ポカポカ陽気なのに、なんだかダルい…と感じたら、ヨガで心身のバランスを取り戻そう!
外はポカポカ陽気なのになんだかダルい。子どもも自分も新しい生活に慣れなくて落ち込む…そんな自分にイライラしてしまうこと、ありませんか?
そんな人に試してほしい方法を、日本にヨガをいち早く広めたヨガマスター吉川めいさん、ヨガインストラクターとしても活躍しているモデルの野沢和香さんに教えてもらいました!
吉川めいさんが主宰する
「コンセプトスタジオveda」は、ヨガを中心としたライフスタイル改善プログラムを提供してくれる場所。ヨガがメインでありながらも「ヨガスタジオ」ではなく「コンセプトスタジオ」なのは、Body/Mind/Spirit(カラダ・心・精神)をまるっと包括的にとらえ、さまざまなワークショップやプログラムを用意し、
本当の意味で心と身体の栄養を考え、バランスを整えることができるから。
ヨガは自分の軸に気づくことができる、人と比べないメソッド
ーー今の時代だからこそ、ヨガが必要だと改めて感じられたのは、なぜでしょう。
吉川「ヨガは、ポーズに目が行きがちで、運動のひとつと思われている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、
本来のヨガは、呼吸を通して今の自分を見つめること。さまざまなポーズは、それに気付きやすくしてくれるものです。不安が蔓延する時代に、自分の感情とどう付き合っていくか。
それをサポートするものとして、ヨガはとてもいいと思います。私は、震災後、困難な中でもvedaを続けることで、人々がハッピーにヘルシーになることを応援していきたいと思いました」
ーーヨガの呼吸を正しく行うことで、どのような変化を感じられるのでしょう。
吉川「私自身の話ですが、心身の調子がすぐれず、不眠に悩まされていた時期がありました。その後、ヨガと出会い、呼吸を整えるだけで心身が変わること、精神的なストレスが肉体の不調の要因になっていたことがわかったのです。
ヨガは人と比べないメソッド。道具もほとんど必要ないですし、いつでもどこでも行えることも魅力です。身体と心と呼吸が整うと、自分の軸にきちんと気づくことができて、健やかな毎日を送ることができると感じています」
ーー忙しく過ごしている女性でもヨガを日常に取り入れることは可能でしょうか。
吉川「人間には7万2千の神経経路がありますが、ヨガはストレッチと呼吸で、それらに働きかけていきます。
7万2千の神経経路を意識するのは無理なので(笑)ヨガでは右、左、中心という主に3つに分けて考えます。パソコンを日常的に使う方も多いと思いますが、この中心を整えることで、ねこ背が緩和されたり、首や肩のこり、頭痛なども軽減する方が多いです。
忙しくしていると、心ここにあらず、といった状態が増えてしまいますが、ヨガによる瞑想で、今ここにいることに意識を向けることができます。
人生には、苦しみや悲しいこともあります。ですが、瞑想をすることで、苦しいことを苦しいと感じるだけでなく、自分を客観視して、観察する静かな心を持つレッスンにもなります。苦しさは変わらないけれど、苦しさに飲み込まれてしまうのではなく、自分は今、苦しい状態にいるのだな、と思う。それだけで
苦しさの感じ方は変わります。仕事、家事、育児、さまざまなことに忙しくて自分のことが後回しになってしまう女性にこそ、ヨガ、そしてメディテーションは必要だと思っています」