アンチエイジングの主役は、チーズだった!?

先日、ショッキングなニュースが報道されました。「赤ワインポリフェノールに、長寿効果は認められない」…。今まで、滋養のある葡萄のお薬として大量にたしなんで来たのに、どうしてくれるのよ~! と愕然としたのは言うまでもありません。まぁ、美味しいから良しとすることで落ち着いているのですが…。

アンチエイジングの主役は、チーズだった!?
とはいえ、赤ワインに長寿効果がないのだとしたら、かのフレンチパラドクスはどのように説明がつくのでしょうか? そこで浮上している新たな要因が「チーズ」です。

フランスのチーズ消費量は世界一。2011年の統計によると、日本での一人あたり消費量が年間2.4kgだったのに対して、フランスでは26.3kg! 某社のとろけるスライスチーズが1枚あたり18g程なので、それを全フランス市民が、毎日4枚食べている計算です。これは、見過ごせない数字です。


チーズは牧畜の歴史とともに生まれ、最古の文献記録としては紀元前3000年のシュメール文化まで遡りますが、人類が羊や山羊の放牧を始めた紀元前1万年あたりから発酵乳を固形分と乳清に分離させ、保存用に加工する技術があったようです。


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