息子と旦那と猫の4人家族で幸せに暮らしています、Instagram(@shiromi3333)やブログに昔あったさまざまな経験を投稿するのが日課です。
主人公・しろみは高校の時に彼氏・ユウと出会い付き合うことに。そんな2人の仲を引き裂こうと次々とヤバすぎる奇行に走るのはなんと義母!義母との関係性に悩むしろみが、数年にわたり戦い続けるエピソードをお送りします。
祖父母にかわいがられ幸せだったしろみの人生は、母と弟との3人暮らしが始まると一変した…。待っていたのは母の許可がないとくしゃみすらできない生活。「毒親」だった母としろみの、20年間の記録。
旦那の出張中に見つけてしまった、浮気の証拠。まだ新婚なのに…! しかし驚くのはまだ早かった…調査を始めたナギサは次々と予想を超えたぶっ飛び不倫の事実を知ることになるのです。そういうわけで、旦那と浮気相手を閉じ込めることに…! なぜそんなことに!? そして閉じ込めた結果は…?
■前回のあらすじ 終電で帰ってきて少しだけ眠ろうとしたしろみを防犯ベルでたたき起こした母。しろみの第一志望の企業に勝手に断りの電話を入れたと伝えるためでした。 この家から出ていけると思ったのに まだ内定をもらっていたわけではないのですが、ここに入社できたら頑張れそう…と思っていた企業だったのでとてもショックでした。 でもクヨクヨしても選考をこちらから辞退をしてしまった以上どうしようもないと考えた私は、再び布団に潜りました。 もう時間か…。 あと少しで教育実習も終わりだし頑張らなきゃ… あわてて体温計で測ってみると… 3週間の疲れが出たのか、緊張であまり食事を取れなかったからなのか、平熱が低い私にとってはかなり高めの熱。 今日は研究授業もあるし…。 教育実習の集大成。授業がない先生や校長、担当教科関係なく様々な先生がくる研究授業をこんな最悪なコンディションで迎えることになろうとは。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月13日■前回のあらすじ 教育実習で終電になったしろみ。電車の中で触られる被害に遭いましたが、以前母から、触られるしろみも気持ち悪いと言われたトラウマがあり、母にバレないよう家についてベッドに入りました。3時間眠れると思っていたのですが突然防犯ベルの音が… 夜中にたたき起こされた理由は… 教育実習中に受けた第一志望の企業の選考を断ったと言い出す母。 母は私の第一志望の選考を電話で辞退したといいました。意味がわかりませんでした。 母親だからってやっていいことと悪いことがある…。 でも母に内緒で、しかも選考日と実習日が被らないとはいえ 教育実習中に選考に進もうとした私も悪いのでバチが当たったのかもしれません…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月12日■前回のあらすじ 門限を過ぎても教育実習の課題に追われていたしろみ。帰宅が遅いと怒る母をなだめ課題を終え、やっとの思いで終電に乗ると、さらなる悲しい出来事が…。 防犯ブザーを持っていない…! 顔を見ると20代後半から30代前半といったところ…。 人の顔ってすぐ忘れるのに何故かこういう気持ち悪い人たちの顔はすごい覚えてるんですよね。 いやだいやだ。 私が隙を与えたから…? 母から傷つくことを言われたエピソードは、高校生編でも書いたのですが、それがあって、トラウマで今回のことは絶対母にバレたくありませんでした。 家に帰ると母は寝ていた模様。少し安心しました。次の日も早いからと眠りについたのですが急にすごい音がして何事かと飛び起きました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月11日■前回のあらすじ 教育実習が始まると忙しく、気づくと20時になっていました。門限は17時。やっと一息ついてスマホを見ると、母から怒涛の着信が来ていました。 結局終電に 母からの着歴がえげつないことになっていたので、ひとまず電話をすることに。 研究授業の打ち合わせでこの後も残って欲しいと担当教員に言われていたのでまだ帰れないと説明すると… びっくりするくらいブチギレる母、怒りの矛先は私から私を遅くまで引き止めている担当教員へ。 結局私が1番初めに提出した授業案に決定。なんとも無駄な時間でした…。 疲れ切ってるのに…。 嫌なことって続く時はほんと続きますよね。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月10日■前回のあらすじ どうしても希望する就職先に行きたかったしろみは、母に内緒で書類選考に応募、無事一次選考へと進めることになりました。 