女性に顕著な差 “かくれ不眠”は肌トラブルの原因!? (後編)
成長ホルモンにはお肌のターンオーバーを正常化する働きもあるので、皮膚の新陳代謝を促し古い角質がいつまでも表面に残ってしまうことを防いでくれ、キメが細かな透明感のある美肌づくりに一役買ってくれます。
また、睡眠ホルモンともよばれる「メラトニン」にも非常に強い抗酸化作用があることが分かっています。老化促進の原因となる活性酸素の害を無害化し、成長ホルモンと並んで私たちの健康と美をサポートしてくれる強い味方なのですが、睡眠不足だときちんと体内で分泌されませんので肌もみるみる衰えてしまいます。
「美肌づくり」の基本は「良質な睡眠」にあり!眠れば肌免疫がアップし、美肌をサポートするホルモンがたっぷりと分泌されるので、肌トラブルとは無縁の生活を送ることができます。つまり、睡眠は最も日常的でお金がかからない、そして最強のスキンケアタイムなのです。
<何故、肌トラブルは起きてしまうのか>肌細胞は寝ている間にしか生まれないので、寝不足になると当然肌荒れを起こします。寝不足が続くと肌の免疫力が低下してしまい、細菌や微生物が侵入しやすくなるため、様々な肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
また、寝不足できちんと成長ホルモンが分泌されないと、日中に受けた紫外線などの肌ダメージを修復することができないと同時に、皮膚の新陳代謝速度も低下してしまうので、古い角質がいつまでも肌の表面に残り、キメが粗くなる、シミ、シワが増える、カサつく、透明感のないくすんだ肌になるなどといった「肌老化現象」がどんどん促進されてしまいます。
さらに…