしまい…。 >>1話目を見る 仕事を受けるか、子どもの習い事を応援するかで悩んだ私でしたが、その翌日ある決断をしました。しかし…。 そこで聞いたのは思がけない話でした。 「最近、駿介が元気がない」と透くんが言っているのを聞いた美加さんが、透くんを通して駿介の悩みを聞き出したと言うのです。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月02日■前回のあらすじ 仕事を分担するはずが、なかなか連絡がつかない玲香。彼女の分の仕事まで肩代わりされせられ続けている鞠子は耐えかねて…。 >>1話目を見る <鞠子SIDE STORY> 副会長の良子さんは本当にいい人で、私が業務を丸投げされていると知り、玲香さんの状況を確認してくれました。 無責任な言動で振り回すような人もいれば、こうして誰かの為に奔走してくれる人もいる…。 ママ友同士はトラブルが生まれやすいと聞きますが、こうして信頼関係を築くこともできると実感した瞬間でした。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月02日■前回のあらすじ 雨上りのグランドに集合し整備するママたち。みんながチームのためを思う中、加奈は仕事を優先させたいと思う自分がワガママに思えて…。 >>1話目を見る 新しく舞い込んだ仕事の依頼に「こんなチャンスは二度とない…」と思う一方で、「当番や引率を公平に引き受けなければならない」というクラブの会則が脳裏をよぎります。そこで…。 夕暮れ時、駿介と家に帰りながら、ぼーっと何が正解なのかを考えていました。 もちろん駿介にはサッカーを続けさせてあげたい、でも自分の夢だって叶えたい。そんなことを考えながら夕食の準備をしていると…。 結局私は仕事を依頼してくれた編集部に「家庭の事情を調整したいので、数日だけ待って頂きたい」とだけ返信し、引き受けるかどうかの返事は出せないままでいました。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月01日■前回のあらすじ PTA役員に任命された鞠子。仲良くやっていきたいけれど、どうやらかなり忙しい方もいるようで…。 >>1話目を見る <鞠子SIDE STORY> PTAの顔合わせが無事に完了してから数日後。 私はそろそろ業務の振り分けをしようと、会計の玲香さんに連絡しました。 ところが…。 昼間に行うPTA業務。働く人が多くなったこのご時世では、助け合いも必要なのかもしれない…。そう思って、このときはとくに反論もせず彼女からのお願いを受け入れてしまいました。 けれど、ひとりで2人分の仕事を持つのは思った以上に大変で…。 これでPTAの仕事を分担できる! そう考えて、やっと重荷を半分下ろせたような気持ちになっていたのですが…。この後、私の考えはまだまだ甘かったと思い知らされることになったのです。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年11月01日■前回のあらすじ 加奈の仕事はタウン誌の記事ライター。ある日、大きなチャンスに繋がるオファーが入ってきた矢先、サッカーチームから連絡が来て…。 >>1話目を見る 新たな仕事のチャンスが来たことをうれしく思ったタイミングで、サッカーチームのママたちから召集がかかり、集まりに向かった私。 雨上りのグラウンドはコンディションが悪くてあちこちに水たまりができているため、ママたちがあることをしないといけないのです。 私も駿介の気持ちを尊重したいけれど、親の負担が多いことに困惑はしていました。もちろん、誰かがやらなければいけないことは分かっているのですが…。 今回新たに依頼が来た仕事を受ければ、仕事の拘束時間が増えてサッカーチームの活動に支障が出てしまうことは目に見えていたけれど、なかなか諦められないでいました…。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月31日<鞠子SIDE STORY> 私は里中鞠子。小3と小1の姉妹の母です。私の子どもたちが通っている小学校のPTAでは、保護者が何かしらの委員や役員を引き受けることが原則となっています。 ただし例外として、PTAの本部役員を1年務めると、兄弟がいたとしても以降委員を務めなくてよくなるため、娘が2人いる私は、面倒ごとが一度で済むならと思い、役員を引き受けました。 仕事との両立がうまくできるか不安もありましたが、やるからには頑張ろうと、初めての顔合わせに臨みました。 顔合わせは緊張しましたが、PTAの役員になった人たちは基本的にいい人ばかりで、すぐに打ち解けることが出来ました。 「そもそもPTA役員はボランティア活動のようなものなので、自ら参加する人が多く、穏やかで人のいい保護者ばかりの集まりになる」と、情報通のママ友に聞いたことがありました。 こういう人たちとなら、大変な作業でもうまく助け合っていける気がする。 この時は、そんなふうに思っていたのですが…。 次回に続く(全9話)毎日8時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 与久田ベル イラスト・ ふゆ
