髪を傷めない? ドライヤーをかけたほうがいい理由

ドライヤーの熱は髪を傷めるという印象がありますが、実はドライヤーを使ったほうが髪を美しく保つことができるという話もあるのです。そこで知っていそうで知らない、ドライヤーの使い方を紹介します。

目次

・髪の生乾きは悪臭の元にも
・ドライヤーの風は上から下へ
・温度よりも風量に注目


髪を傷めない? ドライヤーをかけたほうがいい理由

© JenkoAtaman - Fotolia.com


■髪の生乾きは悪臭の元にも

夏、ついつい暑くてドライヤーをさぼりがち。でも、生乾きのまま寝てしまうと、髪同士が付着し合い、無理やりブラシをかけようとすると、キューティクルを傷める原因になるそうです。また、生乾きの状態のまま寝てしまうと、頭皮に菌が増殖しやすく、嫌な臭いの原因にもなるのです。

そこで活躍してくれるのがドライヤー。熱風で髪を痛めるのでは? などと心配もありますが、かけ方次第では、むしろ髪&頭皮トラブルを避けることができます。


■ドライヤーの風は上から下へ

まず、洗髪後にドライヤーをかけるときには、事前に軽くタオルで水気をとっておくといいでしょう。ただし、水分を含んだ髪はキューティクルが剥がれやすくなっているので、あまりゴシゴシとはふかないように気を付けます。

その後にドライヤーをかけますが、傷んでいる毛先は水分が抜けやすく乾きやすいので、根本から乾かしていきます。あまりドライヤーは近づけすぎず、10cmは離すこと。また、風をあてる方向は上から下へが基本。下から上に向けて風を与えると、キューティクルが開いてしまいます。

とくに髪にボリュームが欲しい人は、ドライヤーを持っていない、空いているほうの手で根元を押し上げるようにして乾かすとよいようです。

そして髪が7~8分ほど乾いたら冷風に切り替えます。
洗髪後、キューティクルが開いたままだと、どんどん水分が逃げていきますが、冷風にすることで髪が収縮し、開いていたキューティクルがきゅっと閉じるからです。


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