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キケンから子どもを守る 夏の「ドキッと体験」緊急対処法

キケンから子どもを守る 夏の「ドキッと体験」緊急対処法

いよいよ夏本番! 子どもが長期休みに入り、楽しいことも増える半面、危険や誘惑も多くなり、とまどうワーキングマザーたちも多いのでは。そこで、夏休みに起こりがちな「もしも」にそなえた対処法をご紹介。「学童に行きたくない!」「友達と遊びたい!」そんなときどうすればいいのでしょうか。日中さまざまなドキッとするシチュエーションを想定し、リアルに使える情報をお届けします。

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夏の肌にはキケンがいっぱい! 親子でできる虫刺されと日焼けの応急処置

ウーマンエキサイト

■日焼けしたときの応急処置は?


次は日焼けのトラブル。
夏の日差しは思いのほか強く、遊びに夢中になっているうちに、うっかり日焼けさせてしまった…。そんなときはどうすればよいのでしょうか?

夏の肌にはキケンがいっぱい! 親子でできる虫刺されと日焼けの応急処置

(c) cherryandbees - Fotolia.com


「自分でできる日焼けの応急処置のステップは2つ。まずは冷やすこと。そのあとに保湿です」(鳥海先生)

冷やし方は、保冷剤をガーゼハンカチにくるんだり、冷水で湿らせたタオルをあてたり。保湿剤は、油分の多いクリームタイプだと刺激になることもあるので、サラサラした乳液タイプがおすすめだそうです。

「それから水分を多めに摂るのもポイント。日焼けしていると皮膚から水分が奪われ、体の中もちょっと乾いている状態になっています。また、早く寝ることも大事。
体全体が刺激をうけてデリケートな状態になっているので、早めに寝かせて体の回復を促してあげてください」(鳥海先生)

■病院に行ったほうがいいレベルの日焼けとは?


「病院に行かなくてもいいのは、赤みがあって火照っているものの、痛いほどではない状態。逆にひきつれた感じがあったり、痛みを感じたりするときは、受診したほうがいいです」(鳥海先生)

とくに急いで病院に行った方がいいのは、水ぶくれがたくさんできてしまったようなケース。そこまでいくと子どもも痛くて寝られないかもしれません。

■まずはトラブルを起こさない対策が大事


虫刺されも日焼けも、大事なのはトラブルを起こさない事前対策です。

「子どもの肌に適した虫よけ剤や日焼け止めを用意し、用法や回数を守って使いましょう。長袖・長ズボンで露出を少なくすることも対策になります」(鳥海先生)

病院に行く場合、皮膚のトラブルだけでほかに症状がなければ、小児科ではなく皮膚科でもよいそうです。より専門的な処置ができることもあるし、小児科より夏風邪など感染症をもらう確率が少なくてすみます。

■ママのケアも忘れずに


最後に子どもだけでなく、ママ自身のケアも忘れずに。
大人になると虫刺され跡も消えづらいので、爪を立てて掻いたりしないよう、大人用のかゆみ止めも用意しておくと安心。

また、うっかり日焼けに備えて、シートマスクのようなたっぷり保湿できるアイテムもあるといいですね。

いざというときの正しい処置を覚えておいて、親子で夏のレジャーを満喫したいですね!

一冊あれば安心! 鳥海佳代子先生の著書
(KADOKAWA中経出版)


『小児科医が教える 子どもが病気のときどうすればいいかがわかる本』
「肌が荒れたとき」「お腹をこわしたとき」「熱を出したとき」など、子どもの症状別に具体的なホームケアのポイントと受診のコツがわかりやすくまとめられている一冊です。「小児科医ママの子育て応援ブログ」もチェック! http://ameblo.jp/nemotokayoko/

 
 
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