女性の永遠のテーマであるダイエット。ママにとっても悩ましい問題ですよね。「アドラー心理学」で、一風変わったダイエット法を試してみませんか? ■アドラー心理学ってどういうこと? アドラー心理学はオーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラーが創始しました。根本としては、人は人、自分は自分として目標や計画を立てるようにする、個人を尊重した考え方をするということ。また、過去よりも未来を見て、目標に向かっていくことを推奨するという考え方です。 つまり、「過去の原因探し」をしない、ということ。簡単に言いますと、いまマイナスの状態で悩んでいるなら、プラスにしか向かわないから過去を見なくて良いというようなニュアンスです。 ■アドラー心理学でダイエット アドラー心理学では、理想の自分と現在の自分とのギャップはマイナスポイントではないと考えます。 これをダイエットに生かすとしたら、「いまはこのサイズの洋服を着られないけど、着られない自分を嘆くのではなく、その劣等感を目標に変えてがんばる力を見いだそう」という考えです。 「“人間は自分で自分を変える力を持っている”という基本をもとに努力を続けていけば、ダイエットは絶対に成功する」と思うようにします。 また、どうしていまダイエットをしているのか、自身で確認することも必要です。目的と目標、手段(計画)をまずは頭に置きましょう。 例としては、次のような形です。あまりストイックにならず、ありのままの自分を受けとめてスタートするのがコツです。 ・「目的」健康を維持するため(このまま太っていたら体に影響がある) ・「目標」ウエスト5センチ減、体重5キロ減 ・「手段」食べる量を腹八分目にして、ウォーキングを1日20分 ・「期間」3ヶ月 たとえば、1ヶ月で2キロ痩せたい場合、まずは次のような目標を立てて実行します。 ・お菓子は朝か昼間にひとつだけにする。 ・夜の21時以降は食べないようにする。 ・朝ごはんはきちんと食べるようにする。 ・1日20分、ウォーキングをする。 しかし、お菓子をどうしても我慢できず、寝る前に食べてしまった! ということがあるかもしれません。 その場合にも落ちこまず、「明日またやり直せばよい。こうした日が続かなければ大丈夫」というように、自分で立てなおすようにします。 疲れていてウォーキングができなかった日があっても、次の日からまた、きちっとやればよい。そう思って立てなおす気持ちを持つことが大事。ただし、違反が毎日続かないようにします。 ■アドラー心理学では不完全は恥ずかしくない ダイエットに疲れたら、1~2日休んでもアドラー心理学ではOK。完璧を求めずにゆるい気持ちで、自分の行動を信じて進みましょう。 『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)で有名になったアドラー心理学ですが、自分を責めたり、ストイックになりすぎることはありません。 できない日があっても「次の日」にやりなおせばよい、観念に振りまわされず目標に向かっていこうという考えを持つと、ダイエットの成功は近くなると思います。 アドラーの嫌われる勇気は、人や周りを気にした発言や生活をしているより、ときには自分の思うことをぶちまけよう、そして前に進もうというメッセージもこめられています。 失敗しても自分を責めないように、次に向かって過去を振りかえらずに進むことは、ダイエットでもマイナスをプラスに向かわせるということになるのですね。
2016年09月04日テレビなどでも紹介され、新調味料として話題の「トマ味噌」。トマ味噌には健康や美肌に役立つ働きが満載。レシピや活用法についてもご紹介します。 ■新調味料のトマ味噌は美容にも最適 「トマ味噌」はその名の通り、トマト+味噌を組み合わせた調味料。 意外な組み合わせだと感じる人も多いと思いますが、洋風だけでなく、汁物などにも応用できる万能調味料なのです。食欲のない暑い日でも酸味があって食べやすく、今の時期にもおすすめです。 トマトには抗酸化物質であるリコピンが含まれています。紫外線などから肌を守り、美肌へ導いてくれます。発酵食品である味噌には、整腸作用があり、腸内環境を整えてくれるため、こちらも美肌に役立ちます。健康的にきれいになりたい人こそ、毎日取り入れたいのがこのトマ味噌なのです。 トマ味噌は市販品もありますが、自宅にトマトケチャップと味噌があれば簡単に作ることができます。 ■トマ味噌の作り方 <材料> トマトケチャップ 大さじ2 味噌 大さじ2 作り方は、それぞれの材料をまぜるだけ。味はお好みで調整してください。 次に、トマ味噌の簡単な活用方法をご紹介しましょう。 ■トマ味噌そうめん <材料 2人分> そうめん 3束 トマみそ 大さじ2 めんつゆ(市販のもの) 適量 ねぎ お好みで <作り方> 1、そうめんをゆでて、ざるにあけておく。 2、めんつゆをお椀に入れて、トマ味噌を溶かす。 3、ねぎを散らして、つけながらいただく。 <ポイント> 大きなお皿にそうめんを入れて、ぶっかけ風にしてもおいしいです。 そのほか、麻婆豆腐に入れたり、パスタソースに使ったり、スティックサラダのディップにしたり、とアレンジしだいで幅広い料理に使えます。常備しておくと、忙しい日の一品に役立ちそうですね。 高城あすか(OFFICE-SANGA)
2016年09月03日