教育実習が始まった ほんと教員って体力勝負…(私の要領が悪いのかもしれませんが)。 ちなみにこの実習先の指導してくださる先生は、周りから『しろみちゃんの指導者大ハズレだね』と言われるくらいの厄介者でした。 忙しすぎてスマホを見れる状況ではありませんでした。 このころの門限は17時だった私。 大幅に時間が遅れていてスマホには母からの鬼のような留守電と通知が…。 実習のため遅くなることは伝えているし、まだ研究授業の準備も終わっていないというのに。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月09日■前回のあらすじ 母の言う通りの進路に進まされたしろみとは対照的に、希望通り県外の大学に進んだ弟。その姿に羨ましさを抱いていたしろみは、就職先こそは県外にしようと心に決めます。 希望する会社の選考が教育実習と重なってる! 真面目に教員を目指している方に対しては、本当に申し訳ないのですが…、母は私に教員になってほしいわけでもなく、(帰りが遅い職場は全部嫌がっていた)ただただ教員免許というものを娘に取らせたかっただけ。 そのことは私も知っていたので、「教育実習なんて私行く意味あるのかな? 他の人の邪魔になるだけじゃ? そもそも私教師って柄じゃなさすぎる…」と思っていました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月08日■前回のあらすじ しろみは母の言う通り家から通える大学で英語を学んだのに対して、弟は希望通り県外の大学に進学することになりました。 県外へと進学する弟 一方弟はというと… 普通だったら少し泣いたりするのですかね? 弟は1人になれるのが嬉しいと言わんばかりにすごい笑顔でした その言葉を聞いて… 言われても全く嬉しくない弟からのありがとう…。 そしていよいよ就活がスタート! 今まで進路は全て母が決めてきたけれど、今度は絶対自分の行きたいところ、しかも県外に行くんだ、とやる気は十分でした! 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月07日■前回のあらすじ 母の機嫌がいい時に卒業旅行で夜行バスに乗る許可をもらったしろみですが、前日になり突然母から「許可した覚えはない」と言われ、旅行をキャンセルされてしまいました。 母が希望した大学での生活 4年間で取らなきゃダメなコマ数というものがあらのですが、パンパンに詰め込みすぎて取れる授業ほとんど全部取ったと思います。 日本舞踊の伝統についての授業とか、映画の歴史を学ぶ授業とか、化学の授業など学部に関係のない色んな授業に参加していたので楽しかったのですが、空きコマは夢の存在でした。 有言実行、大学は県外に行くという夢を弟は果たしたようでした。 弟がいたことにより母の怒りが鎮まったシチュエーションなどがあったので、これから弟がいなくなったらどうなるんだろう、実は弟が県外に行くことを心のどこかでは許していなくてそのストレスが私に向かってきたらどうしよう、とドキドキしていました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月06日■前回のあらすじ 結局推薦を受け母の言いなりの大学への進学が決まったしろみ。その頃、未来の夫となるゆうとの出会いがありました。しかし母は恋愛に関して嫌悪感があるため、母に見つからないようにしなくてはなりません。そして卒業シーズン。友だちと卒業旅行を計画していましたが、母が許してくれるとは思えません。 母が卒業旅行を許可してくれた! 何てグッドタイミング! 私はすかさず母にお願いをしました。 思いの外夜行バスの承諾書をもらうことができてびっくりしました。 しかし… 旅行前日だというのに雲行きが怪しい…。 前日なのに…キャンセル!? そして… 前日にこんなことが起ころうとは… 楽しみだった卒業旅行まで、母の思い付きに振り回されることになったのです。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月05日■前回のあらすじ 三者面談で、なんとか県外のA大学に通えるよう母を説得したかったしろみ。しかし、結局先生もしろみも母の圧に負けてしまい、母の思惑通りになってしまい…。 ひょんなことから他校に通う旦那に出会い、向こうからアプローチ。 