あなたの笑顔は大丈夫? 正しい●●ケアでキレイ度アップ!
笑顔がステキな女性はとても魅力的。でも笑っているとき、意外と「歯」を見られていることに気づいているだろうか。
美容に関心を持っている人でも、ファッションやスキンケア、ヘアケアには気をつけるのに、オーラルケアにはあまり注意を払わない人が多いのが現状。けれども、白く美しい歯を保つことが、見た目にも大きく影響することを意識したい。
中でも、むし歯予防のために歯磨きはしっかりしているという人は多い。けれども、正しいケア方法を知らないと、それが白く美しい歯のために役に立たないどころか、残念ながら悪い影響を与えていることもあるから要注意なのだ!
実際に女性達はどのようにケアしているのだろうか?グラクソ・スミスクライン株式会社が、青山ホワイテリア院長大谷珠美先生監修のもとで実施した、「食生活の酸とオーラルケアに関する意識調査」からその実態を見てみた。
●01.食後すぐの歯磨きに要注意!「あなたはどのようなことを意識して歯磨きをしているか」という設問に対し、「むし歯を予防したいから」と回答した人は81.5%という結果に。その内、「食後どれくらいの時間を空けて歯磨きを行っているか」という設問に対し、30分以内の人が43.3%という結果になった。
むし歯予防のために、できるだけ口の中の汚れを早く落としたいと思う人が多いが、食後は飲料や食品に含まれる“酸”によって歯の表面のエナメル質が軟化している。その状態で歯磨きをすると歯のエナメル質を傷つけてしまい、「酸蝕歯(さんしょくし)」を進行させてしまう危険性がある。
「酸蝕歯」とは、食べ物や飲み物に含まれる“酸”によって、歯の表面にあるエナメル質がダメージを受けてしまった状態のこと。日本人の6人に1人が「酸蝕歯」の可能性があると言わている(※)。しかし、「酸蝕歯」を知っている人はわずか23%で、日本ではまだまだ知られていないのが現状。
(※) 小林賢一、小林千尋、田上順次(監訳)「Tooth Wear と象牙質知覚過敏、医歯薬出版株式会社Part2 9章、172 2003」 より
「酸蝕歯」は歯本来の機能だけではなく、段々と見た目にも大きな影響を与えてしまうのだ。「酸蝕歯」が加速してエナメル質がダメージを受け続けると、黄ばんで見えたり、白濁や欠けが生じてしまうので気をつけたい。
「酸蝕歯」を予防するためにも、歯磨きは食後30分~1時間ほど時間をおいて、1日2回以上するのがオススメ。