アンチエイジングのプロによる"見た目印象UP術"、大事なのは骨と表情と…?
加齢は人の見た目に変化をもたらし、その見た目が人の印象を大きく左右することは周知の事実。いつまでも若々しく見られる策として、進化著しい美容医療に頼ることもできるが、本稿ではその前にできるエイジングケアの基礎について学ぼう。
今回は、「見た目印象」を高めるためのポイントを、アンチエイジング研究の第一人者である塩谷信幸教授に伺った。
○骨が空洞化してくると、筋肉が緩み皮膚もたるむ
加齢による見た目の変化の中でも、肌や体型の変化はわかりやすく、化粧品メーカーや下着メーカーなどの研究が進み、その対策となる商品も数多く発表されている。ただ、その加齢による変化に「骨」が深く関係していることを認識している人は少ないのではないかと塩谷教授は語る。
「加齢による骨の問題としてよく取り上げられるのは『骨粗しょう症』。身体機能の問題としてとらえられますが、実は体だけでなく顔の骨にも骨粗しょう症はおきているのです。骨の中身がスカスカになって細くなると、骨を支えとしている筋肉がゆるみ、その上を覆っている皮膚もたるむというわけです」。
その対策として、積極的に摂取するべき栄養素はビタミンD。骨の成長には欠かせない栄養素であり、不足するとカルシウムの沈着が悪くなる。ビタミンDは魚や卵に多く含まれているため、健康志向が過ぎて野菜ばかりを食べている人は注意が必要。バランスのよい食生活はすべての基本なのだ。
○表情が「見た目印象」を大きく左右
女性の見た目の印象を判断する代表的な要素として下記の3つがある。
顔や体の造形
メイクアップ
表情
顔や体の造形は持って生まれたものなので、簡単には変えられない。メイクアップはある程度の技術と道具が必要となる。
だが唯一、表情は、自分の心掛けだけで大きく変えられる。
そのうえ、体の造形やメイクアップを変えるのに匹敵するほど大きな影響をもたらす。もちろん表情が豊かな人は好感度も上がり人間関係も円滑になるわけだが、年齢を重ねると顔の筋肉、つまり表情筋が衰えて表情も硬くなってしまいがち。定期的にマッサージするなどして、表情筋を柔軟にするよう意識しよう。
「好印象をもたらす表情のひとつとして、口角を少し上げ、自然に『ほほ笑みかける』ことが確実に『見た目印象』アップにつながります」と塩谷教授はアドバイスする。○「エロス」がある人は気持ちが若く、内面から輝き続ける
「骨」「表情」ときて、最後は「エロス」だ。この言葉自体、やや刺激的かもしないが、何か特別な行動を起こすということではなく、要は「異性を意識する」ということ。人は誰でも「若々しく見られたい」と思うが、それは「1歳でも若く見られたい」のではなく「いつまでも生き生きと内面から輝いていたい」と考えている場合が多数という。
「つまり、劇的に見た目を変えることより、さまざまなことに興味を持ち、豊かな人間関係を築いていくことが求められます。
それを実現させるのが、異性の存在。何歳になっても異性の存在を意識しながら装い、立ち振る舞うことで本来の魅力が増し、『見た目印象』も格段に差が出るのです」。
からだエイジング
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