【インタビュー】仲里依紗・のん・深川麻衣が語る、“思い描いた人生とのギャップ”。『Tokyo middle 30』が描く、35歳のリアル
「35歳の自分って、もっと大人になっていると思っていた――」。
7月22日(水)よりフジテレビで放送がスタートする新ドラマ『Tokyo middle 30』は、そんな多くの女性が一度は抱いたことのある感情を、リアルに描き出す恋愛ヒューマンドラマです。
原作は、中国で社会現象的ヒットを記録した『Nothing But Thirty(30女の思うこと~上海女子物語~)』。日本版としてオリジナルリメイクされた本作では、地方から憧れの東京へやってきた高校時代の同級生3人が、35歳という人生の節目で、恋、仕事、家庭、そして“自分らしい生き方”と向き合っていきます。
主人公を演じるのは、仲里依紗さん、のんさん、深川麻衣さん。今回は、役柄への思いや撮影現場でのエピソード、そして「思い描いていた35歳の自分」とのギャップについて、たっぷりと語っていただきました。
■「35歳って、振り返るとすごく変化のあった時期だった」
――台本を読んだ時の感想を教えてください。
仲里依紗さん(佐倉麻紀役)※以下、仲:私、今年37歳になるんです。
この作品ではいろいろな女性の人生が描かれているので、きっと多くの方が『分かる』って共感してくださるんじゃないかなと思っています。私みたいに、自分が悩んでいることにすら気づいていない人もたくさんいると思うので、この作品が少しでも誰かの未来を明るくするきっかけになったらうれしいです。
のんさん(山地遥役)※以下、のん:脚本をすごく面白く読みました。3人それぞれが悩みを抱えていて、高校時代に思い描いていた夢とはまったく違う現実を生きている。その対比がすごく面白いなと思いました。
――共演者がこのお二人だと聞いた時はどう思いましたか?
仲:えっ、私今年37歳になるけど同い年に見えるかな?って思いました(笑)。
のん:私は本当にうれしかったです。仲さんは美しくてかっこいいイメージがあって、深川さんは大人なんだけど少女のような清らかさがあるイメージでした。作品の中の3人も、それぞれキャラクターが立っていて対照的なので、どんな化学反応が起こるんだろうって楽しみでした。
深川:私もすごくうれしかったです。お二人ともずっと作品を拝見してきた尊敬する存在だったので。一緒にお芝居ができることがうれしかったですし、実際に共演して、さらに好きが増しました。
■セリフが飛ぶくらい盛り上がることも?心地よい雰囲気の撮影現場
――演じる役とご自身との共通点、違うと感じる部分を教えてください。
仲:麻紀とは、母親であることと、仕事に復帰したいと思っている部分は共通しています。でも、それ以外は全然違いますね(笑)。旦那の感じも全然違います(笑)。
のん:(遥とは)家の中と外でギャップがあるところは似ています。家では本当に怠け者で、何もしたくないタイプなので(笑)。でも違うのは、私は『自分はすごいんだ!』って勘違いしながら突っ走ってきたタイプなんです。『役者になる!』って信じて進んできたので。
深川:仕事中と仲の良い友達といる時のテンションの違いは似ています。でも、感情表現は真逆ですね。薫子は喜怒哀楽がすごく分かりやすくて、思ったことをズバッと言うタイプ。私はどちらかというとフラットに見られることが多いので、その部分は全然違うと思います。
――3人での撮影はいかがですか?
仲:昨日はファミレスのシーンを撮っていたんですけど、ネコ型ロボットが怖いっていう話を延々としてました(笑)。
深川:本当に3人の会話のシーンが面白いんです。掛け合いが特に。
仲:1シーンがすごく長いんですよ!最初、これ本当に撮れるかなって思いました(笑)。でも、そのテンポ感を高めたくて、昨日もたくさんしゃべっていたら、逆にセリフを忘れました(笑)。
のん:本当に皆さん面白くて。仲さんも……思っていた以上にすごく優しかったです(笑)。想像を超えて優しかった(笑)。
仲:本当?私、ネコ型ロボットに威嚇してるよ(笑)。
深川:スタッフさんも含めて現場がすごく和やかなんです。あと、カラオケのシーンでは仲さんが本当に最高なのでぜひ注目してほしいです。
■「もっと大人になっていると思っていた」――思い描いていた35歳とのギャップ
――高校時代に想像していた35歳の自分と、今の自分にギャップはありますか?
