産後は美乳づくりの最大のチャンス! 「垂れない! しぼまない! ママになっても美おっぱい」基礎編
妊娠出産をきっかけに、女性は第二次性徴期以来の
おっぱい変革期を迎えます。「できれば産後も美乳でいたい」というのは全てのママたちの願いですが、授乳・卒乳期を経ておっぱいがガラリと変化してしまうことも…!
そんなママたちの不安に
「産後は美乳づくりの最大のチャンス! 元のおっぱいよりも、ふんわり大きくすることも夢じゃない」というのは、美乳研究家でありながら保育士の資格経験もあるMACOさん。ご自身も出産を経て、現在子育て奮闘中です。
そんなMACOさん流のメソッドを、ママの間で話題の著書『垂れない! しぼまない! ママになっても美おっぱい』から紹介します。
■ノーブラ上等! 産後はおっぱい混乱期
妊娠・出産はおっぱいにとっても大きな転換期。産後の育児は24時間休みなしであっという間に過ぎていきます。赤ちゃん優先の生活で、おっぱいはまるで母乳製造機! 授乳しやすいからと、マタニティブラやカップ付きキャミソール、ずっと家にいる日はノーブラで過ごしがちにもなることも。内心とまどいを感じるママもいることでしょう。
とはいえ、授乳期のおっぱいは今までで
一番サイズの大きなおっぱいです。授乳期はまだまだ敏感でもあるので、ここでムリなケアする必要はありません。まずはきちんとおっぱいの構造や状態を知っておいて、ふだん気にすべきポイントを押さえておくことが大切です。
■産後は美乳づくりの最大のチャンスだけど…トラップがいっぱい!
それにしても、産後に授乳を終えたおっぱいは、なぜしぼんだり垂れてしまいがちなのでしょうか。その理由は、おっぱいの構造にあります。
おっぱいは、土台となる筋肉の上でじん帯と皮膚が乳房を支えています。筋肉や皮膚はケアで改善することができますが、おっぱいの内部にある
クーパーじん帯はゴムのようなもので、伸縮を繰り返しているとだら~っと伸び切ってしまいます。
そしてなんと伸び切ったゴムが元に戻らないのと同様に、
一度伸び切ったクーパーじん帯は完全には再生しないのです。そのため、日常的に「伸ばさない」、不必要に「揺らさない」ことが重要となりますが、産後ママの生活にはトラップがいっぱい。授乳や抱っこで
前かがみの悪い姿勢になるだけでクーパーじん帯は引っ張られ、
たれ乳や離れ乳のリスクは高まります。
また、産後「自分史上最大」にサイズアップしたおっぱいは、授乳の役割を終えると元のサイズに戻っていきます。
このときのおっぱいを
風船に例えるとわかりやすいのですが、膨らます前は伸縮性があり、膨らみ切るとハリやつやが出てきれいなのに、そのあとに空気を抜くと
伸縮性は弱くなり、しわしわに…。
「もともとあんまり大きくないから関係ないわ」と思っていても、実は油断は禁物だとか。
「小さめサイズであっても垂れます、離れます、はみ出ます」と、MACOさんは言います。