2020年4月22日 15:50
顔マッサージもやりすぎで逆効果に!やってはいけない肌お手入れ
ハリのあるお肌のためにと念入りに行っているスキンケア。細胞レベルでみていくと、それが思わぬ負担をかけているようでーー。
「皮膚は表面から、表皮、真皮という構造になっていて、表皮の外側にある角質層は外からの刺激が内部に入るのを防ぎ、保湿機能を持っています。間違ったスキンケアはその肌本来の働きを低下させて、角質層を壊し、かえって乾燥肌にしてしまうのです」
そう警鐘を鳴らすのは、皮膚再生医療のスペシャリストである北條元治先生。北條先生が注意を促すのが、次のケアだ。
【1】敏感肌だから、厳選したオーガニックコスメを愛用
「有機栽培で作った植物を主原料にした化粧品ですが、日本では認定基準が統一されていないので、オーガニック成分が少量だけでもオーガニックとうたっているものもあります」(北條先生・以下同)
敏感肌の人は植物成分が刺激になることもあるので、注意が必要。
【2】コラーゲン配合の化粧品を積極的に使う
肌にハリやうるおいをもたらすコラーゲンは真皮に存在し、細胞と細胞をつなぐ役目をしている。
「コラーゲンは肌から吸収されることはありません。
大切なのは、自分の細胞でコラーゲンが作り出される環境を整えること。