“巣ごもり”認知症や「要介護」を防ぐタンパク質摂取のすすめ
「心・脳・体」というのは、互いに密接に関連し合っているが、とりわけ“体”はすべての基礎になるもので、体を動かすことは、心と脳の刺激にもなる。裏を返せば、体を動かさないことは、体だけでなく、心と脳の老化も進行させてしまうことになるのだ。
「要介護状態」につながりかねない“巣ごもり老化”だが、その対策は、じつは新型コロナ感染予防にも有効だそう。
「適度な運動やバランスのよい食事をはじめとした、老化予防の生活習慣は、じつは免疫力の向上にも効果的なものばかり。私たちの体は、ウイルスが侵入しても、その数が100万個以下であれば、自然免疫力で撃退できるといわれていますから、巣ごもり老化の予防は、そっくりそのまま新型コロナの感染予防対策にもなるといえます」
いつまでつづくのかわからないコロナとの闘い。心と脳、そして体の生活習慣をきちんと見直すことこそが、備えにつながるのだ。「女性自身」2020年9月1日 掲載