2021年6月13日 11:00
「自分の顔を待ち受けに」2秒見るだけで“やる気アップ”効果
ならば、お気に入りの昔の写真でも効果があるのだろうか。
「昔の自分の顔を見ると、脳内の海馬という記憶をつかさどる部分が働きます。“あのころはよかったな”など、雑念が生まれる可能性もあるので、できれば、今の自分のお気に入りの顔を待ち受けにしたほうがいいですね」
最近は簡単操作で、自動できれいに盛ってくれる無料の自撮りアプリがたくさんある。ダウンロードして、遊び感覚で1枚作ってみてもおもしろい。
ところで、潜在意識レベルでは、一瞬で“報酬系”が働いてドーパミンが出ることはわかったが、意識的に顔を見るとなると、どれくらい時間をかけるべきなのだろう。
「2秒ぐらいの“チラ見”でいいと思います。逆にガン見はしないほうがいいですね。ず〜っと見ていると、もっと目を大きく見せたいとか、気になる部分が目につき始めて、やはり雑念が生まれてしまいますので」
コロナ禍による自粛生活に加え、これからはイヤ〜な梅雨を迎える。
しかし、こんな時期こそ、やる気や元気を自製するのである。なお、写真だけでなく、きれいに化粧をした生の自分の顔を見て、気持ちを上げることもできる。
「外に出ないと化粧もしなくなりますよね。