老化サインが気になる曲がり角女子へ。ハリのある透明感肌を作る3つの極意
ビューティコーディネーターの平野宏枝です。私はこれまで10代から90代の女性の方々へ美容についてアドバイスをしてきましたが、年代によって悩みはさまざま。特にお肌の衰えを感じてくる30代からのケアの仕方が、その後の40代、50代に影響してくるのです。まさにわたしも30代真っ只中なので、身をもって感じています。
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以前は気にならなかったのに、30代に入るとお肌に老化のサインが現れ始めます。例えば、血行不良やターンオーバーの乱れ・乾燥が原因で、どんよりと疲れて見えるくすみ感が増したり、今まで浴び続けてきた紫外線やホルモンバランスの影響で、メラニン色素が沈着してシミが目立つようになってきたり…。また、お肌内部のコラーゲン減少や紫外線によるシワ、たるみ、毛穴の開きも出てくるようになります。
このように、20代では感じられなかった変化が出てくるのが30代のお肌です。挙げたら悩みは尽きませんが、30代からはこのような肌の悩みそれぞれの原因に対するケアを、毎日のお手入れに組み込むことが大切です。今は安心していても、まさに「イマ」のケアが今後を左右してしまうのですよ。
■若々しく魅せる肌作りの3つ極意とは?
さて今日は、若々しく透明感のあるお肌作りのテクニック3つをご紹介しましょう。
20代はアイメイクを重要とする方も多いのですが、30代から重要視してほしいメイクのポイントはベースです! まさに目指す美しい肌とはぷるっとした透明感ある肌。みなさま、憧れますよね! そんな肌は年齢を問わず若々しく見えるもの。
逆に老けた印象になりがちな肌とは、例えばお粉やパウダーファンデーションを多く塗りすぎてかさかさになり、お面みたいになってしまっていたり、気になるシミや毛穴などを隠したいという一心でついつい厚塗りになっている肌です。
(1)スキンケアをしっかり行うまず大切なのがスキンケア。水分と油分のバランスがポイントです。徐々に年齢を重ねてくるとお肌の水分と油分は確実に減ってきます。したがって潤いがなくなり、乾燥によるシワがふえたり。ベースメイクをする前には、しっかりとした保湿をすることが美肌のポイントです。基礎であるお肌のキメを整えて、美しく保っていれば、その後にのせるメイクアップも少しの量ですみますからね。また水分だけではなく、オイルや乳液などの油分も必要なのでたっぷりプラスしてあげましょう。