2週間でニキビも乾燥もきれいに? スーパー大麦で「食べる」エイジレスな肌づくり!
平田先生もびっくり! 「スーパー大麦」のトライアルから、2週間でお肌にどんな変化が…?
(平田先生)腸とお肌の関係を知るうえで、とても興味深いデータが出ています。
普段から便秘気味で、肌荒れしやすい傾向にある20~40代の女性30名に、スーパー大麦のシリアルバーを朝食に1本、4週間食べていただき、お肌とおなかの調子の変化を追う試験をおこないました。
その結果、ほぼすべての女性が食べ始めて「お肌によい効果を感じられた」と報告しています。
臨床試験の対象は、20~40代の、排便回数が週3~5回で肌荒れ傾向のある女性30名。 1日14.7gのスーパー大麦を4週間摂取し、摂取前後の肌の水分量、油分量、弾力などの変化をアンケート調査および機械測定で評価した。 摂取前後の肌質の変化のアンケートでは、潤い感、ツヤ、ハリ・弾力のいずれも、改善したという自覚が得られた。 (監修:医学博士 私のクリニック目白院長 平田雅子先生)
この肌試験は、2016年の2~3月におこなっています。ちょうど空気が乾燥し、花粉などの影響もあるためお肌のコンディションが揺らぎやすく、この時期に美容系の試験データをとってもあまりかんばしくないことが多いのですが、結果はグラフのとおり、うるおい感、ツヤ、ハリ・弾力といった項目において、右肩上がりになりました。
スーパー大麦を食べ始めてから早い人で1~2週間後には、お肌にうれしい変化を感じられた女性が多くいらっしゃいました。
体質や肌質はひとりひとり異なりますから、たとえば化粧品などのテストでは、よい変化があったりなかったりと、個人差があらわれるものなのです。それだけに、スーパー大麦のようにほぼすべての女性が効果を実感できるケースはとても珍しく、私も驚いています。
また、今回の試験ではおなかの調子もヒアリングしています。スーパー大麦を食べ始める前は便秘気味でやや困っていた女性が、1週間を過ぎたあたりから「あまり困らなくなった」と回答しており、お肌のコンディションだけでなく、お通じも改善していることがわかりました。別に実施した整腸評価試験でも、便通が2週間目に改善したという結果がでています。
排便回数が週3~5回の健康な男女18名(20~65歳)が、1日3回の食事の前にスーパー大麦で作ったショートバー1本またはクッキー2枚を交互に4週間摂取した。スーパー大麦の摂取量は1日12g~48g。摂取後2週目から排便回数が増加し、整腸作用があることが確認された (監修:帝京平成大学 健康メディカル学部 健康栄養学科 松井輝明教授)
被験者の方に食べていただいたスーパー大麦は、腸にすむ腸内細菌叢(腸内フローラ)のエサとなる食物繊維を豊富に含んだ食材です。腸内フローラは、とくに大腸の奥のほうに多く存在しているため、そこまでエサを届かせるのは難しいとされていました。
ですが、今回の試験でほとんどの方にお通じの改善がみられたとの結果からも、スーパー大麦の食物繊維がきちんと大腸の奥まで届き、腸内フローラの活性化に一役買っていることがわかります。
腸内フローラが元気になり、腸内環境に変化が起こった結果として、お肌にもよい影響があらわれたと考えてよいでしょう。