イタリアのママは手を抜かない! 妊娠中にできるハンドケアのコツ
イタリアの産婦人科で見るママのみなさんは、8割がたハンドケアに余念がありません。マニキュアやジェルネイルは当たり前、診察の待ち時間にハンドクリームで手のケア、という光景をよく見ます。
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その話を義母にしたところ「ボディのお手入れは私もやったけど、手先はどうしても後回しになりがちだった。特に、ここは年齢が出るからね。あんたも油断しないほうがいいわよ」と言われ、普段ほったらかしのズボラな自分を反省したものです。
きれいでいることに手を抜かないイタリアママが実践している「ハンドケアのコツ」についてご紹介しましょう。
■オイル+クリーム+ラップで手先をパック
5年前に知人女性が妊娠したとき、彼女は手足の肌荒れに悩まされていました。
「元々吹き出物がよく顔に出ていた。
でも妊娠がわかってからは体質が変わったのか、吹き出物が治まるかわりに手足がいつもガサガサだった」と当時を振り返っていましたが、特に忘れられないのは「財布の中で小銭を探しただけで人差し指の先がぱっくり割れた」ことだったそうです。
ハンドクリームを塗るだけではどうにもならなかった彼女が考えたのは、オイルとクリームのダブル使いでした。寝る30分ほど前に保湿オイルをつけなじませた後、ハンドクリームを厚めに塗った上でラップするのが彼女のコツです。
ラップだけでははがれてしまうため、さらに夫の毛糸のミトンをはめて寝るのを習慣にしたところ、少しづつ指先の皮膚を快復させるのに成功。臨月に入るころは、肌荒れが始まる前よりもきれいな肌になったといいます。今は夏に向けて、同じ方法でかかとのお手入れ中だとか。