仲:私は子どもの頃から結婚する予定がなかったんです。だから、結婚していること自体が『あれ?』って感じ(笑)。実家が長崎で、3姉妹の長女だったので、ずっと妹たちのお世話をしていて。早く一人になりたくて15歳で東京に出てきたんです。だから、自分が23歳で母親になっているなんて、本当に想像していませんでした。もし思い描いていた人生を歩んでいたら、一人で世界中を旅していたと思います。面白い場所に行って、川に飛び込んだりしていたかもしれません(笑)。
のん:私はもっと落ち着いていて、地に足のついた大人になっていると思っていました。30歳までに家族を持って、子どもがいて、ピアノを習わせたりしているんだろうなって。そんな未来を想像していましたね。
深川:私もギャップしかないです。10代の頃に思い描いていた30代は、もっと大人なイメージでした。小学生の頃のプロフィール帳には『20歳くらいで結婚する』って書いていたんですけど、今思うと自分にとっては早すぎる人生設計で、『とんでもない!』って感じです(笑)。でも、年齢を重ねるごとに、自分が好きなことややりたいことって変わっていくんですよね。今こういう仕事をしていることも、昔の自分は想像していなかったです。本当に人生って何が起こるか分からないし、それが面白いところなんだなって思います」
――仲さんと深川さんから、のんさんに「35歳までにやっておいた方がいいこと」をアドバイスするとしたら?
深川:筋トレ!
仲:肌育!『まだ若いから大丈夫』はうそ!早ければ早いほどいい。本当に差が出てくるので、早めに課金した方がいいです(笑)。だから年下の子には口酸っぱく言っています。
のん:分かりました(笑)。
インタビュー中も、終始笑いが絶えなかった3人。高校時代からの親友という役柄そのままのような、自然で心地いい空気感が印象的でした。
仕事、恋愛、結婚、出産、家族――。30代半ばになると、多くの女性が一度は「思い描いていた人生との違い」に戸惑う瞬間を経験することもあると思います。でも、仲さんが語ったように、「人生は何が起こるか分からない」。そして深川さんの言葉のように、「それが人生の面白さ」なのかもしれません。
『Tokyo middle 30』は、そんな人生の揺らぎの真ん中にいる私たちの背中を、そっと押してくれる作品になりそうです。
『Tokyo middle 30』
【放送日時】
7月22日(水)スタート
毎週(水)22 時~22 時 54 分
【原作】
Chinese Drama by Linmon Pictures – Nothing But Thirty
【脚本】
北川亜矢子
(取材・文:杉田穂南/マイナビウーマン編集部)
7月22日(水)よりフジテレビで放送がスタートする新ドラマ『Tokyo middle 30』は、そんな多くの女性が一度は抱いたことのある感情を、リアルに描き出す恋愛ヒューマンドラマです。
原作は、中国で社会現象的ヒットを記録した『Nothing But Thirty(30女の思うこと~上海女子物語~)』。日本版としてオリジナルリメイクされた本作では、地方から憧れの東京へやってきた高校時代の同級生3人が、35歳という人生の節目で、恋、仕事、家庭、そして“自分らしい生き方”と向き合っていきます。
主人公を演じるのは、仲里依紗さん、のんさん、深川麻衣さん。今回は、役柄への思いや撮影現場でのエピソード、そして「思い描いていた35歳の自分」とのギャップについて、たっぷりと語っていただきました。
■「35歳って、振り返るとすごく変化のあった時期だった」
――台本を読んだ時の感想を教えてください。
仲里依紗さん(佐倉麻紀役)※以下、仲:私、今年37歳になるんです。
35歳はもう通り過ぎてしまったんですけど、振り返ると、すごくいろいろ考えていた時期だったなって思いました。当時は自分が悩んでいるっていう感覚はなかったのですが、今思えば、もしかしたら悩んでいたのかもしれない。30代って、本当に大きく変わる時期なんだなって改めて感じました。
この作品ではいろいろな女性の人生が描かれているので、きっと多くの方が『分かる』って共感してくださるんじゃないかなと思っています。私みたいに、自分が悩んでいることにすら気づいていない人もたくさんいると思うので、この作品が少しでも誰かの未来を明るくするきっかけになったらうれしいです。
のんさん(山地遥役)※以下、のん:脚本をすごく面白く読みました。3人それぞれが悩みを抱えていて、高校時代に思い描いていた夢とはまったく違う現実を生きている。その対比がすごく面白いなと思いました。
作品の中で描かれている悩みや問題も興味深くて、本当にリアル。たくさんの方に見ていただける作品になるんじゃないかなと思いましたし、仲さん、深川さんと3人で演じられることが面白そうだなと楽しみでした。深川麻衣さん(永野薫子役)※以下、深川:脚本が本当に面白かったです。私自身、35歳でまさにドンピシャの世代なんですが、カラオケのシーンや3人の会話など、『分かる!』『懐かしい!』って思う場面がたくさんありました。30代になると、20代の頃とはまた違う悩みが出てくると思うんです。ドラマとして客観的に見ることで、『こういう考え方もあるんだな』とか、『人生って捨てたもんじゃないな』って少し心が軽くなる。そんな作品になったらいいなと思っています。
――共演者がこのお二人だと聞いた時はどう思いましたか?
