道端カレンさんインタビュー! いま改めて語る 「美と健康の秘訣」 とは? (後編)
道端カレンさんにお話を聞く
2回目。前編では、「美しさは健康の先にある」「食事・運動・睡眠、3つのうちどれが欠けても健康でいられない」というカレンさんの生活スタイルから、
食事と睡眠についてうかがいました。後半は、カレンさんの美しさを支えている
運動についてです。
運動が続かない人へのオススメは、カレンさん自身も効果を感じた「ラジオ体操」一昔前のモデルは、運動をして筋肉をつけることなどは重要視されていませんでしたが、カレンさんは日常的に水泳やランニングを行っています。いつのまにかロードバイクやトライアスロンの大会に出場するほどのスポーツ好きになったとか。自宅には、自転車の車輪を固定して漕ぐことができるようにし、ロードレースをイメージしたトレーニングをしたり、エアロバイクのように使ったり。
カレンさんほどではないにしろ、アラフォー女子はやはり多忙。美と健康のためには、運動をしたほうがいいと頭でわかってはいても、なかなか始められない。
または、始めても長続きしない人が少なくありません。カレンさんのように運動習慣を身につけるコツはあるのでしょうか?
「運動を始めたのは、25歳で出産してからなんですよ。産後、食事制限だけでは体重は落ちても見た目は良くならないと思ったので、ヨガと筋トレを始めたんです。そこでボディメイクの意味が体感としてわかった感じでした。
28歳で二人目を産んだとき、また運動すれば体型は戻せるなと思っていたんですけど、『あれ、運動時間がないや』と気づいた。新生児を置いて、走りにもジムにも行けないじゃないですか。その頃、上の子とテレビを見ていたら、朝6時半から
ラジオ体操をやってたんです。私もやってみましたよ、ラジオ体操のテレビ版を。
そしたらこれがすごくいい。テレビ版ラジオ体操の良さは、目の前で見本をやって見せてくれるということ。1人でやるのじゃないので、体操がよくわかる。たったの3分間なんですけど、真剣にやると汗もかきます。しかも、継続できると
達成感も
満足感もあったりするんですよ。
たとえば、これからダイエットしたいと思ってシューズを買って走りに行っても、たぶん続かない人が多いですよね。私もそうでしたけど、三日坊主になっちゃうんです。すると、やっぱり自分はダメだと思ってしまう。
でも、
自己肯定は大事なんです。自分はやってるという
満足感や、運動した
気持ちよさ、ポジティブな要素が乗って来ないとなかなか継続できない。30分のランニングや筋トレはできなくても、
3分のラジオ体操ならできる。それで達成感が得られるなんてすごいことでしょう」