「間違った糖質制限」に喝! あなたの糖質制限は安全ですか?
タンパク質が足りないと
不眠やイライラ、精神面へも影響が!タンパク質は
神経伝達物質の材料でもあるため、タンパク質不足は精神面にも影響を及ぼします。神経伝達物質の中でも特に顕著なのは
「セロトニン」不足。気分を安定させて睡眠や体温のリズムを保働きのあるセロトニンは
安眠を誘うホルモンをつくる材料でもあるため、タンパク質不足は
不眠にもつながるのです。
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「そして、落ち込む、イライラする、うつっぽいなどの精神症状。これは
女性ホルモンの低下でも起こるものですが、実は単純に
タンパク質不足であることも少なくありません。びっくりでしょう? そういう患者さんにタンパク質をしっかり摂ってもらうと、急によく眠れるようになったり、うつっぽい症状も軽くなることがあるほど。タンパク質から神経伝達物質がつくられるときには、
ビタミンB群が必要なので、これも欠乏しないように気をつけます。
また、タンパク質を多く摂ると、アミノ酸が増えて血液が
酸性に傾きやすくなりますが、それを中和するのにアルカリ金属が消費されます。
アルカリ金属のひとつ、
マグネシウムはセロトニンの合成にも欠かせないもの。妙にイライラしていたらマグネシウム不足も疑ってみましょう」(斎藤先生)
『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット』(斎藤糧三/講談社)より