2019年7月18日 11:00
血糖値気になる人に…鎌田實先生すすめる「かかと落とし」
脂肪が筋肉に変わって太ももが締まったみたいです」
ポッコリおなかも今はスッキリ。毎年冬になると大好きなスキーを楽しむが、ここ数年は筋力が上がったため、以前よりも速く滑れるようになったという。
ここでは「骨活」となる「鎌田式かかと落とし」を紹介。
■椅子ありスクワット(1セット10回×1日3セット)
(1)椅子の背につかまり、背筋を伸ばして立つ。
(2)かかとをつけたまま、つま先をゆっくりと上げてむこうずねの筋肉を強化する。腰が引けないように。
(3)つま先を下ろすと同時にかかとを少し上げる。
(4)さらにかかとを上げ、背筋をピンと伸ばす。
ふくらはぎの筋肉に意識を向ける。
(5)かかとをドスンと落とす。
「つま先をしっかりと上げることで、むこうずねの筋肉が鍛えられます。ここは意識しないと、日常生活の中ではなかなか使われていない筋肉です。転倒の原因もこの筋肉が衰えることで起こります。しっかりとつま先を上げ、その後かかとを上げて“ドスン”と勢いよく落とすことで、骨を再生する骨芽細胞に刺激を与えて、骨ホルモンのオステオカルシンを分泌させます。これにより骨密度を上げる効果が期待できるのです」