息子と旦那と猫の4人家族で幸せに暮らしています、Instagram(@shiromi3333)やブログに昔あったさまざまな経験を投稿するのが日課です。
主人公・しろみは高校の時に彼氏・ユウと出会い付き合うことに。そんな2人の仲を引き裂こうと次々とヤバすぎる奇行に走るのはなんと義母!義母との関係性に悩むしろみが、数年にわたり戦い続けるエピソードをお送りします。
祖父母にかわいがられ幸せだったしろみの人生は、母と弟との3人暮らしが始まると一変した…。待っていたのは母の許可がないとくしゃみすらできない生活。「毒親」だった母としろみの、20年間の記録。
旦那の出張中に見つけてしまった、浮気の証拠。まだ新婚なのに…! しかし驚くのはまだ早かった…調査を始めたナギサは次々と予想を超えたぶっ飛び不倫の事実を知ることになるのです。そういうわけで、旦那と浮気相手を閉じ込めることに…! なぜそんなことに!? そして閉じ込めた結果は…?
■前回のあらすじ 電話で話した母はなぜかしろみの居場所を知っている様子。聞くと、子どもの頃唯一母からプレゼントされたお守りの中身がGPSだったことが判明したのです。 2度と家から出ない約束 たしかに何度か母からお守りを貸してねと言われたり、新しいお守りを渡されたりしました。 きっと中のGPSを取り替えたりしていたのでしょう…。 母は私が焦っている様子を楽しんでいるようにも感じました。 ついに彼氏が…? 冷や汗と涙が勝手に出てきて過呼吸のように苦しく呼吸が荒くなりました。 それを見かねたのか…、 ついに母と彼が初接触。 初めて彼の存在を知った母は…? 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月10日■前回のあらすじ 母から逃げ出しゆうの家に行ったしろみだったのですが、怒り狂った母からの留守電を聞いていったん家に戻ろうとしてしまいます。「一緒に行く」と言うゆうと話し合いをしている間に再び母から電話が。 彼が見ているところで電話にでることに ちなみに学生時代に彼や友人と放課後少し寄り道したりした時は、母が親戚の集まりの食事会で帰りが遅くなる時のみ。 幸いなことにGPSの位置をスマホや機械などで確認をできないタイミングに私は母に秘密で学校以外の場所に行っていたのでそのことはバレていなかったようです。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月09日■前回のあらすじ 電話をかけてきたのは彼氏のゆうでした。しろみが泣いているのに気づいて駆け付けたゆうは、そのまま彼の家へとしろみを連れ帰ります。その後、しろみがいないことに気付いた母から激怒の電話が…。 今すぐ帰らなきゃ! 私が母と話し合う決意をした途端、母からまた電話が。 冷や汗が止まりませんでした…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月08日■前回のあらすじ 当面必要なものと通帳を持って家を飛び出したしろみ。しかししろみが働いて貯めていたお金は、母によってすでに別の場所に移動されていました。呆然としていると、電話が鳴って…。 電話の主は? 彼の顔を見て緊張が解けたのかたくさん泣きました。 でもあの母が私が家から勝手にいなくなって黙っているはずがありません。 母がしろみの不在に気づいた! 母から私が想像していた以上の怒りを感じました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月07日■前回のあらすじ 母が自分を介護要員として手元に置いておくため孤立させ潔癖に育てたことを知ったしろみ。しろみの中で何かが切れたように感じました。 どこでもいい、この家から出なくては! もう無我夢中でした…。 黙って出るのは怖いので、自分の意思で出ていきましたという置き手紙は残しました。 果たして母に見つからずに逃げられるのか? 逃げられた…と、思ったら!? 私はとりあえず最寄りの駅の近くまでキャリーを引いて走りました。 入社する前に職場で作らされた銀行口座。 入社して1年と少し、冬のボーナスも入っているはずだし1度もお給料を使っていないからある程度は入っているはず…。 大金を持ち歩くのは怖いからまずはホテル代とかのために3万くらいおろせばいいのかな? ホテルの相場がよくわからない私はとりあえずお金をおろすためにATMへ向かいました。 母に暗証番号を伝えてあり、通帳なども全て預けていて、私には触らせてはくれませんでした。 