「肉で美肌作り」提唱する皮膚科医が実践する食生活とは
また、カロリー不足になりがちなので、オリーブオイルやバターを使用した料理と一緒に食べるといいでしょう」
美肌のためには魚や野菜も食べたうえで、赤身肉の摂取量を増やすのが肝だそう。そのうえで、糖質は過剰に摂取しないことが大事だという。
「糖質そのものが悪いわけではないけれど、食べ方に問題のある人が目立ちます。パスタや丼ものの単品食いはもちろんのこと、『はちみつやてんさい糖を使っていればお菓子もいい』『果物はいくらでも食べてもいい』と思っているなど……。食事全体に対して糖質の占める割合が多すぎると血糖値が急激に上がり、これが肌の“黄ぐすみ”を引き起こします」
柴先生がすすめる“タンパク質”生活は次のとおり。
■肉と魚をローテーションさせる
「牛、豚、鶏肉を日替わりで、基本は塩・こしょうして焼くだけ。同じ物を食べ続けるとアレルギーになりやすいので、肉をたくさん食べたら翌日は魚にするなど変化をこころがけて」(柴先生・以下同)
■ボーンブロスが大活躍
「時間があるときに、骨付き肉と野菜を煮込んでおきます。スープなら消化が楽だし、骨からもタンパク質やミネラルなどが溶け出て栄養満点。
カレーやシチューにも応用しやすいですよ」