ムダ毛処理の後のケアをしないとワキが黒ずむって本当?
■まずは体のコンディションチェックから意外かもしれませんが、まずは体のコンディションを確認してください。というのは、抵抗力が低下してしまう生理前にムダ毛の処理をするのはおすすめできないからです。抵抗力が万全でないと肌が敏感になっていることが多いため、炎症が起きやすくなっています。もちろん生理前でなくとも体調が優れないときも同様です。
<処理前の事前準備>
ムダ毛の処理時、ぜったいに止めてほしいのが、乾燥した肌に処理を施すことです。これはワキだけでなく脚や腕、お顔のムダ毛処理の際も同様ですが、乾燥している肌というのはわずかな刺激でダメージを受けやすくなっています。
ですから、お風呂にゆっくり浸かって肌をやわらかくしてからの処理がもっともおすすめ。もし時間がないのであれば、蒸しタオルで肌をやわらかくしたり、保湿クリームなどでマッサージをし、肌を整えてからおこなうのがよいでしょう。
■いざ! ムダ毛処理<剃る>
シェービングによる処理の場合は、肌の滑りをよくするためにシェービング剤を使用しましょう。石けんやボディシャンプーの泡を使われる方がいらっしゃいますが、毛をやわらかくする成分を配合しているシェービング剤の方が、より肌にやさしく剃ることができます。
さらに、ジェルタイプのシェービング剤であれば毛や肌の凹凸が見えますので、肌を傷つける心配が少なく処理することができます。シェービング剤がなじんだら、カミソリを持つ手を(滑って肌を傷つけないよう)きちんと洗い、肌に刃を押し付けないようにして軽いタッチで剃ります。
<抜く>
お肌のことを考えるとムダ毛を抜くことはあまりおすすめできませんが、脱毛処理をおこなう際は、脱毛器、テープ、ワックスいずれを使用する場合でも毛を短くカットしてからにしましょう。皮膚が引っ張られる力を軽減し、肌ダメージを最小限にとどめます。毛抜きで処理する際は、生え際近くの皮膚を押さえながら脱毛してください。
<溶かす>
タンパク質という体毛の成分に着目し、アルカリ性の成分を用いて毛を溶かす脱毛方法。
クリームが代表的ですね。パッチテストをかならずにおこない、用法、用量を守って処理をしてください。次のページからは処理後のケア方法をご紹介します。