汚れた雑巾を乗せていることと同じ!? メイクを落とさずに寝てしまったときの対処法
忙しいからと、ついついメイクしたままベッドへなだれこみ、翌朝後悔した! なんて経験をした女性は多いのではないでしょうか? 肌に悪いとわかっていながらも、疲れや眠気に負けてしまうこともあります。
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そこで、美白・美容のスペシャリストである株式会社天真堂の幸田八州雄社長に、メイクしたまま寝た場合の肌への影響や対処法を教えてもらいました!
■メイクをしたまま寝ると肌はどうなる?
「メイクを落とさずに寝るということは、汚れた雑巾を顔に乗せたまま寝ているということと同じだと思ってください」と、幸田氏。雑菌だらけの汚れた雑巾が顔に…想像しただけで鳥肌が立ちそうです。
「1日くらいは別にいいじゃない?」と思ってしまいがちですが、たった1日でも肌が受けるダメージは非常に大きいのだとか。
イギリスで行われた実験で、ひとりの女性にはきちんとメイクを落として寝てもらい、もうひとりにはメイクをしたまま寝てもらうということを1か月間続けたそうです。
その結果、メイクを落とさずに寝た女性は、たった1か月で10歳も肌年齢が上がってしまったのだとか。急激な変化はみられないかもしれませんが、どんどん老化が進んでいるということが実証されたと幸田氏はいいます。
バタバタすることも多い年末年始。
わかってはいてもメイクを落とせない日もでてきます。そんなときは、どんな対策を打てばいいのでしょうか?
■1.毛穴をしっかり開いて、メイクオフ
「手軽にできるのは、蒸しタオルを顔に乗せて毛穴を開いた後、洗顔する方法です」と、幸田氏。メイクと肌の密着度が高くなっている状態のため、毛穴を開いて汚れをしっかり取ってあげることが大切なのだそう。
時間がある人は、サウナに入ったり、熱めのお風呂に長くつかるのがオススメのようです。汗を思いっきりかいて毛穴を開いてから、洗顔フォームでやさしくていねいに洗うとメイクがしっかり落ちるそうです。