「何だこのチャラ男は」と思いつつも、こんな私のこと好きなんてどんな人なんだろうかと思い始めたのが、私たちのざっくりしたなれそめです。 彼氏ができたことは喜ばしいのですが一つ問題が…。 そして卒業旅行シーズン…。 なんとか母を説得する方法はないのでしょうか…? 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月04日■前回のあらすじ 高校3年になり県外のA大学に興味を持ったしろみ。しかし、母は家から通えるB大学の推薦の話を進めようとしていました。しろみはなんとかA大学に進みたいのですが…。 そして三者面談当日…母に負けないぞと意気込みは十分! センターとは、当時あったセンター試験のことです。 母の勢いに担任の先生も押され気味です。 やはり母には敵わないのか…、自分の意思が弱すぎるのか…。 こんな流されてる人間私以外にいるんでしょうか? 当時の私は自分の意思が表に出せなさすぎて、ふわっとした人間で、担任の先生からも『あんた大丈夫!? クラゲみたいよ! 骨入ってる? もっとピシ! としなさい!』なんて言われていました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月03日■前回のあらすじ 家に帰るなり、断末魔のような叫びを聞いたしろみ。見に行くと母が野良猫を餌でおびき寄せて捕まえていたのですが、懐きそうもないのでしろみに猫を逃がさせました。「この人は生き物の命をなんだと思ってるんだろうか」としろみは思います。 気になる大学の広報課さんが優しくて優しくて…。 知名度もそこそこでいかにも母が好みそうな大学…。 進路を決める頃、必ず母は先手を打って自分が希望する学校を決めていました。 私だってA大学に行きたい…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月02日■前回のあらすじ ゴン太が亡くなったと言うのに、冷たい態度をとる母を、しろみは心底軽蔑しました。そして、ゴン太のお葬式が済んだ矢先、家に帰ると断末魔のような悲鳴が。 私だって猫触ったことないし、こんなに暴れ狂ってる猫の近くに行くのは怖い…。 猫が外に走り出したのを見届けた母は…。 へらへら笑っていました。 気まぐれに餌をやって、何となく飼ってみたかったからと気分で捕まえて、自分の思っていた反応と違えば手放す。私ももしかしたら私もこの野良猫とおんなじ様な存在なのかな、都合が悪ければ怒鳴り叩き、私が必要な時はこの時みたいに少し頼って…なんてこの時は思ったりもしました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月01日■前回のあらすじ 普段より遅く目覚めたしろみがゴン太のいる部屋に行くと、ゴン太は動かなくなっていました。そんなゴン太を見た母は「あらまあ」と言っただけでした。 無事ゴン太の火葬が済んだ矢先、家に帰ると断末魔のようなすごい声が聞こえました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月30日■前回のあらすじ 1人でゴン太の介護を続けて1年。ある日突然ゴン太が立ち上がり、台車ナシで散歩に行けました。その晩、1年ぶりにゴン太は夜中吠えることもありませんでした。 何だか嫌な予感…急いで下に降りました。 包まれたゴン太をみて弟はすぐに走って母を呼びに行きました。 母からの言葉はこの一言だけでした。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月29日■前回のあらすじ 愛犬ゴン太の脳に腫瘍ができたが、母は手術させることを拒否。しろみは毎日学校の後掃除をし、自作の台車でゴン太を散歩に連れていきました。しろみがゴン太に「あまり一緒に散歩に行けなくてゴメン」と言っているのを聞いた母は、自分への当てつけかと思ってキレるのでした。 そんな母を見て何て心が乏しい人なんだろうと思いました。 そして私って結局何にもできないんだと思いました。 ある夜ゴン太がスクッとたちあがりました。 立ち上がれる気配もなかったのに突然立ち上がって、びっくりしたと同時にすごく嬉しかったのを覚えています。 後から聞いた話によると体重が落ちた分体が軽くなり立ち上がれたとのこと。 台車ももう必要なくなり、補助ベルトで元気よく歩いているゴン太を見て近所の人も「新しい犬を飼ったのか?」とめちゃくちゃ驚いていました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月28日■前回のあらすじ 塾の先生に触られたしろみでしたが、母の影響で被害にあうのは自分が悪いのだと思ってしまいました。