なのでこんなことになっていたなんて、この時初めて気付いたのです。 途方に暮れているとスマホが鳴りました。 もう家出がバレた…!? 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月06日■前回のあらすじ 彼氏にだけはつらい胸の内を明かし支えてもらっていたのですが、ある日しろみは母が電話で話しているのを聞いています。「あんなぐずぐずした子に彼氏なんているわけない」と母は誰かに話していました。 母の意図が明らかに! ついに明らかになった、母の意図。潔癖に育てたのも、外とのつながりを勝手に絶ったのも、すべては娘を孤立させることで自分の面倒を見させるためだったのです…! 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月05日■前回のあらすじ 新しい職場を探すしろみでしたが、転職エージェントからも見放され、仕事を見つけることも絶望的に。母はますますしろみにつらくあたりますが、この生活から抜け出す方法が見つけられず八方ふさがりです。 辛い時も支えてくれた彼 エージェントさんも頼れなくなったので転職アプリと再びにらめっこする日々。 彼とは今の旦那のことです。 母がこんな感じの親だということはあまり彼には話していませんでしたが、のちに話を聞くと、私の転職活動の様子を聞いていて『何となく普通の雰囲気ではないんだろうな』とは感じていたそうです。 そんな時私の人生が変わる出来ごとが起こりました。 母が誰かと私のことについて話をしていました。 そして母が今まで私に対してしてきたことへの本音を聞くこととなるのでした…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月04日■前回のあらすじ 野良猫を捕まえようとして引っかかれた母。野良猫への怒りは、しろみへと向かいます。 母は私のすべてが気に食わなくなった そして次第に…、 大学の新卒の就活はまだ大学生という身分がありましたが私はこの時無職。その後ろめたさを母に突かれ責め立てられ私はどんどん追い詰められていきました。 そんな私に追い討ちをかけるような出来事が…。 転職活動を始める際に登録したサイトのエージェントさんから電話がかかってきました。 私も選考に進みたいのだが母が許してくれない、内定承諾の印鑑も押してもらえない状況を正直に伝えると…。 母のことを転職エージェントに話すと 全然決めない私が悪いですし、相手もお仕事なのでしょうがないのかも知れませんが、メンタルがヨボヨボの時に母以外の人からそう言われると結構コタえました…。 今でもその転職会社の名前は覚えてて見かけるとドキドキします…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月03日■前回のあらすじ 野良猫に餌付けするようになった母。近所の人が猫の粗相に悩んでいることを伝えると逆上し、「あんたより猫がかわいい」などと言います。しろみは野良猫に嫉妬して涙するのでした。 猫を飼うことにしたらしい母 私は言われた通りに自室に待機…。 すると、 猫の悲鳴と母の悲鳴…! 母、大出血…何があったのか? 捕獲作戦は大失敗! 血を流す母に「大丈夫」と駆け寄ると、スクッと立ち上がり… 母は自分に懐いていたと思い込んでいた猫が流血するほど引っ掻いたこの事実が受け入れられなかったのでしょう。 自分が追い払ったくせに自分の元に現れなくなった猫に対して、母はずっとイラついていました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月02日■前回のあらすじ 母によって勝手に退職させられた後、祖父のしろみへの態度が変わりました。祖父からも見放され、母によって外に出ることも禁じられ、しろみは希望を失います。 野良猫に餌をやる母…しかし責任はとりたくない 近所に住む山田さんから猫のフンで困っているという話を聞き、「もしや太ったグレーの猫ですか?」と確認。やはり犯人は我が家に来ているこの猫のようでした。 母の性格からして「山田さん家の洗濯物が臭かろうが何だろうが知ったこっちゃない、私は猫に餌をあげたいんだ!」という感じだったのでしょう。 猫が可哀想という気持ちもわからないわけではないので、そう提案すると…。 ただ可哀想だから餌をあげたいという考えの方って案外多いですよね。 イライラしたりこちらが正論を言うと手が出る母。 