ファッションのポイントで見る! 妊娠・出産・産後の変化
■妊娠中のファッションのポイント妊娠して最初のころは微笑ましい膨らみのお腹ですが、週数が進むと「もうムリ!」と言いたくなるほど冗談みたいに大きくなります。着られなくなる服の数々にファッションの路線変更を余儀なくされた妊婦さんも多いはず。
体を冷やすと逆子になりやすいため手足・足首が冷える服は避けた方が体調良く過ごせますし、体のバランスを取るために自然とハイヒールよりスニーカーに手が伸びます。外ではちょっと頑張ってお洒落をしても家では体を冷やさないように過ごすのが良いですね。
マタニティ用のレギンスや、産後も使える授乳機能付きのカットソーやタンクトップ、授乳期にも重ね着しやすい襟ぐりが大きく開いたチュニックやワンピース、乳腺やアンダーバストを締め付けない授乳ブラなどが長く着られておすすめです。
■出産前後のファッションのポイント出産直前は、今にも「お腹を破って出てくるのではないか」と心配になる腹囲になるので、パジャマなどもマタニティサイズがおすすめです。入院時や出産後のためにも必ず授乳口付きで、特にパジャマは前開きボタンのほうが、傷の手当てをしたり、ボディクリームをこまめに塗りやすいです。
また、出産前は「こっそり胸を出せる服」なんて目線で洋服を選ぶことはありませんから「授乳期の今だけ着倒そう」という覚悟で授乳機能付きの服を買い直すこともあります。
とはいえ産後3ヶ月くらいして授乳ペースが落ち着けば、ママも少しずつ慣れてくるので産前の服と組み合わせられるようになりますよ。
外出先には授乳室もありますし、授乳ケープを使えれば買い足すのは必要最小限で大丈夫です。また、子供の安全のためにも、産後まだグラグラしている骨盤のためヒールがある靴は控えた方が良いでしょう。