2021年10月31日■前回のあらすじ 当番に試合の引率、連絡や会の運営…。不安に襲われつつも、先輩ママの美加に励まされて入会をした加奈だったが…。 >>1話目を見る 仕事を再開してから2年が経過し、仕事も頑張りたいけれど、サッカークラブの対応も疎かにできない…。 私はそんなモヤモヤした気持ちを抱えたままでいました。 そんなある日、仕事をしていると1通のメールが届きました。 仕事の依頼が来て喜んでいたのもつかの間。私はサッカークラブのサポートに行く準備を始めました。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月30日■前回のあらすじ 1年前、サッカークラブの説明会で知ったのは、会に所属する以上親のサポート業務は必須という事実だった。 >>1話目を見る はじめは義務感だけの引率でしたが、試合で子どもたちが見せる真剣な姿に、自然と応援してあげたい気持ちが膨らんでいきました。 チームのママたちと引率やお当番で行動を共にするうちに、仲間意識も芽ばえ、親しみも増していきました。 子どもを通じてでなければ、話すこともできなかったママ友たちと、少しずつプライベートについても話すようになっていったのでした。 子どもたちのサポートと自分の仕事になんとか折り合いがつけられるようになったと安心し始めた矢先。その状況が崩されてしまう、ある出来事が起こったのです…! 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月29日■前回のあらすじ 子どもがスポーツをやるだけで、どうして親の負担がこんなに大きいのか? 思いつつもママ友仲間には愚痴れない加奈だった。 >>1話目を見る クラブに子どもが所属する以上、親のサポート業務は必須でした。そして内容は多岐にわたるものでした。例えば…。 一抹の不安を持ちつつも、私は会則を了承し入会手続きをすませたのでした。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月28日■前回のあらすじ 友だちに誘われ息子の駿介が入った地元のサッカークラブ。思い切り身体を動かせるのは良いけれど…。 >>1話目を見る そんなある日…。 私たち3年生のママたちはとても仲が良く、特に透くんを1年生からチームに入れていた美加さんはまとめ役的な存在で、みんなから信頼されています。 私がサッカークラブについて「親の負担が大きい」と感じているのには、あるきっかけがありました。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月27日私は早宮加奈。息子の駿介は小学3年生のサッカー少年です。 同級生の透くんに誘われたことがきっかけで、サッカーに興味を持ったようです 。元気な駿介が思い切り身体を動かせる場所としては悪くない、私自身もそう考えてサッカークラブに入会させたのです。 私自身も良いママ友に恵まれ、また駿介は仲良の良いチームメイトもでき楽しく過ごしていました。 それから1年が経ち…。 一見なんてことないサッカークラブ。しかし私はしばらくして、チームを続けていくのが難しいと感じてしまうことになるのです。 次回に続く(全11話)毎日15時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月26日■前回のあらすじ 幼稚園のフリーマーケットで会場係の愛実を責め立てた悠子。それだけでなく、娘の瑠美が壊した品を2倍の価格で買い取ってことを収めようとし…。 >>1話目を見る その日、園長室から出てきた悠子さんがずいぶん落ち込んだ様子だったという噂はあっという間に広まりました。 というのも、日頃から何かと横柄だったり、気にいらないママをいじめて退園に追い込んだりしていた悠子さんを問題視する父母が一定数いたとのことで…すでに複数のクレームが園長のもとに届いていた状況だったらしいのです。 なぜ私がそんなことまで知っているのかというと…。 私はあのフリーマーケットの日、たまたま響子さんのそばにいて、一緒になって悠子さんの怒りを買うポジションにいただけという状況で、他のママさんたちから仲間外れにされることはなくなりました。 でももし絵里さんたちと一緒になって、響子さんを責めていたら、いまごろは周囲は敵だらけだったかもしれません。 私が期せずしてしてしまったのは、強いママ友のなかにはいり、その庇護のもとで無事子どもを過ごさせようとする行為でした。そして価値観が合わないことがわかっていながら、自分の心の弱さが原因でずるずると付き合いを続けてしまった行動は、けっして娘には見せられない親の姿でした。 今回、自分の失敗を素直に反省して謝ろうとした瑠美ちゃん、反対にそれを認めようとしなかった親の悠子さん。子どもがまっすぐな気持ちを持つためには、私たち親自身も失敗したら一度立ち止まり、そしてやり直せばいいんだと、瑠美ちゃんに教わった気がします。 今後も過ちを犯すことはあるかもしれません。それでも「このままではダメだ」と思ったときは、すぐに振り返り、そしてもう一度前に進んで行かれればと思っています。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ /イラスト・ ちゃんこ