高2になったころハスキー犬のゴン太の調子が悪くなりました。母は渋りましたが、弟からも説得して病院に連れていくことに。 脳腫瘍ができていた お散歩に連れて行けないのでペットシッターも解約。散歩がなくなった代わりに、家に帰るとゴン太のお下の世話をする毎日が始まりました。 母はゴン太を少し離れた部屋に匂いが来ないように閉じ込めていました。ちなみにシッターさんは外の散歩だから頼んでいましたが、他人が家に入るのが嫌な潔癖症の母は介護を頼むのは論外と考えていました。 当時セカンドオピニオンという言葉は知りませんでしたが、他の病院なら手術できる先生がいるのではと思い、母に他の病院にも行こうと言いました。でも『田舎の病院なんてどこも一緒だ』と言い取り合ってくれませんでした。 お小遣いをもらっていない私は、どうしても困った時近所に住む祖父母に頼ることもあったのですが、祖父母は相談もなしに私の母がゴン太を飼ったことをよく思っていないようでした。そのため、祖父母の前ではゴン太のことは触れてはいけないという暗黙のルールがありました。 それゆえ情けないことに、私は祖父母にゴン太のことについて助けを求めることができませんでした。 祖父母からいつも資金援助を受けていた母も、手術となった場合、高額な医療費を祖父母から出してもらえる可能性が低いから、ゴン太の手術を渋っていたのかもしれません。 この頃のことを思い出すともっと何かできたのではととても心が痛みます…。 台車に載せて毎日散歩 大型犬なのでのっけられる台車がなく、近所の人と一緒に手作りの台車を作りました。 歩いている気分になっているのか尻尾を振って足を動かすゴン太。 私も試験や進学クラスの補習授業などがあり、毎日つきっきりでゴン太に構ってあげられるわけではありませんでした。 もっと何かできたことがあったのかなと今でも思い返してしまいます。 自分から飼いたいといいだし飼い始めたゴン太。そして専業主婦で家にいるのに世話は少しもしない。 そんな多少の後ろめたさを母も感じているのか、こんな些細な私の発言に母はいちいち突っかかっていました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月27日■前回のあらすじ とっさに防犯ブザーを鳴らして講師から逃げたしろみ。塾長に触られたことを話したものの、「彼はクビにするから。もう帰っていい」と言われただけでした。 先生はバイトをクビになって終わり 幸いまだ体験入学だったので母も案外さらりとやめさせてくれました。 そしてあの大学生先生はというと…。 バイトなのでクビになってはい終わり。履歴書にも何も残らないのが悔しいですよね…。 何かしらのペナルティがあればいいのに、そして就活とかで不利になればいいのに、と当時の私はめちゃくちゃ根に持っていました。 ゴン太の足の調子が悪くなっていた こんな時は弟に頼るのが1番。母も弟の意見なら聞き入れてくれるからです。 ハスキー犬の寿命は12~13くらいと言われているらしく、ゴン太はおじいちゃんですがまだ平均寿命には達していない。 なのにこんなにも突然ヨボヨボしてしまうなんて…。 病院に連れていくと、獣医さんから厳しい現実が突きつけられました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月26日■前回のあらすじ 塾に通いだしたしろみ。その日、問題で躓いていると大学生の男性の先生が見に来てくれたのですが、距離がやたら近いのが気になりました。さらに手を握ってきて、しろみは恐怖で固まりました。 どうしよう…その時思い出したのは ついに腰にまで手を回してきた先生。怖くてパニックで、声を出したくても出せませんでした。 夢の中で何かから追われていてもっと早く走りたいのに足が重いとか、空飛びたいのに全然飛べない、意味がないくらいの低空飛行…。そんな感覚とすごく似ていました。脳は命令しているのに体が動いてくれない感覚…。 そんな時防犯ベルを持っていたことを思い出し思い切り鳴らしました。小学校のころ『不審者を目の前にすると声が大きく出なかったりするからその時は防犯ベルを鳴らすんだよ! 恥ずかしいことではないから思い切り鳴らせ!!』と言っていたのを思い出し、本当にその通りだなと思いました。 先生はその場から逃げ出した! この時なぜか急に冷静に塾長に報告しなきゃとすぐ塾長の元へ行きました。 