若いからって油断してない? 10年後も自慢のパーツを輝かせるために今すべきこと
みなさんには、自分の武器になる「自慢のパーツ」がありますか? 女子がキレイを目指すとき、コンプレックス(欠点)をカバーして乗り越えるには苦しい努力が必要ですが、「褒められパーツ」をより魅力的に見せる工夫は何だか楽しくて、気分をアゲてくれるもの。そう、女子は誰でも、褒められてこそ伸びるんです!
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私の周囲を見渡しても、パッチリ目のA美は誰よりも早くまつげエクステを始めたし、ぽってり唇がセクシーなE子はさらにヒアルロン酸を充填。ぽっちゃり体型で愛されキャラのKは年中「痩せなきゃー」と言いつつも、自慢のバストとヒップラインを強調して見せる服選びが実に上手。そして漆黒のウルツヤ髪が自慢のN子は昔からストレートのロングヘアがトレードマーク。
みんな、コンプレックスを自分なりにはね飛ばしながら、前向きで、自信に満ちていて、人生楽しそうなことは確かです。
ふと鏡に映った自分の姿に驚いて…
ところが、数年ぶりに再会したN子が自慢のロングヘアをばっさりカットして、まるで別人のショートボブに。「もったいない!なんで切っちゃったの!?」と尋ねると、「だってさ、なんか気付いたら『怖い女』みたいになってて…」
なんでも、30代半ば頃から明らかに髪質が変化し始め、かつてはサラリとなめらかだった感触がゴワつくように。ストレートパーマやヘアアイロンでがんばっていたものの、ある日ふと窓ガラスに映った自分の姿にショックを受けたのだそう。自慢パーツを失ってしまい、浮かない顔のN子を慰めようと、ショートボブを必死で褒めちぎる私。でも正直、筆者自身にも若干心当たりが。「確かに、髪の質感は変わってきている」と…。
肌と同じように髪にも「曲がり角」があった
知り合いの毛髪診断士のHさんにこの話をすると、当然といった顔で「35歳は髪の曲がり角って言いますからね」とキッパリ。原因は、乾燥やストレス、パーマやカラーリングによるダメージなど様々だけれど、何と言っても加齢によるものが大きいとのこと。さらに、
「若いときに比べると、髪内部の水分と脂質のバランスが乱れて、毛髪成分が偏ってしまいます。これがうねりやくせ・パサつきを引き起こします。髪も傷むので、ケミカルダメージも残りやすくなるし…」
と、Hさん。えー! まるで枯れ木のようじゃないですか…(涙)さらに…