デリケートゾーンのかゆみ対策にも 「夏の生理」を快適に過ごすコツ
■生理前、生理中の「甘いもの」は控えめに
生理前や生理中に、なんだか甘いものがむしょうにほしくなる女性もいるかもしれませんが、できれば控えめが吉です。糖分の撮りすぎは尿の成分へも影響するため、とくに生理中の場合はかゆみのもととなる雑菌が繁殖しやすい環境になることがあります。
■せっけんでごしごし洗わない
清潔を保つために、せっけんやボディーソープでしっかり洗いたくなりますが、デリケートゾーンにはもともと自浄作用(自然に、きれいを保とうとする力)がそなわっています。せっけんなどで洗いすぎると、必要な皮脂やよいはたらきをする菌なども取り除いてしまうため、お湯でやさしく洗い流すくらいが◎です。
■アンダーヘアはカットする程度
生理をより快適に過ごしたいなどの理由から、ハイジニーナやブラジリアンワックスなどで、アンダーヘアの脱毛を検討しているママが増えています。
毛のお手入れで雑菌の繁殖を減らせる意味では、かゆみ対策のひとつの手段といえそうですが、じつは、アンダーヘアにはセンシティブな部分に雑菌が侵入するのをガードする役割があるため、お手入れをすることでかえって雑菌などが入りやすくなってしまうことも。
ちくちくしない長さにカットする程度が、トラブルにつながりにくい適度なお手入れ方法です。
女性にとって、生理は健康のバロメータでもあります。
日々の生活の工夫でトラブルがおこりにくいからだに整えて、生理と上手におつきあいしていけるとよいですね。
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