2019年8月2日 11:00
代謝を高め多幸感で過食防ぐ…幸せに痩せるスパイスカレーレシピ
サバとキャベツのカレー
巷でブームのスパイスカレーだけど、実は自宅で簡単に作れます。視覚、嗅覚、味覚など五感をしっかり意識して食べれば、食事の満足度、幸せ感が高まり、自然にダイエットに!
「それまでどんなに頑張ってもやせなかったのに、スパイスカレーを食べるようになって、1年で7キロも体重が落ちたんです」
こう話すのは、東京大学大学院で食品科学を研究する、スパイス研究家の印度カリー子さん(22)。大学院での研究テーマはズバリ、「肥満症とスパイスの関係」だ。
「スパイスカレーを食べ始めて気づいたのが、まず、食後に甘いものを食べたいと思わなくなったこと。そして、食後にジョギングすると、驚くほど汗が出たことです」
スパイスのダイエット効果というと、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンによる代謝アップや脂肪燃焼効果がよく知られているが、カリー子さんが注目するのは、スパイスが脳に与える影響だ。
「スパイスカレーは和食と比べると、その鮮やかな色彩と強い香り、刺激的な味で視覚、嗅覚、味覚をより刺激します。とくに辛さは舌の痛点で感じるので、より多くの感覚で味わうことに。五感を総動員して味わうと食事の満足度が高くなり、食後に甘いものを脳が求めなくなるんです」