オーガストハーゲスハイマーさんに聞くアンチエイチング食事法! 【後編】
最近発売された、『スリムな身体で美しい人はこう食べている』(中央公論新社刊)でも話題を読んでいる、アンチエイジング博士のオーガスト・ハーゲスハイマーさん。
前回に引き続き、若さを保つための食事法についてお聞きしました。
オーガスト:前回、オーガスト流の食事法についてお話しましたが、毎食生野菜サラダとタンパク質を摂るのが鉄則で、さらに糖質も控えるようにしましょう。糖質を摂りすぎると活性酸素が発生して、老化の大きな原因になります。白米を食べるとしたら朝と昼に握りこぶしひとつ分だけ。夜は控えます。
安田:もちろんパンもダメですよね?
オーガスト:今の麦は遺伝子組み換えなどの改良で、昔の麦より7割多いグルテンの量が含まれています。それに、昔は石で麦を引いていたので食物繊維が残っていて糖の吸収を抑えられたのですが、今はそれを期待できません。
安田:そうなんですね!
オーガスト:もしパンを食べるとしたら、ライ麦100%のものにしてください。あとは、小麦のパンは週に1回のご褒美とか。
安田:なるほど。ご褒美にすればいいんですね! 私もオーガスト流の食事法を実践するにあたって、外でのランチがほとんどなので、炭水化物を控えるのが難しく悩みます。
オーガスト:そうですね。外食のランチだとほとんどの人が炭水化物の摂り過ぎになっています。もし和食だったら丼ものを控えて焼き魚や刺身定食にし、ご飯を半分残すのが理想。メインが肉のランチだったら、パンは食べないか、ひと口だけにします。
もしサイドメニューに野菜サラダがあったらぜひオーダーしてください。