2019年2月21日 16:00
スマホ首の人におすすめ!首こりが劇的に消える「天柱体操」
「首の奥の奥の筋肉の緊張が原因で、首のこりはもちろん、目の疲れ、頭痛まで引き起こされます」
こう語るのは、13日放送の『ガッテン!首のこり改善SP』(NHK総合)に出演し、その解説で「首こりの原因がやっとわかった!」と、SNSなどで話題を呼んでいる粕谷大智先生。東大附属病院リハビリテーション部鍼灸部門の主任を務める“東大病院の名医”だ。
「首こりは、首の筋肉の3層下にある『後頭下筋群』の緊張によって引き起こされます」(粕谷先生・以下同)
緊張を誘発する要因としては、机でパソコン作業するときの前傾姿勢や、スマホを長時間使用するときの目の酷使があるという。
「後者は“スマホ首”という頸部まわりの痛みですね。緊張を解消するには“筋肉をゆるめる”ことが必要ですが、問題は4つの筋肉から成る後頭下筋群が前述のとおり“首の奥の奥”にあることです」
粕谷先生が鍼治療するときには、肩こりの場合は1センチだが、首こりの場合は2~3センチも鍼を深く打つのだという。
「後頭下筋群に鍼をしてゆるめることで首こりは解消されます。ただ鍼治療は通院が必要なので、自宅でケアするには番組でも紹介されていた体操が非常に有効です」