私も母の機嫌の損ねるポイントなどを把握して、反抗しないように、怒りをかわないように、成長するにつれて上手に立ち回れていたのですが、保護猫問題は大学の授業などで興味を持っていて、私も何とかできればなと思っていたため、ついでしゃばり過ぎてしまい、久しぶりに叩かれました。 この野良猫をめぐり一波乱起こります。 猫の方がかわいい 無職のくせにという言葉が地味に心に突き刺さります。 猫の登場で態度が一変。 私よりもこの猫の方が愛されてる。 二十歳も過ぎたいい大人なのに、飼い猫でもない猫にやきもちを焼いて号泣する日が来ようとは…。 私もこの時は普通の精神状態ではなかったのかもしれません。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月01日■前回のあらすじ 母が勝手に辞めると職場に連絡したうえ、「しろみに連絡したらただじゃおかない」と上司を脅したと聞かされたしろみ。辞められた喜びよりも無責任なことをしてしまったという思いでいっぱいでした。 「無職ニート」呼ばわり 昔は家に行くとにこにこ顔で出迎えてくれた祖父でしたが、無職になると態度が一変。それまでは『しろみちゃんよく来たなぁ』と言う感じだったのが『あ、しろみちゃんも居たんだ気付かなかった』と言う感じ。 祖父に限らず私の家系は出身大学とか勤める職場の知名度とかそう言ったことをとても気にするタイプの家でした。 特に男性陣はどんな時計や宝石を身につけているか、どんな車に乗ってるのか、どんな家に住んでいるか、職業は、などとにかく上っ面を気にする為、親戚が集まる食事会で盛り上がる話題といえば最近購入した車や船の話とか自分の会社の売り上げとかそんなのばっかりですっっごいつまらなかった覚えがあります。 なので母は私の就職先の名前も異常なまでに気にしていたのでしょう…。 そんな人たちからしたら、無職の私の存在は当然一家の恥さらしだったのです。 社会人編と言いつつ早々に無職になり、ここからずっと無職です。 我が一家は思い返せば見栄の塊なのでいろいろ大変。そういえば旦那が挨拶に来た時も「どこの大学院出身か?」と男イコール大学院出身は当たり前という謎の価値観をドカンと押し付けたり、両親はなんの仕事をしているのかなど質問ぜめにしていました。 そしてガラリと変わる祖父の態度。 今までは孫ラブなおじいちゃんという感じだったので、まさかの態度に当時は衝撃を隠せませんでした…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月31日■前回のあらすじ しろみの仕事内容を聞いた母は激怒。今度は「いつ辞めるの?」と早く仕事を辞めるようプレッシャーをかけてきました。家では母に、職場では上司に追いつめられて、しろみは1人になると涙が勝手にこぼれるようになりました。 何のために生きているのかわからなくなってきた… 滅多にない土日休みと母の不在。 私は何も食べず家でぼーっとしつづけ、久しぶりに何にもしない1日をのんびりと過ごしました。 そして母の口から衝撃の一言が。 いつもは私よりも1時間以上後に起きる母が突然降りてきて放った衝撃の一言… いったいどういうこと!? もう職場に行かなくていいってどういうこと!? 母は一度女上司と会ったことがあります。また、祖父の会社と就職先の病院は少しだけ関わりがあり、そこをつついて口の立つ女上司を黙らせたらしいのです。 仕事辞められるやったー! という感情よりも、やりかけの仕事もある、そもそも人手が足りなさすぎる職場で1人休むだけでもカツカツな感じだったのに…(まあそれは同僚の中に仕事をめちゃくちゃサボる人がいたからなのですが…)。 とにかく社会人として無責任すぎる辞め方にただただ「どうしてくれたんだ」という感情が勝りました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月30日■前回のあらすじ 仕事が始まるとストレスで日に日に顔色が悪くなっていったしろみ。そんな母が珍しくしろみを心配したので、職場での仕事内容を話すと、母は仕事をすぐに辞めるように言うのでした。 せっかく苦労の末決まった職場なのに 仕事内容最悪と言ってますが、潔癖症を拗らせてる私にとっては最悪だったので、他の同僚の方は普通に働いていました。私の心の問題です。 トータル3回くらい退職願出そうとしたんですけど全部拒否られたのですよね…。 母は昔から私が浮かない顔や元気がないとイライラしていました。きっとこの時もそれが原因で怒ってイラついていたのでしょう…。 