連載記事:大人のカラダ相談室
顔や足の「むくみ」、それって慢性的な●●●不足かも?!【大人のカラダ相談室 Vol.2】
Q. 昼間から顔や体がむくんだように感じ、脚も気がつくとパンパンに。なんだか足が太くなったような気もします。改善できますか? (34歳女性 子供1歳 時短勤務中)
A. たんぱく質不足やカリウム不足のため、むくんでいる可能性もあります。まずは食生活を見直してみましょう。さらに、運動による筋力アップや入浴時の脚マッサージの併用もオススメします。
体のむくみが気になるなら、まずは普段の食生活を振り返ってみましょう。子育てや仕事で忙しく、慌ただしい朝はつい手軽に菓子パン、ランチはパスタやカレー、ラーメンなど
炭水化物に偏った食生活に偏りがち。このように
糖質が多い食生活は、
慢性的なたんぱく質不足に陥りやすく、それが
むくみの原因になっている可能性もあります。
「たんぱく質」不足がむくみを引き起こす理由
現代人は、知らず知らずのうちに、
アルブミンという血液中を流れるたんぱく質が低下している可能性があります。アルブミンとは
たんぱく質の一種で、水分をしっかり血中に戻してくれる役目も果たしているため、不足すると水分を血管に取り込む圧力が
弱くなり、
水分がたまりやすくなるというわけです。
大人のカラダ相談室 第一回:糖質ダイエット の回でもお話していますが、毎食、たんぱく質は
「手のひら 一枚分」の厚さと大きさを目安に、しっかりとりましょう。(肉、魚、卵、豆腐など)私は足りないと感じた時は、おやつに
ナッツ類や
小魚スナックを食べたりして補っています。
© sharaku1216 - Fotolia.com
自分ではしっかりたんぱく質を食べているつもりでも、加齢とともに
消化能力が低下して、しっかりと消化・吸収できていない可能性もあります。疲れた時は、無理に肉や魚を食べようとせずに、
豆類などを上手に料理に取り入れましょう。