2021年10月24日■前回のあらすじ 幼稚園のフリーマーケットで、ボスママの瑠美が遊んではいけない場所でボールを蹴り、響子のガラスのランプにあてて壊してしまった…! >>1話目を見る これまでの状況を悠子さんに説明したのですが…。 するとその時…! 次回に続く(全8話)毎日20時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ /イラスト・ ちゃんこ
2021年10月23日■前回のあらすじ ランチ会の金額や夫の職業自慢大会のランチ会を断っていたら、ママ友グループのリーダーである悠子が態度を豹変。結局、愛実もグループに戻ることにした矢先…。 >>1話目を見る それからしばらくして、子どもたちの通う幼稚園で保護者会主催のフリーマーケットが開かれました。 このフリーマーケットは毎年恒例ではありましたが、今年は父母会でも会長を務める悠子さんが全体を仕切ることに。このためグループメンバーは自然と彼女をフォローして手伝う立場になりました。 売り場の近くでボール遊びをする瑠美ちゃんを、周りの大人たちはそれとなく声をかけて注意していました。けれどそのボールが、よりにもよって佐藤さんの大切にしていたガラスランプにぶつかって壊れてしまい…。 瑠美ちゃんが響子さんに謝りかけたそのとき! 騒ぎを聞きつけた悠子さんがやってくると、さらに思いがけない騒ぎへと発展してしまったのです…! 次回に続く(全8話)毎日20時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ /イラスト・ ちゃんこ
2021年10月22日■前回のあらすじ ランチ会への参加をしないことにした愛実。しかしそれが原因か、悠子は子ども同士が遊ぶのを禁止してしまい…。 >>1話目を見る 最近疎遠になっていたランチ会の様子を、こっそり綾乃さんに連絡して聞いてみると、綾乃さんはすぐに返事をくれたのですが…。 私は悠子さんたちに『今日は参加します』と返事をし、いつものレストランに向かいました。 綾乃さんと同じく、そのほうが結花のためになると考えたからです。 次回に続く(全8話)毎日20時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ /イラスト・ ちゃんこ
2021年10月21日■前回のあらすじ 横暴に振る舞う悠子をなだめるどころか、騒ぎ立てる取り巻きの絵理と厚子についていけず、愛実はちょっと距離を置きたいと思い始め…。 >>1話目を見る この日初めて、思い切ってランチ会のお誘いを断ってみました。少し後ろめたい気持ちもありましたが、彼女たちの自慢話を聞かずにすむことにほっとしたのは事実です。 さらに、その後も3回ほど続けて断わり、するとさすがに返信が来なくなりました。私はこのままフェードアウトしてしまおうと考えていたのですが…。 まるで私への当てつけのような悠子さんの態度…。なにより、せっかく仲良く遊んでいた子ども同士を引き裂くようなことになってしまい、娘の結花に対して申し訳ないことになってしまったと、私は胸が痛みました。 そこで私は、グループの中でも比較的話が通じそうな綾乃さんにこっそりLIMEして、ランチ会の様子について聞いてみることにしました。すると…。 次回に続く(全8話)毎日20時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ /イラスト・ ちゃんこ
2021年10月20日■前回のあらすじ 初めて参加したママ友グループリーダーの悠子が開くランチ会の話題は、夫の職業の自慢ばかりで…。 >>1話目を見る 悠子さんが開くランチ会に参加するようになった私。値段の高さにも驚きながら、他にも気になることがあって…。 以来、綾乃さんはグループから抜けることはなかったものの、自分からは話題を振らず、相づちを打つだけになりました。 自分たちの価値観と異なる人を見下す態度が端々に見え始め、私は悠子さんの開くランチ会に参加するのがだんだんつらくなってきたのでした。 次回に続く(全8話)毎日20時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ なせもえみ /イラスト・ ちゃんこ
2021年10月19日