美容のためだけじゃなかった! ボケ防止の水分補給~水分のお話・その4
つまり、体重50kgの高齢者の場合、必要な水分量は25kgということになり、その1~2%に相当する250~500ccの水分が不足しただけで意識障害が起こるということになります。わずかペットボトル1本相当の水分ですが、これが不足しただけで意識障害が起こるとは驚きですね。
若い世代の方ですと、認知症なんてまだ先の話と思うかもしれません。しかし、同著の中でも触れられていますが、認知症とよく似た現象として熱中症が挙げられるそうです。これらの共通点は、脱水が意識障害を起こすこと。しかも、熱中症の場合、不調を感じる前に意識から先にやられてしまうため、水分補給すらできなくなってしまうようです。
前述の書籍の著者である竹内先生は、これまでに40年間、認知症の研究に関わってこられましたが、「認知症の根底には水不足があり、その治療とケアは、水に始まり、水に終わる」と結論を出しています。具体的対策としては、高齢者の場合、「一日1,500ccの水を飲むこと、これが何より、認知症の予防と治療になる」と明言しています。
竹内先生によると、「認知症はケアすれば直る病気であり、予防もできる」そうです。その対策が、高齢者であれば水を一日1,500cc(一般の成人の場合は,000cc)だとしたならば、日々躊躇(ちゅうちょ)なく取り組めそうですよね。
もともとは美容のために水分補給を意識していましたが、それ以前に熱中症防止やボケ防止に確実につながるのだとしたならば、明日からでも、いや、今すぐにでも水分補給したくなってきます。今日から美容&健康的な体作りを習慣づけてみてください!
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