今まではすぐに笑顔を取り繕っていたのですが今回ばかりはあまり笑う気にもなれませんでした。 毎晩部屋で寝る前に1人になる時が唯一私が自分の感情を思い切り表せる時間でした。 別に何も考えていないはずなのにこの頃は勝手にボロボロと涙が出る毎日。後からこれは体や心がヘルプのサインを出している証拠の一つだということを知ったのですが、この頃の私はなぜ無意識にこんなに大粒の涙が出てくるのか訳が分からず戸惑い、何とかして母にこの涙は見せまいと必死でした。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月29日■前回のあらすじ 祖父が提示した好条件につられ、働くのを嫌がっていた母もついに就職を決めたのでした。就職活動が困難を極めたしろみにとっては、あっさりと親の会社で働くことが決まった母は羨ましいものでした。 先に帰って家事を済ませろと言う母 母は自分が帰る前に家事を終わらせておいて、すぐご飯を食べれるように準備しろと言い出しました。 私の定時の方が10分遅いのに。 私のこと有能な家事マシーンか何かだと思っていたのでしょうか。 はちゃめちゃな提案…「私だって残業とかあるかもしれないのにどうすればいいの」と思いましたが、母の前では基本YESマンなので「頑張る」とだけ言いました。 母はこのような無茶振りをよく言っていました。 ついに母が心配!? 私が新卒で入社した総合病院の職場はモラハラパワハラトラブル続き。 多分女上司が職場のみんなに履歴書のことや私の家族の情報をどこからか入手して、私が入社する前にみんなの前でベラベラ喋ったよう。 潔癖症の母からしたら悲鳴ものです…。 社会人になればお金ももらえて自立の目処が立つかも…などと考えていたのですが、それどころではないくらい心身ともに疲弊していました。 そして自分がここにしなさいと言ってきた職場なのにたった数カ月で今度は辞めろと言い出す母…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月28日■前回のあらすじ いつまでも養えるわけではない、と祖父が母に自立を促しました。半年働いた経験しかない40代後半の母は、この年から働けと言われて明らかに不機嫌です。 祖父が提示した好条件に母は… まさかの母、祖父の会社に入社…! 給料も申し分ない上に仕事内容も楽そうなため決めたようでした。秒で就職先が決まっていいな…。 そして母は再就職をするにあたり、私に無理難題を押し付けてきます。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月27日■前回のあらすじ 母が持ってきた新しい求人票は近所の病院。病院の匂いが苦手だったしろみですが、もう就職できるならどこでもいいと思い面接を受け、なんとか就職活動を終えることができました。 突然母を呼び出した祖父 なのでシングルマザーが一切働かずして一軒家に住み、ブランドものの服を買い、2人の子どもを難なく大学まで行かせることができたのでした。 40後半の母に何十年ぶりかに働くように持ちかけてきた祖父。 ちなみに私は就活中祖父の会社には入るなと母から言われていました。そのころ母と祖父は絶賛喧嘩中だったからです。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月26日■前回のあらすじ やっと内定がきまった会社も辞退させようとする母に、これ以上の条件の会社は探せないと伝えると、母は狂ったように叫んで怒りだしました。この時の母は何か精神的な問題を抱えていたのでしょうか…? 新たな求人票 やっと就活が終わった…。 苦手な病院でもなんでも、就職できればもうどうでもいいやと思いました。 この頃ストレスで口の中を噛む癖があり、口の中は血だらけ。自分を傷つけるようなこの行為だけが唯一ストレスを発散できる方法だったのです。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月25日■前回のあらすじ やっと母が勧めた会社から内定をもらえ、地獄の就活が終わると思ったら、今度は自転車で通える会社でないとダメと条件を追加してきました。ハローワークを訪れたしろみは、やっとの思いでさらに厳しくなった母の条件に合う会社を見つけてきたのでした。 今度こそ就職を許してくれる? 受ける前に母には当然「ここを受けます」と見せて、選考に進む許可ももらってます。ここも無理ならじゃあどこならいいのか、本音が思わずこぼれました。 どう考えたって、世の中より母がおかしい気がするのですが…。 