子供の寝つきが良くなる? 民間療法「カモミール」の効能とは
■キク科アレルギーの人は要注意カモミールの抗炎症作用はアレルギー症状によいとされ、アトピーなどの皮膚炎や花粉症などに効果が期待されています。
しかし、比較的安全性が高いと言われているカモミールですが、ブタクサやヨモギなどのキク科のアレルギーのある人は要注意です。カモミールは、実はキク科の植物。それゆえ、キク科のアレルギーがある人には反応を起こす可能性があります。
不安な場合は念のためパッチテストを実施し、過去に症状が出たことのある人は、利用を避けたほうがよいでしょう。
■カモミールのおすすめの利用法特にキク科アレルギーのない人の場合、まずはハーブティがおすすめです。カモミールティーにはカフェインが入っていないので、子どもにもおすすめですし、炎症を抑える働きがあるとされるので、花粉症にも有用かもしれません。就寝前にはミルクティーにすると、とてもおいしく、リラックス効果も期待できます。
また、精油を利用しての芳香浴やスキンケアもよいでしょう。ただし、くれぐれも精油の原液をお肌に直接つけないようにしてください。
スキンケアに利用する時は、スプレーにすると使いやすいです。カモミールジャーマンもしくはローマンの精油5滴を5mlの無水エタノールに溶かし、45mlの精製水を加え、よく混ぜると、カモミールウォーターができます(この時、衣服や布などに付かないように注意してください)。
カモミールだけでなく、ラベンダーやゼラニウム、ティートリーなどの精油を、カモミールと合わせて合計5滴になるようブレンドしたスプレーもなかなかいいですよ。
お肌がつっぱるようでしたらグリセリンを5mlほど加えると保湿もできるので使い心地もよく、私も愛用しています。
昔からの薬草パワーで、穏やかに不調を改善できたらうれしいですよね。カモミールの効能を、ぜひ利用してみてください。
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