大学生を呼んで謝罪させるくらいはしてくれると正直思っていました…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月25日■前回のあらすじ 電車の中で触られることを母に相談すると、母は心配するどころか、「触られるような雰囲気を出すあなたも気持ち悪い」などと言いさらにしろみを傷つけるのでした。 塾の先生が… 私はこの時試験前の1カ月間、お試し入学のような形でとある塾に通っていました。 個別指導塾での出来ごとです。 相手は大学生のアルバイトの先生。 今まで女の人の先生ばかりだったので安心していたのですが、初めての男性の先生。当時悩んでいた真っ最中だった私は、何かあったらどうしようと冷や汗をかいていました。そしてその嫌な予感は的中したのです…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月24日■前回のあらすじ 通学中に触られることに悩んでいたしろみ。思い切って母に相談することに。いつものように薄い反応しか返ってこないだろうと思っていたのですが、意外にも母は「気持ち悪い」と言うのでした。 「どうしたらいい?」と聞く間もなく… たくさんの乗客の中から選ばれてるんでしょ? だとしたら貴方にもいけない部分があるってことなのよ。 そう話す母をただ呆然と見つめていました。 しかし、嫌なことは立て続けに続きます。 母に相談したことを猛烈に後悔しました。 そして私って気持ち悪いんだ…ショックを受けました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月23日■前回のあらすじ 高校を卒業したら家を出ていくと言う弟。しろみも初めて、自分も出て行った方がいいのかもと思うのでした。 電車通学中に… 私が乗ってた電車は20分間ノンストップ、しかも満員電車なので片足で立ち続けたり体が半分浮いた状態だったり身動きはほぼ取れない状態でした。 最初は鞄が当たっているのかなと思ったのですが、明らかに人の手でお尻を触っていることがわかるほど堂々と揉まれました。 残念ながら後ろ姿しかわかりませんでした。捕まったらやばいと思ったのか、すごいスピードで電車から降りて人混みに消えて行きました…。 思い切って相談をしてみました。 どうせいつもの調子でふーんあっそ、で終わるかなと思っていたのですが、母からは意外な反応が返ってきました…! それにしても、犯人はどんな教育を受けてきたのでしょう。こんなくだらないことで心を痛めていたなんて、馬鹿らしいったらありゃしないと改めて何だか腹が立ってきました! 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月22日■前回のあらすじ 友人たちとのその親の関りを見て、自分の家が普通でないことに気づいたしろみ。そのことを弟に話すと、弟はすでに自分たちの母が変わっていることに気づいていたのだと言います。 自由に暮らす…? 母が思い切り何かを蹴飛ばす音が聞こえました。 母は弟と私が2人で仲良く喋ることをよく思っておらず、私と弟の話し声がすると壁や床を殴ったり蹴ったりして圧をかけていました。 この時この家を出ていくということを初めて意識しました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月21日■前回のあらすじ 女子高の友人たちと買い物に行ったしろみ。ケーキを買ってもらったり迎えに来てもらったりしている友人を見て自分の家が普通ではないと気づいたのでした。 親ってそういうもの!? 友だちとその親との会話を聞いて衝撃を受けたのですが…。 「まあこの子の家庭ではそうなのかな?」とその時は思っていました。しかし…。 この日かなりの衝撃を受け、思わず弟に話しかけました。 あまり他の親と友だちが絡んでるところを見たことがなかったので、この時初めて「他の家庭ではこんな感じなんだ!」と驚いた記憶があります。 弟にもこの衝撃をシェアせねば…。早速弟に話しかけてみると、またもや衝撃の事実を知る羽目になるのでした。 弟の秘密 弟がまさかのトイレの主をしてたなんて! 衝撃の事実でした…。でも、トイレって狭い空間だし、椅子になるし、鍵ついてるし、ちょっとした隠れ家みたいな感じですよね。弟は普通のトイレは1階でして、2階は椅子として使っていたみたいです。 私はゲームとか漫画は許されていない家庭なんだと諦めていたのですが、弟は弟なりにエンジョイしているのを見て、ただ漠然といいなぁと思いました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月20日■前回のあらすじ 友人たちに「ミステリアス」と言われたしろみ。