普段は17時だけど、4カ月に1度ほど定時が19時の日があって、それが嫌だったようです…。こんなに狂ったようにキレ散らかした母を見たのは初めてでした。 この時は母何かおかしくなっていたのでしょうか…? 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月24日■前回のあらすじ やっと母が許可した会社から内定が出て、地獄の就活も終わると思った矢先。内定承諾の返事を返そうとすると、自分の履歴書が返送されていることに気付きました。母がいつの間にか内定辞退の連絡を入れていたのです。 母の条件がさらに追加された 知らない間に自転車で行ける範囲内に限定されていました。 もうこの一言しか口から出てきません。 母の条件は… ・大手(または知名度が高め) ・自転車で通える範囲 ・定時が18時以降はダメ ・従業員がトイレ掃除しなくていいところ(母が潔癖症のためトイレ掃除をした娘が家に入るのが嫌だった模様) こんな条件の会社地元にある訳ないと思ってたら、知名度は大手ほどではありませんが奇跡的に条件に沿う企業が一つ…! ハローワーク限定で募集していたらしく、もう嬉しすぎて半泣きでハローワークの人にありがとうございますと言いました。 もう何社受けたか、この時期の私はエントリーシートを書くのも面接もお手の物。目を瞑ってでも履歴書かけるわいというくらい就活のベテランと化していました。 全ての母の条件を満たした、もうこんなところダメだとは言わせない…!! 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月23日■前回のあらすじ これまでのことを伯母に話したしろみ。伯母は同情し姉として謝罪してくれたのですが、口を出すことはできないと言います。 やっと内定が…!? どこを選んでもOKしてもらえないのなら、新卒採用してない母の選んだ企業に飛び込むしかない! と迷惑を承知で突撃しました。しかし、経験者を募集していたらしく人事部の方もお困りの様子。 私ももうこの苦しい就活から逃れたくて必死でした。そして熱意が伝わったのかなんなのか、何とか選考に参加させてもらえることに! 年上の方と混じって一緒に面接を受けました。 そして…。 手応えと希望しかない内定を手にいざ母の元へ…! これで私も就活地獄から解放される…!! 母からの労りの言葉はなく… え!? なぜか母は楽しそうに笑っていました。 この会社だけではなくその後受けた企業についても、内定が出たと思えば、どこで仕入れてくるのかその会社の嫌な情報ばかりを私に与えてきました。 選考中は何も口出しをしないのに母は一体何をしたいのか…。 『すぐみんなが退職するくらい酷い会社みたいだけど、まあ入りたければ入れば?』と言う母の意見を押し切ってまで即決できるほど私も強くありませんでした。 でもここを逃したらもうどこも採用してもらえないかも。 しかも新卒採用してないところに無理やりねじ込んでもらった恩もあるし、やっぱり今度内定承諾書を郵送しよう…! すると…。 側からみたら大学四年生の私は意味のわからない行為を何度も繰り返してる変な人だったと思います。 私の就活の頃は売り手市場(企業よりも学生が有利で学生が就活しやすい市場)だったため、周りもこの頃はほとんどの子が就活を終えていました。 大学の就職課の方からも『内定は何個も出てるのに何も決まってないの?』と変な生物を見るかのような目で見られる始末。 こんなに内定蹴りまくって、行く気のない選考に参加するなんて選考荒らしのブラックリストにでも入ってるんじゃないのか(そんなのあるかどうか知らないですが)、だとしたらどこ受けても「こいつブラックリストのやつじゃね?」と書類審査すら通らなくなったらどうしようと思い鬱々としていました。 終わりの見えなさすぎる就活…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月22日■前回のあらすじ 母の気まぐれに振り回され、就職が決まらないしろみ。ある時伯母と2人きりになるチャンスがあり、現在の苦境を打ち明けました。 伯母にすべてを話した 誰にも吐き出せなかったのですっごく嬉しかったのを覚えています。 私の母はどこか伯母のことを見下している節があったので、伯母が何かを言っても母の意見が変わるとは思えませんでしたが、どこかで伯母に話すことで、何かこの状況を打開できるかも…と期待していたのかもしれません。 