2016年3月3日 15:00|ウーマンエキサイト
基本は月1回でOK!? トラブルに悩まされないための正しい耳掃除とは
3月3日は「耳の日」です。誰に教わるでもなく、日ごろなんとなくやっている耳掃除。じつは、意外な危険が潜んでいることを知っていますか?
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ついやってしまいがちなまちがいや、耳にやさしい掃除の方法を紹介します。
■耳掃除は月1で十分(ただしネチョネチョ派は注意)
「耳あか=ゴミ、汚い不要物」という印象ですよね。ところが、ほこりや細かなゴミ、汚れなどから鼓膜を守ったり、耳を保護する役割があるともいわれています。
そんな耳あかですが、じつは自然と耳の外に出ていくようにできています。食事や会話、あくびやせきなど、日常生活のなかであごを動かすシーンは多々ありますが、その際に古く必要のない耳あかは排出されていく…というわけです。
基本的に耳掃除は月1回、2~3分程度で十分。
ですが、これはカサカサ耳あかの話で、ネチョネチョ耳あかは自然排出されにくく、たまりやすいので要注意です。
ちなみに、日本人の約6割はカサカサ、4割がネチョネチョタイプとのこと。耳あか腺という油を分泌する腺の量によってタイプわけされるそうです。
■正しい耳掃除は「入口だけ」
市販の綿棒は太く、耳あかを押しこんでしまうことがあります。専門医のなかには、ベビー用の細い綿棒をすすめる方もいるとか。
いずれにしても、耳の穴から1センチ程度のところを綿棒でやさしくぬぐってください。誰かの耳掃除をするときは、耳をピンと引っぱってまっすぐにし、よく見える場所だけにしましょう。
鼓膜は耳の穴から3センチ程度のところにあるので、奥を触らないように要注意。
ガサゴソという音がしたり、痛みを感じるときは、鼓膜に触れているおそれもあります。