2016年6月13日 12:00|ウーマンエキサイト

夢を見る? 寝汗をかく? 症状別「不眠」に役立つ漢方4選


■不安や焦りが原因の不眠には…

「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」

「抑肝散加陳皮半夏」は、子どものひきつけなどに用いる漢方(抑肝散・よくかんさん)に、サトイモ科の植物「半夏」と、ミカンの皮である「陳皮(ちんぴ)」をプラスしたもの。半夏には鎮静、陳皮にはリラックス作用があり、虚弱体質の人に処方されます。

服用することで感情をコントロールしやすくなり、“神経が高まって眠れない”という不安や焦りが原因となる不眠症に役立ちます。筋肉のこわばりをほぐす作用もあるので、足腰のだるさ解消にも期待できるそう。

なお、もとになった「抑肝散」も不眠症に効果があり、緊張を和らげる「茯苓(ぶくりょう)」という生薬が含まれています。


■寝汗や、体が熱く感じる人には…

「黄連阿膠湯(おうれんあきょうとう)」

「黄連阿膠湯」には、解熱作用がある「黄連」という植物が含まれています。寝汗をかいたり、体が熱く感じる、顔がほてるなどの症状によって寝付けない人におすすめです。

こうした症状は、冷え性や乾燥肌の女性に多く見られるそう。そのため、体を温めたり、肌にうるおいを与えたりすることも大切です。

「ただ眠れないだけなのに、薬を飲むのはよくない」と考えるかもしれませんが、どうしてもつらいときには頼ってもいいと思います。不眠を解消すれば、子どもの前でも笑顔でいられるはず。家族にとってなにが幸せなことなのかを考えて、選択していきたいですね。


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