どれでも好きに買っていいのよと伯母は言ってくれて、私はあまり服を選んだことがないので戸惑いつつも、ワンピースはコーディネートしなくていいし一枚で上下揃うのですごいお得だなぁと、3着もワンピースを買ってもらいました。 公共の場でブチギレる母。 母からしたら伯母はお小遣いをくれる人なので、文句は言いつつもなだめられるとわりとすぐに落ち着いていました。母は昔伯母にも心ないことを言って傷つけていたそうです。 伯母はすぐに実家を出て結婚をしたそう。そして毎年お正月などに会うと母含め私たちにお年玉をくれていました。もちろん私の分は母が没収していましたが…。 さぁ、就活が全くすすまない私。もう私だけじゃ無理だとある強引な手段に出ます…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月21日■前回のあらすじ あらゆる会社に難癖をつけてしろみの就職を阻む母。このままでは就職できないとしろみは焦りに焦ります。 母が持ってきた求人票 さて、未だ内定を一つも持っていない私に母が新しい求人票を持ってきました。 あんなに大手大手と大騒ぎして、『あんたは無名の企業を探し出すのが特技なのか』と煽ってきた母なのに、持ってくる求人票は、地元の私ですらどれも見たことも聞いたこともない会社ばかり。 言っていることとやっていることの矛盾がすごすぎる…。 そもそも新卒が受けられる求人ですらありませんでした。 伯母は母の4つ上のお姉さんです。 母とのこんなくだらないやりとり、誰にも相談なんてできませんでした。 初めてこの時の苦しさを伯母に話すことができた私…。すると叔母は…? 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月20日■前回のあらすじ 県外の企業に応募したことを知り激昂した母は、しろみの就職活動を管理するようになりました。しかし母から受けてもいいと言われて受けた会社から内定が出ても、母は就職を禁止し、就活は難航するのでした。 最近の母はますます荒れている… みんながほとんど就活がおわり卒業旅行に行く人も多い中、私はと言うと母からの許可が降りず全く進んでいませんでした。 卒論は3年のうちに終わっていたので就活に専念できるのが不幸中の幸い…。 この会社はどうですか? と言うとこんな感じに煽られるのがお決まりのパターン。 母は昔海外で働かことを夢見ていた時期もあったらしくこれなら喜んでもらえるかと思いましたが全然ダメでした。 第一志望を勝手に受けたのをきっかけに全部把握させろと言われて就活の状況は母に筒抜けでした。 どこなら許してもらえるんだろう、周りは内定決めてる子もいるのに…。 私は本当に就職できるのだろうかという不安に押しつぶされていました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月19日■前回のあらすじ 就職活動を再開し、県外の企業への内定をもらったしろみ。しかし内定を承諾するために親の印鑑が必要。当然母は捺印を拒否、さらに県外の会社を受けたことを知って怒ります。 出ていくなんて許さない 実家を出て行くことはそんなにもわがままなことなのだろうか? 弟はあんなにも応援されて家を出て一人暮らしをしているのに…。 弟も実家には帰りたくないのかあれ以来全く実家に帰って来ようとはしませんでした。私も家を出て行けばもう家に寄り付かなくなる、つまり母はこの家で一人ぼっちになってしまうと思ったのか母はものすごい勢いでブチ切れまくっていました。 就活先は母が探す!? 高校と大学に続き、母は今回も自分が進路を決めるとのこと。 さぁここから地獄の就活スタートです…。 受けてもいいよと言われ選考に進み、内定が出てそれを報告すると『何その会社?全然ダメよ』と許してくれませんでした。 もう母が何を就活に求めてるのかさっぱりわからなくなった私。 内定が出なくて難航するならまだしも、内定が出た上で難航するとは思いませんでした。 母はさらに私の就活にイチャモンをつけるように…。 しばらく就活はこの無限ループでした。理由は大抵は「大手ではない」「あまり有名ではない」から。 私は母が何をしたいのかよくわかりませんでした。こんな田舎に大手企業なんてそもそもないのに市内で探せとブチギレる母。もう何社受けたかわからない、何枚履歴書を書いたかわからない…私の精神はすり減る一方でした。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月18日■前回のあらすじ しろみが反論すると母はさらにしろみに酷い言葉を言い放ちます。