第一印象を左右する香りを使って、恋愛上手になる方法
「あの人好印象だな」とか、「素敵な人だな」と直感で思う第一印象はとっても大事ですね。そして第一印象は意外と後々まで記憶に残る物です。第一印象の善し悪しは、見た目、雰囲気もあると思いますが、実はとっても関係しているのが香りなんです。
何となく懐かしい香りがしたり、自分が惹かれる好きな香りがする人は、ずっと好印象で深い記憶に刻まれていたりします。「香りと記憶」、「香りと本能」は実はとても深い関係があるのです。
人工的なキツい香水の香りよりも、自然界に存在する身近な良い香りの方が人間の脳を強く刺激します。例えば、洗い立てのリネンの香りや自然なオレンジの香り、甘いお花の香り、樹木の香り、潮の香りなどに動物や人間の脳は特に刺激され、反応します。
いくら見た目が良くても、嫌なにおいを発している人は好きにはなれないですし、逆に見た目がそんなに好みではなくても、良い香りを発していると、なんだか後になって気になる存在になる確率は高いです。
それは、視覚による刺激よりも、嗅覚による記憶はより長い間脳の記憶を司る、海馬に焼き付いているからなのです 。小さい頃に嗅いだ懐かしい良い香りは、良い記憶とともにずっと残っていることが多いですね。
動物が自分のにおい(フェロモン)を発して異性を引きつけるように、人間もやはり、自然な良い香りを発している人は、気になる存在、好印象に残る人に繋がるわけですね。
「香り」は、好き、嫌いといった感情にダイレクトに働きかけます。香りの分子は鼻から入って嗅神経を通り、脳の大脳辺縁系に伝わります。その中でも感情を司る扁桃帯、記憶を司る海馬を刺激します。