早い人は30代から!? 気付かぬうちに始まる「初期老眼」をセルフチェック


■自分に合うメガネをつくることが重要

上で挙げた症状を自覚している人は、本当に老眼なのか、ほかの目の病気か調べるために、まずは眼科を受診しましょう。

老眼だった場合は、眼科で検査をして処方箋をもらった上で、メガネ専門店で自分に合った老眼鏡や遠近両用メガネを作ってもらうことが大切です。検査を受けずに安価な市販の老眼鏡を買って使うと、かえって目の疲れや老眼の症状を悪化させることもあるそうです。

早い人は30代から!? 気付かぬうちに始まる「初期老眼」をセルフチェック

© Syda Productions - Fotolia.com


ちなみに老眼鏡とは、一般的に、老眼の人に合わせて、近くを見るために作られたメガネのことを指します。装着したまま遠くを見ると視界がぼやけるので、デスクワークや読書をするとき以外は外す必要があります。

一方、遠近両用メガネは、一枚のレンズに遠くを見るためのレンズと近くを見るためのレンズが入っているので、しょっちゅう着け外しをする必要がありません。

女性の場合、「この年で老眼用のメガネなんて恥ずかしい」と感じる人も多いと思いますが、最近では、周囲には遠近両用だとは気づかれにくいおしゃれなメガネが豊富。遠近両用のコンタクトレンズも販売されています。


遠近両用メガネ、遠近両用コンタクトレンズにもさまざまな種類があり、どんなものが自分に合うかはライフスタイルによっても異なります。シーンによって、メガネとコンタクトレンズを使い分けるのもひとつの手です。相談しやすい眼科とメガネ店を見つけて、自分に合ったメガネ、レンズを選びましょう。

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