あまりの情けなさにしろみは何も言えなくなり、もう2度と母の言いなりにはならないと誓うのでした。 就活を再開することに 早い人はもうすでに内定を手に入れているし、他の人も最終選考に進んでいたりする。焦りました。 仮に勝手にハンコを押して就職したとしてものちに揉めるのは明白なので母に報告するしかありませんでした。 母に就職を機に家を出る作戦がばれました…。母が怒らないわけありません。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月17日■前回のあらすじ 母があまりにしつこく聞くので電車の中でのことを話したしろみ。すると母はここぞとばかりに「隙を見せたのが悪い」などと言い、しろみがいやらしい服を着ていたから、誘うそぶりを見せたからなどと言ってきました。思わずしろみは反論してしまいます。 小学生の頃から母には色々と報告していたのですが、これからは絶対に何も報告してやらないと思いました。 私の反抗期がここでやっと遅れてきたのかもしれません。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月16日■前回のあらすじ なんとか無事に研究授業を済ませたしろみ。帰宅すると、母から昨晩泣いていた理由を聞かれました。母には泣いているところを見られたくなかったのですが…。 母がしつこく聞くので仕方なく 多分熱でしんどいだけだったのですが…。 一通り話を聞いた母は…。 そして…。 ここぞとばかりに再び、追い打ちをかけるようなセリフを放ってくる母。 と責め立てます。 たとえ心の中でそう思っていても、どうしてこんなことを口に出して言えるんだろうか…。 リクルートスーツがダメなら、私は何を着て就活や実習をすればいいの? 熱で頭が回らないことも相まって私もついに言い返しました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月15日■前回のあらすじ 母が勝手に第一希望の会社を辞退したことを知ったしろみ。その翌朝は教育実習の集大成の日でしたが、疲れとショックのためか、高熱が出ました。しかし休むという選択肢はなく、薬を飲んで学校へと向かいます。 なんとか研究授業へ 熱が出てる状態で交通ルール上自転車漕いでいいのか? と思い母に電話してみたのですが、やっぱりだめでした。 潔癖症一家の鉄の掟。帰宅後は即お風呂。 見られてたんだ…。もう嫌な予感しかしませんでした…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月14日■前回のあらすじ 終電で帰ってきて少しだけ眠ろうとしたしろみを防犯ベルでたたき起こした母。しろみの第一志望の企業に勝手に断りの電話を入れたと伝えるためでした。 この家から出ていけると思ったのに まだ内定をもらっていたわけではないのですが、ここに入社できたら頑張れそう…と思っていた企業だったのでとてもショックでした。 でもクヨクヨしても選考をこちらから辞退をしてしまった以上どうしようもないと考えた私は、再び布団に潜りました。 もう時間か…。 あと少しで教育実習も終わりだし頑張らなきゃ… あわてて体温計で測ってみると… 3週間の疲れが出たのか、緊張であまり食事を取れなかったからなのか、平熱が低い私にとってはかなり高めの熱。 今日は研究授業もあるし…。 教育実習の集大成。授業がない先生や校長、担当教科関係なく様々な先生がくる研究授業をこんな最悪なコンディションで迎えることになろうとは。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月13日■前回のあらすじ 教育実習で終電になったしろみ。電車の中で触られる被害に遭いましたが、以前母から、触られるしろみも気持ち悪いと言われたトラウマがあり、母にバレないよう家についてベッドに入りました。3時間眠れると思っていたのですが突然防犯ベルの音が… 夜中にたたき起こされた理由は… 教育実習中に受けた第一志望の企業の選考を断ったと言い出す母。 母は私の第一志望の選考を電話で辞退したといいました。意味がわかりませんでした。 母親だからってやっていいことと悪いことがある…。 でも母に内緒で、しかも選考日と実習日が被らないとはいえ 教育実習中に選考に進もうとした私も悪いのでバチが当たったのかもしれません…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月12日