ビューティ情報『ホントは怖い!? イオン導入の真実』

2019年5月20日 12:00

ホントは怖い!? イオン導入の真実

イオン導入で活用できる成分は電気を通す水に溶けやすい性質、つまり水溶性の成分であることと、成分の分子がもともと肌に通る大きさのものでなければなりません。そのため、通常のヒアルロン酸やコラーゲンは分子が大きいのでイオン導入に適していません。

・適した成分:ビタミンC誘導体、プラセンタ、グリシルグリシン、トラネキサム酸、アミノ酸、成長因子など
・適していない成分:コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなど

■イオン導入時に注意したい、界面活性剤の存在

手元にある化粧水や美容液でイオン導入できるようなCMを観たことがありますが、実はここが落とし穴。

一般的な化粧水には、水溶性の成分だけでなく、脂溶性成分が一緒に配合されているのがほとんど。この脂溶性成分を配合するとき、「界面活性剤」がどうしても必要になってしますのです。

界面活性剤がイオン導入によって、肌の内部まで浸透すると、肌の炎症を招く場合があります。これらのことから、イオン導入をする上では、肌の安全を考えて、イオン導入専用の化粧水を使用することをおすすめします。

一般の化粧品には防腐剤や、香料などが使用されているものが多く、それらの化粧水などで行うと、防腐剤、香料もイオン化され、肌に浸透してしまう危険があります。

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