仲:えっ、私今年37歳になるけど同い年に見えるかな?って思いました(笑)。
だから頑張って前髪を切りました!私、実年齢より上に見られることが多くて、『まだ30代だったの!?』って言われるんですよ(笑)。だから、のんちゃんと深川さんと同じ空気感に見てもらえるように頑張ろうって思いました。
のん:私は本当にうれしかったです。仲さんは美しくてかっこいいイメージがあって、深川さんは大人なんだけど少女のような清らかさがあるイメージでした。作品の中の3人も、それぞれキャラクターが立っていて対照的なので、どんな化学反応が起こるんだろうって楽しみでした。
深川:私もすごくうれしかったです。お二人ともずっと作品を拝見してきた尊敬する存在だったので。一緒にお芝居ができることがうれしかったですし、実際に共演して、さらに好きが増しました。
■セリフが飛ぶくらい盛り上がることも?心地よい雰囲気の撮影現場
――演じる役とご自身との共通点、違うと感じる部分を教えてください。
仲:麻紀とは、母親であることと、仕事に復帰したいと思っている部分は共通しています。でも、それ以外は全然違いますね(笑)。旦那の感じも全然違います(笑)。
のん:(遥とは)家の中と外でギャップがあるところは似ています。家では本当に怠け者で、何もしたくないタイプなので(笑)。でも違うのは、私は『自分はすごいんだ!』って勘違いしながら突っ走ってきたタイプなんです。『役者になる!』って信じて進んできたので。
遥は途中で夢が破れて違う仕事をしているので、その部分は大きく違うなと思います。
――3人での撮影はいかがですか?
仲:昨日はファミレスのシーンを撮っていたんですけど、ネコ型ロボットが怖いっていう話を延々としてました(笑)。
深川:本当に3人の会話のシーンが面白いんです。掛け合いが特に。
仲:1シーンがすごく長いんですよ!最初、これ本当に撮れるかなって思いました(笑)。でも、そのテンポ感を高めたくて、昨日もたくさんしゃべっていたら、逆にセリフを忘れました(笑)。
のん:本当に皆さん面白くて。仲さんも……思っていた以上にすごく優しかったです(笑)。想像を超えて優しかった(笑)。
仲:本当?私、ネコ型ロボットに威嚇してるよ(笑)。
深川:スタッフさんも含めて現場がすごく和やかなんです。あと、カラオケのシーンでは仲さんが本当に最高なのでぜひ注目してほしいです。
撮影の合間も、3人で他愛ない話をずっとしていて、それがすごく心地いいですね。
■「もっと大人になっていると思っていた」――思い描いていた35歳とのギャップ
――高校時代に想像していた35歳の自分と、今の自分にギャップはありますか?
仲:私は子どもの頃から結婚する予定がなかったんです。だから、結婚していること自体が『あれ?』って感じ(笑)。実家が長崎で、3姉妹の長女だったので、ずっと妹たちのお世話をしていて。早く一人になりたくて15歳で東京に出てきたんです。だから、自分が23歳で母親になっているなんて、本当に想像していませんでした。もし思い描いていた人生を歩んでいたら、一人で世界中を旅していたと思います。面白い場所に行って、川に飛び込んだりしていたかもしれません(笑)。
のん:私はもっと落ち着いていて、地に足のついた大人になっていると思っていました。30歳までに家族を持って、子どもがいて、ピアノを習わせたりしているんだろうなって。そんな未来を想像していましたね。
深川:私もギャップしかないです。10代の頃に思い描いていた30代は、もっと大人なイメージでした。小学生の頃のプロフィール帳には『20歳くらいで結婚する』って書いていたんですけど、今思うと自分にとっては早すぎる人生設計で、『とんでもない!』って感じです(笑)。でも、年齢を重ねるごとに、自分が好きなことややりたいことって変わっていくんですよね。今こういう仕事をしていることも、昔の自分は想像していなかったです。本当に人生って何が起こるか分からないし、それが面白いところなんだなって思います」
――仲さんと深川さんから、のんさんに「35歳までにやっておいた方がいいこと」をアドバイスするとしたら?
深川:筋トレ!
仲:肌育!『まだ若いから大丈夫』はうそ!早ければ早いほどいい。本当に差が出てくるので、早めに課金した方がいいです(笑)。だから年下の子には口酸っぱく言っています。
のん:分かりました(笑)。
インタビュー中も、終始笑いが絶えなかった3人。高校時代からの親友という役柄そのままのような、自然で心地いい空気感が印象的でした。
仕事、恋愛、結婚、出産、家族――。30代半ばになると、多くの女性が一度は「思い描いていた人生との違い」に戸惑う瞬間を経験することもあると思います。でも、仲さんが語ったように、「人生は何が起こるか分からない」。そして深川さんの言葉のように、「それが人生の面白さ」なのかもしれません。
『Tokyo middle 30』は、そんな人生の揺らぎの真ん中にいる私たちの背中を、そっと押してくれる作品になりそうです。
『Tokyo middle 30』
【放送日時】
7月22日(水)スタート
毎週(水)22 時~22 時 54 分
【原作】
Chinese Drama by Linmon Pictures – Nothing But Thirty
【脚本】
北川亜矢子
(取材・文:杉田穂南/マイナビウーマン編集部)