抱っこの姿勢が悪いとぽっこりおなかに!? ママのための簡単エクササイズ

腹筋運動をしたり、食事に気をつけたダイエットをしたりしているのにおなかだけがやせない…。ママたちが抱えるボディの悩みのひとつですよね。

目次

・「PC作業」と「抱っこ」がワーママ肋骨を開かせる!?
・肋骨の開きを解消する「ゆるめケア」をはじめよう
・村木さんおすすめ! テニスボールを使った簡単ケアの方法


子どもを抱っこする女性

© Africa Studio - Fotolia.com



30代後半の女性のぽっこりおなかの原因を「肋骨(ろっこつ)が開いているせいかも」というのは、アンチエイジングデザイナーの村木宏衣さん。「え! 肋骨が開いているってなに!?」ということで、詳しく伺ってみました。

■「PC作業」と「抱っこ」がワーママ肋骨を開かせる!?

「肋骨は背骨につながった、内臓を覆っている骨のこと。正しい位置にあれば、内臓をしっかりホールドしてくれますが、前傾姿勢が習慣になってしまうと、腰に近い、背骨の下側についている肋骨が開いてしまいます。すると、胃や腸が下がってしまい、下腹がぽっこりしてしまうんです」(村木さん)

たとえば、勤務中のデスクワーク。集中していると、つい、猫背になってしまうことがありますよね。
肩や首がコッてバキバキになっているとき、知らず知らずの間に肋骨が開いてしまっているのかもしれません。

また、小さいお子さんがいるママにとって、「抱っこ」は日常。このときも子どもの重さで前傾姿勢に。

「しかも、バランスをとるために反り腰になってしまいますよね。そうすると、ますます肋骨が開き、おなかが前へ出てしまいます」(村木さん)

■肋骨の開きを解消する「ゆるめケア」をはじめよう

では、肋骨を正しくケアするにはどうしたらいいのでしょうか。

「まずは、正しい姿勢を心がけることです。壁にかかとと背中をつけて立ち、あごを引いて後頭部と肘もつけます。その状態を自然な呼吸で1分から2分キープします。
毎日続ければ、肋骨が意識されて正しい位置に戻ってきます。

とても手軽な方法ですが、いきなりやろうとすると意外にキツイと感じる方も多いようです。それは、体の筋肉が固くなってしまっているせい。そういう場合は、ほぐすケアから始めるのがおすすめです」(村木さん)


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