これからは「免疫美人」の時代!? ありものを上手に使う「免疫美人」とは
時代の変化とともに、その時代を生きている女性像というのも変わってくるもの。「草食男子」や「肉食女子」という言葉の生みの親でもある、コラムニストの深澤真紀さんは、「これからは“免疫美人”の時代」と語っています。
免疫とは、『広辞苑』によると「生体が疾病、特に感染症に対して抵抗力を獲得する現象」とのこと。深澤さんの言う「免疫美人」とは、どんな女性なのでしょうか。
深澤さんは、「免疫美人」として、「生命力のある女」「空気になれる女」「切り分ける女」「ミュートする女」「ありもので生きる女」という例を挙げています。
具体的に見ていきましょう。「生命力のある女」とは、文字どおり抵抗力がある女のこと。そして、女性芸人のように自分を笑い飛ばすことができ、何か言われても上手に受け流し、ちょっとしたことではへこんだりしないと、深澤さんは言います。
そして「空気になれる女」とは、空気を読む・読まないと悩むのではなく、空気そのものになることなのだとか。つまり、何か言われても聞き流し、対抗して言い負かしたりしないけれども、弱くて流されるわけではないそう。「飄々としている」というのが、深澤さんの表現。
また、「切り分ける女」なら、休みをきちんととって仕事と休みを切り分けたり、上手にリセットをしたり、不運や悪い予感から上手に逃げられるのだとか。そうやって「機嫌よく生きる女」が「免疫美人」だそう。
「ミュートする女」というのは聞き慣れない言葉ですが、SNSにありがちな、知りたくもない情報をミュート(無音に)している、最近多い若い女性のこと。そんな風に情報を上手に取捨選択できることが大切なのかも。
例えば、諦めていいことは諦める、無駄に犯人捜しをしない、いない自分を探して自分探しを続けるよりも、自分がどんな人間かを把握して自分の取説を作ることなどを、深澤さんはすすめています。