TV、ラジオ、雑誌などで心理解説・監修を手掛ける人気心理カウンセラー。カウンセリング実績1万時間、著書は75万部を超え海外でも出版。既読書1万冊という読書家でも知られ、心理学的雑学満載の講演やトークショーも人気。 日本心理学諸学会連合認定 心理学検定1級 文部科学省認定(財)社会通信教育協会認定 生涯学習コーディネイター
あなたの右眉は、今どのような形をしていますか? 眉の描き方は、相手に与える印象に大きく影響します。例えば、同じ顔を描いたイラストでも、眉をVの字に描くと怒っているように、八の字に描くと困っているように、眉の形を変えるだけでかなり印象が変わります。 漫画などの主人公を見ても、頼りがいのある主人公は太い眉に描かれがちで、王子様風の主人公は細く流れるように描かれますよね。 身近な人の表情観察だけでなく、アニメやイラストの影響もあり、私たちは成長過程で、眉毛の形により、相手の状態を察知できるようになります。視覚による印象形成が学習として身に付くのですね。 そして、ほとんどの場合、私たちは、相手の顔の右半分(こちらからすると左半分)しか見ていません。形や表情は右脳でとらえるので、そのようなことが起こります。 顔のパーツの中では、目周辺を基本的に見ますので、目周辺にあり、状態を表す右眉が、与える印象のキーポイントになるのです。 また、鏡を見るとなると、よく目に入る方は自分の左側なので、左眉から描きはじめる人が比較的多く、左が上手に描けると、右はパパッと終わらせてしまうこともあるようです。 けれど、相手が見ているのは、右眉です。忙しい朝でも是非右眉から、丁寧に描いてみてください。どんな印象を与える眉にするかは、女優さんの眉を参考にしてみてくださいね。 (晴香 葉子) 本: 「こんなはずじゃない自分」に負けない心理学
2012年02月09日