2019年11月14日 06:00
「よっこらしょ」は老化のサインにあらず!筋肉のサポートにも
これまで自然にできていたことが、急にできなくなった気がする!そんな焦り、身に覚えがありますよね?今回紹介するのは“老化あるある”として盛り上がりがちな5つの現象。でもじつはそれ、老化とあきらめる必要はないかもしれませんーー。
「年齢を重ねるにつれて体に現れるさまざまな現象を、『老化だからしょうがない』と嘆く人はとても多い。でもじつはそれ、老化ではなく、ただの“変化”なのです」
こう話すのは、眼科専門医の平松類先生。これまで臨床の現場で多くの高齢者に接するなかで、「老化」という言葉に違和感を覚えてきたという。
「人は高齢になるほど、経験や知識が蓄積されて賢くなるし、できることも増えているのです。しかし、体の変化にばかり意識がいき、戸惑った揚げ句、“老化”と片付けてしまいがち。年齢を重ねても、体をこれまでとは違った使い方をすれば、今ある機能を十分に発揮できますし、100歳を超えても問題なく生活できます。
『年をとる=ダメになる』のではないということを、知ってほしいですね」
体の変化に合わせて体を正しく使えば、老化だとあきらめていたアレコレが解決可能になるそう。平松先生が解説してくれた。