ランニング&ウォーキングの足の痛み、今度こそ解消!
重要なのはシューズより「インソール」!とはいえ、炎症が起きる前に、せめて痛みが出る前に、
予防策はないのでしょうか? よくシューズが合っていないと痛みが出ると言われますが…?
「シューズも大事ですが、もっと大切なのは
インソールでしょうね。アスリートなどは
インソールが命と言われるほど。健康のために痛みが出る手前でやめる程度ならいのですが、レベルアップしたり、パフォーマンス向上のためには、インソールはとても
重要なんです。
インソールにもいろいろありますが、身体機能を向上させるために開発されたスポーツ用のものを選ぶこと。また、アドバイザーがきちんといるお店で購入するのが鉄則です。市販のインソールは足に合わない場合もあるので、自分の足に合ったオーダーメードのインソールを作成することをおススメします」(桑原先生)
そのレベルのインソールは土踏まずやかかとの部分が非常に硬く、アーチも驚くほど
立体的にできています。インソール自体で足をガッチリ
ホールドしてくれるといった感じです。
「インソール」を選ぶときのポイントランやウォーク用のシューズは、つま先に
1〜2cm余裕があるものがよいとわれますが、インソールだって同じこと。
それどころか、
シューズよりインソールを先に選んでも全く問題ないのです。
というのも、シューズを選ぶときには、シューズ内が見えるわけではないので、つま先にどの程度余裕があるのかはわかりません。でも、インソールはサイズが目に見えているので意外にわかりやすい! 自分の足裏のアーチが合うインソールを床に置いて足を乗せ、いちばん長い指より先に1〜2cm余裕があり、横幅など、インソールからはみ出していないかどうか、確認しながら選びましょう。
きちんとしたインソールを装着することで、足底筋膜炎だけでなく、
タコや
ウオノメなど足のさまざまなトラブルは治癒することが少なくありません。
「私のクリニックでは、オーダーメイドのインソールを処方しています。痛みなどの症状が強い場合のインソールは、
保険適用になることもありますよ」(桑原先生)