テレビをほとんど見ず、アニメも芸能人もよく知らないしろみは、友人たちとの話がかみ合わず焦るのでした。 うちっておかしいの!? わが家の方針が特殊だったのか、何とも言えない空気が漂いました…。 そして私がハッとする出来ごとがついに起こります。 え? もはや誕生日でさえケーキを用意してもらってないんだけど…。 何ということでしょう…。 しかし、衝撃はまだまだ止まりません…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月19日■前回のあらすじ いつも地味なゴムで髪を結んでいたしろみは友だちに誘われ、アクセサリーを買いに都会の雑貨屋さんに行きました。初めての都会、見るものすべてがかわいくてしろみは驚いたのでした。 私は「ミステリアス」? ふと帰り際に友人の1人が言いました。 それから怒涛の質問ぜめ…! テレビはゴールデンタイムのやつが面白いということを学んでからは、夕方以降の番組を見てたのですが、その辺りにやる番組って30分以内に見終われるものがないので正直テレビはあまり見ていませんでした。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月18日■前回のあらすじ 赤点をとったしろみに「もう期待しない」と言った母。それ以降母が勉強に関わってくることはなくなりました。高校進学の頃になると、母は勝手に女子高の推薦に申し込みしろみの進路を決めてしまいました。 初めての都会 こうして人生初の都会へお出かけ…! 一通りお店を見たりして楽しみました。 高校生編に突入です! 中学は授業の合間の時間に一緒に過ごすいつめんは話題を気にしなくて楽という理由で男の子ばかりだったので、正直女子校なんて行ったら私置いてきぼりになるのでは? とドキドキしていたのですが、女子校めちゃくちゃ楽しい!! 私はこの時初めてウィンドウショッピングとやらをしました。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月17日■前回のあらすじ 熱を出していたせいで人生初の赤点をとってしまったしろみ。母に答案を見せる段階になり、パニックになり思わず逃げだしてしまいました。 クローゼットに隠れた私に迫る母 母は落ちてた社会科のテストを拾い上げました。 大袈裟かもしれませんが当時、カッターを見た瞬間私ここで死ぬんだと思いました。 中学は母はとの関わり、コミュニケーションが薄すぎてこんな思い出しか覚えていません。 私は勉強を頑張ることで現状をキープ、いい点を取ればあわよくば母に何か声をかけてもらえるかも? と、とにかく必死でもがいていた気がします。 そして、いよいよ高校に進学します。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月16日■前回のあらすじ 高熱を出したまま保健室で試験を受けることになったしろみ。先生は病院に行った方がいいと言ったのですが、母に叱られるのを恐れたしろみは何とか頼んで試験を受けたのでした。 社会で人生初の赤点 パニックすぎて先生の励ましも耳に入ってきません。 重い足取りで家に帰ると、案の定母が待ち構えていました。 人生初の赤点をとってしまった私。 同じ高熱の日に受けた英語はよかったのですが、暗記系の社会は頭が回らなさすぎてズタボロ…。 そしてテストを持ってまさかの逃げるという今考えても頭の悪すぎる行動…。 そんなのすぐに捕まるのに…。 でもこの時は怖くて怖くて、とにかくこのテストを母に見せてはならぬという気持ちでいっぱいでした。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月15日■前回のあらすじ 胃腸炎で苦しみながらも風呂場の掃除などをさせられたしろみ。翌日は38度の熱がでていましたが、母によって学校に連れていかれ、試験を受けることになりました。 顔を見て驚く先生 こんなハードだった期末試験は後にも先にもありませんでした。 それにしても今考えたら胃腸風邪と高熱で学校に来るなんて迷惑極まりないですよね。早く帰れや! という感じです。 この時高熱でフラフラになりながら受けたテストが、後で母の怒りに火をつけることになるのです…。 次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月14日